高原茂
啓発啓蒙活動家
【破顔一笑】
【喜色満面】
【元気になる方法】
【幸せになる秘訣】
【人生の意味・目的】
について掲載しています。
『無明の世界』から『光明の世界』への変容、
『世界平和』と『人類全体の幸福』の実現、則ち、『地球がユートピアになること』を願っています。
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『人生で大切なこと 百選!究めれば愛こそすべて』
(著者 高原茂 Amazon電子書籍・ペーパーバック)
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何卒宜しくお願い申し上げます。
ご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
このサイトはAmazonアソシエイトを掲載しています。
① ポジティブ心理学の実践推進
② 斎藤一人さんの教えを広める
③ 天風哲学の周知徹底
④ チョプラ哲学の実践推進
これらを四本柱にして、
Ⅰ 人の心に希望の火を灯す
Ⅱ 人の気持ちを前向きにする
Ⅲ 人の世・人生を明るくする
をモットーにています。
日常生活では、
①四六時中笑顔で過ごす
②早寝・早起きの励行
③瞑想を日課にする
④有酸素運動の習慣化
⑤ネガティブ情報の制限
⑥頻繁に自然と親しむ
⑦覚者の書いた本を読む
⑧全受容、全肯定、全感謝、絶対積極(前向き・建設的・発展的・創造的)精神、絶対幸福(無条件の幸福)
を信条としています。
【自己紹介】
自己紹介します。
1958年10月 福岡県大牟田市生まれ
実家は衣料品小売業
大牟田市立三里小学校
熊本市立藤園中学校(柔道家の山下泰裕さんは一年先輩)
熊本県立熊本高校(女優の宮崎美子さんは同窓生 花まる学習会代表の高濱正伸君は高一の時のクラスメイト)
予備校1年目 千歳学園(久留米)
予備校2年目 駿台予備校(御茶ノ水)
早稲田大学理工学部機械工学科 卒業
三菱電機LSI研究所LプロⅣ課
(イメージセンサー部門)3年3ヶ月勤務後
(有)ます屋(実家)の取締役(ジーンズ&カジュアルショップ マスヤ店長)を1987年〜2002年まで務めるも平成大不況で仕入先の大半が倒産し、苦境に陥り売上も激減、敢え無く閉店(自主廃業)
2003年 少しばかり金融資産があったので株取引で儲けようと思い、始めるも、アメリカのサブプライム・ローン問題による株価急落で損失を出し、2008年株取引を中止
そうこうしているうちに、母がラクナ脳梗塞による脳血管性認知症になり、介護生活が始まる(1991年に父が他界し母との二人暮らしだったので自宅で介護)
2019年9月 母が89歳で他界
2020年 日経225の先物取引を始めるも、短期間に百万円以上の損失を出す大失態を演じ、即取引を中止
『人間の本質とは何か?』
『人生とは何か?』
『いかに生きるべきか?』
『人生の意味・目的とは?』
『この世のしくみとは?』
『宇宙の正体とは?』
『究極の幸福とは?』
について、根源的に解明したいという『内なる声』の衝動により、2000冊の書籍を購入し、徹底的に研究
その成果を、2022年12月、『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』(Amazon電子書籍&ペーパーバック)
https://amzn.to/3VaDaqF
として出版しました。
自己啓発として
2021年 2月 メンタル心理カウンセラー(JADP認定)
2021年 3月 上級心理カウンセラー(JADP認定)
2021年 5月 行動心理士(JADP認定)
2022年 5月 アロマテラピスト(JADP認定)
2022年 7月 ポジティブ心理学実践インストラクター(JADP認定)
の資格を取得。
2022年11月からFacebook・Instagram・Twitter・アメーバブログを始め、啓発啓蒙活動を開始
YouTube
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何卒宜しくお願い申し上げます。
啓発啓蒙活動家 高原茂
『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』(著者 高原茂 Amazon電子書籍・ペーパーバック)
https://amzn.to/41IuytH
YouTubeに投稿しました。
私が心から敬愛する中村天風師の
『運命を拓く 天風瞑想録』(講談社文庫)
の中に掲載してある
【修道大悟の誦句】
を心を籠めて暗誦し、
YouTubeに投稿しました。
ぜひ、クリックしてください
↓↓↓
https://youtu.be/XaGPUY0U-fU?si=wFqbZAnyrZl9WEEr
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
https://amzn.to/3sJHUtJ
【健康生きがいづくり】
2023年12月、
『健康生きがいづくりアドバイザー』
の資格を取得しました。
『健康生きがいづくりアドバイザー』とは、
一般財団法人 健康・生きがい開発財団が認定する資格です。
ホームページに、次のように書かれています。
「『健康生きがいづくりアドバイザー』は、
『生きがいは与えられるものではなく,自ら実現していくもの』
という視点で、
その人にとっての生きがいをクリエイト(創造)していくことを支援する知識と技法を身につけた専門職です。
『健康生きがいづくりアドバイザー』は、
中高年齢者の在職中とリタイア後における健康生きがいづくりを企業や地域で専門的に支援するコンサルタントであり、
他の機関や専門の職種などとをつなぐコーディネーターでもあります。
その役割は、
職域からの円滑なリタイアおよびリタイア後の自己実現に重点を置き、
行政、企業、地域などの様々な組織や団体との連携を通して健康生きがいづくりを支援することです。」
あなたも、
『健康生きがいづくりアドバイザー』
の資格取得を目指してみませんか?
一般財団法人 健康・生きがい開発財団ホームページ
https://ikigai-zaidan.or.jp/adviser-about
『人生は二幕目がおもしろい―超高齢社会への健康生きがいづくりアドバイザーの挑戦―』
(編著 一般財団法人 健康・生きがい開発財団)
https://amzn.to/47mkMPT
【生きがいについて】
精神科医の神谷美恵子医学博士(1914-1979)は、著書
『神谷美恵子コレクション 生きがいについて』(みすず書房)
の中で、こう述べています。(11頁)
「生きがいということばの使いかたには、ふた通りある。
この子は私の生きがいです、などという場合のように生きがいの源泉、または対象となるものを指すときと、
生きがいを感じている精神状態を意味するときと、
このふたつである。」
生きがいについて考察する場合、
大切なのは『生きがい感』です。
なぜなら、
対象となるものは、
諸行無常であり不変のものは存在しないからです。
アブラハム・マズローは、
『欲求の階層論』の中で、
「自己実現の欲求」を最上層に位置しています。
マズローは、
「自己実現とは人が潜在的に持っているものを開花させて、
自分がなり得るすべてのものになり切ること」
であるとしています。
生きがいについて、
一番大切なものは感情です。
なぜなら、
人に真の喜びをもたらすものこそ、
その人の生きがいとなり得るからです。
英国の諺にこうあります。
“Emolument is not object to me.” (報酬は私の目的ではない)
報酬を目的とするのではなく、
自身の感情を優先することが大事です。
則ち、
自分が本当に喜びを感じることができるものこそが生きがいです。
ウエルビーイング分野の第一人者で、
世界中の皇室や政財界のトップリーダーたちのメンターを務める “ スピリチュアル界の巨星 ” ディーパック・チョプラ医学博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』(訳者 渡邊愛子 角川文庫)
の中で、こう述べています。(121頁)
「あなたには独自の才能と、その才能の独自な表現方法がそなわっています。
あなたは世界中の誰よりも上手にできることがあり、
この世界には一人ひとりの独自の才能と独自な表現方法のために、
独自のニーズが存在しています。
それらのニーズがあなたの才能の創造的な表現と合わさったとき、
豊かさを創造する火花が起こるのです。
ニーズを満たすためにあなたの才能を表現することが、
無限の富と豊かさを創り出します。」
『天は二物を与えず』
という成句がありますが、
裏を返せば、
『必ず一つは与えてある』
ということです。
私たちには、天から独自の才能が与えられています。
それを活かすことが生きがいに繋がります。
マズローは晩年、
「自己実現」
の上層に、さらに
「自己超越」
という段階があると発表しました。
これは、
見返りも求めず没頭して何らかの課題に貢献するという状態を指しています。
他者のために貢献するという三人称の生きがいに通ずるものです。
結局、生きがいとは、
『自身に与えられた特別な才能を活かし、世の為人の為に最善を尽くすこと』
ではないでしょうか。
『神谷美恵子コレクション 生きがいについて』
(著者 神谷美恵子 みすず書房)
https://amzn.to/49pNhPf
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/3u7D8Gx
【人の為こそ我が為と知れ】
道歌(教訓歌)に
「わがために なすはわが身の ためならず 人のためこそ わがためと知れ」
とあります。
私利私欲のためにすることは自身のためにはなりません。
他人のために尽くすことが、自分のためになります。
ことわざに
「情けは人の為ならず」
とありますが、これも同じ意味です。
名物イケメン教授として知られている明治大学教授の堀田秀吾博士の著書
『科学的に元気になる方法集めました』(文響社)
の中に、
『情けは人の為ならず』が科学的に証明されたとして次のように書かれています。(201頁~203頁)
「『情けは人の為ならず』という言葉がありますね。
これは、『人に情けをかけると、ロクなことがない』・・・・・・と、
誤用されていることも多いのですが、
本当の意味は
『他人のためを思った行動は、その人にとってだけではなく、まわりまわって自分にも返ってくる』
という意味です。
このことわざが、
『幸福度が低い』状態から脱却する良いヒントになります。
ヒューストン大学のラッドらが行った実験によると、
人は自分のために何かするよりも、
他人のために良いこと(『向社会行動』といいます)をして、
それを達成できるとハッピーになるということがわかりました。
実験の内容はちょっと複雑なので、
結果だけ簡単に書かせていただくと、
『具体的に人のためになるような行動』を取ると、
自分自身のハッピー度も上がるのです。
(中略)
さらに、
モローハウエルらの研究では、
ボランティアなどに従事している人は鬱になる確率が少なく、
またボランティアを長時間やればやるほど、
幸福に感じる度合いが高くなる結果も出ています。
というように、
つまりは恩を感じた人がいつか自分にも良いことをしてくれる、
といったことではなく、
人のためを思った行動は自分をハッピーにする即効性を持った最高のクスリなのです。」
見返りを期待して人に情けをかけるのではありません。
自分自身が幸せを感じるためです。
『人を思うは身を思う』
です。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『相手が喜んでくれそうなことを積極的におこないましょう。』
『科学的に元気になる方法集めました』
(著者 堀田秀吾 文響社)
https://amzn.to/3ueZbLD
【にこやかに生きる】
はしゃぎ回るだけが人生ではない。
静かな心、平和な心で生きる、
心安らかに生きる、
心穏やかに生きる、
にこやかに生きる、
ただそれだけを目標にしてもいい。
要は、
人それぞれだということ。
『こうでなければいけない』
と、思い込まないこと、
決めつけないことが大事。
人の数だけ生き方があり、
生き方の数だけ使命がある。
『あなたは、あなた自身でいてください』
『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』
(著者 高原茂 Amazon電子書籍&ペーパーバック)
https://amzn.to/3saYfaA
【自発性・自主性・主体性が大事】
人間は、
『自ら学び、成長する』
生き物です。
主体的に自己意識を向上させます。
そういう仕組みになっています。
私たちは、
ディープ・ラーニング型AIのようなものです。
深層学習型人工知能は、
経験学習をすることによって、
自らプログラムを書き換え、
知能を向上させます。
私たちも、経験・学習をすることによって、
自身のプログラムを書き換え、
自己意識を進化・向上させます。
人のプログラムを勝手に書き換えることはできません。
だから、
人を変えようとしないことが肝心です。
頼まれもしないのに、
忠告・助言をしないようにしましょう。
なぜなら、
煙たがられるだけだからです。
自発性・自主性・主体性を重視しましょう。
自分の考えを押しつけないよう注意しましょう。
自由意志を尊重しましょう。
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
に、こう書かれています。(43頁)
「【ヴェーダ】の賢者は次のように述べています。
『わたしは過去、現在、未来のすべてにおいて、計り知れない潜在性をもっている。
わたしの願望は地面のなかの種のようなものだ。
やがて適切な季節がくれば、その種はひとりでに美しい花やたくましい樹木に育ち、魅力的な庭園やうっそうとした森を創っていく』」
人生の目的に気づけば、
心の中にある
『純粋な潜在性の場』
に到達するための道が開かれます。
瞑想して、
内なる声を聴きましょう。
本当の願望に気づけば、
自身の持つ素晴らしい潜在能力にも気づくようになります。
そして、
適切な季節がくれば、
ひとりでに美しい花やたくましい樹木に育ち、
庭園や森を創っていくでしょう。
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/462F0O3
【無知を自覚し先哲に学ぶ】
私も含めて、大半の人は無知です。
自分は無知であると自覚することが大事です。
『先哲の叡智』
『賢人の智慧』
に学びましょう。
自分が、自分が、の我(が)を捨て、
謙虚に学びましょう。
『人生はニャンとかなる!明日に幸福をまねく68の方法』(著者 水野敬也 長沼直樹 文響社)
に、こう書かれています。(18頁)
「『愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ。』[オットー・フォン・ビスマルク]ドイツの政治家 1815-1898
『他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。他の人が苦労して得たものをそれで容易に得る事ができる。』[ソクラテス]古代ギリシャの哲学者 BC469-399」
本を読みましょう。
オススメは、
『愛に満ちた本』
『読めば心が明るくなる本』
『気持ちが前向きになる本』
です。
最近は、
聴く読書(Audible・audiobook)
も普及していて便利です。
まず、先哲の叡智・賢人の智慧に学び、
そのうえで、
『百尺竿頭一歩を進む』
『青は藍より出でて藍より青し』
の如く、
さらなる高みを目指しましょう。
博学多識、博覧強記を目指しましょう。
形而下学だけでなく、
形而上学も学びましょう。
頭をグニャグニャに柔らかくして、視野を広げることが肝心です。
『知識は力なり』(フランシス・ベーコン イギリスの哲学者 1561-1626 )
『人生はニャンとかなる!明日に幸福をまねく68の方法』
(著者 水野敬也 長沼直樹 文響社)
https://amzn.to/49pZ1kv
【人生の真実】
タイム誌発表の『20世紀の英雄と象徴トップ100』に選ばれ、
多くの大学院で講師を務めながら、
各国の王室、大統領、首相経験者などの政界のリーダーたちや一流企業経営者たちのメンター役を務める、
“ スピリチュアル界の巨星 ”
ディーパック・チョプラ医学博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』(訳者 渡邊愛子 角川文庫)
の中で、こう述べています。(123頁)
「私たちは物質的な表現方法をとっているものの、
本質的にはスピリチュアルな存在であるということを、
自分自身で見つけに来たのです。
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間という存在ではありません。
むしろ反対で、
時々『人』の経験をするスピリチュアルな存在なのです。
私たち一人ひとりが、
自分のハイヤーセルフ、または自分のスピリチュアルな『自己』を発見するためにここにいます。」
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、
時々人間の経験をするスピリチュアルな存在です。
これが、正当な自己認識です。
私たちは、
『魂の成長ツアー』に参加しているようなものです。
私たちは、
『バーチャル・リアリティ』の
『ロールプレイング・ゲーム』をしています。
ゲームの目的は、
① 楽しむこと
② 自己意識を進化・向上させること
③ 自身に与えられた独自の才能(天賦の才)を活かして、地球ユートピアの実現に寄与すること
です。
私が、こういう話をすると、
『この人、頭おかしいんとちゃうか?』
『精神科で診てもらった方がいいんちゃう?』
と、思う人が大半でしょう。
その気持ち良くわかります。
なぜなら、
私がかつて、そう思っていましたから。
私が最初にスピリチュアル本を読んだときは、そうでした。
実は私は、3年前まで唯物論者、無神論者、実証主義者で典型的な左脳人間でした。
だから、
スピリチュアルを信じられない人の気持は良くわかります。
しかし、
3年間で2000冊の書籍を購入し、
人間について、
人生について、
宇宙について、
徹底的に調べ上げた結果、
人生の謎を解く鍵は、
『スピリチュアリティ(霊性)にある』
と、確信しました。
だから、
私は、人からどんなに嘲笑を買おうと、
霊性意識を煥発させるメッセージを発信していきます。
『世界平和と人類全体の幸福』
を実現させる鍵は、
スピリチュアリティ(霊性意識)です。
大いに霊性心を発現させて、
共に精進し、
『地球ユートピア』
を実現させましょう❗
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/3Mzj9XB
【レッテル貼りをしない❗】
私たちは、とかくレッテル貼りをしがちです。
白黒をつけたがります。
人を評価し、ラベリングします。
人に対して、レッテルを貼らないように注意しましょう。
なぜなら、
人は、自分に与えられた役柄を
忠実に演じているだけだからです。
正しいも間違いもありません。
極論すれば、
悪人も、悪役という役柄を演じているに過ぎません。
世界は、バーチャル・リアリティのドラマのようなものです。
ドラマには、ヒールがつきものです。
最初から最後までハッピーな映画なんて退屈でしょ?
だから、
極力、人や物事を批判・非難・誹謗しないように注意しましょう。
レッテル貼りをしないように心掛けましょう。
これについて、
アーノルド・パテント氏は、著書
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(訳=あさりみちこ 徳間書店)
の中で、こう述べています。
(95頁~96頁)
「 わたしたちは、無意識のうちに、ありとあらゆるものに評価や判断をくだしてしまう『クセ』があります。
これが、いわゆる『レッテル貼り』です。
(中略)
このレッテル貼りこそが、
わたしたちから真実を見失わせてしまう元凶です。
すべてのものは、ありのままで完璧なのに、
レッテルを貼ると、それがわからなくなってしまうのです。
すべてが不完全に見えてしまうのです。
そのうえ、エネルギーも停滞してしまい、自由に流れなくなります。
レッテル貼りをした瞬間、
レッテル、すなわち『かたよった考え』は、
レッテルを貼った対象(人、もの、出来事)に対するあなたの気持ちと合体して、ひとつになります。
これが、エネルギーをとどこおらせ、不快感をもよおさせる原因です。
レッテル貼りをやめないかぎり、
ギクシャクした人間関係や、
特定の不愉快な状況は、
なんども、なんどもくりかえされます。
わたしたちは、つい、なんにでもレッテルを貼りたがるものですが、
実際には、
この世には、正しいことも、間違っていることも、良いことも、悪いことも存在しません。
正邪の観念は人間の思考が勝手につくりだしているだけであって、
あくまでも相対的なものにすぎません。
すべての出来事は、純粋なひとつの出来事なのです。
それが真実です。
単なる出来事に、
『○○だ』とレッテルを貼るから、
単なる出来事は、
レッテルである『○○』にすりかわってしまうのです。
これでは、完璧な人生を楽しむことなど無理な相談です。
人生を完璧にする唯一の方法は、
すべてのものを、
ありのままで完璧だと受け入れることなのです。」
パテント氏が述べているように、
この世には、
正しいことも、間違っていることも、良いことも、悪いことも存在しません。
正邪の観念は人間の思考が勝手につくりだしているだけであって、
あくまでも相対的なものにすぎません。
宇宙コンピュータは完璧です。
すべてはありのままで完璧です。
とはいえ、
善対悪、真対偽、美対醜などの二項対立の構図にしてしまうのが、
私たちの性(さが)です。
善だけの世界、
美だけの世界、
真だけの世界は存在しません。
悪があるから善がある。
醜があるから美がある。
偽があるから真がある。
この事実を受け入れましょう。
頭ごなしに、悪・偽・醜を否定せず、
許容・容認するという大らかさを身につけましょう。
要は、
悪から善へ、偽から真へ、醜から美へ
成長すれば良いのです。
悪対善、偽対真、醜対美という二項対立の構図から、
悪から善へ、偽から真へ、醜から美への成長の構図に切り替えましょう。
この世は、ドラマの世界です。
私たちは、ロールプレイング・ゲームをしながら、
自己意識を進化・向上させています。
魂を成長させています。
批評・批判・非難・否認・誹謗の否定的精神から
受容・承認・称賛・共感・感謝・寛容の愛の精神へ
意識を向上させましょう。
肩肘張らず、リラックスして、
ドラマの世界を楽しみましょう。
もっと、しなやかに、
もっと、おおらかに、
気楽に、気軽に人生を楽しみましょう❗
“ Take it easy!”
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
https://amzn.to/3siISg6
【信ずる者は救われる ②】
斎藤一人さんは、なぜ累計納税額日本一になれたのか?
理由は、いろいろあると思いますが、
一番は、一人さんが神様好きだということです。
「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
に、こう書かれています。
(33頁~34頁)
「 私は神様のことが大好きです。
神様のことを思うのが大好きなんです。
神様が一人ひとりの中にいることを感じるのが大好きなんです。
だから、
私には小さいことしかできないけど、
それでも神様がいることを証明したいんだよね。
『銀座まるかん』
の正式名称は
『銀座日本漢方研究所』
といいます。
“研究所”
となっていますが、
会社には研究員がいません。
さらに、
私も研究していないんです。
そんな中で新商品を次々に発売して、
どれもがヒットか大ヒットで、
失敗がひとつもありません。
会社には、
パートさんを含めて社員はたった五人です。
それに私はご存知の通り、
中学校しか出ていません。
そんな私が累計納税額で日本一になれました。
これからも、
普通では考えられないような奇跡や、
神様がいるとしか思えないことを私はやり続けたいんです。
そして神様がいることを証明したいんです。」
斎藤一人さんの “ 伝えたい熱い思い ” が、ひしひしと感じられます。
人生において、
最も大切なことは、
『良性の想念を持つこと』
です。
『信仰は、人間が生きる拠り所とすべき力の一つだ。そしてそれが皆無になることは破滅を意味する』(ウィリアム・ジェームズ)
『浅薄な哲学は人の心を無神論に傾け、深遠な哲学は人の心を信仰に導く』(フランシス・ベーコン)
良性の想念『信仰心』を持ちましょう。
『信ずる者は救われる』
「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3Qn46RZ
【『人を動かす』のエッセンス】
日本国内で500万部、
世界で1500万部以上を売り上げている超ロングセラー
『人を動かす』(原題 “ How to Win Friends and Influence ” 著者 デール・カーネギー)のエッセンスを
『新訳 人を動かす』(訳者 田内志文 角川文庫)
の中から、ご紹介します。
「パート1
人を扱う基本技術
原則その1
『人を批判したり、非難したり、文句を言ったりしてはいけない』
原則その2
『素直な、真心からの賛辞を贈る』
原則その3
『相手の中に強い欲求を呼び起こす』
パート2
人に好かれる六つの方法
原則その1
『心からの関心を人に寄せる』
原則その2
『微笑みを絶やさない』
原則その3
『名前とは本人にとって、どんな言葉よりも心地よく、大切なものである』
原則その4
『よい聞き手になり、相手に自分の話をさせる』
原則その5
『相手がなにに興味を持つかを考え、それを話す』
原則その6
『相手に【自分は重要なのだ】と感じさせる――心からそうする』
パート3
自分の考えを人に分からせる
原則その1
『議論とは、避けてこそ初めて活きるものである』
原則その2
『相手の意見に敬意を払う。間違いを指摘してはいけない』
原則その3
『間違っているなら、すぐに、心からそれを認めること』
原則その4
『友好的に話を始める』
原則その5
『相手がすぐに【イエス】と答える質問をすること』
原則その6
『相手にどんどん喋らせること』
原則その7
『この意見は自分のものだと相手に思わせること』
原則その8
『相手の視点から、真摯にものごとを見つめる』
原則その9
『相手の意見や欲求に同情する』
原則その10
『高潔な感情に訴えること』
原則その11
『考えを演出して伝える』
原則その12
『闘争心を掻き立てる』
パート4
リーダーになるには
攻撃せず、議論を呼ばずに人を変える
原則その1
『まずは心からの賛辞を送ることから始める』
原則その2
『間接的に、自分の失敗へと目を向けさせる』
原則その3
『人を批判する前に、自分の失敗を認める』
原則その4
『命令するのではなく、質問をする』
原則その5
『人の顔を立てる』
原則その6
『どんなに小さくとも、褒めるべき長所や進歩を褒める。
【心から賛同し、惜しみない賞賛を贈る】ことに尽きる』
原則その7
『評価を与え、相手を刺激する』
原則その8
『相手を励まし、難しいことではないのだと思わせる』
原則その9
『相手をその気にさせる』
パート6
幸せな家庭を築く七つの原則
原則その1
『決して相手を責め立ててはいけない』
原則その2
『相手を自分に合わせようとしてはいけない』
原則その3
『家族を批判してはいけない』
原則その4
『心から賞賛する』
原則その5
『些細な気づかいを怠らない』
原則その6
『礼儀を持って接する』
原則その7
『性生活の知識は結婚生活の支えである』」
『人を動かす』は、人間関係の基本中の基本、大原則を述べています。
『いかに人と向き合うべきか?』
『どのようにして他人に影響を及ぼすか?』
人間関係に関する実践的かつ実用的ハンドブックです。
人生必読の書です。
ぜひ、お読みください。
お願い致します。
『新訳 人を動かす』
(著者 D・カーネギー 訳者 田内志文 角川文庫)
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【『ユートピア』の本質とは?】
『ユートピア』(トマス・モア著)の本質は、何でしょう?
彼は、何を訴えたかったのでしょう?
これについて、
『ユートピア』(中公文庫)の訳者である澤田昭夫文学博士は、
“ あとがき ” の中で、こう述べています。(304頁〜309頁)
「ユートピアという新世界の幸福な社会についての報告を手がかりにして、
社会の理想政体について読者に考えさせる、
善人が理想的制度を作るのか、
制度が善人を生むのか、
よい生活風習がよい法秩序を生むのか、
法が生活風習を作るのか、
と読者にさまざまなことを考えさせるのが『ユートピア』という書物なのである。
(中略)
ヒューマニスト的古典教養のある読者には初めから解っているのは、
ユートピアは『ないところ』であり、
その島の実在の証人、
そこの社会秩序の目撃者ヒュトロダエウスは『うそ博士』だということである。
しかし、
オルターナティヴの虚構社会、
哲学的な無の世界に託して人間的社会実現のために道徳哲学の根本問題を提起し、
読者に考えさせること、
平和で幸福な社会とは何か、
真の快楽とは何か、
私利私欲で凝り固まった社会をみんながみんなのことを考える公共社会にどうしたら転換できるか、
そういう久遠の問題について読者に考えさせること、
それがモアの執筆意図であったと思われる。
本書が理想社会を求める、
あらゆる時代、
あらゆる民族のすべての人々に対して、
普遍的なアピールをもつのもそのためであろう。」
平和で幸福な社会とは何か?
真の快楽とは何か?
16世紀の大ヒューマニストが
『ユートピア』
という形で人類の根本問題を提起したのが、本書です。
『お金が幸せの源泉である』
『技術が私たちを健康にしてくれる』
『武器や軍隊が安全の源である』
という間違った信念を払拭し、
『真の理想郷とは何か?』
を共に考え、実践していきましょう。
トーマス・モアは、私たちに
“ 真の理想郷 ”
について考えるための叩き台を用意してくれました。
『地球ユートピアを実現させるためには、具体的にどうすれば良いのか?』
一緒に考えてみませんか?
皆んなでアイデアを出し合えば、
ヒントが得られるかもしれません。
“ 地球ユートピア ” を実現させるべく、
共に天性を活かし、
世の為人の為天の為に、
最善を尽くしましょう❗
『人が動いてなんぼ、人を動かしてなんぼ』
です。
『ユートピア』
(著者 トマス・モア 訳者 澤田昭夫 中公文庫)
https://amzn.to/460y9Vf
【些細なことに気をもむな❗】
『些細なことに気をもむ、
くよくよする、
やきもきする、
いらだつ』
のは、NGです。
なぜなら、
執着したり過剰反応したりすれば、
事態をさらに悪化させる羽目になるからです。
私たちの抱える悩みや不安など、
所詮、すべては取るに足らないことです。
リチャード・カールソン心理学博士は、170万部突破の著書
『小さいことにくよくよするな!』(小沢瑞穂=訳 サンマーク文庫)
の中でこう述べています。
(5頁~6頁)
「いやな知らせを聞いたり、
気難しい人と会ったり、
何かに失望したり、
とくに逆境におちいったとき、
私たちのほとんどは日ごろの癖で、
つい事態をさらに悪化させるような対応をしてしまう。
過剰反応、拡大解釈、
コチコチ頭、悲観主義。
小さなことにとらわれていらだったり悩んだりするとき、
それに過剰反応すると欲求不満がこうじるだけではなく、
ますます泥沼にはまり込む。
客観的に見られなくなり、
否定的な考えにとらわれ、
力を貸してくれそうな人たちまで遠ざけてしまう。
ひと言で言えば『すわ一大事』の生き方になってしまうのだ。
ばたばた動きまわって問題を解決しようとするが、
実際には問題をますます複雑にしているだけだ。
すべてが一大事に見えるせいで、
ドラマを次から次にこなすような生き方になってしまう。
(中略)
人生にもっと気楽にたち向かう癖を身につければ、
『なすすべもない』ような問題もなんとかなりそうに感じるようになる。
ストレス源だった『一大事』にたいしても、
前ほど動揺しなくなる。
幸いなことに、
もう一つの生き方がある。
周りの人たちともっと共感し合える、
穏やかで優雅な生き方だ。
その生き方とは、
『すぐ反応する』癖を
『客観的に見る』という新しい癖と入れ替えることから始まる。
この新しい癖を身につけることで、
より豊かで満足できる人生を送れるようになるのだ。」
さらに、リチャード・カールソン博士は、
同書の中で処世術について次のように述べています。(216頁)
「 悲しみや怒りやストレスを感じているのは
『小さいことにくよくよしている』からだ――人生をあまりにきまじめに考えすぎているからだ、
と自分に言いきかせよう。
腕まくりして人生に立ち向かうかわりに、
一歩さがってリラックスしよう。
人生は、あなたがそうしないかぎりは非常事態にはならないことを忘れないように。」
穏やかで優雅に生きるルールは二つあります。
① 些細なことに気をもまないこと。
②『私たちが抱えている悩みや不安など所詮、すべては取るに足らない』と、さとること。
この考え方を人生に取り込みましょう。
『大きな目標があるのに小さなことに拘るのは愚かです』(ヘレン・ケラー)
『私が知りたいのは神の考えだ。それ以外はすべて些細なことでしかない』(アルベルト・アインシュタイン)
(結論)
『些細なことに気をもむな❗』
『小さいことにくよくよするな!』
(著者 リチャード・カールソン 訳者 小沢瑞穂 サンマーク文庫)
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【人の数だけ思想あり】
世の中には、人の数だけ思想があります。
そして、
人の数だけ使命があります。
著名な文芸評論家の小林秀雄氏(1902~1983)は、著書
『読書について』(中央公論新社)
の中で、
『他者を批判せず、個性を尊重することの大切さ』
について、こう述べています。 (21頁~22頁)
「 書物の数だけ思想があり、
思想の数だけ人間が居るという、
在るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。
何故人間は、
実生活で、論証の確かさだけで人を説得する不可能を承知し乍ら、
書物の世界に這入ると、
論証こそ凡てだという無邪気な迷信家となるのだろう。
又、実生活では、
まるで違った個性の間に知己が出来る事を見乍ら、
彼の思想は全然誤っているなどと怒鳴り立てる様になるのだろう。
或は又、
人間はほんの気まぐれから殺し合いもするものだと知ってい乍ら、
自分とやや類似した観念を宿した頭に出会って、
友人を得たなどと思い込むに至るか。
みんな書物から人間が現れるのを待ち切れないからである。
人間が現れるまで待っていたら、
その人間は諸君に言うであろう。
君は君自身でい給え、と。
一流の思想家のぎりぎりの思想というものは、
それ以外の忠告を絶対にしてはいない。
諸君に何んの不足があると言うのか。」
『言論の自由』が保障されているので、
個人が大衆に向けて自身の見解を表明するのは自由です。
しかし、
個人が個人に対して意見を述べる場合は、注意が必要です。
SNSやブログに投稿していると時々、
『それは違う。あなたは間違っている。私が正しい。』
というコメントがありますが、
投稿者の感情を害さないように注意しましょう。
なぜなら、
人の数だけ思想があり、思想の数だけ使命があるからです。
『人の数だけ役柄があり、役柄の数だけ役割がある』
それだけを知れば足りるのです。
『諸君に何の不足があるというのか。
君は君自身でい給え❗』
『読書について』
(著者 小林秀雄 中央公論新社)
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【自分に言い聞かせる言葉】
私は日頃、自分にこう言い聞かせています。
「地球を “ ユートピア ” にすることだけを考え、実践する。
① 人の心を癒やす(抜苦)
② 人を幸せにする(与楽)
③ 世の中を平和にする(世界平和の実現)
『私が知りたいのは神の意思だ。
それ以外はすべて些細なことでしかない。』
『われらの住むこの世界に、
誠と、愛と、平和に活きんとする人の数を多からしむるべく、
我まず、その模範の人とならんことを、
自から、自からの心に、厳として誓わん。』(中村天風師「修道大悟の誦句」より抜粋)」
『ユートピア』
(著者 トマス・モア 訳者 澤田昭夫 中公文庫)
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【反応しない練習】
人は、
① 分析する
② 判断する
③ 解釈する
④ 評価する
⑤ レッテル貼りをする
⑥ 白黒の決めつけをする
習性があります。
つまり、
理非善悪を裁断します。
聖書に、こうあります。
『人を裁くな。
そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。
人を罪人だと決めるな。
そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。
赦しなさい。
そうすれば、あなたがたも赦される。』(ルカによる福音書第6章37節)
人を裁かないことが大切です。
なぜなら、
そのようなことをすれば、
心のなかで騒がしい対話が始まってしまうからです。
心穏やかに生きるためには、
『雲烟過眼』
で、囚われのない心を持つことが肝心です。
反応しない練習をしましょう。
『反応しない練習』
(著者 草薙龍瞬 KADOKAWA)
に、こう書かれています。(52頁)
「目覚めた者は、
人間が語る見解、意見、知識や決まりごとに囚われない。
彼は、良し悪しを判断しない。
判断によって心を汚さない。
心を汚す原因も作らない。
ブッダは、正しい道(方法)のみを説く。
かくして『わたしが』という自意識から自由でいる。
―――スッタニパータ〈心の清浄について〉の節」
分析しない、
判断しない、
解釈しない、
評価しない、
レッテル貼りをしない、
白黒の決めつけをしない、
裁かない、
反応しない練習をしましょう❗
『気に入らぬ 風もあろうに 柳かな』
『反応しない練習』
(著者 草薙龍瞬 KADOKAWA)
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【自分の中に世界がある】
『世界の中に自分がいるのではなくて、
自分の中に世界がある』
自分の中の本当の自分、
真我(ハイヤーセルフ)の存在に気づくかどうか?
これが人生の分岐点になります。
真我に気づけば、
霊性意識を進化・向上させることができますが、
気づかなければ、
エゴに終始して人生を終えることになります。
テレビ・ラジオ・新聞・ネットニュース等、
外界の情報に接していると、
世界の中に自分がいるという意識が強くなってしまいますが、
田舎で一人暮らしをして、
情報を遮断していると、
『自分の中に世界がある』
と、わかってきます。
これについて、
世界中の皇室や政財界トップリーダーたちのメンターを務める “ スピリチュアル界の巨星 ” ディーパック・チョプラ医学博士は、著書
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
の中で、こう述べています。
「『私はこの世界の中にいるのではなく、世界が私の中にあるのだ。
私は体の中にいるのではなく、体が私の中にあるのだ。
私は心の中にいるのではなく、心が私の中にあるのだ。
私が自分自身の中で曲線を描いて振り返り、そして創造するとき、
体と心と世界が同時に私の中で起こる』
(中略)
通常、私たちは自分自身のことを、
ある場所に、ある町に、ある国に、ある世界に存在している人と考えます。
しかしこれは本当の現実ではありません。
その逆です。
世界が私たちの中に存在しているのです。
私たちが『体と物質世界』と呼んでいるものは、
私たちの意識の中に投影されているものです。
私たち抜きには――その『存在している私』抜きには、世界は存在しません。
理論物理学者でアルベルト・アインシュタインの共同研究者だったジョン・ホイーラーは、
意識的な観察者がいなければ宇宙は存在しないと言いました。
意識的な観察者は、蚊かもしれませんし、
私かあなたかもしれません。
陽極と陰極がなければ電流が存在しないように、
創造者と創造物を観察する誰かがいなければ物理的な宇宙も存在できないのです。」(203頁〜204頁)
「世界は私たちの内側に存在しているのであって、
私たちが世界の中に存在しているのではありません。
これは難しい概念で、
これを頭で理解するには一生かかるかもしれません。
しかし実践的な観点からは、
あなたが次に木を見るとき、
何か自分以外の他の存在を見るとき、
またはどんなものを見るときでも、
ただ自分にこう言ってみてください。
『あの木は私の中に存在している。
あの存在は私の中に存在している。
星や銀河や、このテーブルや椅子――すべてのものは私の中に存在している』
もし自分自身にこう言えば、
まもなく私たちはそれについて知っているという状態になっていることに気づくでしょう。
もし私が自分に『この木は私の中に存在している』と言えば、
私はこの木を愛するでしょう。
もし自分に『あなたは私の中に存在している』と言えば、
私はあなたのことを愛するでしょう。
そして遅かれ早かれ、
私は存在しているすべてのものと親しい関係を持つでしょう。」(207頁)
「あなたの内側の世界で起こっているここと、
あなたの外側で起こっていることに違いはありません。
外側の世界は、ただあなたの内側の世界を反映したものに過ぎません。
世界はあなたの心を映し出す鏡で、
あなたの心は世界を映し出す鏡です。
しかし、あなたは自分の心でもなく、世界でもありません。
あなたは両方の創造主なのです。
この考えでさえ、部分的に真実であるだけです。
なぜなら、
そこには内側の世界も外側の世界もないからです。
そこには1つの存在それ自身が相互作用している、無限の意識があるだけです。
これが創造の神秘です。
私たちの内側で考えることは何でも、
時空間の中で私たちがそのものになり、それだけが経験されます。
(中略)
ヴェーダンタではこう言っています。
『心の中にあるどんなものでも、雲の中にある町のようである。
この世界の出現は、考えたちが自分自身を現わしているに過ぎないのだ。
これらすべての世界は意識の部分的な変更に過ぎず、
そして無限の意識の中で私たちがお互いをつくり出したのである』」(210頁〜211頁)
「『対象依存的』とは自分自身を、セルフイメージや自分の経験の対象、
つまり外側にあるものに重ね合わせてしまうことです。
経験の対象には、状況や、環境や、人や、物などが当てはまりますが、
自分自身を定義するために自分の外側にある対象を引用するとき、
私たちは対象に依存した形で考え、行動しています。
対象依存的な人は、評価し、理解し、他人の目を通して自分自身を知ろうとします。
対象依存の特徴は、制約された思考と制約された反応であり、
社会的制約の催眠状態で生きるということなのです。
対象依存の最初の兆候は疲労感です。
なぜでしょう?
それは私たちが気にしている対象に自分自身のパワーを譲渡してしまったからです。
究極的には、これが私たちの体の中で不快感や病気まで引き起こしてしまいます。
対象依存が不幸せの基本的な原因で、
そしてヴェーダの世界観では、
幸せが健康上で最も重要な要素なのです。」(143頁〜144頁)
「対象依存の反対は自己完結です。
『自己完結的』でいるとき、
私たちは自分を、変わることのない魂の本質である内なる自己によって認知します。
私たちはどんな情勢や、状況や、環境に置かれていても素晴らしい気分を味わいます。
なぜ常に素晴らしい気分でいられるのでしょう?
それは自分のことを置かれている状況で認知せず、
状況から分離された『静かな目撃者』として存在しているからです。
それは自分が何者であるかについて誰からもおびやかされることのない安全な状態です。
そして、そのことを誰かに証明しようとする願望もない状態です。
もし私たちに自分が何者であるかについて誰かに証明したいという願望がある場合は、
私たちは再び自分を、他人の目を通して評価することとなるでしょう。
自己完結的でいることは喜びの根底となる内側の意識状態であり、
理由のある幸せとは異なります。
もちろん、幸せに感じる理由は常に存在します。
誰かに『あなたが好きです』と言われたら、あなたは幸せに感じるでしょう。
宝くじで1億円当たったら、あなたは幸せに感じるでしょう。
この種の幸せは、あなたはこうだから、ああだから幸せだという対象依存的な表現です。
しかし内なる喜びは情勢や、状況や、環境や、人々や物事から独立しています。
あなたが内なる喜びを経験するとき、
あなたは理由もなく幸せです。
ただ単に、生きていて星を見つめ、
この世界の美を経験しているという事実や、
生命の奇跡の中で生きていることを実感していることがあなたの幸せなのです。」(146頁〜147頁)
「あなた自身の経験が対象依存的な場合、
それは恐れに基づいていて、
あるがままの状態に抵抗しています。
あなた自身の経験が自己完結的な場合、
それは愛に基づき、
あるがままの状態を受け入れています。
自己完結的な人は自然で、
他人の意見に影響されません。
彼らは無邪気で、シンプルで、子供のようです。
『神様、私をただ単に今ある状態のようにしてくれてありがとうございます。
私には良いところも悪いところもあって、すべての物が自分の中にあります。
私は完全です』
自己受容――完全な自己受容は自分を許すことです。
あなたが自分自身を許し、
自分自身を裁くことをやめたとき、
あなたは他人を裁くことをしなくなります。
そして、世界の争いごとが減っていくでしょう。」(158頁〜159頁)
人生は、
バーチャル・リアリティのロールプレイング・ゲームのようなものです。
すべては自己意識の進化と向上の為にあります。
物質世界は幻想であり、精神世界が本当の世界です。
宇宙意識だけが、唯一の実在です。
すべては宇宙意識の自作自演のドラマであり、ゲームです。
このゲームのゴールは、
地球をユートピアにすることです。
その為に自分はどんな貢献ができるのか?
自分に与えられた天性とは何か?
それを活かして、どう活躍するか?
一生をかけて追究していく課題です。
心の豊かさ(知識・智慧・叡智)を追究しましょう❗
汝は神なり、愛と光なり。
汝は救世主なり。
世界中の一人ひとりが救世主❗
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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【何も心配することはない】
あなたは、
『何も心配することはない』。
人生は魂によって導かれています。
魂は神の計画を理解しています。
人生で起こるすべての出来事は、
魂の成長の糧となります。
人生には成功も失敗もありません。
ただ、魂の成長があるだけです。
だから、
何が起きても、それを愛しましょう。
すべては良きことのために起こります。
『人生で起こること すべて良きこと』
すべては魂の成長の糧となる。
そう前向きに捉えるとき、
運命は拓けます。
『時代』
歌:中島みゆき
作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき
今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には なれそうもないけど
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから 今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ
旅を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ
まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出逢いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ
『何が起きても、それを愛する』
(著者 マット・カーン 訳者 奥野節子 ナチュラルスピリット)
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『すべては良きことのために』
(著者 山川紘矢 角川文庫)
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「逆境を越える『こころの技法』」
(著者 田坂広志 PHP文庫)
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『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
https://amzn.to/3s6M4eF
【あなたは死なない】
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、
時々人間の経験をするスピリチュアルな存在です。
これが正当な自己認識です。
これについて、
日本を代表する名経営者である松下幸之助氏が師と仰いだ中村天風師は、著書
『運命を拓く 天風瞑想録』
(講談社文庫)
の中で、こう述べています。
(50頁〜52頁)
「現代の人間は、
肉体が自分であると思っている人が多いのではないか。
しかし人間というものは、
その正体をつきつめていくと、
何も見えない、
また感じない、
霊魂という気である。
その霊魂が、
現象界に命を活動させるために、
その活動を表現する道具として肉体と心が与えられている。
いわば画家のもつ絵筆、
大工の持つ鉋と同じようなものが、
命に対する肉体であり心である。
これを正しく理解し、
正しく応用した人のみ、
その命に、
限りない強さと、
喜びと、
安心と、
平和とが与えられる。
しかしこのありがたい事実が我々の生命の中にあるのに、
多くの人は、
命というとすぐ肉体を考えるために、
そこで大変な間違いを犯してしまうことになる。
そもそも生きているという不思議な命の力は、
肉体にあるのではなく、
霊魂という気の中に霊妙な働きを行なう力があり、
それはあたかも回っている扇風機にそれを回す力があるのではなく、
電気がこれを回しているのと同様である。
この例でも人間の命の力を正しく理解できるはずだが、
人間だけは、
肉体それ自身に活きる力があるように思うところに大変な間違いがある。
(中略)
したがって人間はまず第一に、
『人間の生命に与えられた活きる力というものは、
肉体に在るのではなく、
霊魂という気の中にある』
ということを、
正しく、
はっきりと理解する必要がある。
これが最も正当な自己認証である。」
世界中の皇室や政財界トップリーダーたちのメンターを務める “ スピリチュアル界の巨星 ” ディーパック・チョプラ医学博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
(訳者 渡邊愛子 角川文庫)
の中で、こう述べています。
「私たちは物質的な表現方法をとっているものの、
本質的にはスピリチュアルな存在であるということを、
自分自身で見つけに来たのです。
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間という存在ではありません。
むしろ反対で、
時々『人』の経験をするスピリチュアルな存在なのです。
私たち一人ひとりが、
自分のハイヤーセルフ、
または自分のスピリチュアルな『自己』を発見するためにここにいます。」(123頁)
「私たちは宇宙の旅人です――永遠という渦巻きの中で躍っている星屑です。
命は永遠です。
しかし命の表現には、寿命があり、
つかの間で、はかないものです。
仏教の開祖であるゴータマ・ブッダはかつてこう言いました。
[私たちのこの存在は、
秋雲のようにはかない。
存在たちの生死を見ることは、
ダンスの動きを見ているようなものだ。
生涯はまるで稲妻の電光のようであり
山の急斜面の奔流のように急いでとおり過ぎる。]
私たちは、
お互いに出会うために、
愛するために、
分かち合うために一瞬の間立ち止まりました。
これは貴重な瞬間です。
そしてはかないものです。
それは永遠に続く物語の中の、
ひとつの括弧書きのようなものです。
私たちが、
思いやりと、
気軽さと、
愛とともに分かち合えたら、
お互いに豊かさと喜びを創り出すでしょう。
そして、
この瞬間は価値あるものになるのです。」(139頁〜140頁)
私たちの正体は、
永遠の命であるスピリットという名の “ 意識体 ” です。
私たちは、
魂(スピリット)を成長させる為に生きています。
人生で起こることすべては “ 学び ” であり、
魂の成長の糧となります。
究極の目的は、
『悟りを開くこと』
です。
則ち、煩悩を解脱して、
宇宙スピリット(宇宙意識)と一体になる統一意識に到達することです。
『言うは易く行うは難し』
で、簡単ではありませんが、
ゴールを目指してお互い精進しましょう❗
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
https://amzn.to/3FzQPk9
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/495vUD1
「あなたは死なない『魂の科学』が人生を変える」
(著者 イアン・カリー 訳者 戸方和子 PHP研究所)
https://amzn.to/3S8OVhS
『人は死なない――ある臨床医による摂理と霊性を巡る思索』
(著者 矢作直樹 バジリコ)
https://amzn.to/476BdAc
『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』
(著者 田坂広志 光文社新書)
https://amzn.to/45PWblQ
【博愛主義とは?】
博愛主義とは何でしょう?
広辞苑に、こう書いてあります。
『個人的利己心、人種的偏見、国家的利益、宗教的またはイデオロギー的党派性を捨てて人類全体の福祉増進のために、全人類はすべて平等に相愛すべきものであるとする主義。』
大辞林には、こう書いてあります。
『人種・宗教・風習などの違いをこえて、人間愛に基づいて全人類が平等に相愛協力すべきであるという考え方。』
博愛主義とは、
利己心やセクショナリズムを廃し、
人間愛という広い心で、
人類全体の幸福を願う思想です。
私はかつてエゴイストでしたが、
最近ようやく博愛に目覚めました。
人生は、
エゴから博愛への覚醒の旅です。
エゴイストから博愛主義者への成長物語です。
世界を変えるには、
内界を変えなければなりません。
内界が変われば、
外界が変わります。
人を変えることはできませんが、
自分を変えることはできます。
自分が変われば、
周りが変わります。
心が豊かになれば、
人生観・世界観が変ります。
世界中の人の心が豊かになり、
博愛主義者に成長すれば、
世界平和は実現します。
汝は神なり、愛と光なり。
汝は救世主なり。
世界中の一人ひとりが救世主❗
『新しい時代の社会像 博愛主義の世紀』
(著者 藤川吉美 周暁燕 慶應義塾大学出版会)
https://amzn.to/3MfqEmy
【北風と太陽】
『よい子とママのアニメ絵本
⑦北風とたいよう』
(著者 平田昭吾 ブティック社)
に、こう書かれています。
(1頁〜9頁)
「『ほくが 力いっぱい ふけば、みんな さむさで こごえて しまうよ。』
と 北風が いうと、たいようも
『わたしが 力いっぱい てらせば、みんな あつさで やけしんで しまいますよ。』
どちらも まけては いません。
『それなら どっちが 強いか、力くらべを しようよ。』
と 北風が いうと、たいようも さんせい しました。
『むこうから あるいてくる たび人の きているものを ぬがせた ほうが かちと いうことに しましょう。』
すると 北風は、いばって いいました。
『それなら ぼくの かちだ。 あんな うわぎなんか ひとふきで とばしてみせるさ。』
北風は おもいきり いきを スーッと すいこむと、ブハーッと はきだしました。
つめたい 北風が ピューピュー たび人に ふきつけます。
『うーぶるぶる。きゅうに さむく なったぞ。もっと きこまなくては・・・』
たび人は ふくろから ふくを たくさん だして、なんまいも きています。
『よーし、もういちど!ピュー。』
北風は また いきを ふきかけました。
ところが、たび人は ふくを ぬぐ どころか ぶくぶくと きこんで あるいていきます。
『北風さん、だめでしたね。こんどは わたしのばんです。』
そういうと たいようは、ぽかぽか あたたかい ひかりを たび人の ほうに むけました。
『うわーっ!なんという日だろう。きゅうに あたたかく なってきたぞ。』
たび人は あせを ふきだしました。
そして たいようは もっと あつい ひかりを たび人に むけました。
『うひー あつい あつい。ぜんぶ ぬいで しまおう。』
たび人は きこんだ ふくを ぜんぶ ぬいで はだかに なると、川の中へ ザブーンと とびこみました。
北風は たいようの 力に かんしんして
『ぼくのように 力ばかりでは 人を うごかすことなんて できないのですね。』
力ばかりでむかうのではなく、おだやかであたたかい心を持って接しましょう。」
私たちは、
長年の習性で、
つい人や物事を批評・批判・非難・誹謗しがちです。
裁こうとします。
理非善悪を裁断します。
つまり、
北風を吹かせてしまいます。
しかし、
悪を懲らしめようとしても、
逆効果です。
なぜなら、
人が関心を向けたものが増大するという宇宙法則が働くからです。
例えば、
麻薬撲滅運動は、実際には麻薬を増加させました。
テロとの戦いは、テロを増加させました。
だから、
発展的・建設的・創造的なことに関心を向けることが大切です。
ネガティブ感情・悪・偽・醜に関心を向けることを極力、慎むことが肝心です。
ポジティブ感情・善・真・美に関心を向けましょう。
戦争に目を向けるのではなくて、
平和に目を向けましょう。
憎しみに目を向けるのではなくて、
愛に目を向けましょう。
私たちがやるべきことは、
北風を吹かすことではなくて、
太陽になることです。
つまり、
力で、おさえつけるのではなくて、
穏やかな心、温かい心で、
愛を広めることです。
受容・承認・称賛・共感・感謝・寛容の精神を広めましょう❗
『よい子とママのアニメ絵本
⑦北風とたいよう』
(著者 平田昭吾 ブティック社)
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【あなたは正しい】
人はそれぞれ、自分に与えられた役柄を忠実に演じています。
人の数だけ役柄があり、
役柄の数だけ使命がある、
在るがままの世間の姿だけを見ればいい。
だから、
あなたは正しい。
あなたはいつも申し分ない。
あなたはいつも本当に正しい。
あなたはあなたのままでいてください。
すべてはうまくいっている。
私は私に与えられた役柄を演ずるのみです。
人は変えれないけど、
自分は変われる。
自分が変われば、
周りが変わる。
周りが変われば、
世界が変わったのと同じこと。
世界の中に自分がいるのではなくて、
自分の中に世界がある。
心が豊かになれば、
世界観・人生観が変わる。
『世の中の 人をあしとも おもふなよ 我だによくば 人もよからむ』
(荒木田守武『世中百首』)
汝は神なり、愛と光なり。
汝は救世主なり。
世界中の一人ひとりが救世主。
「あなたは正しい 自分を助け大切な人の心を癒す『共感』の力」
(著者 チョン・ヘシン 訳者 羅一慶 飛鳥新社)
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『道歌入門 悲しいときに口ずさめ 楽しいときに胸に聞け』
(著者 岡本彰夫 幻冬舎)
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【人生の意味】
人生は、
『学ぶ喜び』
『成長する喜び』
の為にあります。
すべてが学びです。
人生で起こる出来事、
人生で出逢う人々、
人生で出会う本、
すべては “ 学び ” です。
『人生の意味』
(著者 キャロル・アドリエンヌ 訳者 住友進 主婦の友社)
に、こう書かれています。
(46頁)
『人間は自発的に、みずからを成長させていく生き物である。
将来の方向性や能力を含め、
人間はみずからの自由を行使し注目すべきものを自分で選びながら、
自分自身をつくり上げていく。
人間はみずから意味があると判断した情報を吸収しながら、
自発的に成長していく生き物なのである。』
人生は、
魂の成長の為にあります。
最初から最後までハッピーな映画なんて退屈でしょ?
悪童・悪女・エゴイストが、
様々な経験を積んで、
博愛主義者へ成長していくストーリーが面白い。
人生には、
成功も失敗もありません。
ただ成長があるだけです。
公園に平気でゴミを捨てていた人が、
自主的にゴミ拾いをする人に成長すれば、
それだけでも大きな進歩です。
人生は、
自身の内界を変えるだけの作業です。
外界を変えようとするのではなくて、
己の内面を変えることに専念しましょう。
すると、外界が変わります。
なぜなら、
『外界は内界を映し出す鏡』
だからです。
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、
時々人間を経験するスピリチュアルな存在です。
これが正当な自己認識です(私は宗教を説いているのではありません。形而上学という哲学を説いています)。
私たちは、
この世で魂を成長させる為に生まれてきました。
人生の目的は、
魂を進化・向上させることです。
宇宙意識の進化と創造に喜んで参加することです。
難行・苦行ではなく、
楽しんで魂を進化・向上させましょう。
則ち、楽行をしましょう❗
『人生の意味』
(著者 キャロル・アドリエンヌ 訳者 住友進 主婦の友社)
https://amzn.to/4710prJ
【人生で最も大切なこと】
人生で最も大切なことは、
『心の豊かさを追究すること』
です。
なぜなら、
『外界は内界を映し出す鏡』
だからです。
心が豊かであれば、生活も豊かになります。
心が豊かであれば、人間関係も豊かです。
心が豊かであれば、人生を健やかに和やかに過ごすことができます。
『外界は内界を映し出す鏡』について、
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』
(訳者 住友進 サンマーク文庫)
の中で、こう述べています。
(45頁〜46頁)
「関係の鏡が人生に及ぼす大きな影響について説明している、
スーフィー教の素晴らしい話があります。
ひとりの男がある村を訪れ、
村の古老でスーフィー教の師に会いに行きました。
訪問者は言いました。
『この村に引っ越そうかどうか、考えているところです。
ここに住む村人たちはどんな人か、教えていただけませんか?』
スーフィー教の師が、
『あなたが住んでいた村の人々は、どんな人たちでしたか?』
と逆に尋ね返すと、
訪問者は
『強盗、詐欺師、嘘つきだらけです』
と答えました。
すると、師はこう答えました。
『いいですか。
ここの村人もまったく同じ人間ばかりですよ』
男は村を去り、二度と戻ってはきませんでした。
三十分後、別の男が村にやってきました。
彼もスーフィー教の師を探し、こう尋ねました。
『わたしはここに引っ越そうかどうか、考えているところです。
ここに住む村人たちはどんな人か、教えていただけませんか?』
師は再び、
『あなたが住んでいた村の人々は、どんな人たちでしたか?』
と問い返しました。
訪問者は
『とても親切で、やさしくて、思いやりがあり、愛情深い人々でした。
会えなくなると、とてもさびしくなるでしょう』
と答えました。
すると師は答えました。
『ここに住んでいる村人もまったく同じ人間ばかりですよ』
この話は、他人のなかにもっともはっきりと見えている特色が、
自分のもついちばん強烈な性格であることを思い出させてくれます。
関係の鏡を覗き込めるようになると、
自分の全貌が見えてきます。」
外界は内界を映し出す鏡です。
心の豊かさを追究することが大切です。
チョプラ博士は、
『人生に豊かさを創り出す秘訣』
について、著書
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(訳者 住友進 サンマーク文庫)
の中で、こう述べています。
(6頁〜7頁)
「昔々の、ここからはるか遠くにあった国のお話です。
ひとりの若者が森に行き、
彼の師にこうたずねました。
『わたしの願いは無限の富を手に入れることです。
その富を使って世の中の人々を助け、
癒してあげたいのです。
人生に豊かさを創り出す秘訣を教えていただけませんか?』
師はこの質問にこう答えました。
『どのような人間の心のなかにも、ふたりの女神がすんでいる。
そして、誰もがこの女神たちを深く愛している。
しかし、
お前には知っておかねばならない秘密がある。
それを教えよう』
『お前はどちらの女神も愛しているが、
惚れるのはひとりにしなくてはならない。
それはサラスバティーという知識の女神のほうだ。
この女神だけを追い求め、
愛し、かまってやりなさい。
もうひとりのラクシュミーは富の女神だ。
お前がサラスバティーのほうばかりかまっておれば、
ラクシュミーは激しい嫉妬心をいだき、
お前に関心を払うようになる。
知識の女神を好きになればなるほど、
富の女神はお前を追いかけてくるようになるのだ。
お前の行くところならどこでもついてきて、
けっして離れようとはしない。
これが、望んでいる富を永遠に手に入れる秘訣だ』」
知識、英知、スピリットの中に、
『人生を豊かにする秘訣』
があります。
お金を追い求めるのではなくて、
知識・智慧・叡智を追い求めましょう。
心の豊かさを追究しましょう❗
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【人生哲学の大前提】
『宇宙全体を創り出している根源的な知性の存在を認めること』
これが、
“ 人生哲学 ” の大前提になります。
『もの』は、偶然にできることがありますが、
『科学法則』は、偶然にはできません。
宇宙は、たくさんの科学法則に満ちています。
例えば、
・万有引力の法則
・ケプラーの法則
・ファラデーの法則
・オームの法則
・フレミングの法則
・レンツの法則
・クーロンの法則
・ボイルの法則
・シャルルの法則
・ガウスの法則
・フックの法則
・パスカルの原理
・電磁気学におけるマクスウェルの方程式
・量子力学におけるシュレディンガー方程式
・アインシュタインの有名なE = mc²
など。
これらは、偶然にはできません。
何者かが設計しなければできません。
アインシュタインは、こう述べています。
『科学を真剣に追究する人は誰でも、
人間の意志よりも優れているある意志が、
はっきりと宇宙の法則を示していると確信するようになる』
『わたしが知りたいのは神の考えだ。
それ以外はすべて些細なことでしかない』
万物の創造主(the Creator)の存在を認めるか否かで、
人生観は大きく変わります。
認めなければ、
人間の存在は単なる偶然に過ぎなくなります。
認めれば、
人生に意味を見出すことができます。
『宇宙全体を創り出している根源的な知性の存在を認めること』
これが、
人生哲学の大前提になります。
『科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで』
(著者 三田一郎 講談社)
https://amzn.to/3Fnoqxx
【寛容が肝要❗②】
『寛容が肝要❗』
人は、
批評・批判・非難・否定・否認・誹謗されることを最も怖れています。
逆に、
受容・承認・称賛・共感・感謝されることを最も望んでいます。
だから、
寛容が肝要です。
究めれば愛こそすべて❗
『人生で大切なこと百選! 究めれば愛こそすべて』
(著者 高原茂 Amazon電子書籍&ペーパーバック)
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【やっぱり、褒め上手って素敵❗】
人を褒めると人から笑顔がもらえます。
笑顔は喜びであり、人を幸せにします。
褒め上手になりましょう!
理由は三つあります。
① 褒めれば相手の波動(振動数)が上がる。(テンションが上がる。)
② 相手が喜ぶことによって自分の波動もあがる。
③ 褒めることは人の自己重要感を満たしてあげることであり、
それによりモチベーションが上がり、皆が味方になってくれる。
『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』(著者 諏訪 ゆう子 あさ出版)
174頁~176頁にこう書かれています。
「『やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ』
という有名な言葉があります。
太平洋戦争時の山本五十六連合艦隊司令長官の言葉です。
人をほめることは、とても大切です。
人間には『自己重要感』という本能があります。
この自己重要感とは
『人から認められたい、尊敬されたい』
という人間の持つ欲求です。
この欲求を満たしてあげる。
そうすると人はうれしくなり、
士気が上がるのです。」
人を褒めて、自己重要感を満たしてあげることが大切です。
『褒めることの大切さ』について、
『新訳 人を動かす』(D・カーネギー著 訳=田内志文 角川文庫)
の59頁に、こう書かれています。
「この言葉を胸に刻むべきであろう。
これを活かせば、
人々の人生がぐるりと変わってしまうような言葉なのだ。
『私には部下の熱意を掻き立てる能力があり、
それこそが自分の持つ最大の財産だと思っている。
人の長所を伸ばす最善の方法とは、褒めること、
励ますことに尽きるのだ。
上司から非難されることほど、
人のやる気をくじくものはない。
私は決して人を非難しない。
人に働いてもらうには、
やる気を掻き立てるのがいちばんだと信じている。
だから人を褒めることは好きでも、
粗探しをするのは嫌なのだ。
もしなにかをいいと思えば心から賛同し、
惜しみない賞賛を私は贈りたい。』
これが、シュワブの方法論である。」
人に『自分は重要なのだ』と感じさせることが肝要です。
褒め言葉の重要性について
「斎藤一人 元気が出る魔法の法則」(著者 舛岡はなゑ PHP文庫)
の195頁に、こう書かれています。
「『銀座まるかん』の人たちが元気なのは、
いつも褒めあっているからだと思います。
『きれいな色のジャケットだね、すごく似合うよ』
『そのイヤリング、素敵ね』
など、着ているものはもちろんのこと、
『このコーヒー、だれが淹れてくれたの?すごくおいしい』
『さすが○○さんは片付けの名人だね』
など、ことあるごとに褒めあっています。
地獄言葉は相手からエネルギーを奪うけれど、
こうした褒め言葉(もちろん天国言葉です)は、
人にエネルギーを与えます。
だから、みんな元気。
結局、元気な人って、
サービス精神が旺盛な人、
いつも人に喜んでもらうことを考えて、
それを実行している人なのかなと思います。
人に喜んでもらえれば嬉しくなるし、
こちらもさらにエネルギーをもらえて元気になる。」
人を褒めることは元気の源です。
褒め方には流儀があるので覚えておきましょう。
『一流のほめ方』について、
1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた『伝説の家庭教師』である株式会社グローコム代表取締役社長の岡本純子さんは、著書
『世界最高の話し方』(東洋経済新報社)
の中で、次のように述べています。(74頁)
「『最高のほめ方』は4つを組み合わせる
①『承認』――相手の存在や行動に気づき、認めること
(例)
『なるほど、そういうやり方もあるね』
『最近、目の色が違うね』
『毎朝早くから、お弁当づくり、大変だね』
②『共感』――相手の気持ちや意見に同調し、賛同・肯定をすること
(例)
『その気持ち、すごくよくわかるよ』
『その通りだね』
『つらかったでしょう』
③『賞賛』――優れた点をほめること
(例)
『いいセンスだね』
『非常に勉強になったよ』
『さすがプロの仕事だね』
④『感謝』――『ありがとう』と礼を言うこと
(例)
『いつも、気を配ってくれてありがとう』
『的を射たアドバイス、感謝の気持ちでいっぱいです』
『助かりました。本当にありがとうございます』 」
岡本純子さんは、さらに
『すぐほめる』
『具体的にほめる』
『気持ちを込めてほめる』
の三つの工夫を提唱しています。
人を褒めることは非常に大切ですが注意点もあります。
それは、
おべっか、媚び、へつらいにならないようにすることです。
心にもないお世辞を言ったり、
見返りを期待したりしてはいけません。
また、褒めることで相手をコントロールしようとするのはNGです。
『相手に喜んでもらいたい』
『モチベーションを上げてやりたい』
という素直な気持ちが大事です。
ということで、
結論はこうなります。
(結論)
『褒め上手になりましょう!』
『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』
(著者 諏訪ゆう子 あさ出版)
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『新訳 人を動かす』
(著者 D・カーネギー 訳者 田内志文 角川文庫)
https://amzn.to/3PR2fVm
『斎藤一人 元気が出る魔法の法則』
(著者 舛岡はなゑ PHP文庫)
https://amzn.to/46vSqDv
「世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!『伝説の家庭教師』が教える門外不出の50のルール」
(著者 岡本純子 東洋経済新報社)
https://amzn.to/3rLho2B
【一番大切なこと】
人生で一番大切なことは、
自己意識を進化・向上させることです。
なぜなら、
私たちの本質は意識であり、
生物の進化・人類の進歩・精神文化の進展・物質文明の発展を見ても明らかなように、
Creatorの意思は進化・向上にあるからです。
人間にとって一番大切なことは、
良好なコミュニケーションを取ることです。
なぜなら、
人間関係を断たれてしまうと人は生きていけないからです。
良好なコミュニケーションをとるために、
言葉に気をつけましょう。
論理的・倫理的に正しい言葉は、時に人を傷つけます。
これに関して、
「あなたは正しい 自分を助け大切な人の心を癒す『共感』の力」
(著者 チョン・ヘシン 訳者 羅一慶 飛鳥新社)
の表紙に、こう書かれています。
「社会的・倫理的に『正しい言葉』は、時に暴力的だ。
私は、まちがった言葉に傷ついた人よりも、
正しい言葉に傷ついた人を、
はるかにたくさん見てきた。」
良好なコミュニケーションをとるために、
最も大切なことは何でしょうか?
それは、
『共感』
です。
『あなたは正しい』(飛鳥新社)の中に、
こう書かれています。
「他人にも自分にも、
忠助評判(忠告、助言、評価、判断)をせずにまっさらな共感的態度を取る方法を身につけることができれば、
(多少大げさに申し上げますと)もう何も恐れることはありません。」(5頁)
「一般ボランティアたちは、
初めは混沌の中で右往左往しながらも、
やがては被害者たちの役に立つようになる。
しかし、
資格を持っている人々は、
そうではなかった。
最初こそ、専門分野の知識と経験にもとづいて何らかの心理治療を試みるものの、
まもなく存在感を失ってしまうケースが少なくなかった。
本業が忙しくなって職場に戻ったというケースよりも、
被害者たちが彼らの助けを求めなくなったり、
中には被害者たちから拒否されて、
現場から離れざるを得なくなったりするケースもあった。
なぜだろうか。
なぜ、心の病気にかかわる専門家であればあるほど現場で失敗するのか。
一刻を争う現場で役割を果たせない専門家資格に、
一体何の意味があるのだろうか。
(中略)
精神医学は、
人間を『人』というより『患者』として認識する傾向がある。
その認識は、
医師たちにとっては実習医の時から身についている、ほぼ無意識のうちに行われるプロセスの結果だ。
私を含めて精神科医たちにとってあまりにも自然なことなのである。
人の心の利益のために貢献すべき精神医学や心理学が、
学問本来の役割とちがい、
人という存在自体から徐々に離れていって久しい。
(中略)
精神科医たちは、
トラウマの現場でも被害者たちの悲しみと苦痛を十分に聞き取る前に、
薬物を処方する場合が多い。
これは被害者の苦痛をおもに『症状』としてとらえているからであり、
そのため症状は疾病の『根拠』になる。
彼らは、うつ病の原因を生物学的原因で説明し、
薬物で症状を緩和させることは医師だけができる重要な役割だと考える。
(中略)
心ない人たちからの容赦ない言葉で魂をズタズタにされた被害者たちが、
自分を患者としてしか見ない医師から再度傷つけられる危険があることもまた、事実なのだ。
トラウマを受けた被害者たちは、
自分を患者ではなく、
苦痛を受けた『人』としてみてほしいと望む。
それは、決して特別なことではないだろう。
専門家に対し、
作業的に薬物を処方するのではなく、
もっと『私』という存在に集中してほしい、
一般の人々が耳を貸さない自分の惨たらしい苦痛をわかってほしい。
それだけなのだ。」(25頁〜27頁)
「私は悟った。
人間の心には、いかなる外部的条件ともかかわりなく作動する、
本質的な要素が存在するということを。
人の人生に最後まで影響を及ぼすのは、
外部的環境や状況など、
彼らの条件ではなく、
その人の存在そのものである。
莫大な富や名誉を手にした人であろうが、
悲劇的なトラウマを受けた被害者であろうが、
彼らの外的条件以前に、
彼らがひとりの『個別的存在』であるという事実にありのままに集中すれば、
いつの間にか彼らの内面から、
自ずと生きる道が開かれるという事実を、
私は石に刻むごとく悟った。
(中略)
苦しんでいる人々の内面を汲み取り、
健康な心を取り戻す助けになれる人は、
なにも精神科医にかぎらない。
人を人として見ることこそが、
真の専門的な視線と態度である。
そのような観点にもとづくことで初めて、
すべての人が自らを助け、
家族や隣人をも助けることのできる心理学というものが成立し得るのだと、
私は信じている。」(35頁〜36頁)
「『あなたは正しい』という承認をもらえれば、
『家出する』『死にたい』『殺したい』などの言葉は、
朝露のように跡形もなくなる。
『あなたは正しい』
という言葉を迷いなく発することができるようになれば、
朝露に濡れた葉を揺さぶるような虚しいことに、
これ以上時間を費やす必要もなくなるだろう。
『あなたは正しい』
全力で発したこの短い言葉ほど、
誰かを強力に変化させる言葉は他にない。」(66頁)
「自分以外の誰かが語る苦しい胸のうちや心の傷、葛藤などに対して、
『忠告、助言、評価、判断(忠・助・評・判)』をしてはいけない。
それらは、
話の内容を表面的に捉え、
相手の立場をたいして考えずに勝手なコメントをしているにすぎないのだ。
状況の奥にある核心に思いが至らないただのコメントは、
相手の心をさらに深く傷つけることになるだろう。」(120頁)
「共感には、とても大きな力がある。
石のようにびくともしなかった人の心を、動かすことができるのだ。
人命にかかわる差し迫った状況にも有効だ。
心を治療する方法としては、
共感がすべてとさえ私は思っている。
傷ついた心を持つたくさんの人たちとの間に培った経験から、
私が得た結論である。
共感こそがすべて。
これは、
『人は必ず死ぬ』
という命題と同じくらいに真実である。
私は、それほど共感というものに強い信頼を寄せている。」(140頁)
「質問を通して、
相手の状況とそれについての心理状態が鏡のようにくっきり映し出された時、
共感のプロセスはそこから始まる。
相手から共感されていることを実感した人は心を開き、
自分の記憶や自分に対する感覚を、
自然と口にするようになる。
隅々まで映してくれる鏡のように、
現状を映し出すヌード写真のように、
『嫌な思いをさせずに、優しく、しかし具体的な』質問を投げかけることのできる人が、
すぐれた共感の誘発者である。
詳細に知ってこそ理解が生まれ、
理解してこそ共感が生まれる。
共感は、生まれつきのものではなく、
学びの中で身につく習慣なのだ。」(157頁〜158頁)
「共感とは、
優しい視線で人の心を隅々まで見通すことができた時に相手に届く、ひとつの状態である。
その人の内面にあるものを一つひとつ根気よく観察した結果、
その心の全体像を見渡すことで到達する、深い理解の段階が共感である。
その人の状況を詳細に知れば知るほど、
相手への理解は深まり、
それに比例して共感は深まる。
共感は、
生まれつきの能力ではなく、
自分の足取りで一歩一歩着実に踏み出して得られる何かである。」(211頁)
著者のチョン・ヘシンさんが述べているように、
良好なコミュニケーションをとるうえで最も大切なことは、
『共感』
です。
理論ではなく、
実生活で実質的な効果を発揮する実用的な『共感力』を身につけましょう。
『共感力』は、
生まれつきのものではなく、
学ぶことで身につきます。
『共感力』を身につければ、
コミュニケーションにおいて、
怖れるものは何もありません。
“You are always really right.”
(あなたは、いつも本当に正しい)
「あなたは正しい 自分を助け大切な人の心を癒す『共感』の力」
(著者 チョン・ヘシン 訳者 羅一慶
飛鳥新社)
https://amzn.to/46yPohQ
【人生の答え】
私は、
『人生に答えなどない』
と思っていました。
自身の人生ノートに、
『こうやって、自分なりに精一杯生きてきた。
これもした、あれもした、
悩んだ、悶えた、苦しんだ。
でも、楽しいことも、嬉しいことも沢山あった。
これが私の生き様です。』
と書いて、
この世を去るとき、
『自身の人生ノートを神様に提出して見てもらうのが人生だ』
と思っていました。
しかし、
私の勉強不足でした。
人生には、答えがありました。
それは、
『いつでも、どこでも、どんなときも、笑顔で過ごすこと』
です。
四六時中、クシャクシャの笑顔で過ごせるよう練習しましょう。
なぜなら、
人生は、楽しむ為、“ 喜び ” の為にあるのだから。
作家・講演家の小林正観さんは、著書
「幸せな人は知っている『人生を楽しむ』ための30法則」
(フォレスト出版)
の中で、こう述べています。
(1頁〜4頁)
「ある会社の社長が亡くなりました。
心臓マヒ。
いきなりの死亡でした。
社長は林の中を歩いていましたが、
突然きれいなお花畑に出ました。
美しい青空、
寒くなく暑くなく、
とても気分がよいところです。
お花畑の向こう、
感覚的には100メートルほど先に、
川が流れていました。
お花畑に出たとたんに、
どこからか声が聞こえてきました。
男の声、女の声、
どちらとも言えず、
荘厳とかおごそかとか、
そういう感じもない。
といって、冷たい事務的な声というのでもない。
その声は、こう言ったそうです。
『川のほとりまで行ったら、
そこであなたの人生について尋ねる。
川のほとりまでに、
どんな人生だったかを、
まとめておきなさい』
この社長は、
他人の10倍も20倍も働き、
努力して、頑張ってきた人でした。
会社も大きくし、従業員も増やした。
商工会の役員もやり、
名誉や地位も充分に手に入れていました。
『胸を張って、
人よりもたくさん努力し、
頑張ってきた、と言える。
それなりの成果、実績、数字も達成してきた』
と思ったそうです。
川のほとりまで来ました。
いわゆる『三途の川』でしょうか。
再び、『あの声』が聞こえてきました。
『それでは、あなたの人生について聞く。
答えの用意はできたか』
胸を張って、社長は、
『はい』と答えました。
何でも聞いてください、
たくさんのことをやってきた。
恥ずべきことはないし、
自慢できることは多い。
誇らしい気持ちで質問を待ったそうです。
『それでは聞く。
人生を、どれほど楽しんできたか』
社長は絶句しました。
答えられなかった。
人生を楽しもう、と思ったことはなかったし、
楽しんだこともなかった。
従業員を怒鳴りつけ、
家族に対しても厳しかった。
自分に厳しく生きてきた分、
社長は周りの人にも常に、
厳しく当たってきました。
『楽しむ』という概念は、
社長の人生には、なかったのです。
答えられずに、絶句していました。
『あの声』は、こう言ったそうです。
『あなたは人生について考え違いをしていました。
もう一度、やり直しなさい』
えっ、と思った瞬間に目がさめました。
生き返ってしまったのです。
完全に心臓が止まり、死んでいたのに、
生き返りました。
そして社長はその後、
まったく違う人格の人になり、
ニコニコして楽しい、
誰からもその存在が喜ばれる人になりました。
“ 魂 ” は進化します。
しかし、
“ 魂 ” だけのときは進化しません。
進化するためには肉体が必要です。
肉体の存在を通してのみ、
私たちは進化することができます。
“ 魂 ” が未熟なときは、
病気や事故、出来事、現象について、
『つらい』『苦しい』ととらえます。
“ 魂 ” が進化すると、
出来事すべてに『楽しい』と思い、
『おかげで成長できた』
『ありがたい』
と思えるようになります。
『未熟』と『進化』の中間に、
『修行』ととらえる期間があります。
『人生はいろいろな修行の場』
ととらえることで、
『つらい』『苦しい』という感覚からは卒業できますが、
本来の人生は『修行』のために設定されているものではありません。
『人生は楽しむもの』」
小林正観さんが述べている通り、
『人生は本来、楽しむもの』
です。
『つらく、苦しい』と人生をとらえるのではなくて、
出来事すべてに『楽しい』と思い、
『おかげで成長できた』
『ありがたい』
と思いましょう。
『人生は楽しむもの』です。
いつでも、どこでも、どんなときも、
明るく、楽しく、元気よく、笑顔で過ごせる練習をしましょう。
笑顔でいつづければ、人生は変わります。
四六時中、クシャクシャの笑顔で生きましょう❗
「幸せな人は知っている『人生を楽しむ』ための30法則」
(著者 小林正観 フォレスト出版)
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【地球ユートピア実現ゲーム】
私たちは、地球を舞台にした壮大なゲームをしています。
それは、
『地球ユートピア実現ゲーム』
です。
具体的には、
『世界平和と人類全体の幸福を実現させるゲーム』
です。
『スター・ウォーズ』は、
ライト・サイドとダーク・サイドの戦いでしたが、
私たちがしているゲームは、
善と悪との戦いではありません。
“ 無明の世界 ” から “ 光明の世界 ” への成長ゲームです。
だから、
悪と戦ってはいけない、
つまり、北風になってはいけない。
太陽になることが大切です。
なぜなら、
人間が関心を向けたものが増大するという “ 宇宙法則 ” が働いているからです。
悪に関心を向ければ悪が増大します。
だから、
『善』、則ち、『愛』に関心を向けましょう❗
批評家から寛大な心の持ち主へ、
エゴイストから博愛主義者へ成長しましょう❗
地球ユートピア実現ゲームにとって喜ばれるキャラクターになりましょう。
重宝がられる存在になりましょう。
このゲームにとっては、
すべての人が大切な存在です。
誰一人として欠けてはいけません。
なぜなら、
人類全体の幸福を実現させることが目標だから。
天性を活かし、
天職に就き、
天命を全うしましょう。
天命とは、
世の為人の為天の為に尽くすこと、
則ち、喜ばれる存在になることです。
『よい子とママのアニメ絵本 ⑦北風とたいよう』
(著者 平田昭吾 ブティック社)
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『地球が天国になる話』
(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ)
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【天啓が最も大事】
“ 天啓 ” が、人生で最も大事です。
なぜなら、
『今の自分にとって、一番大切にすべきなのは何か』
『今、為すべきことは何か』
を教えてくれるからです。
例えば、
壁に突き当たり、
苦悩している時、
インスピレーションを与え、
解決策を示してくれます。
天啓を得るためには、
宇宙意識と繋がることが必須です。
そのためには、瞑想です。
結局、
人生で最も大切なことは、
瞑想を日課にして天啓を得ることです。
そして、
それに従って行動することです。
私が尊敬する中村天風師は、
天啓を得て、
銀行の頭取を辞め、
辻説法を始めました。
それは、
衆生を幸せにする為です。
世界に、誠と愛と平和に活きんとする人の数を多からしむる為です。
(結論)
『瞑想を日課にして天啓を得て、それに従って行動しよう❗』
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
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【細く長く生きる】
“太く短く” ではなくて、“細く長く” 生きましょう❗
なぜなら、
『大きい薬缶は沸きが遅い』
『大器は晩成す』
“Who goes slowly goes far.”
(ゆっくり歩む者が遠くまで行く)
からです。
焦らず、慌てず、無理をせず、
ゆっくり歩みましょう。
何事も、
スモール・ステップが大事です。
実は、
これが心身の健康にも良いのです。
これについて、
順天堂大学医学部教授の小林弘幸博士は、著書
「ゆっくり生きれば、遠くまでいける 副交感神経で『最高の人生』を手に入れる」(大和書房)
の中で、こう述べています。
(3頁〜10頁)
「もし誰かに
『究極の健康法を教えてください』
と言われたら、
『ゆっくり生きること』
と私は即座に答えます。
『ゆっくり生きる』
という言葉には
『健康のすべて』
が集約されていると考えられるからです。
ところが、
現代社会を生きる私たちはとにかく忙しい。
時間的、物理的に忙しいだけでなく、
『あれが心配だ』
『こんな悩みがある』
『気がかりなことがなくならない』など、
精神的にも落ち着くことがありません。
あなたの日常も同じではないでしょうか。
仕事が忙しい。
体調に不安がある。
悩みを抱え、いつも心が落ち着かない。
時間に追われ、ゆったりと過ごすことができない。
人生の壁にぶつかり、落ち込んでいる。
現代社会を生きる誰もが
『ちょっとした不安、忙しさ、疲れ、悩み』
などを抱えながら日々暮らしています。
きっとあなたも
『毎日が忙しいのは当たり前』
『不安やストレスがなくならないのは仕方がない』
とあきらめムードで考えているのではないでしょうか。
ですが、
この『物理的にも、精神的にも落ち着かない日常』は、
じつは健康を害する大きな要因となっています。
『ゆっくり生きる』
とは真逆にある
『不安で、忙しない日常』は、
あなたの体を確実に蝕んでいるのです。
(中略)
私たちの体の調子を支配しているのは自律神経。
心臓や胃腸を動かしたり、
血液をつくり、
血管の収縮を管理するなど
『自分では意識して動かせない部分』
のすべてを担っているのが自律神経です。
この自律神経が乱れると、
体の調子が悪くなり、
果ては病気になってしまう。
残念ながら、
多くの人が送っている
『忙しく、落ち着かない日常』
は、自律神経がもっとも乱れやすいライフスタイル。
心臓や胃腸の働きが悪くなり、
血液の質が下がり、
血流も悪くなります。
その結果、
心臓や脳の疾患、血管系の病気、
胃腸のトラブルなどを起こしやすくなってしまうのです。
(中略)
一方で、
人は安心しているとき、
適度に血管が拡張し、
スムーズに血液が流れる状態になっています。
まさに、
ゆっくり生きれば、
それだけ健康に近づくということです。
医学的に表現するなら、
自律神経が整い、
血流が良くなるというわけです。
血流が良いということは、
病気になりにくいだけでなく、
脳にも十分な血液が届くので集中力が増し、
判断の質も向上します。
冷静かつ平常心でいられるので、
感情的になりにくく、
対人関係の問題も起こりにくい。
まさに良いことずくめです。
病気にならないのはもちろん、
対人関係を良くするためにも、
仕事や家事でのパフォーマンスを向上させるためにも、
『本当の健康状態』
をつくることはとても大切。
そのポイントが
『ゆっくり生きること』
なのです。」
小林博士が述べている通り、
自律神経が、
すべての鍵を握っています。
ゆっくり生きれば、
自律神経が整います。
自律神経が整えば、
病気になりません。
それだけでなく、
仕事のパフォーマンスも上がります。
対人関係も良くなります。
(結論)
『焦らず、慌てず、無理をせず、
ゆっくり生きましょう❗』
“Who goes slowly goes far.”
(ゆっくり歩む者が遠くまで行く)
「ゆっくり生きれば、遠くまでいける 副交感神経で『最高の人生』を手に入れる」
(著者 小林弘幸 大和書房)
https://amzn.to/3tsau2A
【人は見た目が100%】
『人は見かけによらぬもの』
『人を見かけで判断してはいけない』
とよく言われます。
確かにその通りですが、
見かけで判断されがちなのは事実です。
『人生はニャンとかなる!明日に幸福をまねく68の方法』
(水野敬也 長沼直樹著 文響社)
の54頁にこう書かれています。
『身に付ける衣服と唇に浮かぶ微笑と物腰が人となりを表す。』 〔旧約聖書〕
私はこの名言を読んでから服装に気をつけるようにしました。
以前は着心地重視でカジュアルな服を着ることが多かったのですが、
今では私的な外出でもジャケットと革靴です。
気が引き締まり、生活に張りがでました。
人からの受けも良いです。
人に良い印象を与える清潔感のある服装や微笑み、
礼儀正しい態度を心掛けています。
精神科医の越智啓子さんは、著書
『身につけるもので運命は大きく変わる!』
(青春出版社)
の中で、
身につけるものの大切さについて次のように述べています。(5頁)
「 身につけているものすべてに深い意味があって、
それが私たちの人生の舞台を演出しているのです。
だから、この本のタイトルの
『身につけるもので運命は大きく変わる!』
というフレーズはちっとも大げさではありません。
どんなものを身につけているかで、
そのときの自分が発している光の色、
エネルギーが違ってくると、
瞬間瞬間の流れが自然に変わってくるからです。
たとえば、
赤色をファッションに選ぶと、
赤い光線を引き出して、
とても行動的に、情熱的になります。
桜のようなピンク色を身につけると、
自然にハートから愛があふれて、
まわりの人々に、
いつもより優しい言葉かけやしぐさが自然にできるようになります。」
明るい色の服を着れば気分も明るくなります。
元気が出ます。
スカーフやアスコットタイを派手目にすれば陽気な人として目に映ります。
周囲を明るくするファッションを目指してみませんか?
アクセサリーや小物類で華やかさを演出し、
微笑みを浮かべ、
品の良い物腰を心掛けましょう。
『21世紀は男も女も “見た目” が100%』
(著者 斎藤一人 舛岡はなゑ マキノ出版)
の46頁〜47頁に、こう書かれています。
「一人さんが言いたいことは、
『人生を変えるためには、
外見を変えるのがいちばんの近道なんだよ』
ということなのです。
『ふだん元気な女の子だって振袖を着ると、
所作でもなんでも、
その人が醸し出す雰囲気までもが違っちゃうじゃない?
服でもなんでも、
外見を変えると、
まるで人が変わっちゃうんだよ。
街中のおじさんでもなんでも、
タキシードを着せると、周りも
【この人は紳士だ】
という目で見てくれて、
本人もその気になって、
いつのまにかちゃんとした紳士になっちゃうんだよね(笑)。
いつも、沈んだ色の服を着ていると、
どうしても気持ちまで沈んでしまうけれど、
明るく華やかな格好をすると “心” も明るく華やかになるの。
ほんとうなんだよ。
周りも、あの人は明るくて華やかな人だと思って見てくれるしね。
すると現実に、そういう人生になっちゃうの。
外見通りの人生になるんだよ。』」
一人さんが述べているように、
人生を変えるためには、
外見を変えるのが一番の近道です。
医学博士・理学博士・農学博士で元米国ユニオン大学健康科学研究所教授の佐藤富雄博士(1932年‐2012年)は、著書
「運命は『口ぐせ』で決まる」 (三笠書房 知的生きかた文庫)
の中で、
『人間は“着るもの”から多大な影響を受ける』
として、次のように述べています。(29頁~30頁)
「 人間というのは、
自分に一番近くにいるものから最も心理的な影響を受けやすいのです。
では、自分に一番近いものとはなんでしょうか。
恋人、友だち、あるいは奥さんやご主人、そんな人を想像しますか?
ところが、
こういう身近な人間よりも、
もっと自分に影響を与えるものがあるのです。
よく考えてみてください。
自分に一番近いもの、
一番体に密着しているものはなんでしょうか。
それは衣服、
すなわち着ているものなのです。
ですから、
着るものに気を使わないのは、
自分に対してあまり関心がないのと同じことです。
おしゃれをしない、
身だしなみに気を配らないというのでは、
いくら自分をよくしようと思ってもだめなのです。
ファッションは、
その人の気持ちや気分に大きな影響を及ぼします。
着飾ったときは、
言葉づかいや身のこなし方も変わってくるでしょう。
これが大事です。
おしゃれをすることによって心境が変わるというのが大事なのです。
では、おしゃれをすると、
どういう変化があるのでしょうか。
専門的にいうと、
ホルモンの系が変わる、
つまり、
ホルモンの流れが変わるのです。
ホルモンというのは、
目の輝きや魅力に大きく影響しますから、
おしゃれをすることによって、
見た目も雰囲気も、
気持ちさえも変えることができるわけです。
そしてもうひとつ、
自分を美しく見てもらいたいというのは、
異性を意識するということにつながります。
これは、
自分の容姿に対する意識を、
非常にはっきり自覚していくということです。
ですから、
おしゃれをするということは、
外面的にだけではなく、
内面的にも非常に大切なことなのです。」
ファッションは、気分に大きな影響を及ぼします。
着飾ったときは、
物腰と態度が変わってきます。
おしゃれをして心境を変えましょう。
外面から内面を変えましょう。
明るく、楽しいファッションを心掛けて、
自分だけでなく周囲も陽気にしましょう。
『習い、性と成る』で、
習慣もずっと続けていると生まれながらの性質のようになります。
おしゃれを習慣にしましょう。
そして、物腰を柔らかく、麗しく、優しくしましょう。
(結論)
『身なりと物腰に関心を向けましょう!』
『人生はニャンとかなる!明日に幸福をまねく68の方法』
(著者 水野敬也 長沼直樹 文響社)
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『身につけるもので運命は大きく変わる!』
(著者 越智啓子 青春出版社)
https://amzn.to/3LRQMDG
『21世紀は男も女も “見た目” が100%』
(著者 斎藤一人 舛岡はなゑ マキノ出版)
https://amzn.to/3PKaNxf
「運命は『口ぐせ』で決まる」
(著者 佐藤富雄 三笠書房)
https://amzn.to/46AKIr2
【主役はあなた❗】
人は皆、自分の世界の中で生きています。
『世界の中に自分がいるのではなくて、自分の中に世界がある』
これが、真実です。
自分の人生の主人公は、自分です。
自分が主役です。
人生は、自分が主人公のロールプレイング・ゲームのようなものです。
ロールプレイング・ゲームと人生が非常に似ていることについて、
『生きがいの創造』
で一世を風靡した、
元福島大学教授の飯田史彦博士は、著書
『生きがいの本質 私たちは、なぜ生きているのか』
(PHP文庫)
の中で、
次のように述べています。
(272頁~276頁)
「 ロール(役割)をプレイング(演じる)するゲームという意味で、
何とこれが、
人生計画にそっくりなのです。
きっと、
RPGをやったことのある方ならば、
本書がいう
『試練』
の意味も、
感覚としておわかりになるはずです。
(中略)
ある主人公を選んで物語をはじめます。
主人公は、
自分の意志で自由に行動する権利を持っていますが、
『どうしても会わなければならない人物』
や
『どうしても経験しておかなければならないイベント(出来事)』
も設定してあります。
したがって、
自分の意志でウロウロしながらも、
いつのまにかそれらの人物やイベントに引き寄せられていき、
会うべき人に会って
『運命の再会』
を果たしたり、
体験すべき試練が生じてきて、
苦労しながら解決することになります。
(中略)
私たちが生きている人生も、
これと同じような仕組みになっています。
主人公を選ぶことによって、
その人生で学ぶ基本的な成長課題が決まり、
その課題を学ぶために、
人生の節目ごとに現れてくるボスキャラ(大きな試練)や、
どうしても会わなければならない人物(ソウルメイト)、
解決しなければならないイベント(人生経験)などを決めておきます。
そして、
私たちは自由に行動しながら、
不思議と予定通りに現れてくるそれらの
『運命』
に対処していくというわけです。
(中略)
そのような人生設計の中で、
もっとも大切なことは、
『経験値を稼いで成長する』
ということです。」
あなたの人生の主人公は、あなたです。
あなたが主役です。
主役が活躍しないで、どうすんの❗
(結論)
『人生は、楽しむ為にあります。
どれだけ成長できるか、どれだけ自己意識を進化・向上させるかのゲームです。』
『生きがいの本質 私たちは、なぜ生きているのか』
(著者 飯田史彦 PHP文庫)
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【宇宙意識のみが唯一の実在】
なぜ、私が情報発信に拘るのか?
それは、
『宇宙に存在するのは情報のみ』
だからです。
これについて、
高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所教授の松原隆彦博士は、著書
『宇宙はどうして始まったのか』
(光文社新書)
の中で、こう述べています。
(196頁〜198頁)
「ホィーラーは、
宇宙という物理的な世界はすべて『情報』が作り上げているのではないか、
という考えを述べている。
この考えを彼は
『ビットがすべてを作り出す』
(“it from bit ”)
という言葉で表した。
(中略)
ホィーラーによれば、
膨大な数のビットからなる情報がこの世界の存在を作り上げているのだという。
私たちは直観的にこの世界や宇宙が存在していると考えているが、
そうした存在というものでさえも、
突き詰めれば情報の集まり以上のものではないというのだ。
(中略)
ホィーラーによれば、
存在というのはこの物理的世界の基本的なものなのではなく、
人間がコミュニケーションの道具として用いる情報こそが基本的なものなのだという。
つまり、
情報がすべてを作り出しているというのだ。
そしてすべての情報はビットに還元できる。
これが
『ビットがすべてを作り出す』
という言葉の意味である。」
ジョン・アーチボルド・ホィーラーが述べている通り、
宇宙に存在するのは、
情報のみです。
換言すれば、
『宇宙の実在は宇宙意識のみ』
です。
仏教で言えば、
『唯識』
です。
意識の進化と向上が、
私たちの使命です。
これが、
『天命』
です。
『宇宙はどうして始まったのか』
(著者 松原隆彦 光文社新書)
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『宇宙意識』
(著者 リチャード・モーリス・バック 訳者 尾本憲昭 ナチュラルスピリット)
https://amzn.to/3toor1B
【有益情報の発信】
著名な文芸評論家の小林秀雄氏
(1902~1983)は
『読書について』
(中央公論新社)
の中でこう述べています。
(21頁~22頁)
「 書物の数だけ思想があり、
思想の数だけ人間が居るという、
在るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。
何故人間は、
実生活で、論証の確かさだけで人を説得する不可能を承知し乍ら、
書物の世界に這入ると、
論証こそ凡てだという無邪気な迷信家となるのだろう。
又、実生活では、
まるで違った個性の間に知己が出来る事を見乍ら、
彼の思想は全然誤っているなどと怒鳴り立てる様になるのだろう。
或は又、
人間はほんの気まぐれから殺し合いもするものだと知ってい乍ら、
自分とやや類似した観念を宿した頭に出会って、
友人を得たなどと思い込むに至るか。
みんな書物から人間が現れるのを待ち切れないからである。
人間が現れるまで待っていたら、
その人間は諸君に言うであろう。
君は君自身でい給え、と。
一流の思想家のぎりぎりの思想というものは、
それ以外の忠告を絶対にしてはいない。
諸君に何んの不足があると言うのか。」
人の数だけ思想があり、
思想の数だけ使命があります。
大衆に向けて、積極的にポジティブ情報(有益情報)を発信しましょう。
それが、モチベーションになります。
生きがい(生きる意味・生きる価値・人生の目的)になります。
私は衆生にとって良かれと思って情報を発信しています。
これは、私の内なる声によるものです。
良識によるものです。
あなたも、積極的に有益情報を発信してください❗
『人の数だけ思想があり、
思想の数だけ使命がある。
それだけを知れば足りるのだ。
諸君に何の不足があるというのか。』
『読書について』
(著者 小林秀雄 中央公論新社)
https://amzn.to/45jgd8b
【笑ってなんぼ、笑はかしてなんぼ】
人生は、喜劇です。
エンターテインメントです。
この世には、
笑い飛ばせないほど辛いことなんてありません。
人生は、
『笑ってなんぼ、笑はかしてなんぼ』
『楽しんでなんぼ、楽しませてなんぼ』
『喜んでなんぼ、喜ばせてなんぼ』
『動いてなんぼ、動かしてなんぼ』
です。
『人生は、近くで見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇である』
(チャールズ・チャップリン)
『神は笑っている』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 西山 佑 サンガ)
https://amzn.to/3ZCszaj
【四六時中笑顔で過ごす】
四六時中、笑顔で過ごしましょう❗
朝起きて、まずニッコリ笑います。
その状態をキープして、一日過ごし、
笑顔のまま眠ります。
この練習をしましょう❗
理由は、三つあります。
① α波が出て、リラックスできる。
② 笑顔でいれば、楽しい気分になる。
③ 人は皆、笑顔で癒される。
①について、
笑顔セミナーを主宰する諏訪ゆう子さんは、著書
『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』 (あさ出版)
の中で、こう述べています。
(28頁)
「 笑顔とα波の関係は、
カリフォルニア大学人間相互作用研究所のポール・エクマン博士らによって研究され、
証明されています。
彼らは、フランスの神経学者デュシェンによる
『楽しいときは目の周りの眼輪筋と頬の大頬骨筋が動く』
という説に着目し、
ならば逆に
『この二つの筋肉へ刺激を与えると楽しくなるのではないか?』
という仮説を立て、
研究を始めました。
研究方法は、いたって単純。
おもしろくもなんともない実験室に学生を50人集め、
この二つの筋肉を動かしてもらい、
そのときの脳波を測定するだけです。
その結果、
実際にα波がでたことにより、
眼輪筋と大頬骨筋を動かせば楽しくなるという仮説が正しいことが証明されたのです。」
笑顔でいれば、
α波が出てリラックスでき、集中力も高まります。
②について、
アメリカ心理学の父、ウィリアム・ジェームズは、
『人は幸せだから歌うのではない、歌うから幸せになるのだ』
という名言を残しています。
明るく楽しい歌を口ずさめば、
実際に楽しくなります。
楽しい時は自然と笑顔になりますが、
『逆もまた真なり』
で、笑顔にすれば楽しくなります。
③について、
人は皆、笑顔で癒されます。
“Smile makes smile.”
です。
これについて、
鶴見大学教授で日本抗加齢医学会理事の斎藤一郎教授は、著書
「幸せを引き寄せる笑顔の法則」 (誠文堂新光社)
の中で、こう述べています。
(40頁)
「 あなたが笑顔になると、
まずはあなた自身が幸福感を感じる。
周りの人たちはそんなあなたを見て笑顔になり幸福感を感じる。
そんな周りの人を見て、あなたは笑顔になる・・・・・・。
幸福感が連鎖していく、
『笑顔の法則』
とでも言えるものが存在しているのです。」
笑顔は心を癒します。
毎日、鏡を使って笑顔の練習をすることをオススメします。
自分の笑顔で自分自身を癒す効果もあります。
四六時中、笑顔で過ごす練習をしましょう❗
私も今、練習しています。
笑顔で過ごせば、実に楽しいです。
笑顔は世界を変えます。
世界中の人が四六時中、笑顔で過ごせば、
世界平和は実現します❗
『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』
(著者 諏訪ゆう子 あさ出版)
https://amzn.to/3LK871c
『幸せを引き寄せる笑顔の法則 三越伊勢丹グループの従業員10万人を動かした“理論”と“実践”とは?』
(著者斎藤一郎誠文堂新光社)
https://amzn.to/46dEMEJ
【平和が実現しないのはなぜ?】
世界平和が実現していないのは、なぜでしょうか?
どうしたら、世界平和は実現するのでしょうか?
ひとはなぜ戦争をするのでしょうか?
これについて、
アインシュタインは、
『ひとはなぜ戦争をするのか』
(講談社学術文庫)
のフロイトへの手紙の中で、
こう述べています。
(13頁〜16頁)
「第一に、権力欲。
いつの時代でも、
国家の指導的な地位にいる者たちは、
自分たちの権限が制限されることに強く反対します。
それだけではありません。
この権力欲を後押しするグループがいるのです。
金銭的な利益を追求し、
その活動を押し進めるために、
権力にすり寄るグループです。
戦争の折に武器を売り、
大きな利益を得ようとする人たちが、
その典型的な例でしょう。
彼らは、戦争を自分たちに都合のよいチャンスとしか見ません。
個人的な利益を増大させ、
自分の力を増大させる絶好機としか見ないのです。
社会的な配慮に欠け、
どんなものを前にしても平然と自分の利益を追求しようとします。
数は多くありませんが、強固な意志をもった人たちです。
このようなことがわかっても、
それだけで戦争の問題を解き明かせるわけではありません。
問題の糸口をつかんだにすぎず、
新たな問題が浮かび上がってきます。
なぜ少数の人たちがおびただしい数の国民を動かし、
彼らを自分たちの欲望の道具にすることができるのか?
戦争が起きれば一般の国民は苦しむだけなのに、
なぜ彼らは少数の人間の欲望に手を貸すような真似をするのか?
(中略)
即座に思い浮かぶ答えはこうでしょう。
少数の権力者たちが学校やマスコミ、
そして宗教的な組織すら手中に収め、
その力を駆使することで大多数の国民の心を思うがままに操っている!
しかし、
こう答えたところで、
すべてが明らかになるわけではありません。
すぐに新たな問題が突きつけられます。
国民の多くが学校やマスコミの手で煽り立てられ、
自分の身を犠牲にしていく――このようなことがどうして起こり得るのだろうか?
答えは一つしか考えられません。
人間には本能的な欲求が潜んでいる。
憎悪に駆られ、相手を絶滅させようとする欲求が!
破壊への衝動は通常のときには心の奥深くに眠っています。
特別な事件が起きたときにだけ、
表に顔を出すのです。
とはいえ、
この衝動を呼び覚ますのはそれほど難しくはないと思われます。
多くの人が破壊への衝動にたやすく身を委ねてしまうのではないでしょうか。
これこそ、戦争にまつわる複雑な問題の根底に潜む問題です。
この問題が重要なのです。
人間の衝動に精通している専門家の手を借り、
問題を解き明かさねばならないのです。
ここで最後の問いが投げかけられることになります。
人間の心を特定の方向に導き、
憎悪と破壊という心の病に冒されないようにすることはできるのか?」
アインシュタインが述べているように、
人間を憎悪と破壊という心の病に冒されないようにすることはできるのでしょうか?
これについて、
フロイトは、本書のアインシュタインへの手紙の中で、こう述べています。(52頁〜55頁)
「はるかなる昔から、
文化が人類の中に発達し広まっていきました(文化という言葉よりも文明という言葉を好む人もいます)。
人間の内にある最善のものは、
すべての文化の発展があったからこそ、
身につけることのできたものなのです。
(中略)
文化の発展が人間の心のあり方に変化を引き起こすことは明らかで、
誰もがすぐに気づくところです。
では、どのような変化が起きたのでしょうか。
ストレートな本能的な欲望に導かれることが少なくなり、
本能的な欲望の度合いが弱まってきました。
私たちの祖先なら強く興奮を覚えたもの、
心地よかったものも、
いまの時代の人間には興味を引かないもの、
耐え難いものになってしまっています。
このように、私たちが追い求めるもの――例えば、道徳や美意識にまつわるもの――が変化してきたわけですが、
この変化を引き起こしたものは究極的には心と体の全体の変化なのです。
心理学的な側面から眺めてみた場合、
文化が生み出すもっとも顕著な現象は二つです。
一つは、知性を強めること。
力を増した知性は欲動をコントロールしはじめます。
二つ目は、攻撃本能を内に向けること。
好都合な面も危険な面も含め、
攻撃欲動が内に向かっていくのです。
文化の発展が人間に押しつけたこうした心のあり方――これほど、戦争というものと対立するものはほかにありません。
だからこそ、私たちは戦争に憤りを覚え、
戦争に我慢がならないのではないでしょうか。
戦争への拒絶は、単なる知性レベルでの拒否、
単なる感情レベルでの拒否ではないと思われるのです。
少なくとも平和主義者なら、
拒絶反応は体と心の奥底からわき上がってくるはずなのです。
戦争への拒絶、それは平和主義者の体と心の奥底にあるものが激しい形で外にあらわれたものなのです。
私はこう考えます。
このような意識のあり方が戦争の残虐さそのものに劣らぬほど、
戦争への嫌悪感を生み出す原因となっている、と。
では、すべての人間が平和主義者になるまで、
あとどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
この問いに明確な答えを与えることはできません。
けれども、文化の発展が生み出した心のあり方と、
将来の戦争がもたらすとてつもない惨禍への不安――この二つのものが近い将来、
戦争をなくす方向に人間を動かしていくと期待できるのではないでしょうか。
これは夢想的な希望ではないと思います。
どのような道を経て、
あるいはどのような回り道を経て、
戦争が消えていくのか。
それを推測することはできません。
しかし、
いまの私たちにもこう言うことは許されていると思うのです。
文化の発展を促せば、戦争の終焉へ向けて歩み出すことができる!」
フロイトが述べている通り、
精神文化の発展が、
世界平和実現の鍵になります。
私は、瞑想文化が世界中に広まれば、
世界平和は実現すると確信しています。
根拠は三つあります。
① 心が穏やかになる。
② 心身共に健康になる(健全なる精神は健全なる身体に宿る)
③ 瞑想すれば悟りが開けて、博愛に目覚める。
①について、
瞑想すれば、脳波がα波になり、
心が穏やかになります。
心が穏やかな人は、争いません。
②について、
瞑想を日課にしている人からは、
オキシトシン、ドーパミン、セロトニン、β-エンドルフィンといった幸せホルモン、快楽ホルモンが分泌していることが科学的に解明されています。
瞑想すれば、心身共に健全になります。
健全な精神の持ち主は、争いを起こしません。
③について、
ブッダ(覚者)・ヨガの聖者・禅の名僧等、瞑想を日課とし悟りを開いた人は皆、平和主義者・博愛主義者です。
私は瞑想を始めてから三年以上になります。
かつては、エゴイストでしたが、
瞑想を日課して博愛に目覚めました。
ということで、
結論はこうなります。
『瞑想を日課にして悟りを開こう❗
瞑想文化を世界中に広め、世界平和の実現に貢献しよう❗』
『ひとはなぜ戦争をするのか』
(A・アインシュタイン/S・フロイト 著 浅見昇吾 訳 講談社学術文庫)
https://amzn.to/46uOS3T
すべてはうまくいっている❗
【すべてはうまくいっている❗】
実は、人生は筋書き通り、
ほぼうまくいっています。
『すべてはうまくいっている』
『すべってもうまくいっている』
と気づくことが大事です。
なぜなら、
そう思っていれば、
その通りになるからです。
『うまくいっていない』
と解釈すると、
本当にうまくいかなくなります。
だから、
『すべてはうまくいっている』
を信念にしましょう❗
『すべてはうまくいっている』
を口癖にしましょう❗
これに関して、
精神科医で人気著作家の越智啓子さんは、著書
『すべてはうまくいっている!』
(主婦の友社)
の中で、こう述べています。
(3頁〜5頁)
「人生がつらく悲しくても、
それはキラキラになるプロセスです。
それに気づいて、
考え方がもっとおめでたく変われば、
同じ状況でも、
見違えるように、
人生がしあわせに感じられます。
なぜなら、
自分の思いと考えが、
人生を創っているのですから。
人生のしくみがわかると、
がらりと日常が楽しく感じられるようになります。
さらに喜びが増して、
しあわせを感じることができるのです。
表面的にとらえると、
人生は苦しくうまくいかなく思うかもしれません。
でも、
さらに深く人生を見ると、
実はうまくいっているのです。
すべてはうまくいっている!
ちょっと、声に出して言ってみてください。
すべてはうまくいっている!
この言葉は、
宇宙のしくみをシンプルに、
力強く表現しています。
とてもパワフルな言霊です。
すべてはうまくいっている!
そう感じたら、
毎日がそう思えてきます。
すべてはうまくいっている!
これを口癖にできたら、
毎日がそうなってきます。
すべてはうまくいっている!
この意味が深く理解できたら、
あなたは人生の達人です。」
越智啓子医師が述べている通り、
『すべてはうまくいっている』
は、宇宙真理です。
生物の進化、
人類の進歩、
精神文化の進展、
物質文明の発展を見れば、
『自明の理』
です。
宇宙は進化・向上しています。
すべてはうまくいっています。
『すべてはうまくいっている!』
を口癖にして、
明るく、楽しく、元気良く活きましょう❗
『すべてはうまくいっている!』
(著者 越智啓子 主婦の友社)
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【楽しんだ人だけが幸せになる】
人生を楽しみましょう。
楽しんだ人だけが幸せになります。
“日本一の幸せ者” を自称する斎藤一人さんは、著書
『斎藤一人 楽しんだ人だけが成功する』(PHP研究所)
の中で、
楽しむことの大切さを次のように述べています。(3頁~5頁)
「 一人さんは “日本有数のお金持ち” と言う人がいるけど、
自分にムチを打ったことなんかないし、
努力も我慢もしたことがありません。
生まれてこのかた、
一度も苦労したことないの。
本当だよ。
それでいて経済的にも心も豊かだし、
日本で一番幸せなんです。
つまり、
成功するのにも、
豊かになるのにも、
幸せになるのにも、
苦労はいらないってことだよ。
本当に幸せな成功者って、
自分に、無理なんかさせません。
仕事でも何でも、
自分の『好き』を最優先に考えるし、
人生をたくさんの遊びで満たしているんです。
幸せな成功者は総じて楽しく働いているし、
プライベートも充実しているんだ。
世間では、
『遊んでばかりいると幸せになれない』
『厳しい世の中を渡っていくには我慢が必要』
なんて言われるけど、
それって真実とは真逆だよ。
この世の真理とは、こうです。
『好きなことを楽しんだ人ほど成功する』
この仕組みを知っていれば、
人生から難題が消え、
何があっても成功できます。
反対に、
この仕組みを知らないと、
苦労ばかりで報われない人生になっちゃうんだ。
(中略)
『自分を大切にして人生を楽しむと、想像以上の未来が手に入る』
ということを、
ここでしっかりと意識に刷り込んでおいてください。
楽しむことに目覚めると、
人生は驚くほど好転します。
それも、思いもよらない形で、
次々と幸運が舞い込んでくる。
あなたの人生は、
今ここから大きく変わるんだ。」
楽しむことの大切さがよくわかります。
ではなぜ、楽しむと幸せになれるのでしょうか?
それは、『波動の法則』が働くからです。
“共振共鳴の原理” によって、
楽しい気分の波動が楽しい出来事を引き寄せます。
英語の諺にこうあります。
“Fortune comes in by a merry gate.”
(幸運は楽しい門から入ってくる)
人生を楽しみましょう。
積極的に楽しくなることをしましょう。
自分の好きなことをして楽しんでいれば、
“陽の気” が発信されて、
周りの人を元気にします。
楽しんでいるだけで、
人の為になります。
(結論)
『人生を楽しんで、幸せになろう❗』
『斎藤一人 楽しんだ人だけが成功する』
(著者 斎藤一人 PHP研究所)
https://amzn.to/3RzdeVS
【人世は喜劇、笑って生きよう❗】
この世は、喜劇です。
短期的に悲劇に見えても、
長い目で見れば、喜劇です。
何が起きても、笑って生きましょう。
『笑う門には福来たる』
です。
人生に真剣に取り組むことは、
大変、素晴らしいことですが、
深刻になり過ぎないよう注意しましょう。
真面目は、いいんですが、
真面目すぎるのは、良くありません。
一人さんも言ってます
『まじめ、じめじめ』って。
大いに笑って、
気楽に、気軽に人生を楽しみましょう。
『笑い』は、百薬の長です。
これについて、
健康生きがいづくりアドバイザー(厚生労働省認定)で、社会教育家、日本笑い学会講師の江見明夫さんは、著書
『笑いがニッポンを救う――生涯現役でピンピンコロリ』
(日本教文社)
の中で、こう述べています。
(2頁〜4頁)
「『笑い』は、
神さまからの最高のプレゼントであり、
百薬の長であり、
人間関係の潤滑油です。
肉体的にも、精神的にも、
社会的にも数限りない効用を発揮し、
人間をパワーアップさせ、
国家の衰退をも救うのです。
すべての人々がまったく病気知らずで、
生涯現役を貫いて、
最後は神様に召されて天寿を全うする・・・・・・、
まさにピンピンコロリ(PPK)の生き方こそ、人生の王道なのです。
(中略)
『苦労山積、悩みゼロ』
毎日がルンルンで、
全国を講演旅行などで駆け回っていますが、
これも
『笑い』
『感動』
『感謝』
『プラス思考』
『高い志と大きな夢』、
そして強い『信仰』によるものだと思っています。
七三歳の今日まで、
まったくの病知らずで元気溌剌としているのも、
この六つのポイントによるものです。」
『笑い』『喜び』『感動』は、
心身を健康に導きます。
笑いの大切さを再認識しましょう。
筑波大学名誉教授の村上和雄博士(1936-2021)は、
この本の中で、
推薦の言葉として、こう述べています。
「私は生命科学の現場に四十年近くおり、
特に、後半は、遺伝子の研究に従事していました。
そこでわかったことは、
私たちの身体の遺伝子の多くは眠っており、
これらの遺伝子が、
感動、喜び、笑いなどによって生き生きワクワクすれば、
目を覚ますと考えられるということです。
良い遺伝子をオンにすることができれば、
私たちの可能性は飛躍的に向上します。
(中略)
読者が笑いの大切さを再認識され、
生涯を元気に明るくまっとうされますことをお祈りいたします。」
『笑い』は、
健康に良いだけではなくて、
人間関係にも、社会的にも、
効用を発揮し、世界の衰退をも救います。
『笑い』は人類を救います。
大いに笑いましょう❗
大いに笑わせましょう❗
『人生は近くで見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇である』(チャールズ・チャップリン)
『神は笑っている』
(ディーパック・チョプラ)
『笑いがニッポンを救う――生涯現役でピンピンコロリ』
(著者 江見明夫 日本教文社)
https://amzn.to/3Zq4RxH
【何が起きても、それを愛す】
【何が起きても、それを愛す】
人生で起こること、すべてに意味があります。
大切なことは、そこから何を学ぶかです。
『すべてのことに意味がある』
『すべてはうまくいっている』
そう前向きに捉えるとき、
道は拓けます。
『艱難、汝を玉にす』
“Adversity makes a man.”
(逆境が人をつくる)
です。
何が起きても、それを愛しましょう❗
これについて、
スピリチュアル・ティーチャーであり、ヒーラーでもある、マット・カーン氏は、著書
『何が起きても、それを愛する』
(訳者 奥野節子 ナチュラルスピリット)
の中で、こう述べています。
「『何が、起きても、それを、愛する』
というその言葉は、
あなたにとって人生のすべての側面を変容する呼びかけとなり、
あなたは新しいスピリチュアルのパラダイムにおける光の使者として前へ踏み出すことになるでしょう。」(2頁)
「一歩前へ進むごとに
『何が、起きても、それを、愛する』
という四つの言葉の持つ深い知恵があなたの中に定着していくでしょう。
何が起きてもそれを愛することによって、
あなたはハートを通して宇宙についての深遠な理解へと到達できるのです。
ハートが開くにつれて、
あらゆる状況や人生の細かなことすべてが、
あなたのスピリチュアルな成長のためだけに起こっているとわかります。
あなたが気づいているかどうかにかかわらず、
すべての出会いや結果は、
あなたが自分の能力を最大限に発揮して、
自らの聖なる性質を認識する助けとなるように宇宙が創造したものなのです。
愛をガイドにすれば、
他者に合わせて生きようとするのではなく、
自分の内側でより深いスピリチュアルな真実を探し求められるでしょう。
すでに感じているかもしれませんが、
あなたが経験することには、
表面に現れている以上の大きな理由が存在しています。
たとえあなたがその理由に気づいていないとしてもです。
けれど、
あなたの中で何よりも愛が働き、
あなたの代わりに愛が反応するようになれば、
なぜ物事が起こるのかを知る必要さえなくなります。
必要なのは、
自分から進んでハートを開くことだけなのです。
新しいスピリチュアルのパラダイムへと進んでいくにつれて、
あなたはハートを中心とした意識の到来を祝い、
地球のアセンションと人類の目覚めのための聖なる空間を保持できるでしょう。
あなたがもっと本質的なレベルで自分の経験を受け入れる準備ができていようと、
より好ましい状況下で人生を祝福したいのであろうと、
あなたの旅を完結させるために不可欠なのは無条件の愛を育てることです。
ソウルメイトを見つけることであろうと、
身体を癒やすことであろうと、
苦しみから解放されることであろうと、
これまでの学びを十分に体現することであろうと、
人生の中に愛を招き入れれば、
スピリチュアルな道しるべが、
あなたに進むべき道を示してくれるでしょう。
今こそ、
あなたのもっとも高次の潜在能力が目覚めるときです。
人間の美しさとしてあなたの魂が現れてくるとき、
ずっと願っていた聖なる運命が実現するのです。
これは、私たちのすばらしい惑星に住むすべてのスピリチュアルな成長のために、
あなたから始める愛の革命です。」(8頁〜10頁)
「何が起きてもそれを愛することが、
あなたの聖なる運命を実現するためにもっとも重要かつ唯一の方法と言えるのです。
一つひとつの出来事を心から受け入れることで、
自然に起こる癒やしを迎え入れ、
それがあなたの現実を変えると同時に、
すべての存在の進化を助けることになるでしょう。」(29頁)
「あなたは生命の永遠性を証明する源であり、
いつも愛が決定権を持つことを約束します。
あなたの進化が明らかになったとき、
あなたはどこへ行こうと、
強力な四つの言葉を忘れないでしょう。
それは
『何が、起きても、それを、愛する』
という言葉です。
何かに対して闘ったり、
守ったり、交渉したりするような反応をしなくなると、
独善性、被害者意識、権利意識、
欠乏感という炎症のあらゆる層が、
あなたのフィールドから消えていきます。
開いたハートは、
熟練した人間関係、
芸術的なコミュニケーション、
完璧な整合性という贈り物をあなたに与えてくれるでしょう。」(274頁)
人生で起こることすべては、
“学び” です。
『すべては良きことのために起こる』
『人生で起こること、すべて良きこと』
そう前向きに捉えるとき、
運命は拓けます。
すべては魂の成長の糧となります。
何が起きても、それを愛しましょう❗
『成功の反対は失敗ではなくて何もしないことである』
『何が起きても、それを愛する』
(著者 マット・カーン 訳者 奥野節子 ナチュラルスピリット)
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【ツキの本質とは?】
ツキの本質とは、一体何でしょう?
ツキとは、出会い(人との出会い・本との出会い・シンクロニシティ)です。
則ち、縁です。
運とは、出会いの持続です。
ツキについて、
イメージトレーニング研究・指導のパイオニアで、能力開発の魔術師である、西田文郎氏は、著書
『面白いほど成功する ツキの大原則』(現代書林)
の中で、こう述べています。
(217頁〜223頁)
「・ツキを呼ぶ考え方があり、ツキに見放される考え方がある
・ツキを呼ぶ感じ方があり、ツキに見放される感じ方がある
・ツキを呼ぶ生き方があり、ツキに見放される生き方がある
しかし、考え方や感じ方、生き方は容易に変えられない。
だからツキのない人間はいつまでもツキがなく、
ますますツキがなくなるものの考え方、感じ方、生き方になって、
どんどんツキから見放されていく。
ツイている人間のほうは、イヤというほどツイてツイてツキまくり、ウキウキワクワクできて、
面白い人生を過ごすことになる。
ところで、
カルト集団には相手に人格変容を起こさせ、
狂信者に変えてしまうマインドコントロールの手法があり、
そのプロセスは『揺さぶり』から入る。
まず、
相手の価値観に揺さぶりをかけるのだ。
説得という手段を最初に用いると、
相手の理屈脳に疑いが発生し、
拒否反応を示す。
ここでも理屈脳は自己防衛的である。
したがって、
理屈に働きかけるよりも、
その人間が今日まで生きてきた価値観を揺さぶり、
突き崩してしまうほうが、
人間は簡単に変わるのである。
(中略)
科学的な常識を信じ、
その価値観で生きてきた人間ほど、
自分の生き方が、間違っていたように感じられてしまう。
『もっと別の世界があるぞ』
『もっと別の生き方があるぞ』
『今の自分でよいのか』と、
(中略)
外側から人の心を操るマインドコントロールは、
むろん許されるものではない。
しかし『揺さぶり』は、
過去や現在の延長ではない、
新しい未来をつかむ人間には絶対に必要だ。
夢や願望を実現しようと考える人間には、
必要不可欠だと私は考えている。
なぜなら彼らは、
過去の記憶データがつくり出した『自分』という常識を突き破って進まなくてはならないからだ。
今の『自分』を突き崩さなければ、
夢(目標)は実現できない。
成功者とは、
今の自分に満足することなく、
自分に揺さぶりをかけ続けた人間のことである。
・今の自分でいいのか→このままではいけない!
・今の能力でいいのか→このままではいけない!
・今の技術でいいのか→このままではいけない!
・今の安定でいいのか→このままではいけない!
このままではいけない。
では、どうしたらよいのかとスーパーコンピュータは動き出す。
(中略)
【『現状を超えるにはどうしたらいいか』
と考え続ける人間だけが成功する】
どのようにして現状を超えるのか。
じつは、
その答えがツキなのだ。
これまでの価値観や常識を突き崩し、
新しい運を私たちに運んできてくれるツキ。
それと出会い、
それをつかみ、
ツイてツイてツキまくる。
(中略)
行動する人間と、
行動しない人間ではどちらがツイているかといえば、
行動する人間のほうが断然ツイている。
現状に揺さぶりをかける者だけが、
成功者になる資格を持つのである。
(中略)
人生は楽しいものだ。
世の中の成功者は間違いなくそう思っている。
成功してしまったから、
『楽しい』と感じるのではない。
成功する前から、
『人生は楽しいものだ』
と錯覚し、
『楽しい』
と思い込んでいた。
それが、“ツイている人間” の正体である。
それ以上でもなければ、
それ以下でも決してない。
(中略)
『ツキのある人間の脳は、人生は楽しいものだと思っている』
『ツキのない人間の脳は、人生は苦しいものだと思っている』
ツキのない人の脳が、
『人生は苦しいものだ』
と思っているのは、
ツキがないからではない。
いつまでも成功できなかったり、
仕事や人間関係がうまくいかないから、
『人生は苦しい』
と感じるようになったのではない。
『人生は苦しいものだ』
と思っているから、
いつまでも成功できず、
仕事にも人間関係にも、
またお金にもツキがなく、
恋愛も家庭も順調にいかないのだ。
ツイていない人は必ずこう思っている。
・仕事は苦しいものだ
・イヤな上司がいるのは苦しいことだ
・家族を養っていくのは大変だ
・お金を貯めることは苦しい
・嫁(姑)がわかってくれないのはつらいことである
・子育ては苦しくて大変だ
・バブルが崩壊したのだから苦しいはずだ
・お金がないのだから苦しまなければならない
・生きるということは苦しいものだ
人生はつらく、苦しいものでなければいけない。
ツイていない人間の脳は、
そんなふうにマインドコントロールされている。
そのマインドコントロールを、
自分自身であると思い込んでいる。
反対にツイている脳の人は、
『人生は楽しいもの』
『人生は楽しむべきもの』
と考えている。
・仕事は楽しいものだ
・お金を貯めるのは面白い
・生きるということは楽しいことだ
そして、
『どうしたらもっと楽しめるか』
を常に考えている。
楽しむことに貪欲だし、
それが当たり前だと思っている。
たとえば、
家庭にツイている人間は、
『家族を楽しませるためにこれをしよう、あれをしよう』と、
いつも頭をめぐらせている。
どうせ人生を生きるのであれば、
『苦しい』より『楽しい』がいいに決まっている。
しかし『苦しいものだ』と考えているから、
『楽しもう』という発想が湧いてこない。
普通に考えれば、
人生とは苦しいものである。
失敗もあるし、
挫折も体験する。
自分の力不足を実感したり、
人間関係に傷つくことも少なくないだろう。
まわりから1人だけ取り残されたように感じ、
劣等感にさいなまれることだってある。
無力感に打ちのめされ、
立ち上がることすらできないような日々もあるに違いない。
常識的に考えて、
人生は苦しくないはずはない。
しかしそれは、
『99%の真実』だ。
99パーセントの人が、そう錯覚しているというに過ぎない。
99パーセントの人間は苦しいと思う。
にもかかわらず、
扁桃核を『快』にし、
『人生は楽しい』
と思い続けられる1パーセントの非常識な人間が、
世の中にはいるということ、
そして、
誰もがそういう人間になれることを、
私はこの本の中で述べてきた。
(中略)
間違いなく人生は楽しい。
なぜなら出会いによって、
出会うことによって、
私たちはいくらでも自分の人生をよくすることができるのだから。」
西田氏が指摘しているように、
『人生は楽しいものだ』と思い込むことが肝要です。
幸運は、楽しい門から入ってきます。
“Fortune comes in by a merry gate.”
です。
ツキの本質は、出会い(縁)です。
出会いは、自身の意思で引き寄せることができます。
私は、良書との出会いを求めて、
Amazonで沢山、書籍を購入しています。
SNSでの出会いを求めて、Facebookに沢山、投稿しています。
あなたも、積極的に行動してみませんか?
きっと、良い縁に出会えますよ。
これまでの価値観や常識を覆し、
新しい運を私たちに運んできてくれる人や本と出会い、
ツキを掴み、ツイてツイてツキまくりましょう❗
『面白いほど成功する ツキの大原則』
(著者 西田文郎 現代書林)
https://amzn.to/3tcEEqh
【悟りへの道、八正道とは?】
八正道とは、
釈尊の根本説法の一つで、
悟りに到達するための八つの正しい道ということです。
これについて、
『わかりやすい 仏教用語辞典』
(大法輪閣)
に、こう書かれています。
① 正しくものを見る(正見)。
② 正しくものの理を考える(正思)。
③ 正しくことばを口にする(正語)。
④ 正しい業をなす(正業)。
⑤ 正しい命に生きる(正命)。
⑥ 正しく目的に向かって努力する(正精進)。
⑦ 正しく思念をこらす(正念)。
⑧ 正しく心を集中して安定させる(正定)。
八正道について、
人智学の創始者で、
精神世界(精神科学)の巨星、ルドルフ・シュタイナー(1861−1925)は、著書
『シュタイナー 神仏と人間』
(編訳者 西川隆範 風濤社)
の中で、こう述べています。
(144頁〜145頁)
「紀元前六世紀、
菩提樹下に座した菩薩が仏陀になったとき、
地球全体にとって重要なことが生じました。
そのとき、
人間として生きた仏陀のなかに、
同情と愛の教えが現われたのです。
同情と愛の教えを詳述したのが八正道です。
仏陀が同情と愛の教えを自らの内に生きいきと認識できたことをとおして、
人類は将来、
仏陀と同じ体験を持てる可能性を与えられました。
そのとき以来、
同情と愛の教えを認識できる人々が現われ、
偉大な仏陀に倣って、
八正道を実践する生活を送りました。
仏陀が当時体験したことを数多くの人々が体験したとき、
同情と愛の教えは人類のものになります。
高次の領域から地上へ、
つぎつぎと使命が託されます。
いまから三○○○年後までに、
多くの人々が八正道を心魂の能力とするまでに成熟します。
その時点で、同情と愛の教えは人類のものになります。」
八正道が極めて重要な教えであることがお解り頂けたと思います。
八正道について、
シッダーマスター(ヒマラヤ大聖者)のヨグマタ相川圭子さんは、著書
『八正道』(河出書房新社)
の中で、こう述べています。
(198頁〜202頁)
「まず、すべてをあるがままに、
正しく見るようにしていきます(正見)。
また、正しく思う訓練をします。
好き嫌いの思いを持たないで、
深い慈愛を思いに反映します。
今の思いは過去のさまざまな体験の記憶が影響していると気づきます。
見ることで気づきと浄化が起き、
理解します。
心が軽くなると正しく思う(正思)ことができます。
多くの人は比較や、
嫉妬や、優越感、
怒りなどの自己防衛の否定的な思いを抱えています。
その重い記憶は悪いエネルギーをさらに引き寄せます。
それらを浄めるには瞑想がいいのです。
(中略)
自分の内側を静寂にし、
速やかに心の掃除が進み、
平和な自分になります。
愛が満ちてくれば、
正しい言葉を自然と使えるようになるのです(正語)。
自然に深いところからの愛語が口にのぼってきます。
正しい行動(正業)をし、
人を尊敬して、
人も自分も傷つけないようにします。
人の役に立つよい仕事を行ったり、
自然に無駄を省いた正しい生活を送ったりする(正命)ことができます。
体も大切に扱います。
そうやってよいエネルギーを蓄積していきます。
そして、
今度はそのよいエネルギーを、
正しい方向に育むために精進(正精進)をします。
とらわれのない心で、
まわりの人を幸せにする行為をしましょう。
それが自分のカルマを浄めることになります。
人は常に行動しています。
今までの行為は欲しい欲しいの欲望を満たす行為でした。
その行為の結果、
執着を作り、
それが苦しみを呼び込みます。
そうした執着のカルマを浄めるには、
捧げる行為が必要なのです。
布施や奉仕をします。
さらに人を助け、
人を幸せにするのです。
そうした正しい行為とその道を、
一生懸命に精進します。
自分が変わるとまわりも変わるのです。
よい社会を作ることにもなります。
気づきを持って行います。
エゴが増大しないようにです。
『気づいている』ということは、
目的以外の余計な思いの対象に向かうのではなく、
さまざまな欲望を落とすのです。
瞑想をして内なる旅を始めます。
そして真の目標に向かうのです。
自己でないものを浄めます。
瞑想のなかで雑念が消えて、
『今にいる』という感覚が広がっていきます(正念)。
自分はいったい誰なのかと探求する内側への旅で、
さらに正念が進み、
正定、禅定に至っていくのです。
八正道は悟りへの道です。
深い瞑想となり、
サマディにたどり着くと、
そこには何もありません。
しかし、
それはすべてを生み出す、
創造の源です。
そこからすべてが生まれる永遠の存在です。
人はそこから生まれたのであり、
そこに還るのです。
心や思い、体も変化して、
いずれは消えていくものだということがわかります。
自分の内側の中心が、
すべてが生まれた源とつながっていることもわかります。
すべての形ある見えるものは、
いずれまたそこに還っていくこともわかります。
(中略)
深い瞑想を行い、
すべてが浄化され中心に導かれます。
やがて本当の自分、
創造の源を悟っていくことができます。
そのためにどう生きるのか、
心を正しく使う生き方、
心を浄化し執着を手放す修行方法が、
ヒマラヤ聖者の恩恵である八正道に示されているのです。
『気づく』という教えは、
ヒマラヤ秘教のメインの教えでもあります。
心身を浄化して純粋になった後に、
最終の気づきがやってきます。
本当の自分になり真理を知るという気づきです。
それは自然な現象です。
気づくプロセスで、
心ではなく意識が覚醒していきます。
心を離れて意識のレベルにあるのです。
意識にあることで、
心を離していくことができます。
ただ見ているのです。
あなたはどんどん気づきが深まって、
本当の自分に還ることができ、
完全なる自由を得るのです。」
八正道は、
本当の幸せを掴むための法であり、
絶対幸福を得る道です。
宇宙真理、因縁生起を正しく理解し、
心と身体を浄めましょう。
人格を磨き、
世の為人の為になる生き方をしましょう。
釈尊もヒマラヤ聖者も深く瞑想を行うことにより、
悟りを開きました。
瞑想を日課としましょう。
八正道を実践し、
悟りを開くべく共に精進しましょう。
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『わかりやすい 仏教用語辞典』
(大法輪編集部編 大法輪閣)
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『シュタイナー神仏と人間』
(著者 ルドルフ・シュタイナー 編訳者 西川隆範 風濤社)
https://amzn.to/48xHpmy
『八正道』
(著者 相川圭子 河出書房新社)
https://amzn.to/3t7vLOL
【真実の愛とは?】
真実の愛とは何でしょう?
愛の要素は何でしょうか?
これについて、
マインドフルネスを世界中に広めたベトナム出身の禅僧で、平和活動家のティク・ナット・ハン氏(1926-2022)は、著書
『愛する ティク・ナット・ハンの本物の愛を育むレッスン』
(訳者 シスター・チャイ・ニェム+西田佳奈子 河出書房新社)
の中で、こう述べています。
(24頁〜28頁)
「真実の愛の1つめの要素は、
やさしさです。
誰かにやさしくすることの根底には、
相手に幸せを分け与えようとする心があります。
あなたはその人を照らす、
太陽のような存在になれるのです。
誰かに幸せを分け与えるためには、
まずあなた自身が幸せでなくてはなりません。
ありのままの自分を受け容れ、
愛し、癒やすことを知り、
あなた自身が帰ることのできる心の居場所を、
自分の中に持ってください。
すこやかな気づきの実践を学び、
毎日の一瞬一瞬を、
喜びと奇跡に満ちた瞬間にしてください。
そうしてはじめて、
あなたはほかの誰かへと幸せを分け与えることができるようになるのです。
(中略)
真実の愛の2つめの要素は、
思いやりです。
思いやりとは、
自分自身と、相手の苦しみを思いやり、
理解する力のことです。
あなたが自分自身の苦しみを理解するとき、
相手がその人自身の苦しみを理解する助けにもなれるのです。
誰かに理解してもらえるだけで、
心は楽になるものです。
すこやかな気づきと、
深く物事を見つめることで、
自分の苦しみを変容させ、
相手の苦しみの変容をも助ける力となれるのです。
(中略)
真実の愛の3つめの要素は、
喜びを与える力です。
相手を喜ばせることができなかったら、
本当にその人を愛しているといえるでしょうか。
内なる喜びを生み出す方法を知っていたら、
あなた自身もその人も元気になれるのです。
あなたには相手を微笑ませることができますか。
自信ややる気を与えることができますか。
あなたのやさしい一言で、
その人はきっと明るく咲き誇るでしょう。
さわやかな空気、春の花々、
目の覚めるような青空と同じように、
あなたという存在そのものこそが、
相手への最高の贈り物なのです。
(中略)
真実の愛の4つめの要素は、
おおらかさです。
包容力や、こだわりのない心ともいえるものです。
相手との深いつながりの中では、
もはやあなたとその人とを別かつ境界は存在しません。
あなたはその人であり、
その人はあなたなのです。
あなたの苦しみは、
その人の苦しみです。
自分の苦しみを理解するとき、
愛する人の苦しみをも理解でき、
安らぎを相手にもたらすことができるのです。
苦しみも幸せも、
もはや個人の問題ではありません。
愛する人の身に起こることは、
あなたに起こることであり、
あなたの身に起こることは、
愛する人にも起こることなのです。」
真実の愛は、私たちに元気や喜び、安心感、自由を与えてくれます。
自己肯定も愛です。
信頼も愛です。
相手を貴ぶことも愛です。
私たちは、宇宙のさざ波であり、
宇宙は、愛のエネルギー体です。
世界に愛を広めましょう❗
世界平和を実現させましょう❗
『愛する ティク・ナット・ハンの本物の愛を育むレッスン』
(著者 ティク・ナット・ハン 訳者 シスター・チャイ・ニェム+西田佳奈子河出書房新社)
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【愛と感謝が人生を決める】
人生は、愛と感謝で決まります。
愛と感謝に強い関心を抱けば、人生は変わります。
これについて、
日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニアで、
能力開発の魔術師の西田文郎氏は、著書
『かもの法則』(現代書林)
の中で、こう述べています。
(210頁〜214頁)
「子育て中のカモの親は、
タカやキツネなどの天敵に気づくとあわてて巣を離れ、
わざと羽をバタバタさせ始めます。
傷を負って飛べないフリをし、
天敵の注意を引くのです。
それに誘われて天敵が近づくと、
もう少し遠くに飛び移り、
またバタバタする。
それを何度も繰り返し、
徐々に離れた場所へ天敵を誘導して巣のヒナを守ります。
これをカモの『擬傷行動』と言うそうです。
自分の命を危険にさらしても、
わが子の命を守ろうとする。
カモくんたちの勇気あるこの行動は昔から、
子を思う親の深い愛情のたとえとして使われてきました。
子育てや教育で一番大切なのは、
やはり『愛』である――これに異議を唱える人は、
余程のへそ曲がりでもない限り、
まずいないだろうと思います。
100人に聞いたら、
99人が賛成するのではないでしょうか。
愛よりも厳しさが大事だと言う人も、
厳しさの後ろには『愛』がなければいけないことまでは否定しないでしょう。
なぜかと言えば、
人の脳を肯定的にする喜びのなかでも、
愛は最高の喜びであることを人は体験的に知っているからです。
(中略)
ですから愛は人を変えます。
人を変えないような愛は、
愛ではないのです。
最高の喜びである愛が人の脳を肯定的にし、
その実行機能を高める。
もしそうだとしたら、
子育てや教育だけでなく、
人間の営みすべてに愛が関わっているはずです。
ビジネスやスポーツ、勉強、家庭生活。
どんなジャンルであれ、
愛があるほど発揮能力は高まり、
夢や望みを実現しやすくなるということです。
こういうお話をすると『愛』なんて、
そんな陳腐な言葉は嫌いだとおっしゃる方が必ずおられます。
ビジネスとはそんな甘いものではない、
スポーツで大事なのは厳しい練習に耐える根性であり、
忍耐であり、もともと愛なんかとは無関係だ――。
しかしどんな世界でも大きく成功する人たちは、
それを本人が意識しているかどうかは別にして、
必ず愛を自分のエネルギーにしています。
なぜなら最高の喜びである愛は、
最高のエネルギーだからです。
(中略)
たぶんみなさんもそれと意識することなく、
愛のエネルギーを使っているはずです。
たとえば、
ある人は『使命感』という形の愛を持っています。
『会社のため』
『子どもや妻のため』
『親のため』
『お客さんのため』
『世の中のため』
『応援してくれるサポーターのため』
『あの人のため』・・・・・・
対象は違うかもしれませんが、
使命感という名前の愛を胸に闘っている人がたくさんいます。
また、ある人たちは『感謝』という大きな愛を抱いています。
『会社のおかげ』
『家族のおかげ』
『お客さんのおかげ』
『社会のおかげ』
『サポーターのおかげ』
『あの人のおかげ』。
その喜びが、彼らの脳をたちまち肯定的にしてしまうのです。
世界にある宗教のほとんどが感謝を説いています。
感謝の思いは、
悩みでいっぱいになった人の、
苦しみに満ちた脳にも喜びをわき出させ、
それによってものの感じ方や考え方を肯定的にし、
悲しみや苦しみに打ちひしがれた心さえ変えることができるからです。
また感謝は、
何をどうあがいても逃れることのできない苦しい現実、
悲惨な現実であっても、
それを受け入れる力を与え、
悲惨な現実と闘う勇気を引き出してくれるからです。」
人生において、
愛と感謝が如何に重要か、
おわかりいただけたと思います。
何に関心を抱くかで、
人生は決まります。
愛と感謝に強い関心を抱きましょう❗
愛と感謝が人生を決めます❗
『かもの法則』
(著者 西田文郎 現代書林)
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【ポジティブ情報を発信しよう❗】
積極的にポジティブ情報を発信しましょう!
なぜなら、世の中にネガティブ情報が氾濫しているからです。
私たちが、積極的にポジティブ情報を発信し、バランスを取る必要があります。
ニュースの8割はネガティブ情報であるというデータがあります。
普段、ネガティブ情報に触れていると、
知らず知らずのうちに、
ネガティブ脳に洗脳されてしまいます。
これに関して、
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』
(著者 田坂広志 光文社)
にこう書かれています。
(109頁~111頁)
「 なぜ、我々の無意識の世界には、日々、多くのネガティブな想念が刷り込まれ続けているのか。
なぜなら、世に溢れる 『ネガティブな情報』 の洪水によって、
我々の心の中に、毎日、大量のネガティブな想念が染み込んでくるからである。
特に深刻な問題は、
毎日、何気なく目に入ってくるメディアの情報が、
我々の無意識に、ネガティブな想念を刷り込み続けていることである。
例えば、
たまたまテレビ番組で見た怖い病気のこと。
新聞で何気なく読んだ悲惨な交通事故のこと。
電車の雑誌広告で目にした陰惨な犯罪のこと。
こうした情報が、日々、気がつかないうちに、
我々の無意識の世界に、
不安感や恐怖心などのネガティブな想念を刷り込み続けている。
この問題の深刻さを論じたのが、
ウィルソン・ブライアン・キイの
『メディア・セックス』 や
『メディア・レイプ』
という著書であるが、
ブライアン・キイは、
これらの著書を通じて、
日々、メディアから大量に繰り返し流される情報が、
気がつかないうちに、
我々の意識下 (サブリミナル) に刷り込まれていき、
我々の行動を無意識に支配してしまうことの危険性に警鐘を発している。
すなわち、
テレビやラジオ、新聞や雑誌、ウェブやSNSなどのメディアから、
毎日大量に流される
『ネガティブな情報』
の洪水は、
この 『サブリミナル効果』 を通じて、
我々の無意識の世界に、
多くのネガティブな想念を染み込ませてしまっており、
それが、簡単な技法で無意識の世界をポジティブな想念で満たすことができない理由である。」
このように、
私たちは日々ネガティブな情報にさらされ、
無意識の世界に不安感や恐怖心などを刷り込まれ続けています。
このことにまず気づいてください。
私は現在、
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で、ポジティブ情報を発信しています。
有益な情報(個人をインスパイアする情報)を発信することは、
世の為人の為天の為になると信じています。
それだけではなくて、
アフィリエイトを活用すれば、
自分自身の為にもなります。
則ち、四方良し(自分良し・相手良し・世間良し・神的にも良し)の実践です。
ということで、
結論はこうなります。
(結論)
『積極的にポジティブ情報を発信しよう❗』
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』
(著者 田坂広志 光文社新書)
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『アフィリエイトで稼ぐ1年目の教科書 これから始める人が必ず知りたい70の疑問と答え』
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【センス・オブ・ワンダーをあなたへ】
大自然の不思議さに驚嘆する感性――『センス・オブ・ワンダー』をはぐくみ強めていくことは、永続的で深い意義があります。
これについて、
アメリカのベストセラー作家であり、海洋生物学者でもあった、レイチェル・カーソンは、著書
『センス・オブ・ワンダー』
(訳者 上遠恵子 新潮社)
の中で、こう述べています。
「子どもたちの世界は、
いつも生き生きとして新鮮で美しく、
驚きと感激にみちあふれています。
残念なことに、
わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、
美しいもの、
畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、
あるときはまったく失ってしまいます。
もしもわたしが、
すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、
世界中の子どもに、
生涯消えることのない『センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性』を授けてほしいとたのむでしょう。
この感性は、
やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、
わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、
つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、
かわらぬ解毒剤になるのです。
妖精の力にたよらないで、
生まれつきそなわっている子どもの『センス・オブ・ワンダー』をいつも新鮮にたもちつづけるためには、
わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、
感動を分かち合ってくれる大人が、
すくなくともひとり、
そばにいる必要があります。」
(23頁〜24頁)
「わたしは、子どもにとっても、
どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、
『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要ではないと固く信じています。
子どもたちがであう事実のひとつひとつが、
やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、
さまざまな情緒やゆたかな感受性は、
この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。
幼い子ども時代は、
この土壌を耕すときです。
美しいものを美しいと感じる感覚、
新しいものや未知なものにふれたときの感激、
思いやり、憐れみ、
賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、
次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。
そのようにして見つけだした知識は、
しっかりと身につきます。
消化する能力がまだそなわっていない子どもに、
事実をうのみにさせるよりも、
むしろ子どもが知りたがるような道を切りひらいてやることのほうがどんなにたいせつであるかわかりません。」
(24頁〜26頁)
「子どもといっしょに自然を探検するということは、
まわりにあるすべてのものに対するあなた自身の感受性にみがきをかけるということです。
それは、しばらくつかっていなかった感覚の回路をひらくこと、
つまり、
あなたの目、耳、鼻、指先のつかいかたをもう一度学び直すことなのです。
わたしたちの多くは、
まわりの世界のほとんどを視覚を通して認識しています。
しかし、目にはしていながら、
ほんとうには見ていないことも多いのです。
見すごしていた美しさに目をひらくひとつの方法は、
自分自身に問いかけてみることです。
『もしこれが、いままでに一度も見たことがなかったものだとしたら?
もし、これを二度とふたたび見ることができないとしたら?』と。」
(28頁)
「人間を超えた存在を認識し、
おそれ、驚嘆する感性をはぐくみ強めていくことには、
どのような意義があるのでしょうか。
自然界を探検することは、
貴重な子ども時代をすごす愉快で楽しい方法のひとつにすぎないのでしょうか。
それとも、もっと深いなにかがあるのでしょうか。
わたしはそのなかに、
永続的で意義深いなにかがあると信じています。
地球の美しさと神秘を感じとれる人は、
科学者であろうとなかろうと、
人生に飽きて疲れたり、
孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。
たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、
かならずや、内面的な満足感と、
生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。
地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、
生命の終わりの瞬間まで、
生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。
鳥の渡り、潮の満ち干、
春を待つ固い蕾のなかには、
それ自体の美しさと同時に、
象徴的な美と神秘がかくされています。
自然がくりかえすリフレイン――夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさ――のなかには、
かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。」
(50頁〜51頁)
「自然にふれるという終わりのないよろこびは、
けっして科学者だけのものではありません。
大地と海と空、
そして、
そこに住む驚きに満ちた生命の輝きのもとに身をおくすべての人が手に入れられるものなのです。」
(54頁)
あなたは、自然と親しんでいますか?
私はほぼ毎日、
近くの運動公園内にある松の大木に抱きつき、
エネルギーをもらっています。
気分爽快です。
人は頻繁に自然と親しむことが肝要です。
なぜなら、
自然には疲れた心を癒やしてくれる偉大な力があるからです。
自然に接することにより、
人は大きな恩恵を授かることができます。
自然の持つ『心の浄化力』は、絶大です。
確実に、私たちの無意識の世界のネガティブな想念を洗い流し、
浄化してくれる力を持っています。
自然は人を再生する力を持っています。
心を穏やかにしてくれます。
頻繁に自然と親しみましょう❗
『センス・オブ・ワンダー』
(著者 レイチェル・カーソン 訳者 上遠恵子 新潮社)
https://amzn.to/487LU7a
【究めれば愛こそすべて!】
【究めれば『愛こそすべて!!』】
突き詰めれば、
宇宙の本質は情報を持つエネルギーです。
しかも、
それは愛で出来ています。
これについて、
アーノルド・パテント氏は、著書
「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の法則」
(訳者 あさりみちこ 徳間書店)
の中でこう述べています。
(19頁~20頁)
「 宇宙に存在するものは、
目に見えるものも、
目に見えないものも、
すべてエネルギーでできているのです。
宇宙とは、
エネルギーがありとあらゆる姿に変化したもの、
といってもいいですね。
このことを、
さらにつきつめていきましょう。
宇宙はエネルギーでできているといいましたが、
では、
このエネルギーはなにでできているのでしょうか?
それは
『愛ある知性』
です。
無限であり、
永遠であり、
目的をもった愛ある知性でできているのです。
これが真実だとすると、
宇宙に存在するすべてのものも、
無限であり、
永遠であり、
目的をもった、
愛ある知性ということになります。
これを、
『神』
とか、
もっとシンプルに
『愛』
と呼ぶ人もいます。
わたしたちのどんな行動も、
どんなクリエイティブな活動も、
宇宙をつくっている、
この愛のエネルギーが原動力になっているのです。
宇宙のものが、
すべて愛でできているとするなら、
わたしたち人間も、
愛でできている、
ということになります。」
私たちの本質は愛のエネルギー体です。
精神世界の巨匠である山川紘矢さんは、著書
『すべては良きことのために』
(角川文庫)
の中で、
宇宙が愛そのものであること、
そして私たちが世界に愛を広めることについて
次のように述べています。
(274頁~276頁)
「 最近、つくづく考えていることは、
この宇宙はすべて完璧にできていること、
そしてそれは愛そのものであるということです。
見えない世界は確実に存在していますし、
神は確実に存在していて、
私達を常に守ってくださっているということです。
人間には自由意志が与えられているのですから、
もっともっと人間が賢くならなければならないと思うのです。
そのために必要な事は
一人ひとりが
自分が何者であるかに目覚め、
自分を受け入れて愛すること、
そして幸せになることです。
自分を大切にすること、
そして今、ここに意識を向けて生きる事です。
(中略)
私達が親しくしている
精霊からのメッセージによれば、
『歌って、踊って、人生を楽しんで、健康的に生きなさい』
そして世界に
『愛と平和を広げて行きなさい。
全ては波動が変えて行く』
そうです。
ですから、
人生を楽しんで、
良い波動を広げてゆきましょう。
自分が本当にしたいこと、
ワクワクすること、
幸せになれることをしてゆけばいいのです。」
世界を変えるためには、
まず私たち自身が幸せになることが大切です。
そのために、
本当にやりたいことをやりましょう。
ウキウキ、ワクワクすることをしましょう。
天性を発揮し、
天命を全うしましょう。
嬉しい、
楽しい、
幸せな気持ち、
面白い、
明るい気分が良い波動となり、
世界に広がっていきます。
その波動が世界を平和に導きます。
世界中の皇室や政財界トップリーダーたちのメンターを務める
“スピリチュアル界の巨星”、
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』 (住友進=訳 サンマーク文庫)
の中で、
私たちが愛を振りまくようになること、
宇宙の本質が愛であることについて
次のように述べています。
「 ありとあらゆるものが存在する宇宙全体が創り出している、
神秘的な素晴らしい存在があなたなのです。
このような悟りに気づいたとき、
個人的な自己は宇宙的な自己へと完全に変化します。
魂が不滅であることに気づき、
死をはじめとするあらゆる恐怖がすっかり消えていきます。
太陽が光を降り注ぐのと同じように、
あなたも愛を周囲に振りまくようになります。
(中略)
あなたは
『すべて』
である世界から、
ほんのつかの間、
物質的な世界に姿を現しているにすぎません。
スピリチュアルな世界でたえず進化して、
より深い、
創造的な経験をしながら、
この世界と
『すべて』
である世界の間を行き来しているのです。」(140頁)
「 一人ひとりの人間が拡大された自己を表現し、
知識や経験を互いに分かちあいたいと強く願うようになれば、
生命に対する敬意に根づいた環境が創り出され、
海、
森、
荒野のバランスを取り戻すことができるでしょう。
環境が改善されていけば、
まったく新しい世界を開いてくれる出来事がいっせいに発生してくるでしょう。
このように、
地球が理想的な惑星になれば、
人々は穏やかで、
神聖な意識を持てるようになり、
経済的な協力と繁栄、
効率的でクリーンなエネルギー産業、
新しい現実に関する科学的理解が実現し、
芸術や哲学が栄え、
人類がひとつであることが理解されていくでしょう。
宇宙の中心にある究極の力が愛であることがはっきりと理解されるようになるのです。」(146頁)
私たちの本質は愛です。
世界に愛を広めましょう。
“Transform Our World.”
(私たちの世界を変革しましょう)
マハトマ・ガンジーは
『非暴力・無抵抗主義』
を貫き、
愛を広めましたが、
志し半ばにして凶弾に倒れました。
ジョン・レノンは
“All You Need Is Love”
(『愛こそはすべて』)
“Imagine”(『イマジン』)
で、世界に愛を広めようとしましたが、
彼もまた志半ばにして、
凶弾に倒れました。
私たちが彼らの遺志を受けつぎ、
世界に愛を広めましょう。
世界は日本に期待しています。
私たち日本人がリーダーシップをとり、
『世界平和』
と
『人類の幸福』
を実現させましょう。
『地球パラダイス』
『ユートピア(理想郷)』
を実現させましょう。
“We are universe.”
(私たちは宇宙意識そのものです)
“We are oneness.”
(私たちはひとつ【ワンネス】です)
私たちは愛のエネルギー体です。
究めれば
『愛こそすべて!!』
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・パテント
訳者 あさりみちこ 徳間書店)
https://amzn.to/46mbIvr
『すべては良きことのために』
(著者 山川紘矢 角川文庫)
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『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/46t1b1l
【チョプラ博士って何者?】
ウエルビーイング分野の第一人者で、
世界中の皇室や政財界のトップリーダーたちのメンターを務める
“スピリチュアル界の巨星”
ディーパック・チョプラ医学博士とは、
一体何者でしょうか?
日本初の米国チョプラセンター認定瞑想ティーチャーで、
株式会社ボディ・マインド・スピリット代表取締役の渡邊愛子さんは、著書
『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』(フォレスト出版)
の中で、チョプラ博士について、
こう述べています。
「瞑想は、欧米では一般に広まっています。
アメリカではデレビ番組や新聞などで瞑想が紹介されるだけでなく、
ラジオ番組で
『運転中の方はご遠慮ください』
という注意とともに瞑想を誘導するナレーションが流れることも。
こうした瞑想ブームの火付け役だったとも言える人物が私の瞑想の師匠であるディーパック・チョプラ博士です。
博士は、様々なメディアを通じて世界中に瞑想を広めています。
チョプラ博士は内分泌科専攻の医学博士で、
臨床医として病院に勤務していましたが、
40歳の時初めて著作を発表してから、
現在著作は80冊を超え、
うち22冊が『ニューヨークタイムズ』のベストセラーに。
著作は35カ国で刊行され、
2005年の時点で発行部数が2000万部を超えています。
『タイム』誌発表の
『20世紀の英雄と象徴100人』
にも選ばれ、
『代替医療の詩人・予言者』
と紹介されました。
ビル・クリントン前大統領がインドを訪問した際の晩餐会で
『アメリカは、代替医療のパイオニアであるディーパック・チョプラ博士に代表される、インド系アメリカ人の皆さんの貢献により豊かになった』
と評し、
ミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領はピオ・マントゥ国際科学委員会の表彰式において、
『チョプラ博士は間違いなく、われわれの時代で最もわかりやすく感銘を与える哲学者だ』
と評するなど、
公式な場での賛辞から、
博士の功績を垣間見ることができます。
また、政財界の大物たちだけでなく、
誰もが知っている映画界や音楽界のトップスターたちも、
チョプラ博士の著作や親交を通じてインスピレーションを受けており、
瞑想の効果は彼らの作品として昇華されています。
故マイケル・ジャクソンとチョプラ博士の親交は有名で、
マイケルがチョプラ博士の自宅を訪れた時に
『ヒール・ザ・ワールド』
という楽曲が生まれたそうです。
マイケルの死後、多くの追悼番組で、チョプラ博士がコメンテーターとして出演していました。
2007年秋発刊の雑誌『ヴォーグ・ニッポン』では
『Who is Dr.Deepak Chopra?』
という6ページの特集記事が組まれました。
マイケルとチョプラ博士が一緒に瞑想を楽しんでいる写真が掲載されました。
世界的歌姫のレディー・ガガは、
『タイム』誌の映像インタビューで次のような独白をしています。
彼女の言葉を紹介しましょう。
『こんにちは、レディー・ガガです。
私の人生に最も影響を与えた人物はディーパック・チョプラ。
彼は様々な著作で世界中の多くの人々の支えとなっていますが、
彼からのメッセージの数々は、
真のインスピレーションです。
(中略)
そして私生活においてチョプラ博士は驚くほど素晴らしい友人です。
彼はいつも私がファンに奉仕し、
ビジョンを実現し、
運命をまっとうするよう思い出させてくれるのです。』
(中略)
一世を風靡したオリビア・ニュートン=ジョンは、
乳がんを患った困難な時期にチョプラ博士の著作に助けられ、中でも
『Seven Spiritual Laws of Success』
(【富と成功をもたらす7つの法則】角川文庫)
で紹介されている7つの法則を実践した結果、
オリビアは
『Grace and Gratitude』
という癒やしのアルバムを制作しました。
さらにはオリビアが主演し、
チョプラ博士が監修するという形で、
『富と成功をもたらす7つの法則』
はドキュメンタリーとして映画化されました。」(104頁〜107頁)
いかがでしょう?
チョプラ博士の素晴らしさが、
あなたに伝われば嬉しいです。
私は心から、チョプラ博士を敬愛し、著書を愛読しています。
あなたもぜひ、博士の著書を読んでみてください。
オススメは、文庫本3アイテムです。
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3sv4wxC
『富と成功をもたらす7つの法則』
(訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/47Jo9C7
『ゆだねるということ(上巻・下巻)』(訳者 住友進 サンマーク文庫)
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この3アイテムは、あなたの人生に奇跡を起こす可能性を秘めています。
上記3アイテムを読んで、さらに学びを深めたい方は、
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』(訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法【実践編】』(訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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にチャレンジしてみてください。
私は現在、チョプラ実践哲学を勉強しています。
よかったら、あなたも学んでみてください。
瞑想を日課にしましょう❗
『愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ』(オットー・フォン・ビスマルク)
『他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。他の人が苦労して得たものをそれで容易に得ることが出来る』(ソクラテス)
『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』(著者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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【マインドフルネスとは何か?】
最近、マインドフルネスという言葉をよく耳にしますが、
マインドフルネスって、一体何でしょう?
『マインドフルネス』とは、
手短にいうと、
『頭を空っぽにして、五感に注意を集中し、今を味わうこと』
です。
イギリス保健医療委員会公認の臨床瞑想コンサルタントで、
元仏僧のアンディ・プディコム氏は、
世界各国でベスト&ロングセラーになっている著書
「頭を『からっぽ』にするレッスン
10分間瞑想でマインドフルに生きる」(訳者 満園真木 辰巳出版)
の中で、
『マインドフルネス』について
こう述べています。
「30年以上前に、幾人かの進歩的な西洋の医師が瞑想を医療に取り入れようとしました。
しかし、彼らの働いていた病院ではまるで相手にしてもらえませんでした。
それでも彼らは諦めず、『マインドフルネス』に呼び名を変えて研究を続けました。
『マインドフルネス』とは、『注意する、心を配る』という意味です。
西洋にもち込まれたマインドフルネスは、
ルーツが仏教の瞑想にあるとはいえ、
今では基本的に仏教とはかかわりのないものになっています。
マインドフルネスは、ただ目を閉じて座るという形を超えた、瞑想のテクニックの中心となる要素です。
マインドフルネスとは、気をそらさずに『今、ここ』に存在することを意味します。
心を落ち着け、一切のこだわりも予断も捨てて自然な意識を保つということです。」(22頁)
「マインドフルネスがどこで何をしていても『今、ここ』にいられる能力であり、
10分間瞑想がそのスキルを学ぶベストな方法だとすると、
『からっぽ』とはその結果得られるものと考えられます。
『からっぽ』のかわりに『幸福』という言葉を使いたがる人も多いかもしれません。
『幸福』という言葉の問題は、幸福という感情と混同されがちなことです。
だだ、勘違いしないでください。
楽しんだり笑ったりすることは人生のすばらしい一面です。
それらをより多く体験したいと思わない人はいません。
でも、いつもそうとは限りません。
人生にはいろいろなことが起こります。
いいことばかりではありません。
人生には困難やストレス、動揺や苦痛がつきものであり、
どれだけ目をそらそうとしてもそれは変わりません。
状況や気分に左右される一過性の幸福は、
短すぎ、不安定すぎて、
持続的な落ち着きや深い理解を与えてはくれません。
だから私は『からっぽ』という言葉を選びます。
これは、その時の一時的な感情がどうあれ、
つねに心の底にある落ち着きや充実感、
揺るぎない満足感をあらわしています。
『からっぽ』は表面的な感情には左右されません。
たとえ悲しみや怒りの中にあっても、
喜び笑っている時と同じようにはっきりと感じられるものです。
本質的には、どんな思考が渦まいていても、
どんな感情を抱えていても『平気でいられる』ということです。
たとえ瞑想がまったくはじめてでも、
いい気分になれることが多いのはこのためです。
笑いころげたり、踊りだしたくなることは(普通は)なくても、
心の底にある充実感に、どんなことも平気だと自然に思える場所に触れた感覚をもたらしてくれるからです。
これには人生を一変させるほどの効果があります。
この『からっぽ』と『幸福という感情』の区別は重要です。
私たちはなぜか、
幸福こそが人生のあるべき状態であり、
そうでなければ何かが間違っていると思い込んでいます。
この思い込みに基づき、
私たちは肉体的にも精神的にも感情の上でも、
不幸の原因に抵抗しようとします。
ものごとがややこしくなるのはたいていそこからです。
毎日が幸福という感情を追い求め、
それを維持しようとする終わりのないレースのように感じられ、
人生が苦役のように思えてきます。
何か新しい体験がもたらす一時的な高揚感や快感に夢中になり、
やがては四六時中それを自分に与え続けなければならなくなります。
それが食べ物であれ、
酒やドラッグや衣服や車であれ、
人間関係であれ、仕事であれ、
はたまた田舎の静けさやのどかさであれ、
幸福がそれらに左右されるようになったら、
泥沼にはまったも同然です。
それがもう得られなくなったらどうなりますか?
興奮が冷めてしまったらどうなるのでしょう?
多くの人にとって、全人生がこの幸福の追求を中心に回っています。
けれども、本当に幸せな人がどれだけいるでしょう。
つまり、頭がからっぽになったことをたしかに感じられている人がどれだけいるでしょうか。
次から次へと何かを追い求めるやり方は、
からっぽの状態をもたらしてくれたでしょうか。
私たちは一時的な幸福を追い求めて走り回り、
頭の中でしゃべり続けています。
そのせいで、
いつもそこに存在し、
ただ気づかれるのを待っている自然な『からっぽ』がその騒音にかき消されていることにさえ気づきません。」(31頁〜33頁)
私たちは、
『からっぽ』(ゼロ・ポイント・フィールド)の存在に気づき、
至福を味わうことが何より肝要です。
私は瞑想を日課にして、3年以上になります。
瞑想は
① 非常に気持ち良いです。
② 心身の健康に役立ちます。
③ 集中力が身に付きます。
今は、瞑想命です。
あなたもぜひ、瞑想を実践してください。
『からっぽ』(ゼロ・ポイント・フィールド)と繋がって、至福を味わってください。
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
「頭を『からっぽ』にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる」
(著者 アンディ・プディコム 訳者 満園真木 辰巳出版)
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【仏教は人間学】
仏教は本来、人間学です。
これについて、
原始仏教の研究者で元駒澤大学総長・名誉教授の水野弘元文学博士(1901−2006)は、著書
『仏教の基礎知識』(春秋社)
の中で、こう述べています。
(3頁〜7頁)
「仏教は、
人間が社会生活をなすにあたって、
『人生はいかにあるか』
ということを正しく知り、
そこから
『人間はいかにあるべきか』
という社会・人生の理想を見出し、
その理想に向かって進んでいくことを説くものである。
それは広い意味での人間学であるということができる。
(中略)
今や日本においては、
物質文化は日進月歩の発達をたどり、
物資は豊富になり、
文明の利器はますます多く登場して、
すべてが便利になってくる反面、
物質経済の面での競争は一層激しくなり、
それにふりまわされて、
静かに魂の問題を考える余裕もなくなってきている。
物や機械に動かされて、
人間の自主性を失ったロボットになりつつあるのが今日の実情である。
自ら満足する自主性が得られないために、
瞬間的な享楽や娯楽でまぎらしたり、
周囲を考えないマイホーム的なレジャーの楽しみで満足したりして、
深く自己に沈潜しまたは社会・人生の問題を真剣に考えようとしない。
(中略)
今日の日本の社会では、
宗教一般について、
とくに伝統的な旧仏教については、
それは人生に無関係なものであり、
無用なものであるとして、
多くの人々によって見られていることが知られる。
しかし本来の仏教は社会・人生の平和と幸福を願い、
それに到達するためのもっとも合理的な手段方法を説くものである。
(中略)
実際において、
世の中の真の平和と幸福は、
まず人々が自己に目ざめ、
自己をふくめた社会・人生のあり方を正しく思いめぐらし、
理想社会に導くための方策を真剣に講ずるようにしなければ、得られるものではない。
今日のようであるならば、
社会は競争や闘争に明け暮れ、
不安と焦燥にかられるようになり、
今日の東西の対立やインドシナ半島、
中東地方などの紛争に見られるような、
果てしない混乱の泥沼に落ちこむであろう。
かくては人類はますます堕落し、
人間性を失って、
不幸の状態に沈むばかりである。
人間性を回復させ、
心に平和と安らかさを持たせるものが宗教であり、仏教である。
世界の多くの宗教の中でも、
仏教は人間学として、もっとも理想的なものであることは、次第に明らかとなるであろう。
仏教は人間学であるから、
それは人間全体を向上させ、
それによって人々の心に平安を与えるものである。
(中略)
人間学というものは、
個人的・社会的のあらゆる人間の営みにおいて、
人間が、
『社会・人生はいかにあるか』
ということを正しく知り、
『社会・人生はいかにあるべきか、人はいかに活きるべきか』
を検討し、
それに従って行動することを説くものである、
ということができる。
このように、
仏教は人間学を説くものであるから、
狭い意味での、
いわゆる宗教だけのものではない。
人間である以上は、
誰でもそうなければならないことを説くのが仏教であるから、
それは宗教とか仏教とかという名を使用しなくてもよい。
そこに説かれるものは、
古今東西を通じ、
人間が人間として守らなければならない規範であって、
仏教では昔からこれを法(ダルマ)と呼んでいる。」
本来の仏教は、
『世界平和と人類全体の幸福を願い、それに到達するための最も合理的な手段・手立てを説くもの』
です。
『人間性を回復させ、心に平和と安らかさをもたせるもの』
が仏教です。
仏教は本来、
人間学であり、
人生哲学であり、
精神修養です。
仏教を学び、
人格を磨き、
徳を積みましょう。
悟りは人類を救います。
瞑想を日課とし、
悟りを開きましょう❗
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『仏教の基礎知識』
(著者 水野弘元 春秋社)
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【涅槃とは何か?】
仏教の三法印の一つに、
『涅槃寂静』
があります。
煩悩を解脱した悟りの世界は、
心の静まった安らぎの境地であるという意味です。
仏教学者で東京大学名誉教授の平川彰文学博士(1915−2002)は、著書
『自在に生きる 涅槃経』(集英社)
の中で、
『涅槃』について、こう述べています。
(7頁〜11頁)
「涅槃とは、一口でいえば『至福の世界』です。
これは、言葉では表現できない平安な世界です。
例えば、熟睡に入ったときには、深い静寂があり、そこに満ち足りた安らぎがあります。
それは、熟睡から目覚めたときに、何ぴとも経験することです。
しかし熟睡には意識がありません。
もし熟睡のままで、しかも意識があるならば、その静寂な状態は、涅槃の世界に近いといえるでしょう。
『涅槃は寂静である』といいますので、これは静かな世界です。
静かであることが、至福につながるのです。
感情の起伏があると、喜びのあとには悲しみがあるでしょうし、幸福がいつまでも続くことはないでしょうから、幸福を失ったときに、不幸を感ずるでしょう。
したがって真の幸福は、平静な心の状態の中に求められねばならないと思います。
しかしその平静が無知の平静では、真の幸福とはいえないでしょう。
それは、無知な動物の幸福と区別がないからです。
したがって、真の幸福は、平静な心の状態の中に、知恵の洞察が輝いていることが重要です。
しかしここでいう『知恵』とは、いわゆる偏差値で示されるような知識ではありません。
もっと深い『人生を知る知恵』です。
この知恵と、さきの知識とを混同してはなりません。
世間には頭はよくても、けっこう非常識な人はいますし、またその知識を悪用して、他人に迷惑をかけたり、自分も不幸に陥る人があります。
頭のよいことが、必ずしも幸福を実現するものではありません。
たとえば、人類が原子爆弾をつくってしまったことなどは、人間を不幸にしたよい例であります。
社会が幸福でないのに、自分だけが幸福になることは無理です。
したがって人生において、何が真の幸福であるかを、はっきりと見きわめて、心の奥に『不動の境地』を確立することが大切です。
この不動の心が、涅槃に通ずる心です。
人生の真実を洞察する知恵が、心の奥に確立されていることが大切です。
この知恵は、いわゆる賢愚とは違いますから、誰にも平等に具わっているのです。
この知恵によって、洞察せられた『人生の真実』が、涅槃の骨格となっています。
私たちの心に不動の力を与えるものが涅槃です。
これは、『人生の真理』といいかえてもよいでしょう。
この真理を、知恵によって見いだすところに、涅槃が発見されるのです。
自分の心が涅槃を発見し、心が涅槃と一つになれば、心は至福に住することができるのです。
涅槃は、我々が見つけると否とにかかわらず、いまここに厳存しているのです。
ただわれわれの知恵の眼が、くらまされているので、涅槃を見いだすことができないのです。
人生の真の生き方を洞察するならば、利害得失を超えた『不動の心』が得られるのです。
そして心が不動に住することが、それだけ心が涅槃に住していることを示しています。
しかし心が涅槃を発見するのに、障害となるものがあります。
それは煩悩です。
むさぼりや怒り、無知、さらに慢心や嫉妬などが煩悩です。
心にこれらの煩悩があると、知恵は活動を邪魔されて、本来のはたらきを発揮することができないのです。
私たちの心の奥には、このような真の寂静を求める欲求があることを、見落としてはなりません。
この寂静こそが、私たちに『真の満足』を与えるものであります。
とっさに考えれば、財産や名誉、権力などが人間に満足を与え、幸福にするように思います。
しかしこの種の満足は、相対的ですから、真の満足ではありません。
上には上がありますから、どれだけ財産ができても、もっと欲しいと思いますし、どれだけ権力を集めても、もっと大きな権力を欲するものです。
たとえば終戦直後の貧しい生活にくらべたら、現代の日本人の生活は豊かそのものですが、それで日本人が満足しているのかというと、そうでもないのです。
すなわち外部に満足を求めても、真の満足は得られないのです。
外部から得られる満足は動揺しており、無常なものです。
この点を見きわめねばなりません。
それゆえ、外部にではなしに、心の奥に寂静な世界を開拓し、そこに不動の世界を建立すべきです。
そこには、相対を絶した真の幸福があります。
それが真の安住の世界であります。
しかしこのことは、外部に向かって幸福を求めてはならないという意味ではありません。
われわれは、衣食住のすべてを外部に求めねばなりませんし、食べるものや着るものがないのに、幸福があるはずがありません。
親や兄弟、妻や子どもなども外部にあります。
そういうものを獲得することを否定するのではありませんが、これらのものは、自分にとって喜びにもなり、また同時に苦痛の原因にもなります。
この点をよく見きわめて、心の奥の不動の世界に、真の幸福を開拓すべきです。
そこに涅槃が見いだされるのです。
それは、心が相対的のものに妨げられない、動揺のない、真の満足の世界です。
私たちは、外界には魅力のあるものがあふれアトラクティヴなものがあるが、心の中は空虚だと思いやすいのですが、これは大間違いです。
心をしずめて、心の中を見るならば、そこにこそ無限の宝があることがわかると思います。
人間の発明も発見も、すべて心の中から現れたものです。
心の奥に至福の世界を得るためには、さきにもいいましたように、煩悩を滅しなければなりません。
お釈迦さまは激しい修行の結果、煩悩を滅して悟りをひらき、涅槃と一つになり、至福の境地に安住したのです。
しかしわれわれが、たやすく煩悩を滅することは不可能です。
煩悩があると、正しい知恵の働きが、妨げられるということを知るだけでも、貴重な成果です。
それを知ることによって、煩悩の力は弱められるからです。
煩悩が弱められれば、それだけ知恵の力が増大し、何ほどか涅槃が自己に実現しているのです。
すなわち、心の奥の不動の世界が、それだけひらかれたのです。
心の奥の世界がひらけるとは、外界の富や名誉、成功や失敗などに、心が奪われないようになったということです。
外界の富や権力などの争奪に全力を傾注して、心の奥をかえりみない人には、涅槃はまったく実現していないのです。
こういう人には、心のやすまるときはないのです。」
平川博士の至福に対する考え方は、
論理的かつ直観的であり、
核心を衝く怜悧な指摘です。
博士の洞察力に感服致します。
幸福には条件があります。
たとえば、
家族に恵まれているから幸せ、
恋人がいるから幸せ、
孫がいるから幸せ、
お金があるから幸せ、
家や車があるから幸せ、
健康だから幸せ、等。
至福は、幸福とは違います。
無条件の幸せを至福といいます。
なんにもないけど幸せ、
わけもなく幸せ、
生きてるだけで幸せ、
と感じる心です。
つまるところ、
生死を超越した絶対的存在であると自覚することが、悟りです。
則ち、
宇宙意識と一体化した統一意識に到達することです。
煩悩を解脱して涅槃寂静の境地に達すれば、至福を味わえます。
『言うは易く行うは難し』で、
簡単ではありませんが、
魂の目的は、
悟りを開くことなので、
お互い精進しましょう。
瞑想を日課とし、
修養を積み、
宇宙銀行に徳を積みましょう❗
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『自在に生きる 涅槃経』
(著者 平川 彰 集英社)
https://amzn.to/47RohQ3
【空とは何か?】
仏教に
『色即是空』
『一切皆空』
『本来空』
とあります。
『ささめごと』(心敬 著)には、こう書かれています。
「仏五十年の説法も、三十年は畢竟空を説けりとなり」
『空』は、
仏教の根本教理であり、
仏教を理解するうえで、
『空』が非常に重要なキーワードになります。
では、『空』とは一体何でしょう?
『わかりやすい 仏教用語辞典』
(大法輪編集部編 大法輪閣)
に、こう書かれています。
(224頁〜226頁)
「空は『シューヌヤ』の訳語であるが、シューヌヤとは、『ゼロ』の意味である。
ゆえに本来の意味では空と無とは違いがない。
しかし『無が有る』とはいえないが、『無が無い』ともいえない。
無は主語になり得ないものである。
すなわち無は『虚無』の意味であるか、或いは何物かの欠除態を示す言葉である。
すなわち『本が無い、太郎がいない』等と、あるものの無を示す場合に使われる。
これが『無』の原意であるが、しかし老子の説く無や、禅宗の説く無などは、このような欠除態としての無や虚無ではなく、もっと積極的な『無という在り方』を指している如くである。
仏教の説く『空』も虚無の意味ではなく、存在の本性を示す積極的な意味を持っている。
ここに空と無が合する面と離れる面とがある。
(中略)
一切法の空を説き、縁起は空であるという場合の空は『媒介性』の意味である。
存在に変化が可能なためには、存在は動的でなければならないが、動的存在の本性は空であるという意味である。
すなわち空は媒介性の意味である。
ゆえに存在が無限に豊富な内容を持っていることと、その本性が空であることとは矛盾しないのである。
これが『般若経』や中観派の理解する空である。
この空は無と同じでない。
(中略)
老子に『天下の万物は有に生じ、有は無に生ず』の言があるが、この無も万物の源泉としての動的な無を示したものであろう(静的無は虚無である)。
中国に『般若経』が伝わったとき、この老子の無の思想が『般若経』の空思想の理解に読みこまれ、心無義・本無義・即色義等が説かれた。
そのために中国では、仏教の空を『無』の語で理解することが行われた。
『空』の訳語の方が優勢であるが、『無』の語も用いられる。
この場合の無は虚無の意味ではなく、『般若経』の空を示す語であるが、しかし中国の伝統的な無の思想がふくまれており、『般若経』本来の空の思想とは同じでない面がある。
禅の無の思想もこの系統の思想である。
動的な無の意味である。
動的な存在は把握できないので、把握できない点を無というのであり、無なるがゆえにかえって無限に豊富な内容があるのである。」
空の解釈には諸説あり、その真偽は言明できません。
『空』はサンスクリット語で『シューニヤ』といい、数学の『ゼロ』を表します。
個人的見解ですが、
『空』とは、
『原点、物事の起点・起源』
だと認識しています。
則ち、
『宇宙の本源・起源』
です。
つまり、
『純粋意識の場・純粋な可能性の場・知性の泉』
です。
今風に言えば、
『ゼロ・ポイント・フィールド、宇宙意識』
です。
天風哲学的に言えば、『宇宙霊』です。
古代インド思想で言えば、『ブラフマン』です。
則ち、宇宙の根源であり、生きとし生けるものの中心であり、源です。
宇宙は一元です。
宇宙に存在するものはすべて、
ゼロ・ポイント・フィールドから生み出されました。
一切皆空です。
物質も空間も時間もすべて、『空』です。
私たちは宇宙意識のアバター(分身)です。
私たちは本来、ワンネスです。
“We are the world.”
”We are the children.“
です。
『私たちは宇宙のさざ波である』
“aham brahman asmi”
(アハム・ブラフマン・アスミ)
『私の中心は究極の実在であり、宇宙の根源であり、生きとし生けるものすべての源である』
『わかりやすい 仏教用語辞典』
(大法輪編集部編 大法輪閣)
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【神仏を敬えど、神仏に頼らず】
菅原道真の歌に、こうあります。
『心だに誠の道にかないなば 祈らずとても神や守らん』
神仏を敬い、神仏に感謝することは非常に重要ですが、神仏に頼り過ぎるのは考えものです。
これについて、
プラズマ物理学と環境・省エネルギー工学の専門家で、帝京大学大学院理工学研究科教授の飽本一裕博士は、著書
『奇蹟の旅人』(成星出版)
の中で、こう述べています。
(212頁〜213頁)
「祈りはじめて十分ほど経過したときのことでした。
合掌した私の両手の指先から背中に向けて、電流が小さな稲妻のように走ったのです。
瞬間、電光石火のごとく次のような天啓が一閃し、私の脳裏を貫きました。
〈いつも神に世界のことを祈願するばかりでは進歩がない。
全てを神に依存していては世界は変わらない。
神が世界を変えるのではない。
この世界は人が造り出しているものだ。
人が変わらない限り、世界も変わらない。
だからこそ、世界を変えるには、まず自分自身が変わらねばならない。
自らが目覚めて行動し、その影響で周りの個々の人間が目覚め、また行動する。
そうすることによってのみ、初めてこの世は本当に変わりうるのだ!〉
このメッセージの全てが、まさに一瞬の間に私の意識に入ってきたのです。
そのとき私の両腕には鳥肌が立っていました。
クリスマスの朝のことでした。
『神仏を敬えど、神仏に頼らず』
この言葉の真の意味が、ついに腑に落ちたような気がしました。
一人ひとりが目覚めて活動し、関連情報を周囲に伝える以外、道はないのです。
(中略)
私が近くの川辺でゴミ拾いを始めたのは、この経験の直後のことでした。
現在までに月に一度のペースでのんびり続けています。
月に一度くらいなら無理せず、長続きしそうだと思ったからです。
無理してやっても長続きしません。
Sさんもいっています。
『無理をしないように。
自分にできるだけのことをすればいいんだよ。
人はそれぞれ顔が違うのと同じで役目もそれぞれ違うのだから。
自然にまかせておきなさい。
僕も自分にできることしかやってないよ』(【真の岩戸開き】264ページ)」
Sさんとは、
世界中を旅してひたすら地球のために祈り続けた奇蹟の旅人、無名の聖者、沖縄のSさんのことです。
飽本博士は、
奇蹟について、こう述べています。(268頁〜269頁)
「“奇蹟” とは、人が愛を体現するときに、人を通して神が姿を現すことなのです。
すぐ傍らにその貴重な “奇蹟” が存在するにもかかわらず、外に “奇蹟” を求めつづけていた愚かな私でした。
今こそ、Sさんの周囲の私たちが、そしてその周囲の人々が、勇敢に、謙虚に “奇蹟の旅人” Sさんの跡を追い、地球のために続々と立ち上がるときなのではないでしょうか。
そして、“ネバー・ギブアップ(望みを捨てるな)” の精神で、親神様の “愛“ を全力をつくして現わすときなのです!」
結局、世界を変えるのは私たちです。
地道に有益な情報を発信し、
人知れず徳を積む以外、道はありません。
奇蹟は、あなたが “愛まく人” になったときに起こります。
勇敢に、謙虚に “地球ユートピア” を実現すべく、共に立ち上がりましょう❗
『天は自ら助くるものを助く』
”Heaven helps those who help themselves.“
『奇蹟の旅人』
(著者 飽本一裕 成星出版)
https://amzn.asia/d/06C9o6U
【宇宙意識とは何か?】
最近よく『宇宙意識』という言葉を目にしますが、
『宇宙意識』とは一体何でしょうか?
アメリカ心理学の父として知られる、
ウィリアム・ジェイムズは、著書
“THE VARIETIES OF RELIGIOUS EXPERIENCE”
邦題『宗教的経験の諸相(下)』
(訳者 桝田啓三郎 岩波文庫)
の中で、
宇宙意識について、
こう述べています。
(213頁〜214頁)
「『宇宙的意識の第一の特徴は、
宇宙の意識である。
すなわち、
宇宙の生命と秩序についての意識である。
宇宙の意識と並行して或る知的な啓蒙が生じるが、
これがはじめて個人を或る新しい存在の段階に立たせるであろう――個人をまったく新しい種の一員にするといっていいであろう。
これにさらに或る道徳的高揚の状態が添加される。
これは筆紙に尽くしがたい向上と意気と歓喜との感情であり、
道徳的感覚に生気を与えるものであって、
高められた知的能力と同程度に顕著でありそれより以上に重要である。
さらにそれと同時に、
不滅性の感覚、
永遠の生命の意識と呼ばれてよいものが生ずる、
これはいつか永遠の生命をもつにいたるであろうという確信ではなくて、
すでに永遠の生命をもっているという意識なのである。』
(中略)
バック博士は自分自身で宇宙的意識の典型的な出現を経験したので、
そこから他人の場合のそういう経験を研究するにいたったのである。
彼はその結論を非常に興味深い著書のなかに記している。
その書物から、
彼自身の経験に関する次のような報告を引用しておこう。
『その晩、私はある大都市で、
二人の友人と一緒に詩を読んだり、
哲学を論じたりして過ごしていた。
夜半に、私たちは別れた。
私は長い道程を辻馬車に乗って私の下宿まで帰った。
読んだり語り合ったりしたために生じた観念や心象や感情に深く影響されていた私の心は、
平静で穏やかであった。
私は平静で、
ほとんど受動的な享受の状態にあり、
積極的に考えることなく、
観念や心象や感情がいわばひとりでに私の心のなかを通過するにまかせていた。
そのとき突然、
なんの前触れもなしに、
私は火炎のような色をした雲に包まれてしまった。
一瞬間、
私は火事だと思った。
あの大都市の近くのどこかが大火事なのだと考えた。
次の瞬間、
私は火事は私の心のなかにあったことを知った。
そのすぐ後に、
狂喜の感じ、
無限の歓びの感じが私を襲い、
それと同時に、
あるいはその直後に、
筆紙に尽くしがたい知的光明が襲ってきた。
とりわけ、
私が単に信ずるにいたったというのではなく、
私が知ったことは、
宇宙は死んだ物質で出来あがっているものではなく、
その反対に、
活ける生命であるということであった。
私は自分のなかに永遠の命を意識した。
それは私がいつかは永遠の生命を所有するようになるであろうという確信ではなくて、
私がそのときすでに永遠の生命を所有しているという意識であった。
私はすべての人間が不滅であることを知った。
宇宙的秩序は、
万物が各自みなの幸福のために協力するようにできている、
ということを、
世界の根本原理、
あらゆる世界の根本原理は、
私たちが愛と呼ぶところのものであり、
各自みなの幸福は結局は絶対に確実である、
ということを知った。』 」
宇宙は活ける生命であり、
意識そのものです。
宇宙意識は、
叡智であり、
愛であり、
至福です。
宇宙意識は、
理屈で理解することはできません。
直観によって、わかります。
則ち、
インスピレーション・天啓です。
直観を得る為には、
瞑想が一番です。
瞑想を日課にして、
インスピレーション・天啓を得ましょう。
悟りを開きましょう❗
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『宗教的経験の諸相(下)』
(著者 W・ジェイムズ 訳者 桝田啓三郎 岩波文庫)
https://amzn.to/3OLaVx8
【人生の目的・真の幸福とは?】
真の幸福とは何でしょう?
究極の人生の目的とは何でしょう?
これについて、
『神理の扉 聖なる変容と霊性進化の道』
(著者 光田秀 森井啓二 発行 きれい・ねっと 発売元 星雲社)
に、こう書かれています。
「生きていると、誰もがふと
『私はなんのために生きているのだろう?』
と思う瞬間があります。
幸福になりたいと願わない人はいないでしょう。
しかし、人生の目的を知らずに幸福になることはできません。
真の幸福とは何でしょうか?
究極の人生の目的とは何でしょうか?
ヨガの聖典とされるヨガ・スートラの編纂者であるパタンジャリ大師は、
人生の目的を
『至上霊との一致』
と述べています。
エドガー・ケイシーは、生きる目的についてリーディングの中で様々な言い方をしていますが、
『人間の生きる目的は、魂を完璧な存在である ”The Whole“ と調和できるまでに高めることにある』
と述べています。
オーストラリア先住民は、人生の意義を次のように表現しています。
『われわれは、この時、この場所に来た訪問者だ。
ここは経過点に過ぎない。
われわれのここでの目的は、
よく観て学ぶこと。
その中で成長し、
愛すること・・・・・。
そして、本当の家に帰るのだ』。
アメリカ先住民は、大変わかりやすく人生の崇高な目的を表現しています。
『唯一絶対、万物の創造元である大霊が存在し、われわれを含む万物はその分霊として存在する。
人間の目的は、大霊ともいわれる宇宙の意識を各々の魂に顕現することである。
地上に誕生した人間がまず心がけることは、人間として円満な資質を身につけて人に役立つことである。
それは霊的な成長に役立ち、愛、協調、奉仕、寛容、忍耐を基本とする資質を身につけることができる』。
(中略)
古今東西世界中の人が、人生の意義と幸せを外の世界に求めてきました。
でも、外の世界でどんなに偉大なことを達成しようとも、この物質世界の中に真の幸福を見出した人は誰もいませんでした。
真の幸福は、外の世界ではなく、内側の世界にあったからです。
(中略)
真の幸福と人生の究極の目的を確信するにあたって、最も必要なことは、
『人生は一度ではない』
こと、そして
『人は肉体だけでなく、エネルギー体を含むもっと大きな存在である』
ことを理解することだと思います。
輪廻転生を確信し、
魂が永遠不滅の存在であることを思い、
この物質世界が大きなエネルギー世界のほんの一部でしかないことを感じることができたなら、
人生は大きく美しく変わります。
それはまるで、
自分の心の深い場所に
『神理の扉』
を発見し、そっと開き、
その内へと入るようなもの。
入った途端、
いつもの景色、
いつもの人々、
いつも見ているあらゆる存在が、
突然輝きはじめ、
活き活きとした世界へと変容します。
地の理だけに囚われていた私たちは、
天の理、神の理を知ることによって、
同じ場所、同じ時にいながら、
全く違う世界に入ることができるのです。」(2頁〜5頁)
「『人間の本質は永遠不滅の高貴な霊的存在である』ということ。
人間を単なる肉体的存在として捉えると、
人はこの世の肉体人生すら意義深く生きられない。
しかし、人間を永遠不滅の霊的存在であると自覚して生きるならば、
われわれは自由を獲得し、
霊性を自覚するが故に、
かえってこの世の肉体人生も存分に、
有意義に、創造的に生きられるようになる、
ということである。
そして、それを自分の人生で実現する道は、
すでに先賢が用意してくださっていたのである。」(268頁)
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、
時々人間の経験をするスピリチュアルな存在です。
これが正当な自己認識です。
魂の究極の目的は、
宇宙意識と一体化することです。
この統一意識に到達すれば、
至福を味わえます。
これを自覚し、
聖なる変容を遂げるべく、
共に霊性進化の道を歩みましょう❗
『神理の扉 聖なる変容と霊性進化の道』
(著者 光田秀 森井啓二 発行 きれい・ねっと 発売元 星雲社)
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【神とは何か①】
神とは一体何でしょうか?
元ジョン・F・ケネディ大学教授で、
超心理学のパイオニア的存在である、
ミラン・リーズル物理化学博士は、著書
『神とは何か』
(訳者 徳岡知和子 新評論)
の中で、
神について、こう述べています。
(95頁〜96頁)
「時間や空間の限界はイメージできる。
むしろこれがないと困る。
しかし神にはそのような限界はない。
神は時間も空間もないところ(時間と空間を超えたところ)にいるのだ。
神はどこにでもいる、
と同時にどこにもいない。
つまり時間・空間という次元は神には通用しない。
(神が『いる』『いない』というよりも『ある』『ない』と言うべきかもしれない)
神は宇宙の境界の背後にいる(ある)ということもできる。
そこには時間も空間もないのだから。
また、
神は時間の始まる最初の瞬間の前にもおり、
時間が終わる最後の瞬間の後にもいる。
神には大きさや限界などという時間と空間に関係する性質がない。
したがって神が永遠であり、
無限であるというのは、
まったくそのとおりだ。
時間と空間は神にとって意味がないのである。
(中略)
数式も時間と空間と関わりを持たない。
数式も『永遠』であり、
いついかなる時にも有効である。
つまり神はどこにでもあるし、
どこにもない。
昔、インドの賢人は、
言葉の限界を感じながらも、
これをなんとか言い表そうとしていた。
『このわたしの心のなかにある魂は、米一粒または麦、からし、キビの一粒よりも小さい。
このわたしの心のなかにある魂は、地球よりも大きい。
大気よりも大きく、空よりも大きく、世界よりも大きい。
このわたしの心のなかにある魂は、すなわちブラフマンである。』(【チャーンドーギア・ウパニシャッド】)」
神とは、
『人知の及ぶところではない偉大な知性』
であり、
宇宙の根源であり、
万物の創造主(the Creator)です。
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(上・下)』
(訳者 住友進 サンマーク文庫)
の中で、
宇宙に存在する根源的知性のことを、
『純粋意識の場』
『純粋な可能性の場』
『知性の泉』
と、呼んでいます。
医療のトップ・ジャーナリストである、リン・マクタガート女史は、著書
『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』
(訳者 野中浩一 発行 インターシフト 発売 河出書房新社)
の中で、
宇宙に存在する根源的知性の場を、
『ゼロポイント・フィールド』
と、呼んでいます。
システム理論学者のアーヴィン・ラズロー博士は、著書
『生ける宇宙――科学による万物の一貫性の発見』
(訳者 吉田三知世 日本教文社)
の中で、
ゼロポイント・フィールドのことを、
インドの『アガスティアの葉』に因んで、
『アカシック・フィールド』
と、呼んでいます。
神とは、
純粋意識の場であり、
純粋な可能性の場であり、
知性の泉であり、
ゼロポイント・フィールドであり、
アカシック・フィールドであり、
宇宙の根源であり、
宇宙スピリットであり、
宇宙コンピュータであり、
宇宙意識であり、
古代インド思想でいうところの
ブラフマンです。
『科学を真剣に追究する人は誰でも、人間の意志よりも優れているある意志が、はっきりと宇宙の法則を示していると確信するようになる』
『私が知りたいのは神の考えだ。
それ以外はすべて些細なことでしかない』――アルベルト・アインシュタイン
『神とは何か』
(著者 ミラン・リーズル 訳者 徳岡知和子 新評論)
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【神とは何か②】
神とは一体何でしょうか?
プラズマ物理学と環境・省エネルギー工学の専門家で、帝京大学大学院理工学研究科教授の飽本一裕博士は、著書
『高次元の国 日本』(明窓出版)
の中で、
神について、こう述べています。
(98頁〜103頁)
「現代人は富や名誉を懸命に追求しがちですが、この世で最も大切なものは何でしょう。
富や名誉でしょうか。
それらがなくても生きていくには支障ありません。
では、食べ物?
食べ物がなくても人間は、十日程度は生きられます。
しかし、水がなければ、数日間しか耐えられません。
それでは水が一番大切?
いえ、空気がなければ、三分で人は死にます。
さらに、太陽からの光がなければ、人はおろかすべての生命は即凍死です。
このように、肉体的に最も大切なものである太陽光、空気、そして水などの大自然の恵みは等しく全員に無料で与えられています。
当然、消費税もかかりません。
貧しいからと言って、光や空気の分け前をもらえない人は地球上で皆無でしょう。
それらは私たちを等しく活かしてくれる存在です。
私たちは共生しています。
しかし、共生とは
『共に生きる』
という意味だけではありません。
厳密に云うと、
『共に生かされている』
または
『共に生かして戴いている』
のです。
光も水も空気も表面的には物質ですが、
実はそれら、私たちを生かすものこそが愛なのです(第三の鍵)。
その事実に気づいたとき、この世はもともと私たちを生かす無限の愛に満ちていることが分かります。
つまり、私たちを生かす万物は愛の存在で、この世は愛の世界と云えるでしょう。
私たちは少なくともそれらの愛に感謝で応えられます。
私たちを生かす万物に感謝することはごく自然なことで、それこそが日本人の伝統的な生き方でした。
日本人の生き方=『日本神道』の真髄も正にそこにあります。
もしこの世に神が存在するなら、それは愛の結晶とも云えるでしょう。
神とは私たちを生かす存在です。
すると、空気も水も大地も月も太陽も、私たちを生かす全ての存在(自然や宇宙)が神=愛、と云えることに気づきます。
それがや八百万の神の正体です。
『自然』とは神が、生命を慈しみ育む目的で『自』らを『然(あらわ)』したものとも理解できます。
日本人の祖先たちはただ、自分たちを生かす存在を神とあがめ、虚心に感謝を捧げていたのです。
(中略)
神とは自然です。
自然は私たちを育み生かすからです。
生かす存在は愛です。
愛こそが、愛の結晶こそが神に他なりません。
すると愛の結晶であり、宝石である地球もむろん、神といえます。
地球とは、自然とは、神が『自』らを『然』(あらわ)したものです。
私たちを生かす地球上の自然は宇宙と云う、より大きな自然に生かされています。
ですから、宇宙(=すべて)、も神です。
従って例えば、宇宙の全原子も創造神の一部です。
すべての原子は、万有引力の法則に従って引き合います。
そして全体が統一的に動きます。
さらに、原子と原子の間の空間、宇宙の物質に満たされていない真空は重力を伝える媒介です。
かくして全宇宙も重力により相互作用し、統一的に運動します。
この意味でも『すべては一つ』で、それら『すべて』が創造神です。
要するに、宇宙全体が初めから創造神でした。
神を捜しても見つからないはず。
私たちは神の体内で生かされているのですから。
創造神は自分の一部を炸裂させて宇宙創生の大爆発、ビッグバンを引き起こし、宇宙の星々を創出しました。
そして気の遠くなるような年月を経て、生命が誕生し、さらに長い年月を経て人類が出現しました。
そのすべてが創造神の体内のできごとでした。
私たちは日頃、神である地球上に住み、神である食物を摂取し、神である栄養物により活かされ、神である排泄物を排出します。
太陽はもちろん、砂粒からそよ風まで、すべてが神なのです。
そう気づいたとき、著者は創造神の愛をそれは深く感じました。
創造神は自らを私たちに与え活かし、自らを排泄物と化してくれてさえいるのです。
認められずともひたすら黙しつつ、私たちを生かすただそのために尽くして尽くして尽くし抜く、これこそが神の愛の本質のように思えてなりません。
まさに現在の地球の姿そのものです。
この認識が深まれば深まるほど、私たちの生活は必然的に変化します。
食べものも道具も何一つ粗末にできなくなります。
モノをおいそれと捨てられなくなります。
それらはすべて神だからです。
そして、感謝の気持が広がります。
私たちは皆、例外なく、神の体内で日々活かされています。
死後の世界もやはり創造神の体内です。
ですから、私たちは高邁な能力を有し、完全に死ぬことさえありません。
なぜならどんな人間であろうと、私たち自身が宇宙(=創造神)の一部であり、個人の肉体は滅びたように見えてもそれは生き続ける全体のほんの一部にしか過ぎないからです。
こうして死の恐怖は払拭されます。
そして感謝が残り、増幅されます。
すべてが神の身体であれば、私たちはますます他者を尊び活かし、共生を目指すべきなのです。
他者とは自分であり神だからです。
そして自分は他者。
だからこそ『すべては一つ』。
かくして、すべてが自己完結しています。
繰り返しますが、身の回りのすべてが神なのですから、すべてに感謝し、すべてを大切に扱うことも当たり前ですね。
だからこそ三冠王を駆使してすべてに感謝することが肝要です。
さらに、『すべては一つ』ですから、自然保護の大切さも身に滲みてわかります。
もちろん、ガミガミ上司や意地悪同僚やいわゆる犯罪者から害虫までも神なのです。
少なくとも神の一部で、かけがえのない仲間です。
できるだけ大切にすべきでしょう。
そのように他を生かす愛がこころに芽生えるとき、私たちの能力は最大出力を発揮します。
そのようなこころこそが神のこころだからです。」
飽本博士の神に対する考え方は、
非常に論理的で説得力があります。
かつ直観的でもあり、
核心を衝く伶俐な指摘です。
博士の洞察力に感服致します。
神とは、
統一的存在であり、
生きとし生けるものすべての源です。
根源的知性であり、
宇宙意識そのものです。
そして、その本質は愛です。
本書の巻末に、
無名の聖者、沖縄のSさんのメッセージが掲載されています。
御紹介します。
「汝らよ、
真の愛を現すときに神は現れるものである。
汝らよ、
真の愛をもってこの世に働かんとするときに神は手を貸すのである。
汝らよ、
ただ己のみを磨かんとし、
そのための修行をしてもたかが知れている。
真の修行とは、
人を思いやり、
世を思いやるこころをもってそれに飛び込むことである。
そのとき初めて神は自らを現すのだ。
神はそなたたちの愛を施さんとするこころのなかにある。
その愛のなかにある。
そのことを神は愛という形で伝えてはいるけれど、
人が己を省みずに世のため人のため働かんとするこころのなかに神は現れる。
汝らは、
この地球を救うとは、
汝らのこころの働きであることを知るがよい。
汝らの目覚めた愛こそ、
その愛から起こる行動こそ、
地球を救う全てである。
神が地球を救うのではない。
汝らが神の内なるこころを知ったとき、
初めて地球は救われるのだ。
さあ、立ち上がれよ!
神のこころをもつ人々よ!
人のこころは、
自らを現すときに初めて創造されてゆくのだ。
この創造のこころに愛の光が放たれしとき、
神の力を借りて地球は救われる。
神とは汝らのこころのなかにすでに宿っているものである。
されど、ほとんどの人々が封印されたままである。
”神のこころ“ の封印を解くことこそが目覚めである。
真の目覚めである。
真の目覚めこそ、
聖なる目覚めこそ、
この地球を救い、
宇宙をも救うものである。
神は汝らのこころを借りて、
愛を借りて、
この世に現れる・・・・・・。」
『高次元の国 日本』
(著者 飽本一裕 明窓出版)
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【ゼロ・ポイント・フィールドとは?】
最近、巷でよく見かけるワード『ゼロ・ポイント・フィールド』とは、
一体何でしょう?
内閣官房参与の経歴を持つ、
多摩大学大学院名誉教授の田坂広志工学博士は、著書
『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』
(光文社新書)
の中で、
ゼロ・ポイント・フィールドについて、
こう述べています。
「この『ゼロ・ポイント・フィールド仮説』とは、
この宇宙に普遍的に存在する『量子真空』の中に『ゼロ・ポイント・フィールド』と呼ばれる場があり、
この場に、
この宇宙のすべての出来事のすべての情報が、
『波動情報』として『ホログラム原理』で『記録』されているという仮説なのである。」(121頁)
「もし、『量子真空』の中に存在する『ゼロ・ポイント・フィールド』が、
この宇宙で起こった『出来事』、
すなわち『波動エネルギー』を、
『波動情報』として記録しているのであれば、
『ゼロ・ポイント・フィールド』が、
この宇宙の『すべての出来事』を記録しているという仮説は、
決して荒唐無稽な理論ではない。」(125頁)
「『宗教』の世界では、
不思議なことに、
この『ゼロ・ポイント・フィールド』と極めて似たビジョンが、
遥か昔から語られている。
例えば、
仏教の『唯識思想』においては、
我々の意識の奥には、
『末那識』と呼ばれる意識の次元があり、
さらにその奥には、
『阿頼耶識』と呼ばれる意識の次元があるとされており、
この『阿頼耶識』には、
この世界の過去の出来事のすべての結果であり、
未来のすべての原因となる『種子』が眠っているとされている。
また、
『古代インド哲学』では、
『アーカーシャ』の思想が語られており、
この『アーカーシャ』とは、
宇宙誕生以来のすべての存在について、
あらゆる情報が『記録』されている場であるとされている。」(129頁)
「もし、我々が、何らかの方法で、
『ゼロ・ポイント・フィールド』に繋がることができるならば、
我々も、
この宇宙の過去から現在までのすべての出来事のすべての情報に触れることができるのである。」(137頁)
「この『無意識』の世界では、
ゼロ・ポイント・フィールドを通じて、
『類似の情報』を引き寄せるため、
この世界に『ネガティブな想念』があると、
『ネガティブな情報』を引き寄せ、
結果として、
『ネガティブな出来事や出会い』を引き寄せ、
『悪い運気』を引き寄せてしまう。
逆に、
この世界に『ポジティブな想念』があると、
『ポジティブな情報』を引き寄せ、
結果として、
『ポジティブな出来事や出会い』を引き寄せ、
『良い運気』を引き寄せることができる。
従って、
この『無意識』の世界では、
『引き寄せの法則』によって、
不思議な『直観』や『シンクロニシティ』『コンステレーション』などの現象が起こる。」(161頁〜162頁)
「その『神』や『仏』や『天』とは、
『ゼロ・ポイント・フィールド』
に他ならない。
すなわち、
その『神』や『仏』や『天』とは、
宇宙の歴史始まって以来の『すべての出来事』が記録され、
人類の歴史始まって以来の『すべての叡智』が記録されている、
この『ゼロ・ポイント・フィールド』に他ならない。」(189頁)
「もし『ゼロ・ポイント・フィールド仮説』が正しければ、
このフィールドには、
この宇宙で起こったすべての出来事のすべての情報が『記録』されている。
その『すべての出来事』とは、
文字通り『すべて』である。
すなわち、
量子真空から、この宇宙が誕生したことも、
この宇宙の中で銀河系宇宙が生成したことも、
その銀河系宇宙の中に太陽という恒星が誕生したことも、
その周りに地球という惑星が生まれたことも、
その惑星の上で生命が発生したことも、
その生命が進化して人類が生まれたことも、
その人類の歴史の中でローマ帝国が興亡したことも、
この日本という国に、
あなたが生まれたことも、
あなたがどのような人生を歩んだかということも、
そして、その人生において、
あなたが、何を願って生き、
何を考え、何を思い、
何を感じて歩んだかも、
その『すべて』を、
『ゼロ・ポイント・フィールド』は記録しているのである。
もし、そうであるならば、
この『ゼロ・ポイント・フィールド』には、
あなたの人生に関する『すべての情報』が、
刻々とリアルタイムで記録されているのである。
いや、あなただけでなく、
いま、この地球上に生きているすべての人々の人生に関する『すべての情報』が刻々とリアルタイムで記録されており、
さらには、
これまでこの地球上に生を享け、
生き、去っていった、
すべての人々の人生に関する『すべての情報』が記録されているのである。」(194頁〜196頁)
「もし、『ゼロ・ポイント・フィールド仮説』が正しければ、
我々の死後も、
我々の人生で起こった、
すべての『出来事』の情報
我々の人生で与えられた、
すべての『体験』の情報
我々の人生で与えられた、
すべての『人間関係』の情報
我々が人生で味わった、
すべての『感情』や『想念』の情報
我々が人生で学んだ、
すべての『知識』や『叡智』の情報
といった『意識のすべての情報』が、
量子真空内のゼロ・ポイント・フィールドに記録されているということであり、
もし、そうであるならば、
『生』や『死』という意味で、
それは何を意味しているのか、
ということである。」(202頁)
「この仮説は、この宇宙において、
次のことが起こっていることを述べている。
第一 『量子真空』から生まれた、
この宇宙の森羅万象の真の姿は、
『物質』ではなく、
『波動』である。
第二 従って、この宇宙で生じたすべての出来事は、
我々の肉体や意識の活動も含め、
すべて『波動』に他ならない。
第三 そして、この現実世界で生じた『波動』の軌跡は、
量子真空内のゼロ・ポイント・フィールドに、
やはり『波動』の軌跡として、
すべて『記録』されている。
では、このことは何を意味しているのか。
端的に述べよう。
実は、このことは、
『現実世界が、すべて記録されている』
ということを超えた意味を持っている。
すなわち、
このことは、『波動情報』という観点から見るならば、
ゼロ・ポイント・フィールド内に、
『現実世界』と、全く同じ世界が存在している
ということを意味しているのである。
仮に、これを、
『現実世界の奥にある世界』という意味で『深層世界』と呼ぶならば、
ゼロ・ポイント・フィールド内には、
『現実世界』と全く同じ、
『深層世界』が存在している
のである。
ただし、
このゼロ・ポイント・フィールド内の『深層世界』は、
『現実世界』で起こる出来事を刻々記録しながらも、
『現実世界』とは異なる、
次の三つの特徴を持っている。
第一 ゼロ・ポイント・フィールド内では、
エネルギーの減衰が起こらないため、
波動の減衰も起こらず、
『深層世界』には、
永遠に、すべての情報が残り続ける。
第二 そのため、『深層世界』には、
『過去』から『現在』までの、
すべての情報が存在している。
そして、第五話で述べた意味において、
『未来』の情報も存在している。
第三 また、ゼロ・ポイント・フィールド内では、
瞬時に情報伝達が起こるため、
『深層世界』では、
『情報同士の相互作用』が、極めて容易に起こる。」(204頁〜207頁)
「古今東西、
様々な書物において、
『無意識の声』に耳を傾けることの大切さや、
『無意識の力』を借りることの大切さが語られてきたが、
実は、
この『無意識』とは、
ゼロ・ポイント・フィールド内に存在する『深層自己』の『無意識』(『超個的無意識』や『超時空的無意識』も含めた)のことに他ならない。
すなわち、
『無意識の声』に耳を傾けることや、
『無意識の力』を借りることとは、
実は、ゼロ・ポイント・フィールド内の『深層自己』の『大きく賢明な無意識』と繋がることなのである。」(219頁)
「ゼロ・ポイント・フィールドにおいては、
我々の『自我』は、
もはや『肉体』の苦しみを感じることもなく、
『肉体』が消滅することによる『死』の恐怖を抱くこともないため、
苦痛や恐怖や不安などは、
自然に消えていく。
そして、
このフィールドにおいては、
すべての情報や知識や叡智に触れることができるため、
自分と他者、
自分と世界を分けていた『境界』が無くなり、
それに伴う『葛藤』や『苦悩』も無くなっていく。
それが、筆者が、
『ゼロ・ポイント・フィールドの持つ浄化力』と呼んでいるものであるが、
この『浄化力』によって、
我々の『自我』は、
その存在意義を失い、
自然に消えていくのである。
そして、このフィールドの持つ、
『自我』という『苦しみの根源』を消し去っていく力は、
『自我』そのものの『存続力』など比較にならぬほど強い力である。」(239頁)
ゼロ・ポイント・フィールドについて詳しく学べば、
真の意味で、
『私たちは死なない』
『死は存在しない』
ということがわかります。
ぜひ、本書を読んで学んでください。
人生必読の書です。
『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』
(著者 田坂広志 光文社新書)
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【科学者はなぜ神を信じるのか】
意外に思われるでしょうが、
実は科学者の多くが、
神の存在を信じています。
これについて、
素粒子物理学の専門家で、
名古屋大学名誉教授の
三田一郎博士は、著書
『科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで』
(講談社)
の中で、
こう述べています。
(3頁)
「実は科学者のなかには、神の存在を信じている人が少なくありません。
みなさんも名前をご存じの高名な科学者の多くが、神や信仰について熱い思いを語ってきています。
最も神の領域を侵食しているかに思える宇宙論や素粒子論を扱う理論物理学者でさえ、そうなのです。
国連のある調査では、過去300年間に大きな業績をあげた世界中の科学者300人のうち、8割ないし9割が神を信じていたそうです。」
では、
アインシュタインは神について、
どのように考えていたのでしょうか?
三田博士は、同書の中で、
こう述べています。
(171頁〜172頁)
「『真に宗教的な天才は、こうした宇宙的宗教の感覚を身につけており、教義も聖職者も人格化した神も必要ない。
だから異端とみなされてきたんだ。
いいかね、民族と宗教の垣根を取り払えるのは、これまでそれにしくじってきた宗教指導者たちではない。
現代の科学者ならできるかもしれないんだ。』
(中略)
『宇宙的宗教では、宇宙が自然法則に従って合理的であり、人はその法則を使ってともに創造すること以外に教義はない。
私にとって神とは、ほかのすべての原因の根底にある、第一原因なんだ。
何でも知るだけの力はあるがいまは何もわかっていないと悟ったとき、自分が無限の知恵の海岸の一粒の砂にすぎないと思ったとき、それが宗教者になったときだ。
その意味で、私は熱心な修道士の一人だといえる。』
アインシュタインは、間違いなく神を信じていました。
その神とは人間の姿をして教えを垂れるものではなく、自然法則を創り、それに沿って世界と人間を導くものでした。
幼い頃に聖書と教会に絶望した彼はそれに代わる神を見いだし、その忠実な信奉者になったのです。
チベット仏教の指導者ダライ・ラマは、このような教えを述べています。
〈キリスト教の創造や神の概念は、仏教とは違う。
その違う面を理屈の上でなんとか一緒にしようという努力がすべて無駄であるとは言えないが、
それよりも、
違いにこだわらずに棚上げして、
合致するところを尊重して世界の苦しんでいる人々のために前進していくべきだ〉
アインシュタインの『宗教』は、既存の宗教とは違うものでした。
しかし、それは間違いなく、宗教といえるものでした。
狭量な神学者たちが口を合わせてアインシュタインの『宗教』を非難し、
そのためアインシュタインは無神論者だという誤解を人々に与えているのは、
間違っていると私は思います。」
アインシュタインは、
同胞意識と人類への奉仕を道徳的な基盤とした、
宇宙的宗教を提唱していました。
ところで、三田博士はなぜ、
神を信じるようになったのでしょうか?
その理由が、同書の256頁〜259頁にかかれています。
「私が神を信じるようになったのは、直接的には、第6章の最後に述べたように物質と反物質の研究を通して宇宙のはじまりを見つめたことがあると思います。
初期宇宙にごくわずかだけ物質のほうが多く存在していたからこそ、いまの私たちがあるのです。
もしも完全に同数であれば、この宇宙はエネルギーの塊にすぎませんでした。
私はそこに、神の意志を感じるのです。
(中略)
この宇宙には科学法則があることは確かです。
この法則によって惑星は楕円軌道を描き、電磁気力は距離の2乗に反比例します。
科学法則は『もの』ではないので偶然にはできません。
宇宙創造の前には必然的に科学法則が存在したはずなのです。
では、科学法則は誰が創造したのでしょうか。
(中略)
私自身は、科学法則の創造者を『神』と定義しています。
ルールが存在するということは、その創造者である神が存在するということだ、と考えるのです。」
確かに、
科学法則は『もの』ではないので、
偶然にはできません。
科学法則を創造した、
人知の及ぶところではない偉大な知性が存在していることは、
明らかです。
科学者が神を持ち出すことは、
思考停止であるという批判がありますが、
これに対して、三田博士は、同書の中で、こう反論しています。(262頁〜264頁)
「神を信じている者は、自然現象に対して疑問を持ち、説明しようとすることを放棄して、すべてを神にゆだねてしまっている、それは人間の進歩を止めてしまう思考停止である、ということでしょう。
おそらく、神を信じる科学者に対して最も多くの人が感じる疑問も、ここにあるのではないかと思われます。
では、科学者が神を持ち出すことは本当に思考停止なのでしょうか。
(中略)
私が考える『神業』とは、永遠に来ない『終わり』と言うことができます。
人間には神をすべて理解することは永遠にできません。
しかし、一歩でも神により近づこうとすることは可能です。
近づけばまた新たな疑問が湧き、人間は己の無力と無知を思い知らされます。
だからまた一歩、神に近づこうという意欲を駆り立てられます。
『もう神は必要ない』としてこの無限のいたちごっこをやめてしまうことこそが、思考停止なのであり、傲慢な態度なのではないでしょうか。
科学者とは、自然に対して最も謙虚な者であるべきであり、そのことと神を信じる姿勢とは、まったく矛盾しないのです。」
科学者が神を持ち出すことは、
決して思考停止ではありません。
科学と神は矛盾しません。
アインシュタインが述べる神、
則ち、自然法則を創り、それに沿って世界と人間を導く存在を信仰し、
『世界平和』と『人類全体の幸福』を実現させるべく、お互い精進しましょう❗
『科学を真剣に追究する人は誰でも、人間の意志よりも優れているある意志が、はっきりと宇宙の法則を示していると確信するようになる』
『私が知りたいのは神の考えだ。
それ以外はすべて些細なことでしかない』――アルベルト・アインシュタイン
『科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで』
(著者 三田一郎 講談社)
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【異次元は存在する❗】
私が、
『異次元は存在する』
と言えば、あなたは、
『何バカなこと言ってんの、異次元なんてある訳無いじゃん』
と思うのではないでしょうか?
その気持、よくわかります。
私もかつて、そう思っていましたから。
素粒子物理学・ひも理論・宇宙論の専門家でハーバード大学教授のリサ・ランドール博士は、著書
『NHK 未来への提言 リサ・ランドール 異次元は存在する』
(著者 リサ・ランドール+若田光一 NHK出版)
の中で、
異次元について、こう述べています。
「人間が5次元世界を実感することはできませんが、わたしは存在すると信じています」(8頁)
「残念ながら、人間がこの5次元世界を感じることはできませんし、行くこともできません。
わたしたちの住むこの宇宙は、3次元の膜のようなものの上に貼りつけられているからです。
わたしたちはその3次元の膜にぴったりと貼りついていて、そこを飛び出して5次元世界に入っていく方法はないのです。
そう、たとえ、あなたがスペースシャトルで宇宙のどこまで行っても、5次元世界に出ることはできません。
しかし、たとえ直接出ていって探索はできなくても、5次元世界は確かに存在していて、わたしたちの暮らす3次元世界に驚くような影響を与えている可能性があるのです。」(10頁)
「わたしが提唱する高次元世界というのは、本当に矛盾のない科学的な事実に思えるということです。
わたしたちにはそれが見えませんが、そういう異次元世界がわたしたちの3次元世界のずぐそばにあると考えられるのです。
5次元世界が本当に存在するかどうかを確かめることはまだできませんが、だからといって存在しないという理由にもならない。」(18頁)
「これまでの科学者たちは、みな5次元世界はあるかもしれないが、非常に微小だから目に見えないのだと考えてきました。
でもそれでは物理的に説明のつかないことがいろいろとありました。
そんななか、わたしたちが研究を重ねて導き出した5次元世界の形は、これまで考えられてきた5次元世界とはまったく異なるものでした。
それは、非常に特殊な性質をもっていて、かなり極端にねじ曲げられた時空だったのです。
そして同時に、観測できないほど大きく、無限の広がりをもつ可能性があることも発見しました。」(21頁)
「『宇宙にはいくつもの秘密がある。
空間の余剰次元もそのひとつかもしれない。
もしそうなら、宇宙はその別の次元を人目に触れさせないように、そっと包み隠してきたわけだ。』(【ワープする宇宙】より)」(28頁)
「さまざまな動きを注意深く眺めてみると、根本的な原則が見えてきて、まったく無関係にみえる物事が互いに結びついているということがわかります。
それはわたしたちの物の見方・捉え方のいちばん根底となるものなので、ひとつの概念であり、解き明かすべき難問ともいえます。
そういう意味で、宇宙や物理はわたしたちの世界の最先端に位置し、まさにそこから進歩していく場所だと思うのです。」(32頁〜33頁)
「宇宙には観測可能なもの以外に想像を絶するほど多くの事象が存在することを改めて強く感じ、宇宙の神秘に対して、畏敬の念を抱きます。」(69頁)
「異次元世界について考えれば考えるほど、現時点でのわたしたちの知識がどれほど限られたものであるかを実感させられます。
でも同時に、まだ明らかになっていない宇宙に存在しうる事象は、どれほどわたしたちの胸を躍らせることになるのだろうかと想像が膨らみます。
宇宙は、わたしたちが考えているよりもはるかに大きく豊かで、変化に富んでいるのではないかと思います。」(70頁)
現在、5次元の存在を科学で証明することはできませんが、
異次元は確実に存在していると、
私は確信しています。
成句に、こうあります。
『天に眼』
『天の配剤』
『天道様はお見通し』
『天網恢恢疎にして漏らさず』
頭をグニャグニャに柔らかくして、
視野を広げましょう❗
『NHK 未来への提言 リサ・ランドール 異次元は存在する』
(著者 リサ・ランドール+若田光一 NHK出版)
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『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』
(著者 リサ・ランドール 監訳者 向山信治 訳者 塩原通緒 NHK出版)
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【スピリチュアルを学ぶ】
私はかつて唯物論者でしたが、
飯田史彦経営学博士、
中村天風師、
ウエイン・W・ダイアー心理学博士、
ディーパック・チョプラ医学博士の著書を読み、
唯心論者に変わりました。
私たちは、
形而下学(physical sciences)だけではなく、
形而上学(metaphysics)も、
もっと学ぶべきであると、
痛感しています。
なぜなら、
視野が広がり、
思考が柔軟になるからです。
スピリチュアリティ(霊性意識)について学びましょう❗
京セラ創業者の稲盛和夫氏と、
数学者でハーバード大学名誉教授の広中平祐博士が推薦する本、
『スピリチュアリティの真実』
(PHP研究所)
の中で、
著書の本山博 文学博士は、
霊的に成長するための日常の心掛けと行為について、
こう述べています。
(222頁〜227頁)
「霊的に成長するための日常の心がけと行為については、
成長してカラーナの状態になれば、
ちょうど室内から外がガラス越しにみえるように、
神様と一つにはまだなれなくても、
神様がいらっしゃるのがみえるようになります。
このことは、本書でたびたび述べていますが、
信じる信じないというレベルではなく、
そこに到達すれば必ずわかることです。
そのためには、
まずは信じることが大切です。
何らかの真実の信仰を持つようになると、
悪いことをしなくなります。
宗教や宗派に関しては、
自分の縁があるところに行けばいいのです。
仏教がよければそれでいいし、
神道がよければそれもいい。
また、どこかに行かなければいけないというものでもありません。
(中略)
他への愛、
これも非常に大切です。
カラーナは、一つの場のようになって、
みなを支えて生かしている働きが基本です。
カラーナが霊的に目覚めなくても、
こうした働きが自分の中でよく動くようになればいいのです。
性別や種族の別を超えて動けるようになるには、
自分と他を区別しているようではできません。
自分と他をともに包むような大きさになることができればいいのです。
それが、愛です。
そうでないと、
カラーナは動いてくれません。
今の人間は、
自己保存にのみ熱心で、
カラーナが動かないようにしているので、
道徳や社会が壊れてしまうのです。
カラーナの持っている社会性が目覚めるには、
道徳を守り、
他への奉仕で社会が成り立っていくようにします。
神様は、
人間を創ったまま放っておかれたのではなく、
それぞれの人間のところに降りてきて、
それを支えてくださっています。
神様は、
上にいるばかりではなく、
人間にも奉仕をしていらっしゃるのです。
(中略)
自分の中にあるカラーナの魂がまだ霊的に目覚めなくても、
人のためにも社会のためにもこうしたいと思うことを、
われを忘れて一生懸命行っていると、
カラーナの魂が自然に積極的に働いて、
われわれを動かしてくれるようになります。
行をしなくても、
普通の人間としては、
それで十分なのです。
そのようにしていれば、
願っていたことが自然に成就するようになるのです。
今こそ、
誰もが持っているカラーナの世界が働けるようになることが、
大切です。
そうすれば、
平和な社会が実現できます。
アメリカのような超大国が、
自分たちの立場がすべて一番正しいと言い、
イスラムも自分が一番正しいと主張するようでは、
平和は実現できません。
(中略)
もし自分自身への執着から離れて自由な心になれたら、
身体も健康になるし、
他との争いも起きなくなります。
他者に対する思いやりや平安な心、
社会の成り立ちや物の本質などについての真理への理解が生じ、
相手の人にとってありがた迷惑にならない、
本当にその人が求めていることがわかるようになります。
そうなるためには、
丹田呼吸などで、
気のエネルギーのバランスをとることも大切です。
(中略)
もし、一日に10〜20分でも瞑想ができたら、
生き方が変わります。
普通の生活の中での心がけも大切ですが、
カラーナの世界まで霊的成長をしたいと思ったら、
瞑想は重要です。
チャクラはノンフィジカルな世界に行くための橋渡しのようなものです。
したがって、
瞑想によってチャクラが目覚めたら、
ノンフィジカルな世界へ行けるようになります。
そのためには、
自分の中にある十分なエネルギーをチャクラに集めて、
集中することです。
本当に霊的に目覚めたいと思う人は、
瞑想をぜひしていただきたいと思います。
(中略)
本書を読んでいただいた方が、
神様のまねをして人を愛し、
人のために働き、
物のために働き、
自然と共存できるようになり、
魂の存在に気づいてくださったら、
とてもありがたく思います。」
カラーナとは、
人間に本来備わっている魂(仏教で言う【阿頼耶識:人間が個人として成り立ち、愛と知恵と創造力に満ちて自他を助けようと働く根本となる魂】)のことです。
霊的に成長するために、
① 魂の存在を信じ、真実の信仰心を持ちましょう。
② 道徳を守り、人を愛し、社会奉仕の精神を持ちましょう。
③ 瞑想を日課にし、生涯続けましょう。
カルト宗教やオカルトに引っかからないためには、
正統派スピリチュアルを学ぶことが肝心です。
本山博 文学博士、
ウエイン・W・ダイアー心理学博士、
ディーパック・チョプラ医学博士等の世界的に有名な正統派スピリチュアル・マスターから学びましょう❗
『スピリチュアリティの真実』
(著者 本山博 PHP研究所)
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【幸せの国 ブータン ①】
国勢調査で国民の9割以上が『幸せ』と回答するブータン。
経済的に見て、それほど豊かな国ではないブータンの国民がどうして幸せを感じることが出来るのでしょうか?
ブータン政府に初代首相フェローとして勤めた、御手洗瑞子さんは、著書
『ブータン、これでいいのだ』
(新潮文庫)
の中で、
ブータン人の『幸せの秘訣』を、こう述べています。
(241頁〜245頁)
「『幸せになろうと思ったらね、
自分の幸せを願ってはいけないんだ。
自分の幸せを探し出したら、
どんどん、
幸せから遠ざかってしまうよ』
そして、こう続けました。
『これはとても大切のことなんだ。
幸せを願うのであったら、
自分の幸せではなく、
周囲の人の幸せを願わなくてはいけない。
家族だとか、
友人だとか、
自分の身近な大切な人たち。
そして周りの人たちが幸せでいられるように、
できるかぎりのことをするんだ。
知ってるかい?
人のためになにか役に立つことをして、
相手が幸せになるのを見ると、
自分にもとても大きな満足感が返ってくるんだよ。
それは、自分のためになにかしたときより、
ずっと大きな満足感なんだ。
幸せになりたかったら、
まず、周りの人の幸せを願って、
そのためになにかすることが大切なんだ。
自分の幸せを探し出したら、
幸せは、みつからないんだよ。
ブータン人は、
それをみんなよくわかっている』
たしかに、そうかもしれない、
と思いました。
幸せの国といわれるブータンの人たちですが、
私はブータンの人が
『幸せになりたい!』
とか
『私は幸せではない気がする・・・』
と自分の幸せについて語っているのを、
一度も聞いたことがありません。
彼らがいつも気にしているのは、
家族や友人など、
周りの人の幸せです。
家族が元気だからほっとする、
困ってる友人がいたけど助けられてほっとした、
などです。
いつも、
家族や友人のだれかが困っていないか気にかけ、
なにかあれば助け、
周りの人たちが元気でやっているのを見て喜び、
じんわりと幸せを感じる。
ブータンの人たちの幸せとは、
そういったものなのです。
(中略)
決まって上司は笑いました。
『たまこは、真面目すぎるんだよ』
と。
『日本人だからかなぁ。
でもそこは、
たまこはもっとブータンで学んだ方がいいよなぁ』
などとぶつぶつ言いながら、
上司はこんな話をしてくれました。
『なんでも〘どうにかできる〙と思ってはいけないよ。
それは、人間の過信というものだ。
人間なんて、
大きな大きな自然の中の、
ほんのちっぽけな存在でしかない。
しかも、
そのちっぽけな人間社会の歴史の長さに比べたら、
僕たちが生きているのなんて、
ほんの一瞬なんだ。
最初から、
なんでもどうにかできると思ってはいけない』
そして、
彼の尊敬する第5代国王の例も用いて、
こんな話をしました。
『そもそも、
僕たちができることなんて、
限られているんだ。
だから、
自分にできることを、
等身大でかんばればいい。
できることを、
すればいい。
僕たちの国王はいつもこう言っているんだ。
〘小さくても、できることをすればいい。
最初は小さな動きでも、
いいものは、
波紋のようにどんどん広がっていくんだよ〙
ってね。
だから、
自分がどうにかできることにフォーカスするんだ。
それ以外のことについて、
課題をみつけて嘆いたりしていても、
仕方がないんだよ。
自分の身の丈を超えて、
生真面目に思い悩みすぎてはだめだ』
彼は、茶目っ気たっぷりに、
こう言ってくれました。
『肩の力を抜いて、
リラックスして、
こう思うことも大切なんだ。
〘これでいいのだ〙
ってね』 」
幸せは外にあるのではなくて、
既に、私たちの中にあります。
これについて、
世界的メンタ―である、
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
の中で、
こう述べています。
「あなたが幸せを探し求めることをやめて、
幸せをすでに手にしていることを知ることが、
永続的な幸せへの鍵です。
もしあなたが幸せを探し求めるならば、
一生見つけることはないでしょう。
あなたが、
幸せはその角を曲がったらあると考えているならば、
あなたは角を曲がりつづけるだけで、
ついぞ幸せを手にすることはないでしょう。」
幸せを求めるのではなくて、
幸せを与えましょう。
そして、
肩の力を抜いて、
にっこり笑ってこう言いましょう。
『これでいいのだ』
と。
『ブータン、これでいいのだ』
(著者 御手洗瑞子 新潮文庫 2016年発行)
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『ブータン、これでいいのだ』
(著者 御手洗瑞子 新潮社刊 単行本2012年発行)
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『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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【幸せの国 ブータン ②】
国勢調査で国民の9割以上が『幸せ』と回答するブータン。
経済的に見て、それほど豊かな国ではないブータンの国民がどうして幸せを感じることが出来るのでしょうか?
『世界一しあわせな国 ブータン人の幸福論』(監修者 福永正明 徳間書店)
に、ブータン人の『幸せの秘訣』が書かれています。
「『あなたが幸せなら、私も幸せです』
実は、私たちの滞在中、
『幸せですか?』
の答えの中で最も多かったものは、
この言葉だったのです。
『あなたが幸せなら、私も幸せです』
と答えた後、
ブータンの人たちは
『あなたは幸せですか?』
と聞いてきます。
『あまり幸せではありません』
と本音を答えると、
『どうしてですか?』
と彼らは心配そうに言葉を続けます。
『離婚したから』
と答えると、
彼らは安心したような顔になり
『ブータンには離婚した人はたくさんいますよ、大丈夫、大丈夫。何の問題もありません。あなたは素敵ですよ』
と、気遣いの言葉を口にします。
『将来が不安だから』
と答えると、
『日本はほかの国にたくさんの援助をしている。素晴らしい国だと思う。そんな国に住めるあなたがうらやましい』
と、褒めてくれます。
『仕事ばっかりしていて、遊ぶ暇がないから』
と答えると、
『あなたは素晴らしい仕事をしている。もう、十分、人の役に立った。これから少し休んでもきっと極楽に行けますよ』
と、思いやりに満ちた言葉を返してくれます。
彼らとそんなやりとりをしているうちに、
私たちは
『実は、私は幸せだったのかもしれない』
と思うようになっていきました。
ブータンの人たちに、
”幸せの青い鳥はすぐそばにいる“
ことを教えられたのです。
(中略)
ブータンの人々は、過去を後悔しません。
未来を心配しません。
今置かれている状況にとても満足して、
幸せを感じています。
ブータンの人々は、
無理をしません。
自分を知り、
身の丈に合った生活をすることで、
心の豊かさを見失わないようにしています。
ブータンの人々は、
際限なく、
富を蓄えようとしません。
自分に必要な額を知り、
残りは困っている人に施します。
そうすることで、
自分も幸せになるのです。」
(2頁〜4頁)
「チベット仏教を信仰する敬虔なブータン人たちには、
『豊かさ』
とか
『人間の心』
の本質といったものを見抜く目が、
すでに彼らの社会のなかで養われていたのです。
過去の善悪の業に応じて現在の幸不幸の果報があるとする
『因果応報』、
この世は迷いの生死を重ねて永遠に続いているのだという
『輪廻転生』
の考えが彼らの心には確固としてあり、
『今に生きる』
という独自の人生観が築かれていたのです。
彼らは、今、そこにあるものに共感し、その状態を大切にします。
過去を後悔するだけに終わらず、
未来の心配に終始する前に、
現在の状態を維持することに力を注ぐのです。
(中略)
今の状態に満足するためには、今の自分を知らなければなりません。
さらには、
今の自分が存在する一員となる地球、
世界そのものを知らねばなりません。
金銭的、物質的豊かさではなく、
精神的な豊かさを社会経済開発の理念にした彼らは今、そのことについて真剣に考えています。
『あなたが幸せなら、私も幸せ』
という考えは、
彼らの精神的な豊かさに対する本質的な世界観から生まれました。
彼らにとって、
他人に施しを与えることは、
現世で徳を積み、
来世で利を得るという根源的な『欲望』なのです。
他人に敬意を抱き、
困った人を助けるという行為さえ、
彼らは望んで行います。
彼らは自分だけでなく、
家族の幸せを望み、
隣人や友人の幸せを望む人々なのです。」(253頁〜254頁)
ブータン人は、
チベット仏教の敬虔な信徒です。
このことが、幸せを感じる源泉になっているようです。
これについて、
ブータン政府に初代フェローとして勤めた、御手洗瑞子さんは、著書
『ブータン、これでいいのだ』
(新潮文庫)
の中で、こう述べています。
「輪廻転生を信じ、
いつもうっすらと来世を意識し、
老後には毎日来世のために祈る。
ブータンの人にとって、
『今の人生』のとらえ方が、
私たち日本人とは違うのだろうなと感じます。
『現世がすべて』
と考えていたら、
人生が思い通りにいかない時、
もう取り返しがつかない気がして、つらくなる。
反対に、
『現世がすべてではない』
と信じれば、
多少うまくいかないこと、
思い通りにいかないことがあっても、
『うーん、まぁいっか。次の人生がうまくいくといいな』
と割り切れる。」
(237頁〜238頁)
『因果応報』(因縁生起、因果律)
『輪廻転生』(生まれ変わり)
『煩悩の解脱』(エゴを捨てる)
『慈悲の心の実践』(博愛・人類愛)
といった、
『良性の想念』
を持っていることが、
ブータン人の『幸せの秘訣』
のようです。
『世界一しあわせな国 ブータン人の幸福論』
(監修者 福永正明 徳間書店)
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『ブータン、これでいいのだ』
(著者 御手洗瑞子 新潮文庫)
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『一切皆苦』の誤解を解く
【『一切皆苦』の誤解を解く】
仏教教理の特徴をあらわしている『四法印』の一つに、
『一切皆苦』があります。
これが、誤解されています。
釈迦牟尼は、
『人生は、一切苦である』
と、断定しているのではありません。
『煩悩に囚われているから、人生が苦になるのですよ』
と、説いています。
これについて、
『わかりやすい 仏教用語辞典』
(大法輪編集部編 大法輪閣)
に、こう書かれています。
(158頁)
『一切行苦 これは三界六道の輪廻界にあっては、
凡夫は自我への執着を脱していないから、
一切の現象世界はすべて苦であり、
涅槃の楽を得ることのできないものであることを意味する。』
服部祖承さんは、著書
『〈仏教を学ぶ〉 ブッダの教えがわかる本』(大法輪閣)
の中で、『一切皆苦』について、
こう述べています。(75頁)
『この世を苦だと感ずるのは、
私たちが、悟りを得ていない凡夫だからなのです。
悟りを得た聖者にとっては、
苦とはなりません。
凡夫である限り、
この世は苦です。
このことに気づき、
無垢安穏の境地が得られるようにと、
仏教があるのです。
この世が希望に満ちた明るいものになるよう、
心の眼を開きましょう。』
お釈迦様は、
『煩悩を解脱すれば、
絶対幸福である涅槃寂静の境地に達する』
と、説いています。
『悟れば一瞬にして幸来たる』
悟りを目指して、
お互い精進しましょう❗
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『わかりやすい 仏教用語辞典』
(大法輪 編集部編 大法輪閣)
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『〈仏教を学ぶ〉 ブッダの教えがわかる本』
(著者 服部祖承 大法輪閣)
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【愛されれば、人は変わる】
人は愛され、
大切にされることで変わります。
人を愛し、
人を大切にしましょう。
NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事の池間哲郎さんは、著書
『アジアの子どもたちに学ぶ30のお話』( リサージュ出版)
の中で、
誰からも見捨てられ、
生きる力をなくしていた女性が、
愛され、大切にされることで、
変わっていく姿を
次のように記しています。
(99頁〜102頁)
「ミャンマーでハンセン病の人たちをとじこめていたマヤンチャウンの森の中に、
ボロボロの小屋がありました。
はきけがするほどの、
すさまじいにおいの中にいたのが当時38歳のドゥーティンラーさんでした。
右足は曲がってしまい、左足はひざから下がありません。
両手の指は、一本も残っていませんでした。
髪をふりみだし、
おそろしい顔で私をにらみつけました。
ドゥーティンラーさんは、とつぜん泣きだして、いいました。
『こんなみにくい体になってしまって、私はもう人間ではありません』
『どうか殺してください』。
私は
『どうか生きてください。
あなたが人間としてちゃんと暮らせるように、
家を作り、
薬も食べ物もとどけます』
といいました。
ドゥーティンラーさんは
『信じません』
といい、
『殺してくれ』
とさけびました。
私は、
なんとしてでもドゥーティンラーさんとの約束をはたしたいと思いました。
ハンセン病にたいするまちがった理解のために、
マヤンチャウンの森に来てくれる大工さんはいませんでした。
しかたなく、
ふつうの10倍のお金を出すことにすると、
やっと2人の大工さんが来てくれることになりました。
2人だけでは工事はできませんから、
マヤンチャウンの森のハンセン病患者さんに協力してもらいました。
足が残っている人は荷物をはこび、
手が残っている人はペンキをぬったりくぎをうったり――。
こうして工事がはじまってから3か月後、
すばらしい家ができあがりました。
ドゥーティンラーさんは、みちがえるように変わりました。
ドゥーティンラーさんはいいます。
『私は、こんなみにくい体になってしまい、
もう人間ではないと思っていました。
だれも私のことを愛してくれる人などいないと。
でも遠くの日本の人たちが約束を守って、
家をつくってくれました。
誰かが、私のことを愛してくれるとわかったそのときから、
私は “生きたい” と願うようになりました』
と。
今、ドゥーティンラーさんは、
自分のまわりにいる体がうごかないお年寄りのお世話をしています。
両足も、手の指もないドゥーティンラーさんが、
車いすにのって、
ひじでタイヤをまわしながら、
指のない手にタオルをしばりつけて、
お年寄りの体をやさしく洗ってあげています。
ドゥーティンラーさんは、
一生懸命に生きています。
2006年4月。
マヤンチャウンの森から
『どうしても来てくれ』
と連絡が入りました。
そこでは、
なんとドゥーティンラーさんの結婚式がおこなわれていたのです。
ドゥーティンラーさんの、
幸せいっぱいの笑顔をみて、
私はうれしさに涙があふれてきました。
私は、
ドゥーティンラーさんに心の底から感謝しています。
ドゥーティンラーさんは私に、
人間として、
いちばん大切なことを教えてくれたからです。
それは、
愛され、
大切にされることで、
人は変われるということです。
そして、
命が生きるということです。
ドゥーティンラーさんのお話は、
人をいじめたり差別したりすることのひどさ、
そして、
『人を愛することの大切さ』
を教えてくれます。」
人は、
愛され、
大切にされることで、
変わります。
人を愛し、
人を大切にしましょう❗
『人生には、
たった一つだけ
長続きする幸福がある。
それは、他者を愛して
生きることである。』
(トルストイ)
『究めれば 愛こそすべて』
『アジアの子どもたちに学ぶ30のお話』
(著者 池間哲郎 リサージュ出版)
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【憂鬱なときは幸せな振りをしろ❗】
『気分は最高❗
体調は絶好調❗
元気ハツラツ、上気元❗』
と、口に出して言えば、
言葉に引っぱられて、
気分が良くなりなす。
『人は幸せだから歌うのではない。
歌うから幸せになるのだ。』
これは、
アメリカ心理学の父、
ウィリアム・ジェームズの名言です。
明るい曲を歌えば、
楽しくなります。
これは本当です。
気分は意識的に変えることができます。
これについて、
中村天風師は、著書
『力の結晶 中村天風真理瞑想録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
の中で、こう述べています。
(237頁〜238頁)
「英国の言葉でこういうのがあるね。
Pretend as you are happy when you feel blue.
という言葉がある。
これは非常に難しい粋な言葉だけども、
とにかく、
『失望したような場合には、
あら、幸福だと、
こう思えよ』
と、こういう言葉なの。
いい言葉だろ。
Pretend as you are happy when you feel blue.
なんだから。
『おまえが面白くねえなあと思ったときには、幸福だなと思え』
って。
Pretendって言うんだから、
幸福でなくても幸福のような振りをしろってことだね。
模倣しろってことだから。
これは本当なんですよ。」
天風師が述べているように、
憂うつな時に、
幸福な振りをすれば、
気分は変わります。
気分は意識的に変えることができます。
いつまでも、
ブルーな気分に浸ることなく、
明るく、楽しく、
元気よく生きましょう。
『気分は最高❗
体調は絶好調❗
元気ハツラツ、上気元❗』
を口癖にしましょう。
“Fortune comes in by a merry gate.”
『幸運は楽しい門から入ってくる』
“Pretend as you are happy when you feel blue.”
『憂うつな時は、幸せな振りをしろ❗』
です。
『力の結晶 中村天風真理瞑想録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
https://amzn.to/3OwLr6q
【運命を拓く 天風瞑想録】
私は中村天風師の著書を愛読しています。
天風師の著書は、
百回でも二百回でも繰り返し読むことが肝要です。
なぜなら、
読み返すたびに、
新たな気づきが得られるからです。
それほど奥が深い、
ということです。
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
を、繰り返し読むことをオススメします。
大谷翔平さんが読んでいるという情報もあります。
歴史的名著です。
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
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【ネガティブな物事に関心を向けるな❗】
私の家には現在、
テレビ・ラジオ・新聞がありません。
ネットニュースも一切見ません。
ニュースの8割以上はネガティブなものである、
というデータがあります。
ニュースを見なくなってから、
随分、心は穏やかになりました。
ネガティブな物事に関心を向けない、
ネガティブな物事に関わらない、
ことが、
非常に大切です。
なぜなら、
人が関心を向けたものが増大するという、
宇宙法則が働いているからです。
則ち、
『波動の摂理』
『引き寄せの法則』
です。
ネガティブな物事を、
批判・非難・誹謗しないように注意しましょう。
非難すれば、
それが増大します。
たとえば、
『麻薬撲滅運動』は、
実際には麻薬を増加させました。
『テロとの戦い』は、
テロを増加させました。
ネガティブな物事ではなくて、
ポジティブな物事に、
関心を向けましょう。
『麻薬撲滅運動』ではなくて、
『健康増進運動』をしましょう。
『反戦運動』ではなくて、
『平和運動』をしましょう。
全世界3500万部突破の記録的大ベストセラー、
”The Secret“(著者ロンダ・バーン)
に、こう書かれています。
(230頁)
「マザー・テレサは聡明でした。
彼女は
『戦争反対の集会には出席しません。平和のための集会を開くのでしたら、私を招待してください』
と言っていました。
彼女は『秘密』を理解していたのです。
彼女がこの世で為し遂げた事を見て下さい」
要するに、
『闇を見るな、光を見よ❗』
『北風になるな、太陽になれ❗』
ということです。
『ザ・シークレット』
(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店 2007年 初版発行)
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【ひとりさんから あなたへの手紙】
『斎藤一人 奇跡のバイブル』
(著者 舛岡はなゑ PHP研究所)
の166頁から169頁に、
【ひとりさんから あなたへの手紙】が、載っています。
非常に素晴らしい、珠玉のメッセージです。
心して、読みましょう。
『魂の成長とは、神の愛を信じきること。
神はあなたを愛し続けているんです。
あなたが神を見捨てることはあっても、
神があなたを見捨てることは絶対にありません。
あなたが勝手に見捨てられたと思うだけです。
あなたに起きることはすべて神の愛なんです。
あなたの魂の成長のために、
あなたの幸せのために、
あなたが愛であるということに気づくために、
起きていることばかりなのです。
神が起こしてくれたことに、
絶対なる肯定、
絶対なる積極で、
また一歩、また一歩と
前進するあなたに、
神は必ず幸せな奇跡をたくさん起こしてくれます。
人生とはあなたと神との楽しい旅だということに
気づくことです。
たとえ大切な人の死に出会っても、
苦しくて耐えられないとき、はじめて人は、
天国があり、
来世があるということに気づくのです。
この世の死は天国での誕生。
天国での死は、この世の誕生。
神はあなたに
耐えられないような苦しみを与えるはずがないのです。
耐えられないような苦しみが来たときは、
無上の喜びを感じる教えに出会うときです。
あなたの前には、
神さまがくれた扉がいつでもひらかれています。
魂の成長という名の階段を
一歩いっぽ
上がってください。
神さまは、
あなたが来ることを両手をひろげて
待ってくれています。
苦しまないでください。
気づいてください。
神もあなたも
愛でできていることを
信じてください。
そして、力強く一歩、足を踏み出してください。
素晴らしい人生のために。
さいとうひとり』
『斎藤一人 奇跡のバイブル』
(著者 舛岡はなゑ PHP研究所)
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【ボランティア精神】
ボランティアとは何でしょう?
倫理用語集にこう書いてあります。
「個人が自由意志に基づき、
自分の時間や労力を提供して社会に貢献すること。
ラテン語で『意志する』を意味する【volo】に由来する。
形態は多様だが、
ふつう、
自主性を前提に、
非営利目的で、
政府や企業とは無関係に公共の利益のために行われる民間活動をさす。
また、
これらの点から、
公平性を重視する政府や私的な利益追求を最優先する企業には生み出せないサービスを提供できるという独自の強みがあり、
保健・医療・福祉を筆頭に、
街づくり、教育、
文化・芸術・スポーツ、
環境、国際協力、災害救援など、
社会の様々な分野で独自の大きな役割を果たすとされる。
歴史的には、
キリスト教の隣人愛や市民社会の精神を基盤として、
イギリスやアメリカなど欧米諸国で発展してきた。
欧米諸国と比べ日本ではまだ定着していないものの、
1995年の阪神大震災を機に普及しつつある。」
では、
ボランティアにとって大切なことは、
何だと思いますか?
これについて、
NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事の池間哲郎さんは、著書
『最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命に生きること』
(著者 池間哲郎 現代書林)
の中で、
ボランティア活動に必要な戒めとして、
次の4点を挙げています。
(203頁〜206頁)
「① 心から尊敬すること
まず1つ目に大事なことは
『現地の人々を心から尊敬すること』
です。
現場での上から目線は、
絶対にダメです。
現地の人々を変えてみせる、
助けてあげる、
教えてあげる、
つくってあげる、
お金をあげる、
物をあげる。
こうした
『あげる、あげる』
という姿勢は、
非常に失礼なことだと私は思っています。
まず、
そういう上から目線を取り除くことです。
懸命に生き抜く人々の精神的なものは、
豊かさの中で暮らしている日本人よりも、
はるかに高いものがあると私は感じています。
親のために懸命に働く子どもたちには、
いつも頭が下がります。
『なぜ、これほどまでに苦しい中で笑顔が出てくるのか』
と感動します。
国際協力の基本は、
その土地の人々を心から尊敬することです。
② 知ることも大切なボランティア
同じアジアに暮らす人々でさえも、
毎日、貧しさのために多くの命が奪われています。
失われる命のほとんどは子どもです。
アジアだけではありません。
日本人のように豊かな国で暮らしている人々は、ごくわずかです。
途上国の現実を、
懸命に生き抜いている人々のことを知ってください。
知ることも大切なボランティアです。
③ 少しだけ分けること
3番目は
『少しだけ分ける』
ことです。
知って理解すれば、
それに対して、
どうすればボランティアになるのでしょうか。
自分のやさしい心を少しだけ分けることです。
100%の愛はいりません。
ほんのちょっと1%だけでいいのです。
私は100円のお金がないために失われる命を見てきました。
日本人の私たちにとってはわずかなお金ですが、
それが確実に大きな命に変わっていくのです。
やさしい心を、
ほんの少しだけ、
一生懸命に生きている人々、
子どもたちに分けてください。
余裕があるから、
いらないからあげるのではありません。
少しだけ何かを我慢し、
分ける心が大切なのです。
④ 自分自身が一生懸命に生きること
最後は
『最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命生きる』
ということです。
これが一番お伝えしたいことであり、
私が自らにも毎日言い聞かせている言葉です。
一番大切なボランティアは何かということです。
『誰かのため、人のため、貧しい国の恵まれない子どもたちを助ける』。
それも大事です。
しかし、
もっと大切なことがあります。
それは自分自身が一生懸命生きることです。
最初のほうでお話したように、
私が国際協力ボランティアに本気で取り組むようになったのは、
ゴミ捨て場で生きる子どもたちとの出会いでした。
深刻な貧しさの中でも、
決して笑顔を失うことなく必死になって生き抜いている彼らの姿に衝撃を受け、
大きな感動を得たからこそ、
この活動を本気で生涯続けていこうと決断したのです。
『最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命に生きること』。
これは自己体験から自然に出てきた言葉です。
(中略)
フィリピン・スモーキーマウンテンのゴミ捨て場で、
素っ裸の5歳くらいの男の子が懸命に働く姿に出会ったときのことです。
足の先から頭のてっぺんまで真っ黒。
足は傷つき血が流れている。
ゴミを拾う手を見ると爪がめくれている。
そんな少年を見ていて最初は
『可哀想だなあ』
と思いました。
しかし、
しばらく見ていたら自分の中で信じられないことが起きたのです。
突然、私の目から涙がボロボロ流れてきました。
そして、こう思ったのです。
『こんな小さな子どもでさえも必死に生きている。
それなのにオレは一体、今まで何をしていたのだ。
恥ずかしい』
『真剣に生きていかないと、この子たちに失礼だ』
と心の底から思いました。
これまでの自分の無様な人生、生き方に深い反省が生まれたのです。
そして、一生懸命に生きることを誓いました。
すると、
子どもたちを心から尊敬し、
大切だと思うようになったのです。
一生懸命に生きるからこそ自分の命も他人の命も尊いと思えるのです。
真剣に生きてこそ、
人の痛みや悲しみは胸に伝わってくると思います。
最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命に生きることです。
断言します。」
煎じ詰めれば、
仕事もボランティアも生き方そのものも、
『自分自身の最善を尽くすこと』
のようです。
天性を活かし、
天職に就き、
天命を全うしましょう❗
天命とは、
『世の為、人の為、天の為に最善を尽くすこと』
です。
『我が為になすは我が身の為ならず 人の為こそ我が為と知れ』
“Do good; thou doest it for thyself.”
(慈悲を施せ、それは汝自身のためにすることになる)
『最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命に生きること』
(著者 池間哲郎 現代書林)
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【感動した❗❗】
【感動した‼】
『魂の法則』
(著者 ヴィセント・ギリョム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)
を読み、非常に感銘を受けたので投稿します。
本書は、
著者とイザヤという高次元の意識体との対話を記述したものです。
本書を読めば、
① 人間とは?
② 人生とは?
③ この世のしくみとは?
が、わかります。
本書に書かれていることは、
大旨、正しいと直覚しました。
形而上学に理解のある方には、
参考になる点が多々あります。
唯物論者・無神論者は読まないでください。
無駄になるだけです。
本書から何を感じ、
何を得るかは、
読者の器量次第です。
私の長年の人生経験から言えることは、
批評・批判・非難・否定・否認・誹謗する人は、
意識レベルが低いです。
受容・承認・称賛・共感・感謝する人、
寛容な人は、
意識レベルが高いです。
本書に書いてあることが、
事実であるか、
フィクションであるか、
は問題ではありません。
良性の想念かどうかが、大切です。
なぜなら、
たとえ幻想であっても、
良性の想念は、
人を幸せに導くからです。
本書は、
良性の想念を説いている、
と認識しています。
結局、
人生の目的は、
自己意識の進化と向上です。
人生は、
魂の成長の旅です。
なぜなら、
人間の本質は、
意識(魂)だからです。
著者と訳者は、
本書の印税を放棄しています。
しかも、
本書はネットで無料で読めます。
http://tamashiinohousoku.blogspot.com.es
著者と訳者の心意気に共感します。
沢山の人に本書を読んでいただき、
魂の進化・向上に役立てていただきたいと、
切に願っています。
『魂の法則』
(著者 ヴィセント・ギリョム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)
https://amzn.asia/d/7bjeY9R
【歴史的名著『愛の法則』】
『愛の法則(魂の法則Ⅱ)』(著者 ヴィセント・ギリェム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)
は、前作『魂の法則』同様、
著者とイザヤという高次元の意識体との対話を記述したものです。
本書に書かれていることは、
非常に大胆な見解ですが、
趣旨には大旨共感できました。
現代人の大半は、
受け入れ難いでしょうが、
将来的には本書に書かれている方向に進んでいくであろうと感じました。
本書の趣意の核心部分を紹介します。
「『愛の法則』
・魂の目的は、
自身の自由な決断で、
無条件の愛の経験を通して、
幸福になることである。
・愛なくして進化はなく、
愛なくして叡智はなく、
愛なくして幸福はない。
・愛は、
霊的宇宙を調和し躍動させる力である。」(23頁)
「イエスのレベルまで進化するためには、
エゴを排除して愛の感情を発展させることに大変な力を注がねばならないのだが、
それは、たやすいことではないのだ。
一度きりの人生での仕事ではない。
何千もの転生、
何十万年もの歳月がかかる。
しかも、
すべての魂がこの目的のために生まれ変わってきているにもかかわらず、
一度肉体を持つや、
何のために生まれてきたのかを思い出せないでいる。
大多数の人びとは、
肉体生があるところまでしか意識を向けておらず、
物的な福の神が笑っている限りは、
物欲を満たすことに人生を費やしている。
そして、
実存に関する内省はどれも無意味なたわ言であり、
時間の無駄だと考える。
彼らは、
気ままな生活をやめたくないので、
何の変化も起こしたくないのだ。
物質主義的な科学教育の下で知性を発達させて、
自身の心の危惧を回避しようとする人たちは、
存在に関わるあらゆる疑問を嘲り、
無益だと見なしている。
(中略)
無関心、無知、不信感、
熱狂や絶望から大多数の人びとが人生の真の意味を見出すことができずにいるというのが、
以上の総合的な結論である。
したがって、
人生を理解しないまま生きており、
そこから学べないので、
人生において進化することができない。
つまり、
エゴをそぎ落として愛の感情を育む努力が、
ほとんどなされていないということだ。
(中略)
利己的な願望と愛の感情に裏付けられる願望とは、
異なるものである。
利己的な願望を排除することとすべての願望を捨て去ることとを混同し、
自身の意志を放棄しなければ霊的な進歩は望めないとの結論に達する人もいる。
これは大きな勘違いなのだが、
他者を意のままに操ろうとする者たちにつけ込まれる要因となる。
君たちが仏陀と呼ぶ者は、
人間の諸悪の根源がエゴであると見抜き、
霊的に進歩するにはエゴを根絶すべきであると知っていたので、
利己的な願望のことを指して、
それらの衝動を排除しなければ幸せになれないと言ったのである。」(138〜140頁)
「内面の能力とは、一朝一夕に向上するものではない。
大変な努力と長い進化の時間を要し、
多くの転生でたゆみなく、
エゴを排除して愛の感情を発展させていくことが求められる。」(151頁)
「所有したいとか支配したいというような強力な願望では幸せになれるどころか、
自分自身に動揺と不安を生み、
他者にあらゆる苦悩を与えると気づくことだ。
行き過ぎた野心は、
極度に有害なエゴが顕れ出たものである。
過度の野心に支配された人は、
人類に最大の弊害と苦悩とをもたらすが、
同時に、
自分自身でも大きなカルマの負債を負う。
人類の最大の犯罪者は、
この物質界の所有者になろうとして、
思いのままに政治や国際金融の糸を操ってきた権力者たちである。
世界支配を渇望し、
自分たちの富と権力を増やせるのであれば、
何百万という人たちに苦悩や死を引き起こす決定にも躊躇しない。
だが彼らは、
自分たちが生み出した苦悩が全部、
霊的次元に戻った際に、
自らの身に降り注いでくることに気づいていない。
一生懸命獲得したものは全部、
一切合財、
物質界を去る時に失うことになり、
霊界に移った時に待っているものは、
カルマの巨大な債務である。
そして、
他の人びとに与えたあらゆる苦しみを、
自分の身を持って味わうことから返済していくのだ。
彼らの魂は犯した罪を全部修復し終えるまで苦しみ続けるが、
それには大変長い時間がかかるので永遠に思えるほどである。」(159〜160頁)
「本書に登場するイザヤの十戒
1.神と隣人とを自分のことのように愛しなさい。
2.神の名を、
利己的な目的を正当化するために使ってはならない。(霊性で商売をしてはならない)
3.少なくとも週に一日は休日として、
仕事を休むためにとっておきなさい。
4.君たちの人生を取り巻くすべての人たち、
特に最も傷つきやすい者である子どもたちに対して、
慈愛、尊重、理解を示しなさい。
5.どのような形であろうと、
いかなる理由があろうと、
絶対に命を絶ってはならない。
6.望まない性行為を誰にも強いてはならない。(感情の自由を尊重せよ)
7.エゴに突き動かされて、
他者に損害を与えてはならない。(公共の益・社会の正義・富の公平分配を促進せよ)
8.自由意志を尊重せよ。
9.霊的裁きの法則を尊重せよ。
10.個人的または集団的な争いごとを平和に解決せよ。 」(167〜168頁)
「求められるのは、
前進したいという意志のみなのだ。
(中略)
霊的な向上に役立つのは、
エゴを排除し愛の感情を育むことにおける我々の進歩のみである。
そしてこれには、
日々の努力が欠かせない。
それゆえ、
霊性の道に近道など存在しない。
つまり、
多くの人びとが望むように、
自己努力をせずに目標に達する、
手段も儀式も存在していないということだ。」(175頁)
「自分たちの心の中のエゴを根絶して、
愛の感情を発達させるように努めなさい。
それだけが唯一、
奮闘する甲斐のあることで、
霊的な進化の階段を昇らせてくれるものだ。」(199頁)
「他者を愛するということは、
相手が必要としていることを助けてあげるということで、
その見返りとして、
自分の考えや信仰を共有してもらうことを期待してはならない。
霊的な知識を広めようとすること自体は、
悪いことではない。
その反対にそれは善いことで、
人が成長し幸せになるために求められることでもある。
だが、
それを相手の意志に反して行ってはならないのだ。
要するに、
自分が真実を知っていると信じていても、
人に強要してしまえば間違いを犯していることになる。
したがって、
自分自身の信念を相手にも信じさせようと躍起になって、
無理強いしたりプレッシャーをかけたりしてはならない。
誰にも、絶対に、
自分の信仰を押しつけてはならない。
そうではなく、
それを自分自身に適用して、
愛の感情を発達させてエゴを一掃することで、
もっと幸福になるのだ。
自分が実際に手本となって示してあげることが、
他の人たちにとっては、
一番の学びとなるのだ。」(205〜206頁)
著者・訳者は、
前作同様、印税を放棄しています。
しかも、本書はネットで無料で読めます。
http://tamashiinohousoku.blogspot.com.es
著者と訳者の心意気に共感致します。
『人生、意気に感ず』
個人的見解ですが、
本書は『歴史的名著』である、
と認識しています。
すべての人に、
本書を読んでいただき、
真実の愛の感情を育んでいただきたい
と、
切に願っています。
『愛の法則』(著者 ヴィセント・ギリェム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)
https://amzn.asia/d/6roDmWh
【人間の正体】
『私たちは、時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、
時々人間の経験をするスピリチュアルな存在である』
と、私は認識しています。
『どれだけ魂を進化・向上させることができるか』
『魂の成長がすべて』
だと、思っています。
なぜなら、
人間の正体は、
肉体ではなくて、
意識体だからです。
これについて、
中村天風師は、著書
『運命を拓く 天風瞑想録』
(講談社文庫)
の中で、
こう述べています。
(50頁~52頁)
「 現代の人間は、
肉体が自分であると思っている人が多いのではないか。
しかし人間というものは、
その正体をつきつめていくと、
何も見えない、
また感じない、
霊魂という気である。
その霊魂が、
現象界に命を活動させるために、
その活動を表現する道具として肉体と心が与えられている。
いわば画家のもつ絵筆、
大工の持つ鉋と同じようなものが、
命に対する肉体であり心である。
これを正しく理解し、
正しく応用した人のみ、
その命に、
限りない強さと、
喜びと、
安心と、
平和とが与えられる。
しかしこのありがたい事実が我々の生命の中にあるのに、
多くの人は、
命というとすぐ肉体を考えるために、
そこで大変な間違いを犯してしまうことになる。
そもそも生きているという不思議な命の力は、
肉体にあるのではなく、
霊魂という気の中に霊妙な働きを行なう力があり、
それはあたかも回っている扇風機にそれを回す力があるのではなく、
電気がこれを回しているのと同様である。
この例でも人間の命の力を正しく理解できるはずだが、
人間だけは、
肉体それ自身に活きる力があるように思うところに大変な間違いがある。
(中略)
したがって人間はまず第一に、
『人間の生命に与えられた活きる力というものは、
肉体に在るのではなく、
霊魂という気の中にある』
ということを、
正しく、
はっきりと理解する必要がある。
これが最も正当な自己認証である。」
天風師が述べているように、
霊魂(スピリット)が私たちの正体です。
これを正しく理解し、
正しく応用することが、
人生で最も大切なことです。
(結論)
『人間の正体は、意識体(魂)である。
魂を進化・向上させよう❗』
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
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【病を癒やす】
『病は気から』
という成句があります。
病の主な原因は、
肉体の基質ではなくて、
心の問題です。
これについて、
『ザ・マスター・キー』
(著者 チャールズ・ハアネル 訳者
菅靖彦 河出文庫)
に、こう書かれています。
(趣旨の核心部分を本文より抜粋して紹介します。326頁〜333頁)
「思考はスピリチュアルな種子であり、
潜在意識に植えれば、
芽を出して成長します。
けれども、
不幸なことに、
その果実はわたしたちの気に入るものであるとは限りません。
気に入らない場合が多いのです。
さまざまな形の炎症、
麻痺、いらだち、病気は、
一般的に恐れ、心配、気苦労、
不安、嫉妬、憎悪などの顕れです。
(中略)
病を癒すために必要なのは、
生命エネルギーを全身にくまなく行き渡らせることなのです。
そのためには、
恐れ、心配、気苦労、
不安、嫉妬、憎悪、
その他の破壊的思考を排除しなければなりません。
それらの思考は、
有毒な廃棄物の排出を制御する神経や腺を破壊する傾向があるからです。
(中略)
もし健康状態が好ましくなければ、
自分の思考方法を調べてみてください。
すべての思考が心に印象を刻むことを覚えておきましょう。
すべての印象は一つの種子であり、
潜在意識に浸透して一つの傾向を生み出します。
その傾向は他の同様な思考を引き寄せるようになります。
知らず知らずのうちに後で刈り取ることになる種を蒔いているのです。
(中略)
もし身体の状態を変えたいなら、
イメージを用いる方法が役に立つでしょう。
非の打ち所のない健康な身体をイメージし、
潜在意識に浸透するまで想像し続けてください。
多くの人がその手法を使い、
短期間で慢性的な疾患を追放してきました。
何千人もの人がこの手法を使って数日以内に、
そして時には数分でさまざまな身体的障害を克服し、
追い払ってきたのです。
(中略)
宇宙のすべては波動のおかげで存在しています。
波動の周波数を変えれば、
その性質や形を変えることができます。
広大な自然は、
目に見えるものも見えないものも、
ただ波動の周波数を変えることによって、
絶えず変化しています。
思考は一つの波動ですから、
わたしたちもこのパワーを使えます。
わたしたちは波動を変えて、
自分の身体にあらわれて欲しいどんな状態でも生み出せるのです。
(中略)
必要なのは自分自身の経験に相談してみることだけです。
高揚、進歩、建設的、
高貴、親切、
その他の好ましい性質の思考を抱けば、
それに応じた結果をもたらす波動がセッティングされます。
思考が妬み、
憎悪、嫉妬、批判、
その他の不和で満たされれば、
異なった結果をもたらす波動が生み出されます。
こうした波動はいずれも、
一定期間維持されれば、
形として結晶化します。
前者では、
結果は精神的、道徳的、
身体的な健康としてあらわれ、
後者では、
不和、不調和、
病という結果がもたらされます。
(中略)
健康への道はあらゆる科学の基礎である波動の法則の上に打ちたてられます。
この法則は心すなわち
『内面世界』
によって動かされます。
それは個人の努力と訓練の問題です。
わたしたちのパワーの世界は内部にあります。
ですから、
外側にあらわれた結果をいじくり回しても、
時間と労力を無駄にするだけだということを肝に銘じておくべきです。」
以上の引用で、
ご理解いただけましたか?
ネガティブな感情や想念は、
病の原因となります。
怒り・憤り・憎しみ・恨み・
後悔・罪悪感・妬み・怖れ・
不安・心配・悲観・批判・
非難・誹謗・不平・不満・
愚痴・文句・悪口・陰口
は、極力慎みましょう。
受容・承認・称賛・共感・
感謝・寛容・歓喜・楽観・
親切・ユーモア・笑顔・
陽気を心掛けましょう。
『ザ・マスター・キー』は、
1917年に刊行され、
1933年に、
教会の思想に合わないという理由で、
発禁処分となりました。
2007年、
全米で大ベストセラーとなった
『ザ・シークレット』
(著者 ロンダ・バーン)
で紹介され、
大きな話題となった本です。
本書は、
精神法則の核心を衝いています。
超オススメの本です。
ぜひ、読んでください。
お願いします。
『ザ・マスター・キー』
(著者 チャールズ・F・ハアネル 訳者 菅靖彦 河出文庫)
https://amzn.to/3K9jNtS
【天国言葉と地獄言葉】
長年の人生経験から、こう言えます。
『批評・批判・非難・否定・否認・誹謗する人の意識レベルは低い。
受容・承認・称賛・共感・感謝する人、寛容な人の意識レベルは高い。』
要するに、
天国言葉
『・愛してます
・ついてる
・うれしい
・楽しい
・感謝してます
・しあわせ
・ありがとう
・ゆるします 』
を口にする人は、
意識レベルが高く、
地獄言葉
『・恐れている
・ついてない
・不平
・不満
・愚痴
・泣き言
・悪口
・文句
・心配ごと
・ゆるせない 』
を言っている人の意識レベルは、
低いということです。
(結論)
『愚者は非難し状況を悪化させ、
賢者は許容し愛を広める』
『斎藤一人 15分間ハッピーラッキー』
(著者 舛岡はなえ 三笠書房 王様文庫)
https://amzn.to/3OnZ1ZQ
天性を知り、天命を全うする
【『天性』を知り、『天命』を全うする】
『天は二物を与えず』
という成句があります。
裏を返せば、
『天は必ず一つは才能を与えている』
ということです。
その天賦の才(天性)を見出す責任は私たち自身にあります。
天性を知り、
天命(天から与えられた使命)を全うしましょう。
これについて、
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
(渡邊愛子=訳 角川文庫)
の中で、次のように述べています。
(121頁~125頁)
「 あなたには独自の才能と、
その才能の独自な表現方法がそなわっています。
あなたは世界中の誰よりも上手にできることがあり、
この世界には一人ひとりの独自の才能と独自な表現方法のために、
独自のニーズが存在しています。
それらのニーズがあなたの才能の創造的な表現と合わさったとき、
豊かさを創造する火花が起こるのです。
ニーズを満たすためにあなたの才能を表現することが、
無限の富と豊かさを創り出します。
(中略)
『人生の目的の法則』
によると、
一人ひとりの人間に独自の才能があります。
あなたには、
独自に表現された独自の才能があるのですが、
あまりにも独自で、
この惑星に存在する他の誰ももっていないか、
誰も同じ表現方法をとっていないのです。
これは、
この惑星に存在する誰よりも上手にできること、
上手にできる方法をあなたがもっているということです。
そのひとつのことに取り組んでいるとき、
あなたは時間が経つのを忘れます。
あなたがそのひとつの才能
――多くの場合ひとつ以上の才能――
を発揮しているとき、
あなたを時間を超越した意識状態へと連れて行ってくれます。
(中略)
あなたの仲間である人類に奉仕するために、
自分自身に投げかける質問は、
『どうすれば役に立てるでしょうか?
どうすれば出会う人すべての助けになるでしょうか?』
です。
自分自身の才能を表現する能力を人類への奉仕と結びつけたとき、
あなたは
『人生の目的の法則』
をフル活用することになるでしょう。
そしてあなたは自分自身の精神性を経験しながら、
純粋な可能性の場と結びつき、
無限の豊かさにアクセスせずにはいられなくなります。
なぜなら
自分独自の才能を人類への奉仕と結びつけることが、
豊かさを実現する真の方法だからです。
これは一時的な豊かさではありません。
これは永遠の豊かさです。
なぜなら
それはあなた独自の才能の独自な表現で、
あなたの仲間である人類への奉仕であり、
自分自身に
『何が自分の得になりますか?』
と問いかける代わりに
『どうすれば人の役に立てるでしょうか?』
と問いかけて発見したものだからです。」
私たち一人ひとりに
『天』
から独自の才能が与えられています。
“天賦の才”
を活かして
人類の幸福の実現に貢献することが、
私たちの使命です。
では、
どうやって天性を見出せばよいのでしょうか?
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(上)』 (住友 進=訳 サンマーク文庫)
の中で、
“天性”
に気づくヒントについて次のように述べています。
「 すべての人間の内部には、
中心となるテーマ、
英雄的な生き方の模範、
この世の中に姿を現そうとしている、
神や女神が宿っています。
あなたは、
自分のテーマをこの世で実現する人間として生まれてきたのです。
ところが、
ほとんどの人は無限の可能性に自分が開かれていることに気づいていないため、
本来の自分の姿を否定しています。
しかし、
この否定された姿こそ、
あなたの最高の自己、
エゴのない自己なのです。
宇宙は全体の幸福を実現するために、
この最高の自己をあなたに演じさせようとしています。
日常に流される人生を送っている人はとくに、
自分の内面に宿る神秘的な存在に触れることができずにいます。
あなたもかつて、
そのひとりだったかもしれません。
しかし
自分の魂に書き込まれている計画を理解し、
満ちたりた人間関係を築きあげていくことで
生きる意味に気づき、
神秘的な劇を自ら演じてみることで、
悟りの道へと歩み出すことができます。
愛情や思いやりが
そこから生まれ、
願望が達成されるのです。
内面に書き込まれた神秘的な物語、
そこに登場するヒーローやヒロインは、
原型と呼ばれています。
この原型は、
集合的な宇宙のレベルに存在する永遠のテーマでもあります。
テーマとは、
宇宙的な魂、
つまり集合的な意識(カール・ユングの言う集合的無意識)
の渇望、想像、
もっとも大きな願望を象徴したもので、
古代文化の文書のなかに見いだすことができます。」
(168頁~169頁)
「 著名人にかぎらず、
すべての人間の心のなかには、
自分に適した原型がひとりまたは二、三人、宿っています。
私たち一人ひとりが原型の人物を模範とし、
その役を演じるために魂のレベルにつながれているのです。
内面にはすでにこの原型の種がまかれていて、
芽が出てきたとき、
ある種の人間に成長していく特定の力が解き放たれます。
トマトの種からはバラは咲かず、
トマトが実ります。
人間も同じように、
自らの原型を活性化することで、
この世で自分に割り当てられた人物へと成長していくのです。
この個人の原型は、
人類の抱く願望や意思を反映したものです。
『あなたは誰?』
『何を望んでいますか?』
『人生の目的は?』
心のいちばん奥深くで、
この質問が魂に投げかけられます。
その答えを見つけるために、
あなたは自分の魂に語りかけなくてはいけないのです。
すると、
自分の心のなかの原型も明らかになってきます。」
(170頁~171頁)
「 宇宙があなたのために準備している人生の青写真は、
魂のレベルで見つかります。
あなたは偶然の一致という形で手がかりをつかみ、
原型という形で手本を得られるのです。」(173頁)
「 自分がもっとも共鳴できて、
自分の気持ちを表現してくれている原型をひとつ(あるいは二、三) 発見しましょう。
とりわけ目立つ原型もいくつか存在していますが、
背伸びをする必要はありません。
むしろ魅力を感じたり、
やる気を起こしてくれたり、
励ましてくれる原型を探し出すことです。
心配はいりません。
その性質を目にした瞬間、
はっと気づくはずです。
いちばん好きなものを選べば、
間違いありません。」(176頁)
イエス・キリスト、
釈迦牟尼、
マハトマ・ガンジー、
マーチン・ルーサー・キング、
ローザ・パークス、
マザー・テレサなどのアーキタイプを探し出しましょう。
それが天性を見いだすヒントになります。
その他に、
自分の強みを自覚することも
“天賦の才”
を知る手掛かりになります。
VIA-IS無料診断テストを受けてみましょう。
https://www.viacharacter.org/survey/account/register
上記のwebサイトへアクセスしてください。
まず、言語を『日本語』に設定します。
120問の設問に答えたら
『Complete Survey(診断完了)』
をクリックします。
(サイトの仕様は変更になる場合があります)
これで、
『自分を特徴づける強み』
がわかります。
ちなみに私の結果は、
① 親切心
② スピリチュアリティ
③ 向学心
④ 誠実さ
⑤ 感謝
でした。
人はそれぞれ
『天』
から与えられた独自の才能を持っています。
それを見出す責任は私たち自身にあります。
今わからなくてもかまいません。
長い目で見ることが大切です。
気長に探しましょう。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『天性を活かし、天命を全うしよう!』
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者
渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/3qU9ZNn
『ゆだねるということ(上)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友 進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3psL578
【人生の意味・目的】
【人生の意味・人生の目的】
人間(human being)としての人生の意味・目的は、ズバリ三つです。
① 楽しむこと
② 自己意識の進化・向上
③ 『世界平和』と『人類の幸福』の実現に微力ながら貢献すること
①について。
アーノルド・パテント氏は、
人生の目的は
『楽しむこと』
だと明言しています。
瀬戸内寂聴さんやチョプラ博士は、
人生の目的の一つは幸せになることだと語っています。
幸せになるためには、
何よりも楽しむことが大切です。
楽しんだ人だけが幸せになります。
個性を発揮して、
大いに人生を楽しみましょう。
②について。
人間も宇宙も、本質は意識です。
生物の進化、
人類の進歩、
精神文化の進展、
物質文明の発展を見ても明らかなように、
宇宙意識は常に進化・向上しています。
私たちは
『宇宙意識の進化・向上に順応すること』
が大切です。
中村天風師は、著書
『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社文庫)
の中でこう述べています。
(132頁)
「 哲学的にいうなら、
あなた方の自我の中には、
造物主の無限の属性が、
宿っている。
それは、
自分および人の世のために、
その尊いものを善用して、
この世に生まれた人間達の幸福を増進し、
進化と向上とを現実化させようとする、
造物主の意図に他ならないのである。」
端的に言えば、
『人生の目的は自己意識を進化・向上させることである』
ということです。
それにより、
精神文化・物質文明の進展に寄与することもできます。
つまり、
クリエイティブな仕事を成し遂げることができます。
自己意識の進化・向上を具体的に言えば、
知識を吸収し、
知恵をつけ、
知性を磨き、
感情と愛情を豊かにし、
情操を高め、
意志を強くし、
高尚なる意思を持ち、
学習意欲・向上心を培うことです。
③について。
私たちは本来ひとつです。
ワンネスです。
私たちが目指すべきものは、
分離意識ではなくて統合意識です。
つまり、
争ったり、
競い合ったりすることではなくて、
教え合ったり、
助け合ったりすることです。
協力、共存、共栄です。
自分一人が幸せになれば良いというものではありません。
人類全体の幸福を実現させることが目標です。
私たちは微力ではありますが、
健気に努めましょう。
スピリット(being human:人間を経験している魂)としての目的は、
悟りを開くことです。
煩悩を解脱して、
涅槃寂静の境地に達することです。
つまり、
現世の苦悩から解放されて絶対自由の境地に到達することです。
アンドリュー・ニューバーグ医学博士(トーマス・ジェファーソン大学教授)は、
マーク・ロバート・ウォルドマン氏(神学校のホルムズ研究所の教員)との共著、
「『悟り』 はあなたの脳をどのように変えるのか 脳科学で 『悟り』 を解明する!」
(エリコ・ロウ=訳 ナチュラルスピリット)
の中で、
『悟り』 について次のように述べています。
「 悟りには人の現実認識を抜本的に変革するという独特の要素がある。
われわれが行なったさまざまな脳の研究結果が示すように、
悟りは脳に恒久的な変化をもたらし、
世界やそこに住む自分たち自身に対する見方も劇的に変わる。
古びた信条は消え去り、
新しい信条が形成される。
そして新たな価値観がその人の個人的な人間関係や仕事に活かされるようになる。
意識が変わり、
現実も違ってみえてくる。
生き生きと感じられるようになり、
心配ごともあまり執着しなくなり、
より楽観的に未来を見られるようになる。
困難な問題を解決する能力も増大する。」
(279頁)
「 ワンネス、明瞭さ、自己変革といった内なる体験を誰かが語るのを見聞きしているときには、
同様の体験をコントロールしているあなたの脳の部位も刺激されている。
つまり、
他人の悟りの物語に深く耳を傾ければ、
あなたも悟りを体験しやすくなる。
そして、
次にはあなたが自分の体験談で、
他人が意識や気づきを深める役に立つのだ。
(中略)
人の脳は悟りが開けるようにできている。
その過程をスタートさせる鍵となるのが、
悟りへの道を照らしてくれるような信条、
人生体験と精神修行の適切な組み合わせだ。
悟りはすべての人類に与えられるギフトだ。
その素地は人のからだと脳に備わっていて、
誰ものなかで解放されることを待っている。」 (285頁)
『悟れば一瞬にして幸来る』
悟れば、
絶対自由・絶対幸福の境地に到達することができます。
『言うは易く行うは難し』
で簡単ではありませんが、
スピリットが目指しているものは
統一意識(宇宙意識と一体になること)
なのでお互い精進しましょう。
ディーパック・チョプラ博士は人生の目的について、著書
『ゆだねるということ(下)』 (住友進=訳 サンマーク文庫)
の中で次のように述べています。
「 人生を自分の内面と外面で発生する一連の出来事としてとらえることもできますが、
同時にこれらの出来事が相互に影響を及ぼしあい、
スピリチュアルなものと関連していると考えることもできます。
こう考えると人生は、
この世で特別に自分に与えられた才能を、
大勢の人のために役立てるチャンスの場だと見なせるようになるでしょう。
それが
『なぜ、わたしはここにいるのか?』
という質問に対するひとつの答えとなります。
自分の人生の目的を明らかにできれば、
自分の意思に気持ちを集中できるでしょう。」 (35頁)
「 あなたの意思は心臓のなかからぽんと飛び出し、
宇宙という広大な意識の海全体にさざなみを立てていると思いなさい。
(このイメージを抱くとき “san kalpa: サン・カルパ” と唱えてください)
あなたの意思は、
生態系全体とのバランスを保ちながら、
宇宙の無限の活動の指揮をとっていると思いなさい。
(san kalpa)
あなたの意思は、
病気になったすべての人を癒す力があると思いなさい。
(san kalpa)
あなたの意思は、
悲しんでいる人を喜ばせたり笑わせたりする力があると思いなさい。
(san kalpa)
あなたは失敗した人を、
成功に導いてあげられると思いなさい。
(san kalpa)
あなたは弱者だと思っている人や、
恐怖を抱いている人の力になってあげられると思いなさい。
(san kalpa)
あなたは絶望している人に、
希望の火を灯してあげられると思いなさい。
(san kalpa)
(中略)
あなたが抱く思考、
口にする言葉、
そして実行する行為のすべてが、
この世の中に利益をもたらすものだと思いなさい。
(san kalpa) 」 (80頁~82頁)
さらに、チョプラ博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
(渡邊愛子=訳 角川文庫)
の中で、
究極の目的についてこう述べています。 (119頁)
「 誰にも人生の目的があります。
その目的とは、
それぞれもって生まれた独自の素質や特別な才能を他の人たちに与えることです。
そして、
私たちが自分の独自の才能を他の人たちへの奉仕と混ぜ合わせたとき、
私たちは、
すべての目的のうちの究極の目的である、
自分のスピリットのエクスタシーと歓喜を経験するのです。」
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間という存在ではなくて、
時々『人』の経験をするスピリチュアルな存在です。
究極の目的である、
自分のスピリットのエクスタシーと歓喜を経験しましょう。
悟りを開きましょう!
ということで結論はこうなります。
(結論)
① 天性を発揮して人生を楽しむ。
② 自己意識を進化・向上させクリエイティブな仕事をする。
③ 世界平和と人類の幸福の実現に微力ながら貢献する。
④ 悟りを開く。
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
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「『悟り』はあなたの脳をどのように変えるのか 脳科学で『悟り』を解明する!」
(著者アンドリュー・ニューバーグ&マーク・ロバート・ウォルドマン 訳者 エリコ・ロウ ナチュラルスピリット)
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『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
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【小我を捨てて大我に生きる】
【“小我”を捨てて“大我”に生きる】
『小我(エゴ)を捨てて、大我(愛)に生きましょう!』
とはいえ、
これは究極の理想です。
小我も造物主がつけてくれたものですから、
全否定する必要はありません。
晩年になって、
小我(エゴ)がゼロ(0)になり、
大我(愛)が百(100)になるのが理想です。
偉大な詩人のヘイデン・カルースは、
晩年に書いた詩で、
『今の自分にあるのは愛情だけだ』
と述べています。
〔『人生で大切なたったひとつのこと』(著者 ジョージ・ソーンダーズ 訳者 外山滋比古・佐藤由紀 海竜社)参照〕
今はエゴが百(100)であっても、
少しずつエゴを削りながら魂を磨いていきましょう。
私が高校一年生の時、
クラスメイトの高濱正伸君(花まる学習会・代表)に
『高原は打算的なんだよ』
と指摘されたことがあります。
確かに当時の私はエゴイストでした。
それから少しずつエゴを削りながら、今に至っています。
未だ完全にエゴを払拭することはできていませんが、
『肉体が亡ぶ時エゴがゼロ(0)になっていたら良いな』
と思っています。
エゴについて、
多摩大学大学院名誉教授の田坂広志博士は、著書
「未来を拓く君たちへ なぜ、我々は『志』を抱いて生きるのか」 (PHP文庫)
の中でこう述べています。
(142頁)
「 たとえ、一つの国家を建設した国王でも、
それが、ただ
『自分の権勢を拡大したい』
との思いだけで
成し遂げたものであるならば、
その人物の人生の意味は、
単なる
『エゴの衝動』。
ただ、自分のエゴに振り回されて生きたに過ぎない。
しかし、
たとえ、日々、街の片隅で
ささやかな仕事に取り組んでいる人物でも、
もし、その人物が、
広い世界を見つめ、
遠い彼方を見つめて
仕事に取り組んでいるならば、
その人物の人生には、
素晴らしい意味がある。」
『エゴの衝動』には価値がありません。
大我(愛)に生きてこそ意味があります。
では、どうすれば私たちは
『小我を捨てて大我に生きる』
ことができるようになるのでしょうか?
田坂広志博士は、著書
「逆境を越える『こころの技法』」
(PHP文庫)
の中でそのヒントについて、
こう述べています。
(218頁)
「 この『世の中のために、多くの人々のために』
という意識が深まっていくと、
これも自然に、
『こうしたら自分に有利だ』
とか、
『どうすれば自分が得するか』
といった自分中心の発想、
『私心』
が消えていくのです。
言葉を換えれば、
『私心』、
すなわち
『小我』
が消えていき、
『世の中のために、多くの人々のために』
という
『大我』
が、心の中に育ってくるのです。」
キーワードは
『世の為、人の為』
です。
換言すれば、
『博愛主義』
『慈悲心』
『フィランソロピー』
です。
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
(渡邊愛子=訳 角川文庫)
の中で、
大我を培うワークについて次のように述べています。
(131頁)
「 毎日自分に
『どうすれば役に立てるでしょうか?』
『どうすれば人の助けになるでしょうか?』
と質問します。
これらの質問の答えは、
仲間である人類の役に立ち、
愛情をもって奉仕できるようにしてくれます。」
小我(エゴ)を捨てて
大我(愛)に生きる人々が増えると
世界は平和になり
文化の様相も変わっていきます。
これについて、
チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』 (サンマーク文庫)
の中でこう述べています。
(145頁)
「 より広い意味で、
世の中、地域社会、制度のなかに
ある考えを抱く一定数の人間が現れてくると、
集団全体の態度も決定されていきます。
抑圧された自己が多数を占める文化では、
利益、
無慈悲な競争、
経済的帝国主義、
極端なナショナリズム、
軍事的対立、
暴力、
恐怖が支配することになります。
しかし、
拡大された自己をもつ人間が同じ数だけ現れてくれば、
願望が自然に叶えられるようになるだけでなく、
文化の様相も変わっていくでしょう。
暴力を使わない対立の解決、
思いやり、
謙遜、
平和、
社会的・経済的な公平などが実現されていくのです。」
大我に生きる高い意識を持った人々が増大し、
クリティカルマス(物事が劇的に広がり、定着するために必要な最低人数)に達すれば、
『世界平和』
と
『人類の幸福』
は実現します。
ということで、結論はこうなります。
(結論)
『 “小我” を捨てて “大我” に生きよう!』
「未来を拓く君たちへ なぜ、我々は『志』を抱いて生きるのか」
(著者 田坂広志 PHP文庫)
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「逆境を越える『こころの技法』」
(著者 田坂広志 PHP文庫)
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『富と成功をもたらす7つの法則』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
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『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【究極の幸福とは?】
『究極の幸せ』とは何でしょう?
それは、
無条件の “幸せ” です。
『○○だから、幸せ』
ではなくて、
『わけもなく幸せ』
『生きているだけで幸せ』
という絶対幸福です。
それが至福です。
条件付きの幸せは、
一時的なものです。
なぜなら、
諸行無常で
条件は常に変化するからです。
至福は永遠です。
なぜなら、
スピリットの歓喜からくる幸福感だからです。
スピリットは始めも終わりもない永遠の存在です。
至福について、
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(訳・解説 渡邊愛子 フォレスト出版)
の中でこう述べています。
(151頁~152頁)
「 喜びと悲しみ、
幸せと苦しみは、
反対の性質同士の遊びごとです。
それらはすべて時間に縛られているため、
一過性のものです。
あなたの本質であるスピリットは、
反対の性質同士の遊びごとから離れたところにいて、
永久不変の静かな至福の中に住んでいます。
そして、
自分自身が純粋意識の場であることを知ったとき、
あなたは自分の源から生きているのです。
それが至福です。
あなたが幸せを探し求めることをやめて、
幸せをすでに手にしていることを知ることが、
永続的な幸せへの鍵です。
もしあなたが幸せを探し求めるならば、
一生見つけることはないでしょう。
あなたが、
幸せはその角を曲がったらあると考えているならば、
あなたは角を曲がりつづけるだけで、
ついぞ幸せを手にすることはないでしょう。
幸せへの本当の鍵は、
ポジティブさやネガティブさを超えた知性の場で暮らし、
遊ぶことなのです。
その場はあなたの源で、
魔法のようでいて、
神聖で、
喜びに満ちていて、
自由です。」
さらにチョプラ博士は、著書
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法 【実践編】』
(訳・解説 渡邊愛子 フォレスト出版)
の中で、
“スピリットの歓喜”(則ち、至福)
について、
次のように述べています。
(189頁~190頁)
「 あなたの存在の深いところは、
純粋な存在の光であり、
純粋な愛であり、
純粋な喜びです。
あなたが深いところから生きるとき、
新しい世界が開けます。
その世界は際限なく、
無限で、
永遠で、
喜びに満ちています。
そしてそれは、
あなたが望みさえすれば、
あなたの世界になり得ます。
この世界では、
あなたのパワーと自由と恩寵に限界はないのです。
(中略)
ひとたびあなたが真の自分を知れば、
真の幸せ、
愛の陶酔、
スピリットが
その純粋な本質の中に流れていることを知るでしょう。
純粋な本質は、
何にも邪魔されず、
何の制限も無く、
謎に満ちていて、
魔法のようで、
冒険そのものです。
幸せはスピリットの領域に存在しています。
幸せを見つけるということは、
あなたの魂を見つけるということです。
魂を見つけるということは、
永遠の幸せの源から生きるということです。」
真の幸せとは、
“至福” であり、
理由のない無条件の幸せです。
スピリットの歓喜です。
あなた自身の魂を見つけてください。
それが本当の幸せを掴む鍵です。
ペンネーム天外伺朗さん(土井利忠工学博士:ソニーのAIBOの開発者)は、著書
「『あの世』の科学・『この世』の科学」
(著者 天外伺朗 桜井邦朋 PHP研究所)
の中で本当の幸せについて、
次のように述べています。
(196頁~197頁)
「 『宇宙が愛に満たされていて、
全体でひとつである』
というのも大変な仮説ですが、
もしもそれが本当だとすると、
それを知識としてではなくて、
実感として感じられるというのが
『幸福』ということの定義ではないか、
と私は思います。
幸福というのは、
それ以外には定義のしようがないのではないかとさえ私は考えています。
それはどういうことかというと、
言い換えれば、
波動関数が収縮した状態だけがすべてではなくて、
波動関数が収縮しない状態というのも本当は感じることができるのだということです。
そういう波動関数が収縮しない状態を仮に『あの世』、
あるいは『宇宙の根源』というならば、
人間は誰でもそことつながっているはずです。
普通の人は、
最初ごく細い糸でつながっているに過ぎません。
しかし、
それが段々に太くなって、
つながりもしっかりしたものになってくると、
その人は自然、
宇宙の愛を感じるようになり、
幸せになるのです。
宗教的な修行とか気功法とか、
ヨガや瞑想法というのは、
煎じ詰めれば、
そのパイプを太くするための手段に過ぎないのです。
つまり、
未来に関しても何の心配もなく、
過去に関しても何の後悔もなく、
至福感をもって一瞬一瞬を過ごし、
現在を最大限に生きるためだということです。
ですからまず、
知識としてそういうことを知って、
それからそこにどうやってつながるかということを心がけると、
幸福になれるのです。
お金があることが幸福なことであるとか、
あるいはいい伴侶が得られることが幸福なことだと思っていると、
たぶん幸福にはなれないでしょう。」
宇宙観・幸福観ともに核心を衝く伶俐な指摘です。
土井博士の洞察力には感服致します。
結局、
宇宙意識につながることが究極の幸せである、
ということです。
これについて天風師は、
『力の結晶 中村天風真理瞑想録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
の中でこう述べています。
(150頁~153頁)
「 宇宙霊の心と一緒になるにはわけないよ。
宇宙霊の心がどんな心だってわかりさえすりゃ。
そういう心になってみろ。
なんとも言えない清々しい気持ちになるから。
宇宙霊の心とは哲学的に言うと
『真・善・美』だ。
これを通俗的な言葉で言い表すと、
真とは誠なり。
善とは愛なり。
(中略)
美というのは調和の整っているものが美なんだよ。
(中略)
だから、
我々は造物主の心と現実に結びついた日々を生きていくと思うならば、
平素どんなことがあっても、
心を誠と愛の情で満たして、
調和というものを旨として生活しなきゃいけない。」
私たちは、
時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、
時々人間を経験するスピリチュアルな存在です。
これが正当な自己認識です。
宇宙意識(天風哲学では宇宙霊)とのパイプを太くすることが
“究極の幸せ”
をつかむ鍵になります。
造物主の心と結びつくために、
『真・善・美』
換言すれば、
『誠・愛・調和』
を旨として、生活しましょう。
(結論)
「【究極の幸福】とは、
『宇宙意識との一体感(統一意識)』
である」
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
https://amzn.to/46n9ThJ
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法【実践編】』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
https://amzn.to/3CRuOMa
「『あの世』の科学・『この世』の科学 宇宙は意識が作ったのか?」
(著者 天外伺朗 桜井邦朋 PHP研究所)
https://amzn.to/3JzNcNE
『力の結晶 中村天風真理瞑想録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
https://amzn.to/3NM5E81
【一人ひとりが救世主】
【一人ひとりが救世主】
実は
私たち一人ひとりが、
『救世主』
です。
世界中の人々が皆、
『自分自身が救世主である』
と自覚すれば、
『世界平和』
と
『人類の幸福』
は実現します。
精神世界の巨匠である山川紘矢さんは、
これについて、著書
『輪廻転生を信じると人生が変わる』
(角川文庫)
の中でこう述べています。
(178頁~180頁)
「 自由に生きたい、
とは思いませんか?
戦争のない、
互いに助け合う世界を作りたい、
とは思いませんか?
そんなことはとても無理だ。
競争は人間の本能だし、
人間はこれまでもずっと戦争を続けてきたではないか。
これからも止められるはずがない
――という意見も確かにあります。
ところが、
これからは時代が違うのです。
愛と光の
『みずがめ座(アクエリアス)』
の時代に入っているのです。
これは愛と平和の時代です。
一人ひとりが、
『自分が何をしに、この地球に生まれてきたか?』
を知る時代です。
覚醒した人が多くなれば、
人類は救われます。
安心しましょう。
もう人類は救われる道を歩み始めているのです。
今、日に日に覚醒しつつある人、
アセンションする人が急激に増えているからです。
あなたにできること、
それはあなたが自分の中を深く見つめ、
愛の人間として変容していけばいいのです。
『みんないいのよ、そのままで』
と、
すべての人の生き方をまず認めることから始めましょう。
みんな違っていて、
それでいいのです。
誰もが今しなければならないことをしています。
人を変えようとする必要はありません。
変えられるのは自分だけです。
他人のことを心配する必要はありません。
時期がくれば、変わるからです。
自分を変えることによってのみ、
世界が変わります。
今あるすべてのものをゆるすことから始めましょう。
自分の心の声、
たましいのささやきを聞きながら、
進みましょう。
『あなたが幸せになること』、
それだけが大切です。
心の扉を開き、
真実を発見しましょう。
自分が愛と平和をこの地球上に広げに来たことを思い出しましょう。
あなたは、
この世を救うために生まれてきたのです。
一人ひとりが救世主となる時代です。
誰がえらいなどということはありません。
みんな今はそれぞれの役割を演じているのです。
やがて多くの人が目覚めます。
軍隊や核兵器などいらない、
と気づきます。
今は恐れから行動しています。
やがて、
愛に基づいて行動し始めます。
そうプログラムされていますから、
安心しましょう。
今はあなたの番です。
あなたが目覚めて、
幸せになる番です。
あなたが幸せになり、
あなたがなりたい自分になる。
それが地球を救う道です。
心の命ずるままに生きましょう。
本当の自分に気づきましょう。
自分が愛そのものであり、
宇宙から全面的に愛されていることを知るのです。
瞑想を毎日5分だけでいいから、
始めませんか?
自分の中に意識を向けましょう。
あなたが変わり、
世界が救われるのです。」
大変素晴らしい意見です。
これは、神からのメッセージです。
こころして受けとめましょう。
自分の周りの世界(外界)は
自己の内面(心の世界:内界)を
映し出しています。
内界を変えれば、
外界も変わります。
その意味で、
『自分は、自分の周りの世界の救世主である』
とも言えます。
世界中の人々が、
内界を変えることによって
外界を変えれば
『世界平和』
と
『人類の幸福』
は実現します。
中村天風師は、著書
『心を磨く 中村天風講演録』
(PHP研究所)
の中で救世主に関して、
こう述べています。
(363頁~366頁)
「 あなた方もだよ、
人の前へ出たら、
まず、
『我は尊し』
を崩さないように。
(中略)
『今までおれは迷ってたけれども、
今度はこういう話を聞いて、
豁然として悟って、
実行していたら、
なるほど真理は尊い。
とにかく理屈なしに、
病のとき苦しかろう、
つらかろうけれども、
苦しい、つらいと言って治るもんじゃないんだから、
人間が生まれるのも、
既に向こうの力で生まれ、
生きているのも向こうの力だから、
死ぬ、生きるはあちら任せにして、
とにかくおまえの心の中を、
もうちょっと尊く持ったらどうや。
おれは天に代わっておまえにそれを忠告する』
ぐらいのことを言ったらどうや。
(中略)
天風のいないときに、
憐れな運命に悩む人間や、
あるいは病なんかに屈託している人間があったら、
自ら救いの大使命を真っ向から振りかざして、
自分が観音菩薩になり、
自分が救世主にならなければいけませんよ。
(中略)
とにかく、
『先ず隗より始めよ』 だ。
『まだ日が浅いさかい』
なんてこと言っちゃいけねえよ。
正しいことするのに、
日が浅かろうと、
古かろうと、
そんなことに区別はねえじゃねえか。
うぬぼれろじゃないけど、
ひとたび表に出てごらん。
あなた方のように、
人生に絡まる真理を知って生きている人が、いるか、いないか。
そうしたら、
その得た理解をもっと尊く応用したらどうよ。
(中略)
説いているうちに、
自然と自分の説いている心ならびにその気持ちに、
自分自身がどんどん、どんどん、
自己陶冶をうけて。
だからむしろこういう仕事を始めなかったらば、
これほど早く私は完全な者になれなかったろうと。
だから、
うそでもいいから、
よいことは、
よろしいか、
もう盛んに誇張しておやりなさい。
(中略)
そうすると、
そうした気持ち、
心持ちがぐんぐん、
ぐんぐんこの自己陶冶にやっぱり大きな影響があるんだ。
だから病でも患っている人があったら、
神経過敏なやつは神経過敏なやつほどだよ、
自分のことだよ、
自分が神経過敏で困るような人間だったら、
自分は全然神経過敏でない人間になって、
その人間に忠告する。
その言った言葉によって、
自分自身がcultivate(訓練、強化)されちまう。
(中略)
せっかく受け入れた真理をものにしようと思ったら、
それをちょいとでも、
たとえうそでも実行するということが必要だろう。」
天風師が述べているように、
『天風師に代わって自分が救世主になる』
くらいの気概が大切です。
天風哲学をマスターして、
あなたが救世主になってください。
『我は尊し』
の信念で、
堂々と真理を説いてください。
(結論)
『一人ひとりが救世主であると自覚しよう!』
『輪廻転生を信じると人生が変わる』
(著者 山川紘矢 角川文庫)
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『心を磨く 中村天風講演録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
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【エゴと真我 二人の自分?】
【エゴと真我 二人の自分?】
私たちの心の中には、
『エゴ』と『真我』
の二人の自分が存在しています。
『エゴ』とは、
『我(が)』のことです。
『我が強い』
『我を張る』
『我を通す』
の『我(が)』
です。
『利己的、自分勝手、自分のことしか考えない、自己中心的自我』
のことです。
『小我』とも言います。
一方、
『真我』とは、
スピリット(不滅の意識体)のことです。
『大我』とも言います。
本当の私の心、
本心(真心)です。
英語では、
ハイヤーセルフと言います。
この真我(スピリット)について、
中村天風師は、著書
『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社文庫)
の中でこう述べています。
(50頁~52頁)
「 現代の人間は、
肉体が自分であると思っている人が多いのではないか。
しかし人間というものは、
その正体をつきつめていくと、
何も見えない、
また感じない、
霊魂という気である。
その霊魂が、
現象界に命を活動させるために、
その活動を表現する道具として肉体と心が与えられている。
いわば画家のもつ絵筆、
大工の持つ鉋と同じようなものが、
命に対する肉体であり心である。
これを正しく理解し、
正しく応用した人のみ、
その命に、
限りない強さと、
喜びと、
安心と、
平和とが与えられる。
しかしこのありがたい事実が我々の生命の中にあるのに、
多くの人は、
命というとすぐ肉体を考えるために、
そこで大変な間違いを犯してしまうことになる。
そもそも生きているという不思議な命の力は、
肉体にあるのではなく、
霊魂という気の中に霊妙な働きを行なう力があり、
それはあたかも回っている扇風機にそれを回す力があるのではなく、
電気がこれを回しているのと同様である。
この例でも人間の命の力を正しく理解できるはずだが、
人間だけは、
肉体それ自身に活きる力があるように思うところに大変な間違いがある。
(中略)
したがって人間はまず第一に、
『人間の生命に与えられた活きる力というものは、
肉体に在るのではなく、
霊魂という気の中にある』
ということを、
正しく、
はっきりと理解する必要がある。
これが最も正当な自己認証である。」
霊魂(スピリット)が私たちの本当の心です。
エゴは、
『本当の自分』
ではありません。
思考が創り出した
“幻想”
です。
全世界4600万読者を持つ“スピリチュアル・マスター”ウエイン・W・ダイアー博士は、著書
「『いいこと』 が次々起こる心の魔法」
(訳者 渡部昇一 三笠書房 知的生き方文庫)
の中で、
霊魂(スピリット)について次のように述べています。
(23頁~25頁)
「 精神性の段階に至った人間は、
この地上が仮の宿にすぎないことに気づいている。
そして自分がもはや競技者、
戦士の段階はもちろん、
奉仕者の段階とも無縁になったことを知るだろう。
今の自分は、
無限の力を秘めた永遠不滅の宇宙エネルギーが、
肉体という仮の器に宿った状態なのだという真理に目覚めるのだ。
また、本当の意味での死というものは存在せず、
すべての物質は、
絶え間なく変転し続けるエネルギーの仮相だと認識するようになる。
自分が肉体に宿った魂であることを知った者は、
自己の内面に強く惹かれるようになる。
また、恐れの感情がなくなり、
物理的な世界への執着が薄れ始める。
世界を客観的に眺められるようになり、
新たな意識の次元に至るのだ。
自己の内面にある無限のエネルギーは、
あなたの中にだけ存在するのではない。
それはすべての物質に宿っており、
過去も含めて、
この世に生まれてきたすべての人々の中に存在する。
精神性の段階に至ると、
このことを実感できるようになってくるのだ。
(中略)
精神性の段階に至ると、
それまで信じ込まされてきた常識にとらわれることはない。
そして、
自分がある目的を持ってこの世に生まれてきたことを認識するようになる。
『この世界にありながら、
この世界の一部ではない存在』
と私が呼ぶような境地に至るのだ。
あなたの本質であるエネルギー(霊魂や魂と言い換えてもいい)
は、決して死滅することはなく、
過去にも真の意味での死というものは経験していない。
(中略)
左脳で合理的にものを考えるように訓練されてきた私達は、
人が死ぬと霊魂は消滅するものだという観念を押しつけられてきた。
しかし、
エネルギーが消えてなくなることはない。
崇高なる自己とは、
今あなたの内にある霊魂そのものなのだ。」
私たちの本質は、
肉体ではなくて霊魂(スピリット)です。
これが正当な自己認識です。
このことを正しく理解した人のみ、
安心立命の境地に達することができます。
しかし、
ほとんどの人がこれを理解していません。
そのため、
エゴによる理知的煩悶に七顛八倒する羽目に陥ります。
自分の中に
『二人の自分』
がいることについて、
世界有数のスピリチュアル・マスターであるエックハルト・トール氏は、著書
『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』
(監修者 飯田史彦 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
の中でこう述べています。
(14頁~18頁)
「 三十歳になるまで、
わたしは、
たえまのない不安やあせりに、
苦しんでいました。
自殺を考えてしまうことも、
たびたびでした。
いまになってみると、
まるで、
その頃の自分の生活は、
見知らぬ他人の人生か、
自分の過去生のようにさえ思えるのですから、おかしなものです。
わたしが二十九歳になってまもない、
ある晩のことでした。
夜中に目を覚ますとわたしに
『絶望のどん底だ』
という思いが、
おそいかかってきました。
こんな気持ちになることは、
当時のわたしにとって、
珍しいことではありませんでしたが、
この時ばかりは、
ふだんにもましてその絶望感は強烈でした。
死んだように静まりかえった夜に、
暗闇の中で、
ぼんやりとうかびあがる家具の輪郭、
遠くからかすかに聞こえてくる、
汽車の音・・・・・・
なにもかもが不自然で、
氷のように冷たく感じられました。
そして、
あらゆるものの存在が、
無意味なことのように思われました。
この世のすべてを、
呪ってやりたいほどでした。
しかも、
このわたし自身こそが、
もっとも無価値な存在のように感じていました。
『こんな悲惨な人生を歩むことに、
いったい、
なんの意味があるというのか?
どうして、
これほど苦しみながら、
生きていかなければならないのか?』
わたしの中にある
『生きよう』
という本能は、
『もう存在したくない、
いっそのこと消えてしまえたらいいのに』、
という悲痛な願いに押しつぶされていたのです。
わたしの頭の中を、
『こんな自分と生きていくなんて、
まっぴらごめんだ!』
という思いが、
ぐるぐると回っていました。
すると突然妙なことに気づいたのです。
『自分はひとりなのか、
それともふたりなのだろうか?』
こんな自分と生きていくのが嫌だとすると、
『自分』
と
『自分が一緒に生きていきたくないもうひとりの自分』
という、ふたりの自分が存在することになります。
そこでわたしは自分に言い聞かせました。
『きっと、このうちのひとりが、
【ほんとうの自分】なのだ』
この時、わたしは、
頭の中でつぶやいていたひとり言が、
ピタリとやんでしまうという奇妙な感覚に、
ハッとしました。
(中略)
運命の出来事が起こったあの夜、
わたしの苦しみは、
限界に達していました。
そのため、
わたしの意識は、
『自分は不幸で、どうしようもないほどみじめなのだ』
という思いを、
完全に捨て去るしかありませんでした。
このような思いは、
もともと、
思考のでっち上げにすぎません。
この捨て去り具合があまりにも徹底的だったので、
『にせの自分』
はとつぜん空気を抜かれてしぼんだ風船のように、
ぺしゃんこになってしまったのです。
そこに残ったものこそが、
『わたしの本質』
であり、
永遠の存在である
『ほんとうの自分』
なのでした。
その時のわたしは、
人間、生き物、創造物など、
どんな呼び名でもくくることのできない純粋な
『意識』
でした。」
エックハルト・トール氏が語る純粋な意識こそが、
『真の自分』
則ち
『真我』
です。
心の中に
『真我』
が存在していることについて、
世界的スピリチュアル・マスターであるディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』 (住友進=訳サンマーク文庫)
の中でこう述べています。
(33頁~34頁)
「 あなたには、
異なるふたつの面があることに気づいてください。
あなたの耳が音を聴き、
脳が音を音楽として理解しています。
しかし、
それは音楽を聴く仕組みにすぎません。
聴くという意味をじっくり考えた場合、
実際に音楽を聴くように、
あなたを仕向けているのは誰でしょう?
いつも心のなかにいる沈黙の観察者、
沈黙の聴き手に気づいてください。
この人物はあなたの内面ばかりでなく、
周囲の空間にも存在する、
思考や感情を超越したあなた自身の一部です。
この部分は疲れることを知らず、
眠りもしません。
破壊することもけっしてできません。
この沈黙の観察者がいつも存在していることに気づいてください。」
私たちの心の中に
『エゴ(小我)』
と
『真我(大我)』
の二人の自分が存在しています。
『エゴ(我)』
を取り除き、
『真我』
を発現させれば
『神(造物主)』
に近づけます。
これについて、
作法家でCSコンサルタントの三枝理枝子さんは、著書
『人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか』
の中で次のように述べています。 (80頁)
「 神社にお参りにいらしたとき、
本殿や拝殿に
『鏡』
が置かれているのを目にしたことがないでしょうか。
古より鏡は、
自分の姿を映し、
正しい動きや形に修正したり、
姿を確かめるために使われてきました。
それだけでなく、
心の状態も映し出すものと信じられてきたのです。
『かがみ』
の
『が(我)』
を取ると
『かみ(神)』
になるという教えから、
手を合わせる際には
『我を取るように』
と言われてきたようです。」
『我』は
造物主がつけてくれたものなので全否定する必要はありません。
『真我』を発現させるために、
『我』
をコントロールすればよいのです。
では、
具体的にどうすればよいのでしょうか?
エックハルト・トール氏は前述の本の中で、
真我を発現させる秘訣を、
次のように述べています。
(30頁~35頁)
「 自由への第一歩は、
自分の思考は、
『ほんとうの自分』
ではない、
と気づくことからはじまります。
そう気づくと、
『思考を客観的にながめる』
ことができるようになります。
思考を客観的にながめると、
高次の意識が活動しはじめます。
思考をはるかに超えた、
果てしない
『知性の世界』
が存在することや、
思考はそのごく小さな一面にすぎないことにも、
気づきはじめます。
さらに、
『ほんとうにかけがえのないもの』
が、見えはじめます。
それは、
思考とは別の源泉からわき上がる
『美しさ』、
『愛』、
『創造性』、
『喜び』、
『心の平安』
です。
その時あなたは、
『わたしはやっと目を覚ましたのだ!』
と思うはずです。
(中略)
思考を客観的にながめていると、
その行為をしている、
『ほんとうの自分』
の存在に気づきます。
『ほんとうの自分』
に気づくと、
意識は新たなレベルに到達します。
勝手気ままに活動していた思考はパワーを失い、
『ほんとうの自分』
のしもべになります。
これが、
無意識的な思考活動を終わらせる第一歩です。
思考がおしゃべりをやめると、
『無心状態』
が生まれます。
最初のうちは、
無心状態は、
ほんの数秒間しかつづかないかもしれませんが、
心がけ次第で、
だんだんと、
長くつづくようになります。
無心状態の時には
『心の平安』
を実感するはずです。
これが、
ふだんは思考の雑音によってかき消されている、
『大いなる存在』
との一体感なのです。
この状態は、
本来人間にとって、
ごく自然な状態であるはずです。
経験をつめばつむほど、
平安の度合いは、
よりいっそう深まっていきます。
この度合いには、
限界がありません。
しかも、
同時に自分の内奥から、
魂の喜びがわき上がるのを感じるでしょう。
これが
『在ること』
の喜びなのです。
(中略)
『思考を客観的にながめる』
以外にも、
無心状態をつくる方法が、
いくつかあります。
意識を100パーセント
『いま』
に集中させて、
思考活動を遮断するのも、
そのひとつです。
意識のすべてを
『いま、この瞬間』
に向けてみましょう。
そうすれば思考活動をストップでき、
意識が鋭敏であると同時に、
考えごとをしていない
『無心状態』
になれます。
このエクササイズは、
満足のいく結果をもたらすはずです。
また、
これが瞑想の極意でもあるのです。 」
エゴをコントロールするための鍵は、
思考を俯瞰することです。
今何を考えているのかをチェックするクセをつけましょう。
自分を見ている自分を意識するという感覚です。
過去に囚われていないか、
未来を思い煩っていないか、
今考えていることは建設的・発展的・創造的なものか、
つねにチェックしましょう。
今に意識を集中する訓練をしましょう。
エゴを抑える技術について詳しく知りたい方は、
『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』
(エックハルト・トール著 徳間書店)
をぜひ読んでください。
わかり易く説かれています。
非常に評価の高い名著です。
超おすすめです。
ということで結論はこうなります。
(結論)
「 『エゴ』 をコントロールして、『真我』 を発現させよう!」
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
https://amzn.to/3NmDMpH
「『いいこと』が次々起こる心の魔法」
(著者 ウエイン・W・ダイアー 訳者 渡部昇一 三笠書房 知的生きかた文庫)
https://amzn.to/435QBuw
『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』
(著者 エックハルト・トール 監修飯田史彦 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
https://amzn.to/44bAhZO
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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『人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか』
(著者 三枝理恵子 モラロジー道徳教育財団)
https://amzn.to/43VcQo8
【自灯明と法灯明】
【『自灯明』と『法灯明』】
自灯明・法灯明とは、
『〈自らを灯明とし、
自らをたよりとして、
他人をたよりとせず、
真理(法)を灯明とし、
真理をよりどころとして、
他のものをよりどころとせずにあれ〉
という教え。
釈迦の遺言として超阿含経巻2などに伝えられる。―岩波 仏教辞典―』
です。
この『自燈明』について、
『中陰の花』
で第125回芥川賞を受賞した、
福聚寺住職の玄侑宗久さんは、
著書
『自燈明』
(三笠書房)
の中でこう述べています。
(1頁~2頁)
「 『自燈明』などと言われても、
何のことかチンプンカンプンかもしれない。
これはお釈迦さまが亡くなる前に、
アーナンダという弟子に対して話した最後の教えである。
つまり、
お釈迦さま亡きあと、
何を頼りに生きていけばいいのかと訊ねるアーナンダに、
お釈迦さまは
『汝自身を拠り所(燈明)にせよ』
『その汝の感じる世界の在り方(法)を拠り所にせよ』
『それ以外を拠り所にしてはいけない』
とおっしゃった。
(中略)
お釈迦さまはべつに自分の教えを強要するのでもなく、
自分の言葉を拠り所にせよともおっしゃらなかった。
ただ数学者が静かに示す定理のような、
この世界を貫く法則があるだろうし、
それを実感できるように自己を調えなさい。
そしてそういう自己を、
拠り所にしなさいとおっしゃったのである。」
仏教には
『三法印』
というものがあります。
仏教教理を特徴づける三つの根本教説です。
① 諸行無常(万物は流転するものであり、永久に変わらないというものは世の中に一つも無いこと。―新明解国語辞典―)
② 諸法無我(いかなる存在も永遠不変の実体を有しないということ。―広辞苑―)
③ 涅槃寂静(煩悩を断じた悟りの世界は、心の静まった安らぎの境地であるということ。―広辞苑―)
です。
これが法(真理)です。
その他に、宇宙真理として知っておくべきことは、
① 波動の法則
(引き寄せの法則、類友の法則、鏡の法則とも言います。)
② カルマの法則
(因果律、因果応報、因縁生起、原因と結果の法則、善因善果・悪因悪果の法則ともいいます。)
③ ダルマの法則
(人生の目的の法則:宇宙意識の進化・向上に順応するということ。具体的には、自己意識を進化・向上させること。)
です。
物理法則や数学の定理・宇宙真理は不変です。
法(真理)を拠り所にすることが大切です。
思想・イデオロギーは時代とともに変化します。
時代に流されない確固たる自己を築くことが肝要です。
『自灯明』というのは、
『己の内なる声を頼りにせよ』
『内なる魂を信じよ』
ということです。
他者の意見はあくまで参考であり、
流されないようにしましょう。
『内なる声』にしたがって行動しましょう。
私は天風師やチョプラ博士を尊敬し、
その哲学を尊重していますが、
信奉はしていません。
尊重と信奉は違います。
信奉とは、
『最上のものと信じて従うこと』
です。
ある主義や教えを最上のものとしてしまったら、
進歩・向上はありません。
真理の探究と
自己陶冶(生まれつきの性質や才能を鍛えて、優れたものにすること)
が大切です。
『百尺竿燈一歩を進む』
(満足することなく絶えず進歩・向上をはかること)
が肝要です。
ということで、
結論はこうなります。
(結論)
『真理を拠り所とし、自己意識の進化と向上を目指しましょう。』
『岩波 仏教辞典』
(編者 中村元 福永光司 田村芳朗 今野達 岩波書店)
https://amzn.to/3CPuu0o
『自燈明』
(著者 玄侑宗久 三笠書房)
https://amzn.to/3CQpVTL
日本人よ、立ち上がれ❗
【日本人よ、立ち上がれ!】
『世界平和』
と
『人類の幸福』
を実現させるために日本人である私たちが主導しましょう。
東京女子大学初代校長で旧五千円札の肖像にもなった新渡戸稲造博士は、著書
『武士道』
(岬 龍一朗=訳 PHP文庫)
の中で、
『武士道が長い年月をかけて営々と“活力”を築き上げてきた』
として、こう述べています。
(172頁~174頁)
「 日本に荒波のように押し寄せてきた西洋文明は、
すでにわが国古来のあらゆる教義の痕跡を拭い去ってしまったのだろうか。
一国の国民の魂がそんなにも早く死滅するとあれば、
それは悲しむべきことである。
外国からの影響にいともたやすく屈服してしまうとなれば、
それは貧弱な魂だったといわねばなるまい。
国民性を形成する心理的要素の集合体が、
固く結びついて離れないのは、
『魚のひれ、鳥のくちばし、
食肉獣の牙のように、
その種に欠くことのできない要素』
と同様である。
皮相な独断に満ちているル・ボン(フランスの社会心理学者)が、
その著作の中で、
『知性による発見は人類共有の遺産だが、
性格の長所や短所はそれぞれの国民が継承する特有の遺産である。
それは何世紀にもわたって日夜、
海水で洗われ、
ようやく表面の粗さがとれた固い岩のようなものである』
と述べているのは適切である。
もしそれぞれの国民が独自に継承する
『特有の遺産』
に長所や短所があるとすれば、
それは十分に考察に値する。
(中略)
武士道が日本国民、
とりわけサムライに刻みつけた性格は、
『種族にとって欠かすことのできない要素』
を構成しているとはいいがたいが、
それでも武士道が持ち続けている活力については疑う余地はない。
仮に武士道が物理的な力にすぎなかったとしても、
過去七百年の間に営々と築き上げてきた勢いを、
いとも簡単に停止することなどありえないであろう。
たとえそれが遺伝によってのみ継承されたとしても、
その影響は確実に広大な範囲に広がっているはずである。」
私たちには、
武士道が営々と築き上げてきた “活力” があります。
金銭至上主義とは一線を画す品格があります。
世界均質化のグローバリズムに呑み込まれることなく国家の品格を保ち、
世界に範を垂れることが人類への貢献となります。
これについて、
お茶の水女子大学名誉教授でエッセイストの藤原正彦理学博士は、
大ベストセラーの著書
『国家の品格』
(新潮新書)
の中でこう述べています。
「 現在進行中のグローバル化とは、
世界を均質にするものです。
日本人はこの世界の趨勢に敢然と闘いを挑むべきと思います。
普通の国となってはいけないのです。
欧米支配下の野卑な世界にあって、
『孤高の日本』
でなければいけません。
『孤高の日本』
を取り戻し、
世界に範を垂れることこそが、
日本の果たしうる、
人類への世界史的貢献と思うのです。」(6頁)
「 日本は、
金銭至上主義を何とも思わない野卑な国々とは、
一線を画す必要があります。
国家の品格をひたすら守ることです。
経済的斜陽が一世紀ほど続こうと、
孤高を保つべきと思います。
たかが経済なのです。
大正末期から昭和の初めにかけて駐日フランス大使館を務めた詩人のポール・クローデルは、
大東亜戦争の帰趨のはっきりした昭和十八年に、
パリでこう言いました。
『日本人は貧しい。
しかし高貴だ。
世界でどうしても生き残って欲しい民族をあげるとしたら、
それは日本人だ』
日本人一人一人が美しい情緒と形を身につけ、
品格のある国家を保つことは、
日本人として生まれた真の意味であり、
人類への責務と思うのです。
ここ四世紀間ほど世界を支配した欧米の教義は、
ようやく破綻を見せ始めました。
世界は途方に暮れています。
時間はかかりますが、
この世界を本格的に救えるのは、
日本人しかいないと私は思うのです。」 (191頁)
日本人は世界の有識者から高く評価されています。
そして、期待されています。
ウエルビーイング分野の第一人者であるディーパック・チョプラ博士は、著書
『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(訳・解説 渡邊愛子 フォレスト出版)
の中で、
日本への期待を次のように述べています。 (1頁~2頁)
「 私は1980年代後半に、
企業幹部の方々や、
一般の大勢の人々に瞑想をお教えするために何度か日本を訪れたものでした。
その際、
世界中の人々がみな似通っていて、
同じような熱望や憧れ、
特徴を持っている中で、
日本文化にだけは何か特有なものを感じていました。
それは座禅・武士道などといった古来の知恵や伝統と、
現代の科学技術における華々しい成果との絶妙な組み合わせでした。
(中略)
日本には先のような古来の文化に基づいた知恵があります。
それが媒体や娯楽、書籍、
情報技術などの現代技術と組み合わされば、
高い意識を持った人々の数を増大させて、
クリティカルマス(物事が劇的に広がり、定着するために必要な最低人数)に達し、
世界中を癒すことができるはずです。
(中略)
日本はすでに技術において世界をリードし、
最前線にいますが、
意識の面においても、
人類を知恵に基づいた文明の惑星へと導く指導的役割を果たすことになるでしょう。」
日本人に熱い期待を抱いているのはチョプラ博士だけではありません。
バイオテクノロジーの世界的権威である元筑波大学名誉教授の村上和雄博士(1936~2021)は、著書
『アホは神の望み』
(サンマーク出版)
の中で、
法王ダライ・ラマ十四世が日本に期待している旨を次のように述べています。(168頁~170頁)
「 そのダライ・ラマ法王が私の手を握って、
こういったことがあります。
『二十一世紀は日本の出番ですよ』。
日本の何が出番かといえば、
高い経済力や科学技術力をもちながら、
欧米のように自然を敵対や克服の対象とはせず、
むしろ自然を敬い、
その中に溶け込むようにして自然とともに何千年も暮らしてきた日本人のおだやかで調和的な精神や文化。
それこそが、
この混乱と不安に満ちた世界に必要だと法王はいうのです。
(中略)
そんな日本こそがこれからの世界にもっともっと貢献して、
世界に役立ち、
世界を助け、
世界とともに喜ぶような国になってほしい
――その思いを法王は
『出番だ』
と表現したのだと思います。」
一般財団法人 育生会横浜病院 院長の長堀 優博士は、著書
『いざ、霊性の時代へ ~日本が導くアセンションへの道~』 (でくのぼう出版)
の中で、
世界を導く鍵は霊性復活と自然回帰だとして、
次のように述べています。
(265頁)
「 新型コロナウィルス感染を契機とする全世界の大掃除と建て替えは、
天の揺るがぬ意思であるのでしょう。
霊性復活と自然回帰という今回のパラダイムシフトにおける日本人の役割はたいへんに重要です。
アセンションへの道は、
日本人が拓き、
そして導くのです。
もう後戻りはできません。
新しい社会の実現は、
ひとえに私たちが希望を共有できるかにかかっています。
私たちは、
子どもや孫たちの世代のためにも、
希望を胸に、
強い覚悟をもって前に進しかないのです。」
日本が世界を導く鍵は、
『霊性の復活』
と
『自然回帰』
です。
自己意識を向上させ、
自然を崇拝し、
愛し、
感謝しましょう。
私たち日本人が世界を導きましょう。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『世界平和』と『人類の幸福』 の実現は、私たち日本人が主導します。
『日本人よ、立ち上がれ!』
『いま、拠ってたつべき “日本の精神” 武士道』
(著者 新渡戸稲造 訳者 岬龍一郎PHP文庫)
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『国家の品格』
(著者 藤原正彦 新潮新書)
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『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
https://amzn.to/3XnjFMI
『アホは神の望み』
(著者 村上和雄 サンマーク出版)
https://amzn.to/3CLWyBX
『いざ、霊性の時代へ〜日本が導くアセンションへの道〜』
(著者 長堀優 でくのぼう出版)
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【人生はドラマ&RPG】
『人生は筋書きのないドラマである』
とよく言われます。
換言すれば、
『人生は自分が主人公のロールプレイング・ゲーム』
のようなものです。
人生は、
順風満帆にいくものではなく、
紆余曲折、
アップ&ダウン、
様々な障害があります。
だからこそ面白い。
最初から最後までハッピーなストーリーなんて退屈でしょ?
『艱難、汝を玉にす』
です。
『すべては良きことのため』
に起こります。
人生はゲームのようなものだから、
楽しむことが一番大事です。
これについて、
弁護士で講演家、
著述家のアーノルド・M・パテント氏は、著書
「 『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(訳者 あさりみちこ 徳間書店)
の中で、こう述べています。
(16頁~18頁)
「 人生はゲームだ――。
すっかりお馴染みのフレーズです。
人生はよくゲームにたとえられますが、
偶然にも、
これはとても的を射た表現なのです。
なぜだか、おわかりですか?
みなさんにおたずねします。
ゲームの目的とは、なんでしょう――?
そうです!
『楽しむこと』
ですよね。
そして、
人生の目的も、
これとまったく一緒で、
『楽しむこと』
なんです!
ただし、
人生のゲームを楽しむには、
ルールを知らなければなりません。
ルールを知った上で、
練習をつみかさね、
技にみがきをかけ、
マスターしてしまえばいいのです。
(中略)
過去15年間にわたり、
たくさんの人を指導してきた経験からいうと、
『これからは、
【人生のゲーム】
をプレーするぞ』
と心に誓った時点で、
宇宙はあなたの誓いを聞き入れ、
あらゆる面であなたをサポートしてくれるようになります。
あなたが一歩一歩前進するたびに、
人生の質も高まり、
かぎりなく向上しつづけるのです。
人生のクオリティには限りがありません。
これが頂点というものがないのです。
ですから、
どんなに素晴らしいと思えても、
かならずその上があります。
なぜなら、
『人生のゲーム』
には
『終わり』
がないからです。
『人生のゲーム』
をプレーしていれば、
喜びやワクワクするようなことが、
つぎからつぎへとおとずれます。
あなた自身の願望が満たされるだけでなく、
ゲームに参加しているみんなの願望が満たされるのです。
お互いをサポートし合う
『人生のゲーム』
に、敗者はいません。
誰もが勝者です。」
『人生はゲームだ』
と思って生きると喜びやワクワクすることが次々起こります。
そのルールを学ぶために、
まずは
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(アーノルド・パテント著 徳間書店)
を読んでください。
人生必読の書です。
ロールプレイング・ゲームと人生が非常に似ていることについて、
『生きがいの創造』
で一世を風靡した、
元福島大学教授の飯田史彦博士は、著書
『生きがいの本質 私たちは、なぜ生きているのか』
(PHP文庫)
の中で、
次のように述べています。
(272頁~276頁)
「 ロール(役割)をプレイング(演じる)するゲームという意味で、
何とこれが、
人生計画にそっくりなのです。
きっと、
RPGをやったことのある方ならば、
本書がいう
『試練』
の意味も、
感覚としておわかりになるはずです。
(中略)
ある主人公を選んで物語をはじめます。
主人公は、
自分の意志で自由に行動する権利を持っていますが、
『どうしても会わなければならない人物』
や
『どうしても経験しておかなければならないイベント(出来事)』
も設定してあります。
したがって、
自分の意志でウロウロしながらも、
いつのまにかそれらの人物やイベントに引き寄せられていき、
会うべき人に会って
『運命の再会』
を果たしたり、
体験すべき試練が生じてきて、
苦労しながら解決することになります。
(中略)
私たちが生きている人生も、
これと同じような仕組みになっています。
主人公を選ぶことによって、
その人生で学ぶ基本的な成長課題が決まり、
その課題を学ぶために、
人生の節目ごとに現れてくるボスキャラ(大きな試練)や、
どうしても会わなければならない人物(ソウルメイト)、
解決しなければならないイベント(人生経験)などを決めておきます。
そして、
私たちは自由に行動しながら、
不思議と予定通りに現れてくるそれらの
『運命』
に対処していくというわけです。
(中略)
そのような人生設計の中で、
もっとも大切なことは、
『経験値を稼いで成長する』
ということです。」
パテント氏と飯田史彦博士の見解に共通することは、
『成長と向上』
です。
人生は、
『自己意識を進化・向上させることにある』
ようです。
『スター・ウォーズ』 は、
ダーク・サイドとライト・サイドの戦いでしたが、
人生は争うゲームではありません。
“無明の世界”(煩悩に囚われた世界)
から
“光明の世界”(悟りの境地)
への成長ゲームです。
“闇”に頓着せず、
己が太陽になることを目指して精進しましょう。
(結論)
『人生はどれだけ成長できるか、どれだけ自己意識を進化・向上させるかのゲームである。』
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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『生きがいの本質 私たちは、なぜ生きているのか』
(著者 飯田史彦 PHP文庫)
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【宇宙はすべてシンパシー】
【宇宙はすべてシンパシー】
宇宙はすべて情報を持つ波動エネルギーでできています。
物質も、思考も、感情も、意志もすべて波動エネルギーです。
したがって、
物理法則である
“共振共鳴の原理”
が、精神法則としても働きます。
これについて、
田坂広志博士は、著書
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』
(光文社)
の中で次のように述べています。
(87頁~88頁)
「 もし、この
『ゼロ・ポイント・フィールド』
のホログラム仮説と
『量子脳理論』
の仮説が正しければ、
なぜ我々の心の中に存在する想念が、
それと似たものを
『引き寄せる』
のかについても、
合理的な説明がつく。
なぜなら、
『ゼロ・ポイント・フィールド』
に記録されている情報は、
それが先に述べたホログラム的な記録であるならば、
『波動』
として記録されており、
また、
我々の脳や心の中に存在する想念も、
それが量子的プロセスで存在しているのであれば、
これも
『波動』
として存在しているからである。
そして、
物理学の世界で良く知られているように、
一つの波動は、
その波動と
『類似の周波数』
のものと
『共鳴』
を起こすからである。
従って、
我々の脳や心の中にある想念は、
脳や心が
『ゼロ・ポイント・フィールド』
と繋がるとき、
そのフィールド内にある
『類似の情報』
と
『共鳴』
を起こし、
『引き寄せ』
を起こすと考えられる。
それが、
我々が心の中に抱いた想念は、
それと
『類似のもの』
を引き寄せるという
『引き寄せの法則』
が存在する理由であると考えられる。」
『ゼロ・ポイント・フィールド』
のホログラム仮説と
『量子脳理論』
の仮説は、
『引き寄せの法則』
を科学的に説明することができる優れた理論です。
『 “波動”とは何か、
なぜ同調できるのか』
について、
形態波動エネルギー研究所設立者の足立 育朗氏は、著書
『波動の法則 宇宙からのメッセージ』
(ナチュラルスピリット)
の中でわかりやすく説明しています。
(30頁~31頁)
「『波動』とは何か、
なぜ同調できるのか
それでその頃、
『波動』
で同調するとはどういうことなのか、
現代科学の波動について調べなければと感じました。
実際に調べてみますと、
『波動』
には周波数・波長・波形・振幅というものがあることがわかりました。
もちろん、
それ以外にもいろいろありますが、
地球の今の文化ではだいたいその四つくらいが中心に考えられています。
そして大きな意味で
『波動』
の性質を利用して実用化しているわけです。
例えば、
テレビやラジオがどういう形で現実に現象を起こしているのか、
ということを調べると、
これらも
『波動』
の性質を利用していることがわかります。
東京タワーからは、
テレビ局のさまざまなチャンネル(東京方面のもの)の、
ある周波数・波長・波形・振幅をもった振動波が出力され、
発振されていますが、
私どもの五感ではその振動波を直接感じたり、
見たりすることはできません。
それでもテレビという道具に電源を入れ、
スイッチを入れて、
テレビ局から発振されている特定の振動数にチューニングをすると受振できるわけです。
テレビは同じ周波数・波長・波形・振幅の振動波をわずかに発振することによって、
共振、同調して受振しています。
強いエネルギーのほうが、
そのまま現象として、
同調した状態が画像に映るような仕組みができているわけです。
音についても同じことが言えます。
ラジオも同様の方法で、
TBSならTBSの、
954なら954のサイクルという振動波で発振されているものが、
ラジオ自体がやはりわずかに同じ振動波を発振すれば、
同調して現象が起きるのです。
これらは
『波動』
の性質を利用し、
道具として人間が開発しているものですが、
人間の
『直観』
や
『閃き』
も実は同様なのです。」
物理法則である
『共振共鳴の原理』
は精神法則としても働き、
『類友の法則』
『引き寄せの法則』
と呼ばれています。
諺では、
『類は友を呼ぶ』
『同気、相求む』
といいます。
ポジティブな諺では、
『笑う門には福来たる』
です。
英語では、
“Fortune comes in by a merry gate.”
(幸運は楽しい門から入ってくる)
といいます。
ネガティブな諺では、
『泣きっ面に蜂』
『弱り目に祟り目』
『こけた上を踏まれる』
です。
これらの諺は、
『共振共鳴現象』
を表しています。
思考も感情も波動ですから物理法則である
『反射の原理』
『反響現象』
も精神法則として働きます。
これは、
『鏡の法則』
と呼ばれています。
諺でいえば、
『人こそ人の鏡』
『人を以て鑑と為す』
です。
ポジティブな諺では、
『魚心あれば水心』
(好意には好意をもって対応する)
です。
英語では、
“Love is the loadstone of love.”
(愛は、愛の磁石である)
といいます。
ネガティブな諺では、
『天に唾す』
(天に向かって唾を吐けば、自分の顔に落ちてくる。文句、悪口、陰口は自分に返ってくる)
『人を呪わば穴二つ』
(他人を呪い殺せば、その報いで己も死ぬ)
です。
このように、
すべてのことに
『共振共鳴現象』
『反響現象』
が働くので、
ネガティブな波動(否定的、消極的、悲観的想念や感情)を極力出さないようにすることが肝心です。
ポジティブ波動(積極的、肯定的、前向き、建設的、発展的、創造的想念とポジティブ感情)を出すように心掛けましょう。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『宇宙はすべてシンパシー』
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』
(著者 田坂広志 光文社新書)
https://amzn.to/44bFZLt
『波動の法則 宇宙からのメッセージ』
(著者 足立育朗 ナチュラルスピリット)
https://amzn.to/3NGqEx0
【人間の本質、宇宙の正体】
【人間の本質、宇宙の正体】
『人間の本質は肉体?それとも精神?』
という質問をすれば、
ほとんどの人が精神だと答えるでしょう。
人間のことをミクロコスモス(小宇宙)といいます。
大宇宙のことをマクロコスモスといいます。
ミクロコスモスを拡大するとマクロコスモスになります。
つまり、人間を拡大すると宇宙になります。
逆に言えば、
宇宙を縮小すれば人間になります。
人間の本質は精神なので宇宙の本質も精神です。
私がデタラメを述べていると思っていませんか?
ちゃんとした根拠があります。
宇宙の
“大規模構造”
が明らかになっています。
ウィキペディアにグラフィックが載っているのでご覧ください。
一方、
脳神経細胞の構造も明らかになっています。
2つを見比べると酷似しています。
これについては、
You Tubeの
『NEX 工業』様
の動画で詳しく説明されているのでご覧ください。
“宇宙の大規模構造 NEX工業”
で検索すると出てきます。
このことは、
宇宙のフラクタル構造として知られています。
フラクタル構造ついて、
猫好き科学作家の竹内薫理学博士は、著書
『宇宙フラクタル構造の謎』
(徳間書店)
の中でこう述べています。
「 フラクタルの最後の性質の
『入れ子』 というのは、
『顕微鏡で倍率(=スケール)を上げて覗くと、
前と同じような構造が見える』
ということ。
たとえば、
宇宙を考えると、
地球などの惑星が太陽の周りを回っているが、
スケールを変えて、
ミクロの原子を覗くと、
やはり、
原子核の周りを電子が回っている。
つまり、
スケールを変えても、
前と同じような構造になっている。
だから、
宇宙は、入れ子構造を持っている。
あるいは、
木の枝なんかも、
入れ子構造の良い例になっている。
大きな枝の分かれ方と小さな枝の分かれ方とを比べると、
どちらも同じような構造になっていることがわかるだろう。」
(109頁)
「 フラクタル宇宙の考えが正しいならば、
小さいスケールで起こっていることは、
大きいスケールでも起こっているに違いない。」 (193頁)
「 よく、
『原子核の周りを電子が回っているのと、
太陽の周りを惑星が回っているのとは、
一見似ているようだが、
本当は、全然別の現象である。
似ているなどというのは、
非科学的な人の考えることだ。』
という調子の
『科学的解説記事』
をみかけるが、
今や、
水素原子と太陽系が、
ほとんど同じ様な形をした方程式で記述されることがわかり、
データとの一致もいいのだから、
もはや、この2つが
『全然別の現象』
とは言えないだろう。
何が科学的で何が科学的でないかを決めるのは、
時代や流行にも影響され、
結構むずかしいものなのだ。
『テレパシーなど存在しない』
とか、
『霊魂など存在しない』
と、なんでもかんでも非科学的だと断言してしまう物理学者がいるが、
そういう頭の堅い人の言うことは、
あまり信じる必要がない。
(中略)
頭の堅い科学者は、
時代に縛られている。
人間、
『自分だけが正しい』
と考えるようになったら、
おしまいである。
この太陽系の量子化は、
『フラクタル宇宙では、
小さいスケールで起こっていることが大きいスケールでも起こっている』
ことの良い例になっている。」
(203頁~206頁)
私がデタラメを述べているのではないことがおわかりいただけましたでしょうか?
実は、
『宇宙全体として、ひとつの生命体』
です。
これについて、
ロボット犬『AIBO』の開発者で、
現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰している土井利忠工学博士(ペンネーム天外伺朗さん)は、
桜井邦朋理学博士との共著、
「『あの世』の科学・『この世』の科学 宇宙は意識が作ったのか?」
(PHP研究所)
の中で次のように述べています。
「 素粒子のレベルで考えると、
全宇宙は全体として溶け合っており、
ひとつの存在だ、
といえそうです。
私たちや、
動植物が生命体なら、
全体として宇宙もひとつの生命体でしょう。
そうすると、
次の結論が得られます。
――宇宙は、全体として、ひとつの生命体です――
これも、
荒唐無稽に響くかもしれませんが、
量子力学の正統的な解釈から論理的に導ける結論です。」
(5頁~6頁)
「 われわれは宇宙に存在するいろいろなものを局所的に観測していますが、
それを構成する素粒子は、
観測されない状態では、
それは決して局所的なものではなく、
非局所的なものです。
つまり、これは
『宇宙は全体でひとつである』
と言い換えることができるのです。
また、
宇宙を構成しているのは物質であり、
当然、人間も宇宙の一部です。
すると、
『宇宙の一部である人間が生命体であるならば、
宇宙は全体としてひとつの生命体である』
ということにもなるわけです。
したがって、
私が導き出した
『宇宙は全体としてひとつの生命体です』
という結論は、
現代の物理学から照らしてもまったくは否定できない結論なのではないでしょうか。」
(98頁~99頁)
現代物理学はこれまで信じられてきた土台を根底から覆そうとしています。
今、水面下で静かにパラダイムシフトが進行しています。
医療のトップジャーナリストとして、
英米で活躍しているリン・マクタガート女史は、
欧米でベストセラーとなった著書、
『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』
(訳者=野中浩一 インターシフト 発売=河出書房新社)
の中で、
量子物理学の見地から宇宙の本質について次のように述べています。
「 私たちはいま、ある革命の夜明けの時代にいる。
それは、
アインシュタインの相対性理論と同じくらい、
根源的で斬新な革命である。
この世界がどのように成り立ち、
また私たち自身がどのような存在であるかについて、
これまで信じられてきた土台に根底から疑問を投げかける新たな考えが浮上している。
宗教がつねに信奉してきた考え、
すなわち、
人間はたんなる肉と骨のかたまりをはるかに超えた並はずれた存在である、
という考えをうまく説明する発見が次々になされているのだ。
この新しい科学は、
その根源において、
過去の科学者たちを何百年も悩ませてきた疑問に答えを出している。
それはつきつめれば、
奇跡を科学しているのである。
(中略)
私たちの究極の姿は、
化学反応ではなく、
エネルギーをもつ電荷だというのだ。
人間をはじめとするあらゆる生き物は、
ほかのあらゆる存在と結びついた、
エネルギー・フィールド(場)の中のエネルギー集合体である。
脈打つこのエネルギー・フィールドこそ、
徹頭徹尾、
私たちのからだと意識、
そして私たちの存在の中心的動力源なのだ。
宇宙と結びついた私たちのからだには、
もはや
『自己』 と 『非自己』
の区別は存在せず、
その根底にはひとつのエネルギー・フィールドだけが存在する。
このフィールドは私たちの知能の高次機能をもたらす源であり、
からだを成長させる情報源である。
それは、
私たちの脳、
こころ、
記憶――実際のところ、
この世界の青写真そのもの ――にほかならない。
(中略)
私たちは、
自分たちの住む世界と不可分に結びつきながら活動をつづけており、
唯一の根源的真実は、
このフィールドとの関係だけに存在する。
アインシュタインがかつて簡潔に述べたように、
『場こそが唯一の実在』
なのだ。」(10頁~11頁)
「 量子物理学のいくつかの方程式で、
つねに差し引きゼロとして無視されてきた項について、
改めて考えた人たちもいた。
それはゼロ・ポイント・フィールド――モノとモノのあいだの空間における微小な振動の海――を示していた。
もし、
物質のもっとも基本的な性質に、
このゼロ・ポイント・フィールドを含めて考えるなら、
私たちの宇宙の奥底に存在するのは、
エネルギーに満ちた海――ひとつの巨大な量子場――だ、
と彼らは理解した。
もしこれが本当なら、
あらゆるものは、
目に見えないクモの巣のように、
それ以外のあらゆるものと結びついていることになる。
彼らはまた、
私たちが同一の基本素材でつくられていることを発見した。
人間を含む命ある存在は、
もっとも基本的な水準において、
この無尽蔵のエネルギーの海とのあいだでつねに情報を交換しつづけている、
量子エネルギーのかたまりである。
生き物は弱い放射線を出しており、
これが生命のプロセスにおいていちばん重要な点だった。
細胞間のコミュニケーションから、
複雑に入り組んだDNAの支配に至るまで、
生命に関する情報は、
あらゆる場面で、
量子レベルにおける情報交換を通して中継されていた。
物質世界の法則群からきわめて遠くに位置すると考えられる 『別のもの』、
すなわち私たちのこころさえ、
量子プロセスにしたがって動いていたのだ。
思考すること、
感じること、
さらにはもっと高度な認知機能は、
私たちの脳やからだ全体で同時に脈打っている量子情報と関係していた。
人間に知覚が生じるのは、
脳の原子内粒子と量子エネルギーの海とが相互作用を起こした結果だった。
私たちは文字通り、
私たちを取り巻く宇宙と共鳴していた。
(中略)
さらに根本的には、
彼らが提供した証拠は、
私たちすべてが、
その存在の基盤において、
たがいにも、
世界とも結びついていることを示していた。
彼らは科学的な実験を通じて、
宇宙全体を流れる生命力のようなもの――これまで集合意識とか、
神学者によって精霊とか呼ばれてきたもの――が存在する可能性を示してきた。
これまで何世紀も人類が信じてはいたものの、
確固たる証拠がないか、
適切な説明が困難だった領域、
たとえば代替医療の有効性から、
はては来世の祈りに至るまで、
種々のことがらに有望な説明を与えてくれたのだ。
それは、
ある意味で、宗教の科学であった。
ニュートンやダーウィンの世界観と異なり、
そうした考えは元気を与えてくれる。
そこには、
秩序や制御という含みがあり、
私たちを力づけてくれる。
私たちは自然が生んだたんなる偶然の産物ではないのだ。
この世界には目的と統一が存在し、
その中に私たちの場所があり、
そして私たちは世界に対して重要な貢献をしている。
私たちの行為や思考は無視できないものであり、
実のところ、
この世界を形成するために不可欠だったのだ。
人間はばらばらに切り離された存在ではなく、
私たちと彼らという区別は意味がない。
私たちはもはや――外側から宇宙を覗き込んでいるような――宇宙の周辺にある存在ではない。
私たちは本来の場所を取り戻し、
宇宙の中心へと戻ることができるのだ。」 (17頁~18頁)
宇宙は意味と目的を持っています。
最先端科学は、
宇宙の存在と意識の謎に迫りはじめています。
世界賢人会議
『ブダペストクラブ』
主宰のシステム哲学者、
アーヴィン・ラズロ博士は、著書
『生ける宇宙――科学による万物の一貫性の発見』
(訳者 吉田三知世 日本教文社)
のなかで、
最先端科学による洞察と世界観について次のように述べています。
「 現在、科学の最先端で、
注目に値する一つの洞察が登場しつつある。
それは、
宇宙は、
そのなかに存在するすべてのものと共に、
生物にも似た一貫性を持つ一つの総体をなしているという洞察だ。
宇宙に存在するすべてのものは互いに結びついている。
ある場所で起こるすべてのことは、
ほかの場所でも起こる。
あるとき起こるすべてのことは、
ほかのすべてのときにも起こる。
そして、
かつて起こったすべてのことの痕跡は、
消え去ることなく永らえる。
今日ここにあっても明日は消えてしまうような、
完全に無常なものなど存在しない。
宇宙は、
つながりのない個別の物や出来事からなる世界ではない。
外側にいる観客が、
魂に訴えかけもしない見世物をただ眺めているようなものではないのだ。
それは、
統合された一つの全体である。
古典物理学が構築した魅力のない世界のように、
物質と、生命や精神の領域とは互いに分断されてなどいない。
物質――素粒子が集合して原子となり、
原子が集合して分子となり、
分子が集合して細胞になり、
細胞が集合して生命体をなす、
というような『もの』――は、
ばらばらに独立して存在しているのではない。
それどころか、
それ自体が実体をそなえた存在ですらないのである。
堅固に見えてはいても、
つまるところ物質とは、
量子化された波束としてまとまったエネルギーであり、
これらの波束がさらに集まって、
世界を構成する巨大な調和した構造物をなしているのだ。」
(2頁~3頁)
「 空間と時間のなかに出現し進化する粒子や系と真空が相互作用するという現象は、
アカシック・レコードという概念を思い起こさせ、
それについて語っていたヒンドゥー教の予言者は正しかったのだということがあらためて認識される。
宇宙には、
情報を保存し伝達し、
それによって結びつきと相関を実現させる、
より深いリアリティーが存在する。
時代を超えたこの洞察を尊重し、
著者は再発見された真空に基づくホログラフィック・フィールドを
『アカシック・フィールド』
と名づけた。
(中略)
さまざまな経験科学の最前線で、
新しい世界観が出現しつつある。
それは、
宇宙は有機的であり、
高度な一貫性をそなえており、
強く相互結合した一つの包括的なシステムであるとわたしたちに教えてくれ、
宇宙をふたたび魅力あるものとする世界観だ。
この新しい世界観の重要な特徴は、
空間や時間を超越した相関性である。
空間と時間は物事を分離するのではなく、
結びつけるのだ。
それは、
自然のあらゆる大きさとあらゆる領域で情報が保存され伝達されるからである。
今行なわれている、
宇宙的なホログラフィック・フィールドとしてのアカシック・フィールドの再発見は、
定性的なものでしかない人間の経験を、
科学の実験手法によって得られた定量的なデータによって強化する。
ユニークな個人的洞察と、
多くの人によって観察でき、
繰り返すことのできる経験とを組み合わせることによって、
わたしたちは正しい道を進んでいるのだというゆるぎない確信が得られる。
A‐フィールドは、
生物圏においては生命体と精神を結びつけ、
宇宙全体においては素粒子、恒星、銀河を結びつける。
これによって、
進化のある段階から次の段階へと手探りでやみくもに進む機械のような宇宙は、
自らが作り出した情報を足場として向上する、
一つの包括的システムとしての宇宙へと変貌する。
宇宙は、
機械というよりもむしろ生きた生命体に似ている。
それは、
過去から現在までの進化を基盤とし、
その上に立って、
現在から未来へと進化する。
その論理は、
生命の論理にほかならない。
つまり、
相互結合性と相互作用を通して、
一貫性と全一性へ向かって進化するのである。」(52頁~54頁)
「 意識は宇宙のなかで、
どのくらいの範囲に広がっているのだろう?
実のところ、
自然という壮大な構造のなかには、
ここからここまでは意識が存在し、
その下、
あるいは上には、
物理的相互作用と化学反応しか存在しないと言えるような明確な境界は存在しないようだ。
先入観なしに見れば、
意識は宇宙に存在するすべてのものに浸透しているようであり、
意識はエネルギーと同様に本質的ものだということがわかる。
エネルギーが束ねられてますます複雑な形になっていくにつれて、
ますます複雑な形の意識がそれに付随するようになる。
わたしたちは、
これらのエネルギーの束に付随している意識を直接調べることはできない。
宇宙のなかに意識が存在しているという証拠は間接的なものだが、
それは、
わたしたちの伴侶にも意識があるという証拠と同じく十分なものである。」 (90頁)
宇宙とは、
『人知の及ぶところではない偉大なる知性』
であり、
『純粋意識そのもの』
です。
これについて、
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』 (訳者 住友進 サンマーク文庫)
のなかで次のように述べています。
「 わたしやあなたの肉体、
ひいては星や銀河や電子の領域に及ぶ宇宙全体を創り出している根源的な知性の存在を認めることです。
この意識的な知性の場は宇宙の源であり、
全員が共有する拡大された肉体であり、
あらゆるものを結びつけている
『すべて』である『場』
なのです。」 (29頁)
「 わたしたち全員が宇宙のエネルギーの領域に包み込まれていて、
異なる視点はもっていても、
実際には同じひとつの存在である」 (40頁)
「 あなたやわたし、
そして宇宙に存在するあらゆるものが、
『すべて』である知性が織りあげたタペストリーの柄であることをつねに念頭に置いておくことです。」
(87頁)
「 あなたの体内にある百兆の細胞のすべてが宇宙のダンスに加わり、
しかもその一つひとつが宇宙全体なのです。
ほんとうの自分には、
ミクロコスモスからマクロコスモス、
原子から宇宙、
個人的な身体から宇宙的な身体まで、
あらゆる創造性が宿っているのを忘れないでください。」
(110頁)
宇宙の本質は、
『純粋意識』
であり、
無限の創造性を秘めた
『場』
です。
宇宙は、
観測することのできない
“情報とエネルギー”
が遍在している
『場』
です。
アカシック・フィールドであり、
ゼロ・ポイント・フィールドです。
私たちは
宇宙意識のアバター(分身)です。
宇宙を海にたとえると、
私たちは漣です。
宇宙を絨毯にたとえると、
私たちはひとつの柄です。
宇宙も人間も本質は意識です。
仏教にも
“唯識”
という思想があります。
『岩波 仏教辞典』(岩波書店)
に、こう書かれています。
『 あらゆる存在はただ識、
すなわち心にすぎないとする見解。
般若経の空の思想を受けつぎながら、
しかも少なくともまず識は存在するという立場に立って、
自己のあり方をヨーガの実践を通して変革することによって悟りに到達しようとする教えである。』
最先端科学による世界観と、
“唯識”
の世界観は合致します。
今や、
量子物理学は奇跡を科学しています。
ということで、結論はこうなります。
(結論)
『宇宙も人間も本質は意識であり、人間は宇宙意識のアバターである』
『宇宙フラクタル構造の謎』
(著者 竹内薫 徳間書店)
https://amzn.to/3JkI2oo
「『あの世』の科学・『この世』の科学 宇宙は意識が作ったのか?」
(著者 天外伺朗 桜井邦朋
PHP研究所)
https://amzn.to/3qKw6G0
『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』
(著者 リン・マクタガート 訳者 野中浩一 発行 インターシフト発売 河出書房新社)
https://amzn.to/3NCsTl0
『生ける宇宙―科学による万物の一貫性の発見』
(著者 アーヴィン・ラズロ 訳者 吉田三知世 日本教文社)
https://amzn.to/3Pnjkrb
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3qNEBQB
【全ては良きことの為に起こる】
【全ては良きことの為に起こる】
人生で起こることすべてに意味があります。
すべては良きことのために起こります。
これについて、
精神世界の巨匠で翻訳家、
著書も多数ある、
山川紘矢さんは、自著
『すべては良きことのために』
(角川文庫)
の中で次のように述べています。
(3頁~4頁)
「 『すべては良きことのために』
と言う言葉は僕にとって、
マントラのようなものです。
人生には病気、試練、対立、
そして死などいろいろあります。
さらに不安も恐れも悲しみも喜びもあります。
どんなことに遭遇しても、
これは
『すべては良きことのために』
起こっているのだと前向きの気持ちで思うようにすると、
そのすべてに落ち着いて、
対応できるようになります。
今現時点において、
どんな問題を抱えていようと、
それらは
『すべては良きことのため』
に起こっているのだと知ってさえいれば、
人生がより楽になり、
リラックスして生きられることでしょう。
そして、
すべてに対して愛と感謝しかないことがわかります。
そうなれば、
あなたの人生にはますます良いことが引き寄せられて来ます。
それこそが人生のマスター・キーなのかもしれません。」
『すべては良きことの為に起こっている』
と前向きに考えることが大切ですが、
実際にそうなのです。
六十過ぎて、
人生を振り返ればそのことがよくわかります。
多摩大学大学院名誉教授の田坂広志工学博士は、著書
「逆境を越える『こころの技法』」
(PHP文庫)
の中で、人生を振り返りこう述べています。
(252頁~254頁)
「 いま、振り返れば、
職業の挫折も、
生死の大病も、
肉親の喪失も、
そこには、すべて、
深い意味がありました。
それが与えられたときには、
『不運な出来事』
と思えたものが、
何年もの歳月を越えて振り返るとき、
それが、実は、
『深い意味のある出来事』
であり、
『有り難い出来事』
であったことに気がつくのです。
そして、
その『感謝』の思いを持って見つめるならば、
自分の人生において与えられた、
苦労や困難、
失敗や敗北、
挫折や喪失、
それら 『すべての出来事』 が、
『深い意味のある出来事』
であり、
『有り難い出来事』
であったことに気がつくのです。
もとより、
両親を看取ったときの深い悲しみと喪失感は、
いまも、
消えることなく、
心に残っています。
しかし、
その出来事さえも、
いまは、
両親が、この未熟な一人の人間を、
遠くから見守り、
導こうとして、
去っていったことのように思えるのです。
そして、そう思えるようになってから、
人生で起こるすべての出来事が、
この一人の未熟な人間を、
育て、
導き、
何かを成し遂げさせようとしている、
天の配剤のように思えるのです。
だから、
私は、様々な 『逆境』 を与えられた人生を歩んできて、
その人生を振り返り、
いま、
心の底から、
こう思えるのです。
人生で起こること、
すべてに深い意味がある
人生で出会う人、
すべてに深い縁がある
そして、
この二つの言葉が、
歳を重ねるにつれ、
私の中で、
一つの言葉へと深まっていくのです。
人生で起こること、
すべて良きこと」
中村天風師は、著書
『心を磨く 中村天風講演録』
(PHP研究所)
の中でこう述べています。
(114頁~115頁)
「 現在私がね、
インドへ行ってからに三年の間苦労して、
その後一生懸命こういうことを研究して、
なんとも形容のできない、
本当にありがたい幸福を味わっていることを考えるてえと、
『はあ、よくぞ八年の間も、
あんな大きな業病に神様、
おれをかからせてくださるとは、
あれにかかったばっかりに、
悟りをひらく気持ちになったんだ』
と思うとね、
与えられた大きな事実に対して、
それを私の人生を本当に尊くコンバージョン(転換)するエポック(画期的な出来事)だと思って、
涙も出るほどの感謝を、
いつも感じているのであります。」
人生で起こること、
すべて良きことです。
その時はわからなくても、
時が経てばわかります。
それを物語る話が、
『寂聴 九十七歳の遺言』
(著者 瀬戸内寂聴 朝日新書)
に載っています。
(144頁~146頁)
「 まだ寂庵が出来たばかりの頃、
ある冬の寒い日のことでした。
門のところで女の人たちの話し声がするから、
外をのぞいてみたんです。
見ると四十代くらいの奥さん風の人たちが六、七人集まっている。
それで
『どうしたの?』
と声をかけたら、
『ここまで来たけど入ろうかどうしようか、迷っていたんです』
という返事。
『あらあら、寒いからどうぞお入りなさい』
と、お堂に上がってもらって話を聞いたんです。
みなさん身なりのきちんとした裕福そうな人たち。
ハンドバッグなんかずいぶん高そうなものを持っていました。
『何のお集まりですか?』
『私たちは、障害のある子供の親です』
お子さんたちがそれぞれ違う障害があって、
今、その子たちは施設に入っていて、
毎週子供の様子を見に来ているということでした。
『それは、ご苦労されましたね』
そう言うと、
『あの子が生まれてきた時は、
子供を殺して自分も死のうかとほんとに悩んだ』
と打ち明けてくれました。
みなさんが異口同音に
『どうして生きていこうかと苦しんできた』
『とても辛かった』
と。
しかし、
『いろんなことがあったけれど、
今となっては、
あの子たちが私たちの仏さまです』
そう言われたんです。
私たちはそれまでの人生、
順調だったから、
世の中にいろんな苦労をしている人たちがいるということがわからなかった。
あの子たちが生まれたために、
他の人の苦労を思いやることが出来るようになった。
それはあの子たちを授かったおかげで、
とても有り難いことだと思う・・・・・・。
みなさん、とても明るくそんな話をしてくれました。
非常に辛い思いをしたけれど、
今では障害のある子供が自分の生きがいになっている。
お子さんが仏さま、神さま。
とても感動しました。」
私も様々な逆境を経験しましたが、
振り返れば、
『人生で起こること、すべて良きこと』
と、
今は思えます。
人生で起こることすべては“学び”です。
すべては己の魂を向上させるための糧となります。
(結論)
『すべては良きことのために起こる。人生で起こることはすべて魂の成長の糧となる』
『すべては良きことのために』
(著者 山川紘矢 角川文庫)
https://amzn.to/3Ct13Bq
「逆境を越える『こころの技法』」
(著者 田坂広志 PHP文庫)
https://amzn.to/45YBi9n
『心を磨く 中村天風講演録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
https://amzn.to/3N8XtkR
『寂聴 九十七歳の遺言』
(著者 瀬戸内寂聴 朝日新書)
https://amzn.to/3PdT7vc
【執着捨てれば楽になる】
執着を捨てれば楽になります。
『物』 『お金』 『勝負』 『成功』 『自説』 『人間関係』 『業績』 『地位』 『名誉』 『出世』 『権力』
等への執着はエゴによるものであり、煩悩です。
煩悩を解脱することで、
人は悟りを得ます。
『インプレスカレンダー2022 こころおだやかにニャる ゆるねこ×ブッダの言葉』
(監修 アルボムッレ・スマナサーラ インプレス)
にこう書かれています。
「 自分の家族や財産に悩むのは愚かなことです
『自分のもの』
はそもそも存在しないのです。(ダンマパダ62)
私たちは、家族や財産をいつも気にしています。
気になるのは
『自分のもの』
と思うからです。
『自分のもの』
など存在しない、
というブッダの言葉に納得できないなら、
自問自答してみてください。
『家族は死後も連れ添ってくれる? 財産は死後も持っていける?』
と。
この問いに素直な心で向き合えば、
真理の見方が身につきます。」
執着をなくすことが大事です。
これについて、
小林正観さんは、著書
『悟りは3秒あればいい』
(だいわ文庫)
の中で、次のように述べています。
(24頁~25頁)
「 『病気になりたくない』
と
『生きること』
に執着した結果、
早く亡くなってしまった。
誰もがうらやむほど健康だったのに、
そのことを受け入れず、
健康である 『今』 に感謝をすることもせず、
『もっと、もっと』
と欲を出した結果、
死んでしまったのかもしれない。
一方、
『いつ死んでもいい』
と命に対する執着をなくした結果、
元気になった。
死を受け入れ、
生きることに欲を出さなかった結果、
病気すらなくなってしまったのです。
(中略)
横尾さんは著書の中で、
次のように語っています。
『仏教は欲望を捨てることを教える。
欲望に対する執着から解放されることによって本来のあるべき自由な姿に戻れると諭す。
すると病気を生む原因は過剰な欲望のせいなのかもしれない』
(中略)
欲望や執着はストレスを生みます。
ストレスが、
いずれ病気になり、
病気が死を招くのです。
その法則がわかったら、
執着することをやめればいい。
それだけのことです。
何かをどうしたいという思いをやめればいいのです。」
『執着を捨てること』
は、
『悟ること』
です。
『悟り』 について、
小林正観さんは同書の中で次のように述べています。
(9頁~10頁)
「 私が言う
『悟り』
とは、
『受け入れること』。
何か特別な勉強をしなくても、
何年も修行をしなくても、
受け入れることさえできれば
『悟る』
ことはできるのです。
短ければ最短
『三秒で』
悟ることができます。
一秒目、
過去のすべてを受け入れること。
今までの自分の身に起きたことは、
すべて自分に必要だった、
と 『過去』 のすべてを受け入れること。
二秒目、
現在のすべてを受け入れること。
そのすべてが自分にとってプラスだった、
自分を成長させてくれた、
それがなければ今の自分がなかった、
と 『現在』 のすべてを受け入れること。
三秒目、
未来のすべてを受け入れること。
今までのすべてに感謝し、
これからのすべてに感謝できる、
と 『未来』 のすべてを受け入れること。
『悟る』 ためには、過去・現在・未来のすべてを受け入れることです。
受け入れるためには三秒あればいい。
そして、
その結果、
『悟った状態』
が得られるようになると、
悩みがなくなり、
心が穏やかで、
イライラしなくなり、
にこやかに、
幸せに生きることができる。
と同時に、
流れに身をゆだねる、
不平不満を言わなくなる、
その結果として、
自分の役目や役割も見えてくる、
それを自然とやらされるようにもなり、
何が起きようとも動じない自分になれるのです。」
過去に起きたこと、
今起こっていること、
未来に起こること、
すべてを受容しましょう。
すべては学びです。
すべては良きことのために起こります。
すべては、
自己意識を進化・向上させるための糧となります。
『宇宙の英知』
に全幅の信頼を寄せましょう。
すべてはうまくいっています。
我欲に執着することをやめましょう。
『諸法無我』 で、
いかなる存在も永遠・不変の本質を有しません。
すべてのものには、
なんら実体的なものがありません。
我欲に対する
“執着”
はむなしいものです。
アーノルド・パテント氏は、著書
「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」
(訳=あさりみちこ 徳間書店)
の中で、
執着はエネルギーの流れをさえぎってしまうとして次のように述べています。
「 宇宙エネルギーは、
わたしたちの内側も外側も、
自由に流れたがっているのです。
エネルギーが自由に流れるようにしてあげさえすれば、
あなただけでなく、
みんなもその恩恵に浴します。
エネルギーの流れをさえぎると、
さえぎった分だけ、
自分にくるはずの恵みをとどこおらせてしまいます。
からだは不快感を覚えます。
これは、
あなたは自然な流れに逆らっていますよ、
という宇宙からのシグナルなのです。
なにかに執着することも、
エネルギーの流れをさえぎってしまう、
大きな原因です。
人間は、
お金や、
金銭価値のあるものに執着します。
ものだけでなく、
人にも執着します。
人であろうと、
ものであろうと、
なにかにしがみつくと、
しがみつく対象とあなたが共有するエネルギーの流れをせき止めてしまいます。
その上、
新しい人やものが、
あなたのもとにやってこようとするのを、
邪魔してしまうのです。」
(138頁~139頁)
「 『手に入れるために手放す』。
この法則に慣れるには、
少々時間がかかるかもしれません。
手放すことは、
もっているものをすべて放棄しなさい、
という意味ではありません。
手放すのはあくまでも気持ちの上でのことです。
手放すことは、
なにかが絶対に必要だという思いこみや、
執着心をなくすことなのです。
では、実際に執着心を手放せるようにするには、
どうすればいいのでしょう?
それにはまず、
執着しているものや人が、
そばにあろうとなかろうと、
平和な気持ちを保つよう努めることです。
そうやって、
執着心を徐々になくしていきます。
平和な気持ちになるまで、
根気よくつづけましょう。
これを実践することによる、
大きなメリットは、
たとえ、
ものや人が自分のもとを去っても、
心に負うショックや痛手が最小限ですむことです。
〈執着しないことの法則〉は、
〈豊かさの法則〉
と表裏一体です。
宇宙が豊かであるというのが真実なら、
なにをどれだけ手放そうと、
遅かれ早かれそれにかわるものがやってくるのは、
自明の理ではありませんか?
豊かさというものを語るとき、
わたしたちは、
どうしてもお金、
もの、
人など、
かたちあるものだけに目がいってしまいがちです。
でも、
いうまでもなく、
目に見えるものだけが豊かさではありません。
人の役に立ち、
重宝がられる、
さまざまな才能も、
れっきとした豊かさのかたちではありませんか?」
(144頁~145頁)
エゴ(我欲)による執着を手放し、
真我(愛)による自己実現欲求にシフトすることが肝要です。
お互い、
人の役に立ち、
重宝がられる存在になりたいですね。
心の豊かな人になりたいです。
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
(渡邊愛子=訳 角川文庫)
の中で、
執着しないほうがうまくいくとして、
『手放す法則』
の実践について次のように述べています。
(116頁~117頁)
「 私は、次の各ステップを踏むと誓うことによって
『手放す法則』
を実行に移します。
今日私は、
執着しないでいることを自分に約束します。
私は、
自分と自分の周囲の人々が、
あるがままでいられるようにしてあげます。
物事がどうあるべきかという自分の考えをかたくなに押し付けたりしません。
問題を無理に解決しようとして、
新たな問題を作ったりしません。
私は、
手放した状態ですべてのことに参加します。
今日私は、
自分の経験の不可欠な要素として不確実性を取り入れます。
進んで不確実性を受け入れることによって、
問題や混乱や騒動や混沌から解決策が自然に現れます。
物事が不確実に見えれば見えるほど、
私はさらに安心だと感じます。
なぜなら、
不確実性こそが自由への道だからです。
不確実性の英知をとおして、
私は安全性を見出します。
私はすべての可能性の場に足を踏み入れ、
無限の可能性にオープンであり続けるときに起こり得る興奮を確信します。
すべての可能性の場に足を踏み入れるとき、
私はすべての楽しみと冒険と魔法と人生の神秘を体験します。」
執着しないほうがうまくいきます。
願望や意図を手放すのではなく、
結果に対する執着を手放すということです。
手放すことは不確実性の英知にもとづいています。
既知への執着を手放し、
未知に足を踏み入れましょう。
すべての可能性の場に足を踏み入れましょう。
(結論)
『 我欲に対する執着を捨てましょう。
すべての可能性の場に足を踏み入れ ましょう!』
「『ダンマパダ』全詩解説 仏祖に学ぶひとすじの道」
(著者 片山一良 大蔵出版)
https://amzn.to/42PkzCG
『悟りは3秒あればいい』
(著者 小林正観 だいわ文庫)
https://amzn.to/3NbeDht
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
https://amzn.to/3CBDExD
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/3Cz5ESo
【直感と直観を磨く】
直感と直観を磨きましょう。
理由は、二つあります。
① 論理による判断より、直感・直観による直覚が正しい。
② 今後、論理思考の能力はAIに取って代わられる。
①に関して、
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
(渡邊愛子=訳 角川文庫)
の中でこう述べています。
(61頁)
「 宇宙の力学で非常に興味深いのが、
宇宙はあなたが自発的に正しい選択をするよう助けずにはいられないということです。
その宇宙の力学はあなたの体の感覚として作用します。
あなたの体は、
二種類の感覚を経験します。
一つの感覚は
『心地良さ』
で、もう一方の感覚は
『不快』
です。
あなたが意識的に選択しようとする瞬間、
自分の体に
『もし自分がこれを選択したら、どうなる?』
と聞いてみてください。
もしあなたの体が心地良さを感じたら、
それは正しい選択です。
もしあなたに体が不快だというメッセージを送ってきたら、
それは適切な選択ではないということです。」
心だけが正しい答えを知っています。
直感・直観を信じましょう。
『直感』は、
「説明や証明を経ないで、
物事の真相を心でただちに感じ知ること。
すぐさまの感じ。―広辞苑―」
です。
英語では、
“hunch”
または、
”scent”
です。
第一印象で、
「なんとなく、この人とは気が合いそう」
というのが、
この直感です。
一方、
『直観』は、
「一般に、
判断・推理などの思惟作用の結果ではなく、
精神が対象を直接に知的に把握する作用。
直感ではなく直知であり、
プラトンによるディアレクティケーを介してのイデア直観、
フッサールの現象学的還元による本質直観等。―広辞苑―」
です。
英語では、
“intuition”
です。
インスピレーションや閃き(素晴らしい思いつき)、
天啓などが
『直観』
です。
古代ギリシアの哲学者プラトンやノーベル賞受賞者のアンリ・ベルクソン(フランスの哲学者1859~1941)は、
知的直観を重視していました。
形而上学では、
この 『知的直観』 を重視しています。
では、
いかにして直観を磨けば良いのか?
チョプラ博士は、前述の著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
の中で、
宇宙意識と繋がるためのヒントを次のように述べています。
(28頁)
「 もしあなたが純粋な可能性の場からの恩恵を楽しみたいなら、
そして純粋な意識が生来もっている創造性をフルに活用したいなら、
その純粋な可能性の場にアクセスしなければなりません。
その場にアクセスするひとつの方法は、
『沈黙』
や
『瞑想』
や
『判断しない』
ことを日々実践することです。
また、
自然の中で過ごすことも、
その純粋な可能性の場が本来もっている性質――無限の創造性と自由と恩寵――にアクセスさせてくれます。」
直感・直観を磨く鍵は、
『沈黙』
『瞑想』
『判断しないこと』
『自然とふれあうこと』
です。
宇宙意識と繋がるための、
この四つの実践方法について詳しく知りたい方は、
同書に書かれているので、
ぜひお読みください。
この本は、
チョプラ博士の代表的著書でもあります。
原題は、
“THE SEVEN SPIRITUAL LAWS OF SUCCESS”
です。
『沈黙』
『瞑想』
『判断しないこと』
『自然とふれあうこと』
に共通していることは、
『過去のことや未来のことを考えず、今を感じること』
です。
『今に集中すること』
です。
今が大切です。
“The Power of NOW”
です。
アーノルド・パテント氏は、著書
「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」
(訳=あさりみちこ 徳間書店)
の中で、
直感について次のように述べています。
(52頁~55頁)
「 宇宙からの 『シグナル』 には、
大きく分けてふたつあります。
まず、
からだの面にあらわれるシグナルが、
そのひとつです。
真実と調和した生き方をしていると、
からだは快感を覚え、
心地よい気分がします。
反対に、
真実に逆らった生き方をしていると、
からだは不快感をともなってきます。
もうひとつのシグナルは、
こんなふうに表現することができます。
宇宙と調和しているとき、
わたしたちは、
『心のなか』
に住んでいます。
調和していないときは
『頭のなか』
に住んでいます。
(中略)
真実はいつでも、
わたしたちの心のなかに、
しっかり生きています。
理詰めで機能している頭脳は、
真実を語ってはくれません。
真実を知るには、
心の声を聞くことです。
では、
心の声は、
どうすれば聞くことができるのでしょうか?
それは、
『直感』
によってです。
またの名をインスピレーションといいます。
心の声は、
わたしたちみんなが生まれながらにもっている、
この直感、
インスピレーションを通して聞くのです。
(中略)
直感とは、
思考活動をしていないときに、
『宇宙の英知』
が人間に語りかけてくる言葉である。
これは、
まさしく事実です。
つまり、
宇宙からメッセージを受けとるには、
頭脳のスイッチをオフにしておかないといけない、
ということになります。
では、
スイッチをオフにする方法はなんでしょうか――。
それは、
『気持ち』
に意識を集中させることです。
幼いころは、
だれしも、
ほぼ直感のおもむくままに行動しているものです。
いっぽう、
社会はどうかというと、
これとまるっきり正反対の見方をしています。
理性を重んじ、
直感は根拠のないものとして、
その価値を否定しているのです。
そこで、
わたしたちは、
成長する過程において、
しだいしだいに直感を無視するようになり、
ものごとを理屈で判断しはじめます。
さらに始末の悪いことには、
心のとびらを閉じて、
自分の気持ちを抑圧することまで学んでいくのです。
(中略)
わたしたちは、
ときとして
『こうでないといけない』
と、
特定の結果に執着するあまり、
直感のアドバイスを無視してしまうことがあります。
(中略)
直感を活用するのに、
いちばん効果的なコツをひとことでいうと、
こうなります。
人生の質を高めたいなら、
どんなときでも、
自分の気持ちに正直に行動すること。
しかも100パーセント正直に。」
人生を良好なものにする鍵は、
論理や理屈ではなくて直感と直観です。
過去も未来も考えず、
今を感じて、
直感と直観にしたがって生きましょう。
そのために、
直感・直観を磨きましょう。
ということで、
結論はこうなります。
(結論)
『論理・理屈ではなくて、直感・直観にしたがって生きよう!』
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/43KnIoA
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・M・パテント訳者 あさりみちこ 徳間書店)
https://amzn.to/448h6jO
【本質を掴み、核心を衝く❗】
【本質を掴み、核心を衝く】
人生で大切なことは、
『本質を掴み、核心を衝くこと』
です。
具体的には、
『宇宙とは何か?』
『人間とは何か?』
『人生の意味・人生の目的とは何か?』
『己に与えられた天賦の才は何か?』
『自分が本当にやりたいことは何か?』
『天性を生かして如何に世の為人の為に貢献するか?』
といった根源的な問いに正対し、
こたえることです。
この中でも
“ビッグ・クエスチョン”
は、
『宇宙とは何か?』
でしょう。
スティーヴン・ホーキング博士は、著書
『ビッグ・クエスチョン〈人類の難問〉に答えよう』
(訳者 青木 薫 NHK出版)
の中でこう述べています。
(43頁~44頁)
「 私はアインシュタインと同じく、
『神』と言う言葉を、
人格を持たない自然法則という意味で用いる。
したがって、
神の心を知るということは、
自然法則を知るということだ。
(中略)
私は
『神が宇宙を作ったのだろうか?』
と問う本を出版して、
ちょっとした騒ぎを巻き起こしたことがある。
一介の科学者が宗教の問題に口を挟んだことに、
人びとは腹を立てた。
何を信じるべきかを他人に指図したいとは思わないけれど、
神が存在するかどうかは、
私にとっては科学が扱うにふさわしい問題だ。
つまるところ、
何が、
あるいは何者がこの宇宙を作ってコントロールしているのかということよりも、
重要で根本的な謎は考えられないのだ。」
『宇宙とは何か?』
という根源的な問題に正対することが肝要です。
理論物理学はこの謎にチャレンジしていますが、
『場の量子論』
が答えを導きだすかもしれません。
『宇宙とは何か?』
がわかれば、
『人間とは何か?』
もわかります。
『人間とは何か?』
がわかれば、
『人生の意味・人生の目的』
もわかります。
『人生の意味・人生の目的』
がわかれば、
『自分の本当にやりたいこと』
も見えてきます。
本質を掴み、
核心を衝きましょう。
世界的なスピリチュアル・マスターであるディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』(訳者 住友 進 サンマーク文庫)
の中で、形而下学だけでなく、
スピリチュアルの面からも本質を探究することの大切さを、こう述べています。
「 現代社会やいわゆる西洋文明では、
大衆心理学に頼って自分の思考や感情を巧みに処理する方法を考え出そうとします。
自己啓発書は、
もっと満足できる人間関係を築きあげるためのコントロール術を提案しています。
しかし、
どれもみなノウハウにすぎません。」 (39頁)
「 もうひとつのパワーは内面から生まれ、
物質ではなくスピリチュアリティに根ざしています。
この真実のパワーはけっして失われることはなく、
肉体が消滅したあとも永遠に生き続けているのです。
あなたの個性は、
本来の自己に耳を傾けることからつくられ、
あなたのパワーはスピリットという内面の基準から生まれてきます。」 (58頁)
形而下学だけでなく、
形而上学も学ぶことが大切です。
頭をグニャグニャに柔らかくして、
視野を広げましょう。
哲学、
宗教、
物理学、
生物学、
心理学、
社会科学、
人類学、
神智学、
スピリチュアリズムなど多角的に真理を探究し、
本質を掴みましょう。
(結論)
『問題を多角的に検討し、核心を衝こう。』
『ビッグ・クエスチョン 〈人類の難問〉に答えよう』
(著者 スティーヴン・ホーキング 訳者 青木薫 NHK出版)
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『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3XdIcDI
【宇宙は一元、この世は二極構造】
【宇宙は一元、この世は二極構造】
宇宙は一元です。
則ち、
宇宙は一つのものから創られています。
ワンネスです。
しかし、
この世(四次元時空;物質世界)は、
二極構造になっています。
たとえば、
プラスとマイナス、
陽と陰、
光と闇、
善と悪、
真と偽、
美と醜、
ポジとネガなど。
あらゆる対立するものが共存しています。
どちらか一方がなければ、
もう一方の価値は存在しません。
だから、
両方に価値があることを受け入れることが大切です。
ディーパック・チョプラ博士は、これについて、著書
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(訳者 住友進 サンマーク文庫)
の中で次のように述べています。
(40頁~41頁)
「 人生には、
あらゆる対立する価値が存在しています。
喜びと悲しみ、
快楽と苦痛、
上り坂と下り坂、
暑さと寒さ、
こことそこ、
光と闇、
誕生と死など。
すべての体験には陰と陽があり、
一方が存在していなければ、
もう一方の意味は失われてしまうのです。
ある賢者はかつてこういいました。
『生まれつき目の見えない人は、
暗闇といわれてもその意味はまったくわからないだろう。
なぜなら、
光を体験したことが一度もないからだ』
静かな和解、
すなわち、
あらゆる対立する価値が生き生きと共存している事実を受け入れなさい。
それを意識した瞬間、
わたしたちは自然と
『区別すること』
をやめるようになります。
勝者と敗者は、
対極にあるように見えますが、
実は同じ存在なのです。
区別をしなくなれば、
わたしたちの内面の騒がしい対話が収まり、
創造性への扉が開かれるのです。」
悪があるから善があります。
偽があるから真があります。
醜があるから美があります。
ネガティブな感情や想念があるから
ポジティブな感情や想念があります。
あらゆる対立するものが共存しています。
対立する価値を認識し、
許容することが肝要です。
チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』
(住友進=訳 サンマーク文庫)
の中で
『対立する価値』
について、
さらにこう述べています。
(42頁)
「 対立する価値が共存しているところに、
宇宙の本質的な性質があります。
心のなかに臆病者がいなければ、
あなたは勇敢にはなれません。
内面にけちな人間が住んでいなければ、
太っ腹になることはできません。
悪の才能がなければ、
徳の高い人間にもなれないのです。」
心のなかに、
『エゴ』
と
『真我』
という対立するものが共存しています。
『エゴ』
を全否定することなく許容することが大切です。
許容した上で、
意識を進化・向上させていきましょう。
誰だってけちな人間より太っ腹な人が好きでしょ?
臆病者より勇者が好きでしょ?
悪人より善人が好きでしょ?
スモールステップで
『エゴ』
を削りながら自己意識を向上させ
『真我』
を発現させることを目指しましょう。
ネガティブなものも、
マイナスも、
悪も、
偽も、
醜も、
陰も、
闇も、
苦痛も、
下り坂も、
悲しみも、
寒さも、
死も、
全部受容しましょう。
人生は
『全肯定』
が大原則です。
なぜなら、
すべては造物主(人知の及ぶところではない偉大なる知性)の創造物だからです。
全肯定したうえで、
悪に関わらない、
偽に騙されない、
醜を見ない。
要するに、
ネガティブなものを相手にしない、
頓着しなければよいのです。
つまり、
闇を見ずに光を見る。
ネガティブなことに固執せず、
ポジティブなことを志向することが大切です。
チョプラ博士は
『最初から最後までハッピーな映画は退屈です』
と述べています。
悪童・悪女、
あるいはエゴに囚われていた主人公が、
様々な経験を積み、
善人へと成長していくドラマが面白い。
悪も偽も醜も、
ネガティブな感情や想念も、
反対意見もすべて許容し、
それに頓着することなく自己意識の進化と向上を目指しましょう。
(結論)
『全肯定が人生の大原則』
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3NA7vfZ
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3Jg9sLZ
【インテリジェント・デザイン理論】
『インテリジェント・デザイン論(ID理論)』
を学びましょう!
なぜなら、
人生観、
宇宙観、
生命観、
死生観、
幸福観、
価値観に多大な影響を与え、
人生の真の意味や目的を見いだす手掛かりになるからです。
ID理論に関して、
サイエンス・ライターでレムナント出版代表の久保有政さんは、著書
『天地創造の謎とサムシンググレート』
(学習研究社)
の中で、次のように述べています。
(3頁~6頁)
「 ダーウィン以来、
世界で説かれ、
また信じられてきた 『進化論』。
しかしその実状は、
今や瀕死の状態だ。
その一方、
進化論にとって代るようにして現れた新しい科学がある。
それが
『インテリジェント・デザイン論(ID理論)』、
および
『創造論(創造科学、科学的創造論)』
である。
進化論は、
これまで人々の 『常識』 とされてきたものだ。
『科学的事実』
として学校で教えられ、
テレビで語られ、
人々の間で伝えられてきた。
はじめに、
無生物から最初の単純な生命が生まれ、
それが徐々に変化して、
やがて多細胞で複雑な機能の生物へと進化し、
最後にもっとも高度な生命形態としてヒトが生まれた、
とする生物進化論は、
ダーウィン以来、
科学界で不動の地位を得たかに見えた。
国内外の学者を問わず、
『進化は事実である』
『進化論は科学的真理だ』
という言葉は、
いくどとなく語られてきたし、
学校でも説というよりは事実として教えられてきたものである。
もはや決してくつがえされることのない絶対的真実であるかのように、
唱えられてきた。
ところが、
これが今日ではずいぶん事情が異なっている。
実際のところ進化論は、
その 『証拠』 とされたものが、
ことごとくくつがえされてしまったのだ!
進化論は、
もはや何ら健全な科学的根拠を持たなくなってしまった。
それは事実上、
空虚な理論と化している。
(中略)
科学界には、
『パラダイム・シフト』
という言葉がある。
これは、
重要な発見や理論の登場により、
それまでの古い考え方が根底からくつがえされて、
180度違う新しい考え方に変わってしまうことだ。
たとえば、
中世における 『天動説』 は、
精巧な数学を使った立派な科学理論だったが、
やがて
『地動説』
に置き換えられた。
太陽が地球のまわりをまわっているのではなく、
地球が太陽のまわりをまわっている、
という地動説への大転換は、
その理論の発見者の名をとって
『コペルニクス的転換』
と呼ばれた。
また近代においては、
ニュートン力学を越える理論として、
アインシュタインの相対性理論が登場した。
さらにその後の量子力学の登場などにより、
科学界の 『常識』 は、
しばしば塗り替えられてきたのである。
これらがパラダイム・シフト=考え方の大転換の代表的な例である。
それと同様に、
今や 『進化論』 に対しても、
『パラダイム・シフト』
『コペルニクス的転換』
が起こりつつあるのだ!」
初めて聞く方には、
意外かもしれませんが、
これは事実です。
では、
『インテリジェント・デザイン論』
とは、
どういうものでしょうか?
久保有政さんは同書の中で次のように述べています。
(22頁~23頁)
「 この理論は、
『生命は【盲目的進化】によって発生したのではなく、
インテリジェント・デザイン、
つまり知的デザイン=知的設計をもとに誕生した』
とするものである。
ここでいう 『デザイン』 は、
図案といった意味ではない。
むしろ設計、立案、計画、目的、意図といった意味である。
つまり、
インテリジェント・デザイン論=知的デザイン論は、
生命体は、
導かれない盲目的な進化の結果生まれたのではなく、
知的な設計や立案によって誕生した、
とする理論なのだ。
そうした意味で、
これは従来の進化論を否定している。
しかし進化論そのものを全面否定するかというと、
必ずしもそこまでは至らない者も少なくない。
たとえばインテリジェント・デザイン論者のなかには、
地球の年齢を45億年、
宇宙の年齢を150億年とする進化論者の主張を受け入れている者もいる。
主要な生物の種の起源についても、
それらが別個に生まれたのではなく、
進化論の説のように共通の先祖から分かれでた、
と考えている者もいる。
その意味で、
彼らは進化論の説を一部受け入れており、
進化論そのものを完全否定しているわけではない。
この理論に立つ科学者たちは一致して、
『従来のダーウィン流の進化論』=ダーウィニズムを否定するのである。
彼らは、
従来の 『古い進化論』 を改革しようとしている人々と、
いってよいかもしれない。」
つまり、
ID理論とは、
『生命は、偶然により盲目的に進化した、
突然変異や自然淘汰により進化した、
とするのは間違いで、
知的設計により進化した』
と考える理論です。
生命は、
人知の及ぶところではない偉大な知性によって設計された、
ということです。
久保有政さんは、
同書の中で、
『ID理論が多くの科学者に受け入れられ、
拡大し、
意識改革が進んでいる』
と述べています。
「 現代のインテリジェント・デザイン論は、
哲学者ではなく、
科学の最先端分野にたずさわっている優秀な科学者たちが唱えている、
というところに大きな意義がある。
科学界に起こった数々の新発見により、
生物がいかに機能しているかについて分子レベルでの驚くべき機械構造がわかってくると、
とたんに数多くの科学者たちが唱えはじめたのである。
つまり近年の科学上の諸発見と、
この理論の拡大は連動している。
(中略)
京都大学の渡辺久義名誉教授はこう述べている。
『インテリジェント・デザイン論は、
科学の唯物論的前提に見切りをつけようという、
いわば科学革命運動である。
しかし同時に、
それは科学を超えて文化そのものの唯物論的前提を揺り動かす、
という意味において、
正真正銘の【文化大革命】と呼ぶべきものである』
この渡辺教授は、
インテリジェント・デザイン派の生物学者ジョナサン・ウェルズ著
【進化のイコン――破綻する進化論教育】
を監訳して出版するなど、
インテリジェント・デザイン論を精力的に日本に紹介してきた人である。
インテリジェント・デザイン論は科学と文化に巨大な革命をもたらすものであると、
教授はいう。」
(44頁~45頁)
「 こうして知的デザインの理論が発達し、
支持者が増えるとともに、
科学者たちの間には大きな意識の変化が表れるようになった。
たとえば、
先に引用したディーン・ケ二ヨン教授は、こう述べる。
『私は、生命の起源に関する実験を調べているうちに、
科学的唯物論から離れるようになっていきました』
単に彼だけではなく、
今日では多くの科学者たちの間に、
『唯物論(すべてを物質の働きとして説明する考え方)』
から離れる動きが広まっている。
科学を研究すればするほど、
唯物論では世界をうまく説明できないことが、
ますます明らかになってきたのだ。
『自然淘汰』
と
偶然の
『突然変異』
だけで説明するダーウィン流の進化論では、
生命の成り立ちを、
もはや説明できないのである。
生命は 『知的デザイン』 という考え方抜きには、
その成り立ちを説明することは不可能となっている。
インテリジェント・デザイン論はこのように、
『唯物論からの脱却』
という方向性を持った科学理論として登場しているのだ。
これは今や、
科学界に大きな意識改革をもたらしている。」
(56頁~57頁)
インテリジェント・デザイン論は科学界に大きな影響を与え、
科学者は唯物論から離れてきています。
もしかしたら、
生命は、
知的設計者による量子コンピュータかもしれません。
これについて、
『量子力学で生命の謎を解く』 (著者:ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン 訳者:水谷 淳 SBクリエイティブ)
の中にこう書かれています。
「 量子コンピュータの概念については第4章で取り上げた。
『ニューヨークタイムズ』 の二〇〇七年の記事で、
植物は量子コンピュータであるとする説が取り上げられたという話を覚えておられるかもしれない。
あのMITのチームは結局、
微生物や植物の光合成系は実際に何らかの量子計算をおこなっているのだという考えを認めたのだった。」
(280頁)
「 量子アルゴリズム、
つまり量子コンピュータのソフトウエアの世界的専門家である、
バンガロールにあるインド科学研究所高エネルギー物理学センターの物理学者アプールヴァ・D・パテルは、
遺伝コード(一個一個のアミノ酸をコードしている塩基配列)が持っているある特徴から見て、
遺伝コードはもともと量子コードだったのだろうと提唱している。」
(326頁)
植物も人間も量子コンピュータかもしれません。
とにかく、
生命はあり得ない確率で誕生したということです。
これについて、
同書の312頁にこう書かれています。
「 『ビッグバン』 という名前を考え出したイギリス人天文学者のフレッド・ホイル卿は、
生涯にわたって生命の起源に関心を持っていた。
ホイルいわく、
ランダムな化学プロセスが組み合わさって生命が発生する確率は、
廃品置き場を竜巻が襲って偶然にジャンボジェット機が組み上がるようなものだ。」
以上の引用で納得していただけましたでしょうか?
50年以上、
無神論・唯物論を主張してきた哲学者のアントニー・フルー博士は、
ID理論に出会い、
理神論・唯心論に転向しました。
それ程、
非常に説得力のある理論ですので、
ぜひID理論を学んで視野を広げてください。
『目から鱗が落ちる』
ことを保証します。
ネットで
『インテリジェント・デザイン』
『アントニー・フルー』
で検索すると出てきます。
ウィキペディアでも概要はつかめます。
人知の及ぶところではない偉大な知的設計者の存在は、
もはや否定できません。
頭をグニャグニャに柔らかくして、
視野を広げましょう。
(結論)
『インテリジェント・デザイン論を学び、視野を広げよう!』
『天地創造の謎とサムシンググレート』
(著者 久保有政 学習研究社)
https://amzn.to/3Nz7wkx
『量子力学で生命の謎を解く』
(著者 ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン 訳者 水谷淳 SBクリエイティブ)
https://amzn.to/3Jid5kT
『THERE IS A GOD』
(ANTONY FLEW)
https://amzn.to/43KT9z5
【人間原理を学ぶ】
『人間原理』 を学びましょう!
なぜなら、
インテリジェント・デザイン論と同様に、
これを学ぶことによって
宇宙観、
人生観、
生命観、
価値観が変わり、
人生の意味や目的を知る手掛かりになるからです。
『人間原理』とは何でしょうか?
『天地創造の謎とサムシンググレート』
(著者 久保有政 学習研究社)
の中にこう書かれています。
(91頁~92頁)
「 人間原理とは、
『宇宙を支配する物理法則、
化学法則、
定数などが、
宇宙開闢の初めから、
将来人間のような高等生物とそのための環境を作り出すために、
恐るべき精度で微調整されていた』、
つまり
『宇宙は最初から人間をそこに置くために作られたに違いない』
という考え方である。
(中略)
この人間原理を、
もし別の言葉でいうなら、
『宇宙も地球も、
人間のような高等生物を生みだすためにデザインされたものである』
といい換えることが可能であろう。
このように人間原理と、
インテリジェント・デザイン論は、
同様の内容を持った理論といってよい。
われわれの住む宇宙は、
人間を初めとする生命のために設計されたものなのである。
天文学者ヒュー・ロス博士も述べている。
『私の経験上、
ただひとりとして、
宇宙が何らかの仕方で生命のために適した環境となるように考案された、
という結論を否定する人はいない。』 」
宇宙には意志があります。
元神奈川大学学長で高エネルギー宇宙物理学の世界的権威である桜井邦朋理学博士は、著書
『最新科学がついに解明 宇宙には意志がある』
(徳間文庫)
の中でこう述べています。
「 万有引力、
電気的な相互作用の力、
これらの物理定数はあまりにも絶妙に決められており、
生命進化にしても、
偶然だけで発生するとは考えられない。」 (209頁)
「 一九六一年にロバート・ディッキーが発表したのが
『宇宙の人間原理』
である。
彼は、
この宇宙に生命が誕生したのはけっして偶然ではないと言う。
宇宙が誕生し、
さまざまな物理定数が決定された時点で、
生命が生みだされる舞台はすでに作られていたのだと彼は発表した。
そしてその生命が、
私たちのように知性を獲得することになるのも、
同様に決められていたのだと述べている。
(中略)
イギリスのブランドン・カーターという学者は、
一九七四年にディッキーの考えをさらに拡張した論文を発表した。
二人の説を区別するために、
ディッキーのほうを
『弱い人間原理』、
カーターのほうを
『強い人間原理』
と呼んでいる。
ディッキーは、
この宇宙が人間を生むために作られたとは言ったけれども、
それが偶然であるか、
それとも必然であるかは言わなかった。
だが、カーターは
『そもそも宇宙は、人間を生むためにデザインされていたのである』
とその偶然性を否定した。」
(210頁~212頁)
「 ケンブリッジ大学のスティーブン・ホーキングも、
現在、私たちが見ている宇宙は
“神“のような、
何らかの手によって作られた設計図(デザインといってもいい)にしたがって作り出されたのだという趣旨のことを言っている。」
(213頁~214頁)
人間原理には、
『弱い人間原理』
と
『強い人間原理』
があります。
超ひも理論の権威であり、
現代理論物理学の第一人者ミチオ・カク博士は、著書
『パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ』
(訳者 斉藤隆央 NHK出版)
の中で、
『強い人間原理』
について次のように述べています。
(298頁)
「 強い人間原理を熱烈に支持し、
神の存在のあかしだと主張する物理学者に、
MITのヴェラ・キスティアコフスキーがいる。
彼女は語る。
『物理的世界を科学的に理解して明らかになる絶妙な秩序は、
神の存在をもってしか説明できない』
この意見に賛成する科学者が、
素粒子物理学のジョン・ポーキングホーンだ。
彼はケンブリッジ大学の職を捨ててイギリス国教会の聖職者になった人物で、
宇宙は
『 【なんだっていいような世界】ではなく、
実は特殊で、
生命のために微調整されている。
それというのも、
造物主がかくあるべしと望んで創ったものだからだ』
と書いている。
それどころか、
惑星や恒星の運動を神の介在なしに説明する不変の法則を導いたアイザック・ニュートンまでもが、
そうした法則の無駄のない美しさは神の存在を示唆すると考えていた。」
『強い人間原理』を支持する物理学者が少なからずいることがわかります。
シンギュラリティ(特異点)の提唱者で、
世界最高峰の発明家、思想家、
未来学者のレイ・カーツワイル博士はどう考えているのでしょうか?
『ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき』
(著者 レイ・カーツワイル 監訳者 井上健 共訳者 小野木明恵/野中香方子/福田実 NHK出版)
の中にこう書かれています。
(473頁)
「 もし宇宙定数、プランク定数、
その他多くの物理定数がほんのわずかでも異なる値であったなら、
原子、分子、恒星、惑星、有機体、人間は存在しなかっただろう。
宇宙はちょうど申し分のない法則と定数を備えているようである。
われわれの宇宙では物質やエネルギーに関する法則や定数の驚くべき設計があればこそ、
生物やテクノロジー面での進化はますます複雑になっているわけだが、
それについてどう説明したらよいだろうか。
かつてフリーマン・ダイソンは
『宇宙はある意味でわれわれが出現することを知っていた』
と述べた。」
12の名誉博士号をもち、
3人の米大統領から賞を贈られている、
天才レイ・カーツワイル氏も
『人間原理』
に関心を持っているようです。
『なぜか宇宙はちょうどいい』 のです。
物理定数や宇宙を規定する値がたくさん存在しますが、
なぜか人間が生きていくのにちょうど良い値に微調整されているのです。
この問題は、
『宇宙の微調整問題』
と呼ばれています。
これについて詳しく知りたい方は、
世界的な宇宙論学者であり、
高エネルギー加速器研究機構、
素粒子原子核研究所・教授の松原隆彦理学博士の著書
『この世界を創った奇跡のパラメータ22 なぜか宇宙はちょうどいい』
(誠文堂新光社)
をぜひ、お読みください。
超おすすめです。
ここまでの引用で、
『人間原理』
についての理解は深まったでしょうか?
『弱い人間原理』
を採るか、
『強い人間原理』
を支持するか、
それとも全否定して唯物論や単なる偶然の積み重ねに固執するか、
どれを選択するかは個人の自由です。
私は、
『強い人間原理』
を支持します。
なぜか?
それは、直観です。
“内なる声”
によるものです。
(結論)
『人間原理を学んで、“人生の意味”を探究しよう!』
『天地創造の謎とサムシンググレート』
(著者 久保有政 学習研究社)
https://amzn.to/3Nfb35X
『最新科学がついに解明 宇宙には意志がある』
(著者 桜井邦朋 徳間文庫)
https://amzn.to/3NAhUs7
『パラレルワールド11次元の宇宙から超空間へ』
(著者 ミチオ・カク 訳者 斉藤隆央 NHK出版)
https://amzn.to/3Jh6F5e
『ポスト・ヒューマン誕生コンピュータが人類の知性を超えるとき』
(著者 レイ・カーツワイル 監訳者井上健 共訳者 小野木明恵/野中香方子/福田実 NHK出版)
https://amzn.to/3JeQRjK
『この世界を創った奇跡のパラメータ22 なぜか宇宙はちょうどいい』
(著者 松原隆彦 誠文堂新光社)
https://amzn.to/3CwwZVs
【すべては導かれている】
【すべては導かれている】
『すべては導かれている』 と自覚しましょう!
なぜなら、安心立命の境地が得られ、
我(エゴ)を捨て去ることに繋がるからです。
多摩大学大学院名誉教授の田坂広志工学博士は、著書
『すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟』
(小学館)
の中で、
「すべては導かれている」
の思想について、
次のように述べています。
(208頁~211頁)
「 我々の人生は、
大いなる何かに導かれている。
そして、その大いなる何かは、
我々に、素晴らしい人生を送らせようとしている。
それゆえ、我々の人生において起こる不運な出来事や不幸な出来事と思えることは、
実は、我々に大切なことを教えてくれる出来事であり、
我々を成長させてくれる有り難い出来事である。
そう考える思想、
それが、
『すべては導かれている』
の思想です。
(中略)
我々の人生においては、
不運も不幸も無い。
罪も罰も無い。
一つとして悪しきことは無い。
すべては導かれている。」
これが田坂広志博士の
『すべては導かれている』
の思想です。
この本は、名著ですので、熟読をお奨めします。(昨年、PHP研究所から文庫本が出版されました)
私たちは、
“大いなる存在”
に導かれています。
すべては、
“大いなる存在”
に導いていただけます。
『すべては、宇宙意識もしくは精霊に導かれている』
と信ずることが肝要です。
なぜなら、
“信ずる者は救われる”
からです。
スピリット・ガイドの存在を信じましょう。
スピリチュアル・ヒーラーで8冊のベストセラーがあるソニア・ショケット博士は、著書
『あなたのガイドに願いましょう――聖なるサポートシステムにつながる方法』
(訳者 奥野節子 ダイヤモンド社)
の中でこう述べています。
(287頁~288頁)
「 あらゆるガイドのうち、
いちばん重要なのはあなた自身のハイヤーセルフです。
ハイヤーセルフは、
神の声と波動をもち、
十分悟った永遠の自己で、
あなたを創造主である神へと直接つなげてくれます。
それはあなたが望むすべてのものと、
学び貢献しようとしているすべてのものへの、
いちばん強力で、
現実的な、
愛にあふれたつながりなのです。
他のガイドや天使たちの主な仕事は、
ハイヤーセルフとの意識的なつながりが強くなるように助けることです。
そして、
知性に欠け、
恐れにもとづいたエゴにかわって、
あなたの人生の指揮をとってもらうことです。
ハイヤーセルフがあなたの目を通して見つめ、
他の人たちと触れ合い、
決断をし、
進歩を評価しているとき、
他のガイドたちは人生がうまくいっていると感じています。
ハイヤーセルフの声は、
他のガイドとは異なり、
本当の自分自身のものです。
ハイヤーセルフとつながったときに、
あなたの頭の中には他の声は存在しません。
どうすればもっと創造的で、
喜びにあふれた存在になれるかだけに集中しているはずです。
これにより、
心が大きくなっていく一方で、
あなたのエゴは途中で挫折してしまうでしょう。」
自分自身のハイヤーセルフ(真我)に繋がることが一番重要です。
では、どうすれば繋がることが出来るのか?
ソニア・ショケット博士は、同書の中でこう述べています。
(290頁)
「 自分のハイヤーセルフの声に耳を傾け、
エゴのおしゃべりを静める最善の方法は、
瞑想です。
一日に十分から十五分間、
頭を休め、
恐れを静めて、
意識的に外側から内側へと焦点を移します。
難しいことではありません。
必要なのは、
そのときだけ外側の世界と関係するのをやめて、
自分の内側と呼吸に集中することだけです。
四つ数えながら、
ゆっくりと息を吸い、
四つ数えながら、
ゆっくりと息を吐き出します。
それだけなのです。」
自分自身のハイヤーセルフ(真我)と繋がる鍵は瞑想です。
私は早朝一時間程、
瞑想しています。
朧気ながら、
真我の存在がわかってきました。
チョプラ博士が述べている超越意識の入り口にようやく立てた感じです。
“大いなる何か”
や
“スピリット・ガイド”
の存在は、
科学で証明することも反証することもできません。
信じる、
信じないは個人の自由です。
しかし、
信じた方が得です。
なぜなら、
たとえ幻想であっても、
良性の想念は人を幸せに導くからです。
旧約聖書の箴言、
第29章18節にこう書かれています。
「 幻がなければ民は堕落する。
教えを守る者は幸いである。」
またマホメットは、
こういっています。
「 疑って、
迷って、
真理から遠ざかる者よりも、
信じて欺かるる者、
汝は幸いなり」
ポジティブ心理学の提唱者で、
元アメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマン博士は、著書
『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』
(訳者 宇野カオリ ディスカヴァー・トゥエンティワン)
の中で、
『良性の幻想は人を幸せに導く』
という趣旨のことを述べています。
(詳細は419頁~420頁を参照ください)
科学で証明できるかどうかが問題なのではなく、
良性の想念かどうかが重要である、
ということです。
たとえ幻想であっても、
良性の想念は人を幸せに導きます。
私が今、投稿しているのも、
何かに導かれているような気がします。
(結論)
『 「すべては導かれている」 と自覚しよう!』
『すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟』
(著者 田坂広志 小学館)
https://amzn.to/43DfIG7
『すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟』
(著者 田坂広志 PHP文庫)
https://amzn.to/42EmutS
『あなたのガイドに願いましょう―聖なるサポートシステムにつながる方法』
(著者 ソニア・ショケット 訳者 奥野節子 ダイヤモンド社)
https://amzn.to/3p8dTSg
『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』
(著者 マーティン・セリグマン 訳者 宇野カオリ ディスカヴァー・トゥエンティワン)
https://amzn.to/3pcVm7n
【伝えたい熱い思いはあるか❗】
あなたには、
『伝えたい熱い思い』
はありますか?
“伝えたい熱い思い”
が自己のモチベーション・アップにつながります。
その情熱が人を動かします。
出版プロデューサーで童話作家でもある、吉田 浩さんは、著書
『本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある』 (講談社)
の中でこう述べています。
(85頁)
「 私は、作家の持っているポテンシャルやモチベーションを大切にします。
それは、
『世の中にどうしても訴えたい熱い思いから、ベストセラーは誕生する』
と信じているからです。
そういう
『熱い本』
には、
必ず、読者がいます。
応援してくれるファンもできます。
世の中に何かを訴えかける作家を発掘していくのが私のミッションです。」
斎藤一人さんの
“伝えたい熱い思い”
が、著書
「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(サンマーク文庫)
に書かれています。
(33頁~34頁)
「 私は神様のことが大好きです。
神様のことを思うのが大好きなんです。
神様が一人ひとりの中にいることを感じるのが大好きなんです。
だから、
私には小さいことしかできないけど、
それでも神様がいることを証明したいんだよね。
『銀座まるかん』
の正式名称は
『銀座日本漢方研究所』
といいます。
“研究所”
となっていますが、
会社には研究員がいません。
さらに、
私も研究していないんです。
そんな中で新商品を次々に発売して、
どれもがヒットか大ヒットで、
失敗がひとつもありません。
会社には、
パートさんを含めて社員はたった五人です。
それに私はご存知の通り、
中学校しか出ていません。
そんな私が累計納税額で日本一になれました。
これからも、
普通では考えられないような奇跡や、
神様がいるとしか思えないことを私はやり続けたいんです。
そして神様がいることを証明したいんです。」
斎藤一人さんの
“熱い思い”
が、ひしひしと感じられます。
中村天風師は銀行の頭取をしていましたが、
『伝えたい熱い思い』
が湧き出てきて、
地位や名誉を捨て去り大道講演を始めました。
『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社)
にこう書かれています。
(222頁~223頁)
「 私みたいな人間が、
こういう尊い仕事をする気になったのも
”信念“
だった。
私がこの仕事を最初にするとき、
止めた人間が、
誰あろう、
田中智学という日蓮宗のその当時の有名な坊さんだった。
『駄目だから、お止しなさい』
といったが、
私はこう思った。
『本当の気持ちで人のためを思ってする仕事が、
駄目とはいかなる理由か。
人によいことを奨め、
人を幸福にすることがなぜ駄目なのか。
否、
駄目とか、
駄目でないとかは考えない。
ただ人を幸福にすれば良いのだ。
それが自分に出来ないはずがないんだ!』
という気持ちでこれを始めた。
だから私のその気持ちを信じてくれたのは、
母親と家内だけであった。
他の人々は、
皆私が気が狂ったと思った。
それはそうかもしれない。
たとえ何であろうと、
銀行の頭取をしていた人間が急に草履ばきになって、
脚絆をつけて、
焼きおむすび持って、
大道講演すれば精神異常者だと思うかもしれない。
しかし私には私なりの信念があった。
尊い真理に国境はない。
尊い因縁に恵まれて、
こうして集ってきた以上、
自然の摂理に従い、
ただ自分だけでなく、
世の人々を幸福にするために活きてこそ、
この世に生まれた生き甲斐があるのだ。
だから、
どうぞ、
人のため、
世のために、
本当に心の底からお願いしておく。
改めて今日から、
古い人も心を入れ替えて
“信念の人”
に成りなさい!」
中村天風師は、
信念の人でした。
自身の信念に従い、
銀行の頭取という高い地位を捨て、
世の為人の為に尽くしました。
伝えたい熱い思いが人を動かします。
元東邦大学大森病院緩和ケアセンター長で、
現在
「早期緩和ケア大津秀一クリニック」
院長の大津秀一医師は、著書
『死ぬときに後悔すること25』 (新潮文庫)
の中で
“伝えたい思い”
を次のように熱く述べています。
(55頁~59頁)
「 おそらく日本人は真面目すぎる。
もう少し肩の力を抜かないと息が詰まる。
そしてもう少し自由に生きると良いと思う。
見えない鎖に縛られすぎている。
(中略)
我慢し続けて良いことなどこれっぽっちもないと思う。
自分勝手の自由ではなく、
自らよって立ち、
何ものにも束縛されない真の自由に生きる人間は本当に強い。
心の部屋に清涼な風が吹き込むように、
窓をいっぱいに開けて己がしたいように生きるべきだ。
とにかくいまわの際には、
自分に嘘をついて生きてきた人間は、
必ず後悔することになろう。
転職したいなら、
今すべきである。
新しい恋に生きたいなら、
今すべきである。
世の中に名前を残したいなら、
今からすべきである。
ここまで来ると、
アメリカのオバマ氏の
『yes, we can』
の世界だが、
命の時間は決して長くはない。
毎日無用なストレスにきりきり耐えて、
レールに乗るばかりの人生を送っても、
最後に感じるのは
『己は忠実なバトンランナーであった』
という思いだけであろう。
生命の役割は、
バトンに乗せて思いを次代へつなぐことである。
バトンをつなぐことは大事であるが、
それだけが目的ではない。
バトンをつなぐのに、
どんなすごい走りを見せたのか、
それが次のランナーを励ましもすれば、
テレビの前の観衆をも魅了するのである。
苦しそうな顔をして、
落とさないように落とさないようにおっかなびっくり走って、
すばらしい走りができるだろうか。
胸を張って、
思いに忠実に、
全力で走るからこそ、
皆が感動するのではないだろうか。
(中略)
私もたくさんの人生の最期を見てきたが、
『生涯を愛に生きるため、
新たな伴侶と生きた女性』
『都会での暮らしを捨て、
高原で第二の人生を自然とともに生きることを実践した男性』
『最期の瞬間まで、
自分の作品に心血を注ぎこんでいた男性
(彼の死自体も、彼の作品の新たな一ページとなった)』
そうした彼ら全てが輝いていた。
そこにはほとんど曇りもなく、
死に顔は穏やかで、
実際後悔などほぼなかったのではないかと思われる。
不思議なことに、
忍従に忍従を重ねた人生は、
極めて日本的であることもあり、
皆から尊敬される。
けれども、
実は皆を惹きつけて止まないのは、
『やりたい放題』
の人生である。
真似できないからこそ、
魅了されるのかもしれないが。
もちろんやりたい放題といっても、
人の道にそむくことではない。
けれども社会的な善悪で言うと必ずしも完全な善ではないかもしれないが、
自分の思いに殉じたのであろうそういう人生は、
後ろ指をさされるどころか、
不思議と潔いものでもある。
なので、
自由に生きた人生は皆から尊敬はされないかもしれないが、
愛される。
そして心地良い清涼感を残すものなのである。
(中略)
やりたいことは普段からどんどんやるようにし、
他人に迷惑を(なるべく)かけないという前提で、
もう少し好き勝手に生きてみても良いものと思われる。
(中略)
後悔しない生き方、
それは
『自分を取り戻す』
ことだ。
自分を意識せずとも、
自分を体いっぱいに表現している子供と同じようになれば、
おのずと人生の楽しみを取り戻すこともできると思う。
やりたいことをやらねば最期に後悔する。
やりたいことはさっさとやるべきなのだ。」
『最期に後悔しないためにやりたいことは今からすべきである』
という大津秀一医師の
“伝えたい熱い思い”
がひしひしと感じられます。
この主張に共感を覚えます。
私の
“伝えたい熱い思い”
は、拙著
『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』(Amazon電子書籍・ペーパーバック)
を、読んでいただければわかります。
ぜひ、読んでください。
『あなたには伝えたい熱い思いはありますか?』
『その思いは人を動かすことができますか?』
『本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある』
(著者 吉田浩 講談社)
https://amzn.to/3NdWr7b
「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(著者斎藤一人サンマーク文庫)
https://amzn.to/3p43nf1
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
https://amzn.to/43Id3dY
『死ぬときに後悔すること25』
(著者 大津秀一 新潮文庫)
https://amzn.to/3X7yMtv
『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』
(著者 高原茂 Amazon電子書籍・ペーパーバック)
https://amzn.to/3Plrn8d
【なるごつなる】【ケセラセラ】
【なるごつなる】【ケセラセラ】
『なるごつなる』は、
九州弁です。
『ケセラセラ』は、
1956年公開のアメリカ映画
『知りすぎていた男』
の主題歌です。
意味は、どちらも
『なるようになる』
です。
これは、
『後は野となれ山となれ』
というような、
投げやりな言葉ではありません。
すべては、
『天の配剤』
どおりになる。
だから、
『運を天に任せる』
つまり、
『成り行きに任せるが良い』
ということです。
『人生は、長い長い川を小舟で川下りしているようのものだ』
とイメージしてみてください。
小舟には舵が付いています。
櫂(オール)も付いていますが、
ほとんど使う必要はありません。
舵を使って舳先を前に向けるだけでいい。
要するに、前向きな気持ちでいれば良いのです。
櫂を使ってバタバタしないことです。
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』 (訳者 住友進 サンマーク文庫)
の中でこう述べています。
(67頁~68頁)
「 わたしたちは宇宙の一部です。
私たちの意思は、
宇宙全体の意思の現れでもあるのです。
物事を現実化するメカニズムは、
意思そのものに備わっています。
意思を明確にすれば、
願望は叶います。
あとはエゴを抑えさえすれば、
願望を実現するのに必要な要素や力、
出来事、状況、環境、
人間関係は自然と引き寄せられてきます。
あまり細かな点にこだわる必要はありません。
ばたばたと動きまわっていると、
かえって期待はずれの結果に終わります。
あなたの願望を実現するために、
『すべて』である知性を、
宇宙の活動に同調させてください。」
何もしなくて良い、
というのではありません。
自助努力は必要ですが、
あまりジタバタしない方が良い、
ということです。
流れに身をゆだねましょう。
テレサ・テンさんの曲にあるように、
『時の流れに身をまかせましょう』。
沢田研二さんの曲にあるように、
『時の過ぎゆくままに、この身をまかせましょう』。
美空ひばりさんの曲にあるように、
『川の流れのように、穏やかにこの身をまかせましょう』。
すべては“神の思し召し”です。
“All must be as God will.”
『運は天にあり』
です。
すべてはあるようにあり、
なるようになります。
青山学院大学教育人間科学部教授で哲学者の入不二基義(いりふじ・もとよし)博士は、著書
『あるようにあり、なるようになる――運命論の運命』
(講談社)
の中でこう述べています。
(322頁)
「 『あるようにあり、なるようになる』
からは、
『諦め』
のようなものも感じ取れるし、
その繰り返しの内には
『執拗』
さも、
さらには
『楽観』
も感じ取ることができる。
ここでは、
諦めとは
『明らかにする』
ことでもあり、
執拗とは
『暗闇の中で手探りをやめない』
ことであり、
楽観とは
『屈託の無さ』
である。
この相反するような
『諦め』
と
『執拗』
あるいは
『楽観』
という態度を二焦点としていることもまた、
『あるようにあり、なるようになる』
を、楕円的で拮抗的な運命の表現として相応しいものにしている。
『運命に乗る』ことは、
諦めつつ執拗でもあり楽観的でもあるという拮抗を生き延びることだからである。
こうして、
『あるようにあり、なるようになる』
というタイトルの内に、
本書の全考察を何重にも畳み込んで、
仕舞っておくことができる。」
『あるようにあり、なるようになる』
は意味深長です。
よく噛み締めましょう。
アーノルド・パテント氏は、著書
「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」
(訳=あさりみちこ 徳間書店)
の中で、
流れに身を任せることの大切さを次のように述べています。
(24頁~25頁)
「 エネルギーの流れに順応していれば、
平和な気持ちでいられます。
このときわたしたちは、
万物のなかに存在する、
『宇宙の英知』
に心を開いているのです。
(中略)
〔万能の法則〕
にのっとって生きると、
自分の内外を流れるエネルギーが、
ゆったりと、
のびやかに感じられます。
エネルギーの自由な流れを実感できるのです。
逆に、
〔万能の法則〕
に反する生き方をすると、
自然の流れに逆らっていることになりますから、
苦労や困難を経験します。
どちらを選ぶかは、
もちろんあなた次第です。
ただ、ひとつ心にとめておいていただきたいことがあります。
それは、
『宇宙の英知』
は、あなたが自然の流れに身をまかせて生きるほうを選ぶよう、
つねにみちびこうとしているということです。
それをどうぞお忘れなく。」
『宇宙の英知』
に心を開き、
ゆったり、
のびやかに穏やかな心で生きましょう。
自然の流れに身を任せて生きましょう。
(結論)
すべては、
『あるようにあり、なるようになる』。
運を天に任せましょう。
成行きに任せて生きましょう!
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/462cv4n
『あるようにあり、なるようになる―運命論の運命』
(著者 入不二基義 講談社)
https://amzn.to/43DUzLH
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
https://amzn.to/43YfsRM
【好きこそものの上手なれ】
『好きこそものの上手なれ』
何事によらず好きなことなら、
工夫したり、
努力したりするから上達が早く、
その道の巧者となります。
著作累計330万部を超える、文筆家の千田琢哉氏は、著書
『好きなことだけして生きていけ 人生を後悔しないために必要な49の習慣』(PHP文庫)
の中で、好きなことをすることの大切さについてこう述べています。
(83頁~84頁)
「 私は断言しておきたい。
人は、
好きなことを仕事にして、
毎日幸せを味わうために生まれてきたのだ。
好きなことを選んでやっていれば、
自然に幸せになるようにできているのに、
多くの人たちはその逆をやらかしている。
嫌いなことを選んで安定を取っているつもりが、
結果として不幸になっている。
嫌いなことをイヤイヤやっていると、
周囲にもイヤイヤが伝わる。
結果として、
嫌な空気を周囲に感染させてしまうから、
すべての出逢いを不幸にしてしまっているのだ。
好きなことを仕事にしている人は、
とにかく毎日が楽しい。
自分が心底好きなことだからこそ、
いいパフォーマンスをしたいと能動的になる。
『もっとがんばれ!』
と発破をかけられるまでもなく、
勝手に猛烈にがんばっている。
好きなことに思い切り打ち込んでいると、
周囲にも幸せが伝わる。
結果として、
幸せな空気を周囲に感染させていくから、
すべての出逢いを幸福にしてしまうのだ。」
好きなことをやっていれば、
自然に幸せを感じます。
好きなことを仕事にしましょう。
本田技研工業の創設者、本田宗一郎氏は、著書
『得手に帆あげて』
(三笠書房)
の中で、好きなことを仕事にする重要性について、次のように述べています。
(147頁)
「 自分の得意なものを発見できた人は幸せな人である。
『好きこそ物の上手』
というように、
好きなことをやることは大事なことである。
『餅は餅屋』
というわけで、
好きなもの得意なものさえやっていれば、
途中で難関に遭遇したとしても、
どうにか乗り切っていけるものである。
努力次第では相当に伸びることも可能だ。
私自身も好きな機械いじりを生涯の仕事にしてきたからこそ、
現在があったと思う。
経営者時代の私は暇さえあれば、
研究室で若い人達と一緒に機械と取り組んでいた。
好きなことだから楽しいし、
それに自信があった。」
これからの時代は、
好きなことに取り組むことがますます重要になってきます。
「Dark Horse 『好きなことだけで生きる人』が成功する時代」(著者 トッド・ローズ オギ・オーガス 訳者 大浦千鶴子 解説者 伊藤羊一 三笠書房)
にこう書かれています。
(85頁)
「 あなたが
『好きなこと』
『本当にやりたいこと』 は、
あなた個人の感情面の“核”を成している。
あなたが何を求め、
何を求めないか。
これによって、
あなたという個人が固有の存在として定義づけられるのだ。
あなたの個性が本当に重要であるということを守り抜く唯一の方法は、
あなたが抱く心からの願望を尊重することである。
『自分が本当にやりたいこと』
と実際にやっていることが合致するなら、
あなたの今後辿る道は魅力的で満足のいくものになるだろう。
逆に、
もし『自分が本当にやりたいこと』を誤って判断したり無視したりすると、
あなたの進む道はわびしく退屈なものになるか、
あるいは、
その道を断念することにもなり得る。」
『自分が本当にやりたいこと』
をやることが、
何より大切です。
『好きこそものの上手なれ』
で自分の好きなこと、
自分が本当にやりたいことをトコトン追求しましょう!
(結論)
『好きをトコトン究め、本当にやりたいことを仕事にしよう!』
『好きなことだけして生きていけ 人生を後悔しないために必要な49の習慣』
(著者 千田琢哉 PHP文庫)
https://amzn.to/3N4HFPV
『得手に帆あげて』
(著者 本田宗一郎 三笠書房)
https://amzn.to/3JauDPE
「Dark Horse『好きなことだけで生きる人』が成功する時代」
(著者 トッド・ローズ オギ・オーガス 訳者 大浦千鶴子 解説 伊藤羊一 三笠書房)
https://amzn.to/3X6KAMC
【陰徳あれば必ず陽報あり】
『陰徳あれば必ず陽報あり』
〔出典 淮南子 人生訓〕
という成句があります。
意味は、
『人知れず善行を積んだ人には、よい報いが目に見えて現れる。―広辞苑―』です。
かりに人目につかなくても、良い行いをすれば必ずいつか良い報いがあります。
類句で
『積善の家には必ず余慶あり』
〔出典 易経〕
があります。
英語では、
“Happiness will visit the family who have done good deeds.”
(幸福は善行を積んだ家を訪れる)
と言います。
これらの成句を知ってから、私は陰徳を心掛けるようにしました。
たとえば、ファミレスやコンビニでトイレを利用したとき、洗面周りを拭いたり、鏡を磨いたり、床や便器をキレイにしたり、しています。
ディスカウントストアの外にショッピングカートが放置してあれば中にいれています。
公園や家の周りのゴミを拾っています。
ここで大切なことは、陽報を期待して行なうのではない、ということです。
英国の諺にこうあります。
“Emolument is not object to me.”
(報酬は私の目的ではない)
ただ単に、気持ちがいいから行なうだけです。
その良い気分が良い波動となって良い出来事を引き寄せます。
つまり、
陽報は結果であって目的ではない、
ということです。
パッションジャパン株式会社COOで、作法家の三枝理枝子さんは、著書
『人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか』
(公益財団法人 モラロジー道徳教育財団)
の中で陰徳について、こう述べています。
(56頁)
「 陰徳を行なうとは、わかりやすく言えば
『自分を慎む』
ことです。
『慎』 という字は、『心』 を表すりっしんべんに 『真』 の字が組み合わさってできています。
自宅謹慎などという熟語のイメージから、慎むとは、悪い行いの罰として行動を控えることだと誤解している方があるかもしれません。
本当の 『慎む』 とは、
静かに内面を掘り下げて本当の自分を知ること、
気づいていなかった『新しい自分』に出会うこと
だと私は解釈しています。」
陰徳を心掛ければ、
『本当の自分』
『己の魂(スピリット)』
に出会えます。
『天に眼』
『天の配剤』
という成句がありますが、誰も見ていなくても、『天』と『己の魂』 は見ています。
『陰徳あれば必ず陽報あり』
という成句をあなたの
『座右の銘』
に加えてみませんか?
(結論)
『人知れず善行を積もう!』
『人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか』
(著者 三枝理恵子 モラロジー道徳教育財団)
https://amzn.to/3qFypdk
【すべてはうまくいっている❗】
『すべてはうまくいっている!』
この言葉は、精神科医の越智啓子さんが、著書
『あなたのまわりに奇跡を起こす 言葉のチカラ』(青春出版社)
の中で
“魂を動かす最強の言葉”
として提唱しています。
171頁~173頁にこう書かれています。
「 まず最初に浮かんでくる最強の言葉は、
この 『すべてはうまくいっている!』 です。
般若心経をひと言で言うと、
『すべてはうまくいっている!』
です。
チベットやネパールに行っても、
『オンマニぺメフン』
を繰り返し唱えるCDが売られていて、
その意味は、
『すべてはうまくいっている!』
です。
(中略)
この魔法の言葉
『すべてはうまくいっている!』
を口癖にして、
潜在意識にしっかりとインプットできると、
人生観がガラリと変わって自然にポジティブになります。
どんなことが起きても、すぐには落ち込まなくなります。
たとえ落ち込んでも、
『これにも意味があって、きっともっと幸せになるための出来事に違いない』
とおめでたく考えられるようになります。
(中略)
試しに口ずさんでみてください。
『すべてはうまくいっている!』
『うまくいっている!』
と断言するところが、
なんとも言えない安心感があふれ出ていて、
大変心地いいのです。
この言霊をいつも口癖のように言っていると、
自然に潜在意識に刷り込まれて、
しっかりと世界観がおめでたくなってきます。
そのおかげで、
どんなことが起きてもしっかりと受け止めることができて、
さらに前進できるようになります。
(中略)
そして、私自身の人生も、本当に毎日すべてはうまくいっています!
今日から、
あなたの人生もこれからずっと
『すべてはうまくいっている』
の流れに変わります。
最強の魔法の言葉を、ぜひあなたの世界観に入れてみてください。
人生がパッと明るく楽しくなってきます。
私が自信を持ってお勧めできる言霊のナンバーワンです。」
これを読んでから私は早速、
『すべてはうまくいっている』
という言葉を付箋に書いて冷蔵庫の扉に貼りました。
毎日眺めて唱えています。
越智啓子さんが述べていることは本当です。
この言葉を口癖にしたら自然にポジティブになり、
なんとも言えない安心感があふれ出て、
大変心地いいのです。
以前にも増して気持ちが前向きになりました。
あなたもぜひ、
『すべてはうまくいっている!』
を口癖にして、
おめでたい世界観を味わってください。
実は、
『すべてはうまくいっている』
は宇宙真理です。
生物の進化、
人類の進歩、
精神文化の進展と物質文明の発展をみれば “自明の理” です。
宇宙は進化・向上しています。
すべてはうまくいっています。
(結論)
『すべてはうまくいっている!』 を口癖にしよう❗
『あなたのまわりに奇跡を起こす 言葉のチカラ』
(著者 越智啓子 青春出版社)
https://amzn.to/3ClocWl
【失敗は成長の糧】
『失敗は成功のもと』という諺があります。
「失敗すれば、方法の誤りなど失敗の原因もわかるので成功へ一歩近づくことになる。―大辞林―」
という意味です。
英語では
“Failure teaches success.”
(失敗は成功を教える)
といいます。
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(住友進=訳 サンマーク文庫)
の中で、失敗についてこう述べています。
(29頁)
「 失敗とは、何かを創造するための踏み石です。
失敗することで、目標は遠ざかるのではなく、以前よりはるかに近づいてくるのです。
実際には、失敗など存在していません。
私たちが失敗と呼んでいるものは、実は、ものごとの修正の仕方を教えてくれる大切な仕組みにほかならないのです。」
厳密に言えば、失敗は存在しません。
これについて、斎藤一人さんは、著書
「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(サンマーク文庫)
の中で、次のように述べています。
(27頁~28頁)
「 『失敗したらどうするんですか?』
っていうと、
失敗したら
『これじゃダメだ』
ということがわかったって思えばいい。
それも成功なの。
ようは、人間の魂的に言えば、
失敗はないんです。
ただ経験しただけなんだよね。
『こういうことをしたらこうなった』
という経験をしたにすぎないの。」
“失敗は成功の母”です。
自己意識を進化・向上させるための踏み石です。
このことについて、文学博士でカンボジア大学総長、政治学部教授の深見東州氏(本名 半田晴久さん)は、著書
『強運』
(たちばな出版)
の中でこう述べています。
(18頁)
「 幸運に恵まれている人間というのは、根が明るい。
人生を深刻ぶってジメジメ考えない。
そして、なんでもかんでも自分のプラスになるよう考えるのが得意という人が多い。
『失敗しても、それは次回大きな成功を得るための貴重な体験』
ぐらいにとらえ、
文字どおり
“失敗は成功の母”
と考える。
つまり、
どんなことでも、
自分が人間として、
大きく成長していくための
“スプリングボード”(跳躍台)
としてしまうのだ。
こうすることで不思議なことに失敗は失敗でなくなり、
すべてが成功への糧となってしまう。
実際、成功者というのはこのパターンの中で生活している。」
三者の意見を統合すると、
『失敗は存在しない』
ということになります。
マザー・テレサは、
『愛の反対は憎しみではなくて、無関心である』
という名言を残しています。
これを模して言えば、
『成功の反対は失敗ではなくて、何もしないことである』
と言えます。
経験を沢山積み、
大いに魂を成長させましょう。
(結論)
『失敗は成長の糧となる。
積極的に行動し、
経験を積み、
自己意識を進化・向上させよう!』
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3X2L9af
『強運』
(著者 深見東州 たちばな出版)
https://amzn.to/3qIpbNt
【外界は己の内面を映し出す鏡】
【外界は己の内面を映し出す鏡】
成句に
『人を以て鑑と為す』
『人こそ人の鏡』
というのがあります。
意味は、
『他者の言動は自分の内面を映す鏡のようなものである。自分を戒める材料とせよ』
です。
外界は己の内面を映し出す鏡です。
これについて、ディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』
(住友進=訳 サンマーク文庫)
の中でこう述べています。
(40頁~41頁)
「『わたしは、それである』とは、
世界のなかのあらゆるものを観察して、
自分のもうひとつの姿がそのすべてのなかに映し出されていると気づくことなのです。
あなたとわたしは同じであり、
すべてのものが同じです。
わたしは 『それ』 であり、
あなたも 『それ』 であり、
すべてのものが 『それ』 なのです。
誰もが他者を映し出している鏡です。
わたしたちは他人のなかに自分の姿が映し出されていることに気づかなくてはいけません。
これを 『関係の鏡』 と呼びます。
関係の鏡を利用して、
『すべて』
である自己を見つけ出すのです。
(中略)
あらゆる人間関係の鏡を通し、
わたしたちは自分の知覚が拡大されていくのに気づきます。
あなたが好きな人も、
嫌いな人も、
同じように自分自身を映す鏡です。」
外の世界は内界(心の中の世界)を映し出す鏡です。
アーノルド・パテント氏は、著書
「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」
(訳=あさりみちこ 徳間書店)
の中で 〈鏡の法則〉 について次のように述べています。
(92頁~94頁)
「 あなたの目に映るもの、
あなたの感じるものはすべて、
あなた自身の意識の投影である。
ということです。
わたしは、
これを 〈鏡の法則〉 と呼んでいます。
この法則が具体的にどんなふうに機能しているのか、説明してみましょう。
人生には、
たくさんの出会いがありますが、
あなたが出会う人はみんな、
あなたの一部分を、
あなたに見せてくれているのです。
あなたには、
こんなところがありますよ、
と教えてくれているのです。
人生で起こる出来事も同じです。
あなたの身に起こる出来事はすべて、
あなた自身の一部分を物語っているのです。
自分ではまったく意識していないかもしれませんが、
だれかがあなたに向けてくる気持ちはすべて、
あなた自身の心にある気持ちなのです。
わたしたちは、
いうなれば、
鏡だらけの教室で勉強しているようなものです。
いつも鏡にかこまれているなんて、
あまりぞっとしない話かもしれません。
そんなの悪夢じゃないか――!
あなたが悲鳴をあげたくなる気持ちもわかります。
けれども、
真実をいえば、
〈鏡の法則〉 は、
宇宙からわたしたちへの、
実にありがたいプレゼントなのです。
考えてもみてください。
だれかにその人の状態を教えてあげるのに、
実際に行動で示すという方法以上に、
わかりやすい方法があるでしょうか?
人間は自分自身について知れば知るほど、
人生についてさらに多くの発見をするのですから。
鏡にかこまれているということは、
すなわち、
自分に起こる出来事はすべて、
自分の意識の状態が、
自分自身にはねかえったものだということを意味します。
とすると、
自分に起こる出来事のレベルを高めたいなら、
自分の意識状態を高めればいい、
という結論になります。
となれば、
当然つぎのような疑問がわいてくるでしょう。
『どうすれば、
自分の意識状態を高められるのだろうか?』
いったいなにが意識レベルを決定するのでしょうか――?
それはズバリ
『愛の大きさ』
です。
あなたが、
どれくらい自分を、
そして人を愛しているかです。
これが、
そっくりそのまま出来事に反映されているのです。
ですから、
どんなに大勢の人が関係していようと、
究極的な意味では、
どんな出来事も、
自分に起こる出来事はすべて、
『自分ひとりの出来事』
なのです。
『自分と自分の心』
とのあいだの出来事なのです。
これは、
なかなか理解しにくいコンセプトかもしれませんが、
いったんこれをのみこみ、
この法則がいかに画期的であるかに気づくと、
あなたの人生はぐっとシンプルになります。
自分を愛することも、
ほかの人を愛することも、
いまよりはるかに容易になります。
わたしは、
宇宙を 『最高の教師』 と見なしています。
その教えは徹頭徹尾、
一貫していて、
あやまりがなく、
いつも明確です。
まわり道もありません。
〈鏡の法則〉 は、
宇宙がわたしたちに効果的に教えるために採用した
『メソッド』
なのです。
この法則のしくみを理解し、
さらにそれを有効に活用できる人は、
『宇宙の学校』
の上級課程を修了したといっていいのです。」
鏡に映っているものを変えるためには、
己の内面を変えなければなりません。
内面を変えるのは思考ではありません。
理性には限界があります。
鍵は霊性です。
己の内面を変えるためには霊性意識の発現が肝要です。
霊性心を煥発するには、
何より瞑想です。
瞑想を日課として霊性意識を発現すべく、
地道な努力を続けましょう❗
(結論)
『霊性心を発現し、人生を思い通りに変えよう❗』
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3p2mFBu
「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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【たまにはボーッとしてみる】
たまにはボーッとしてみましょう!
なぜなら、左脳を休ませることによって心の健康が維持でき、さらに閃きやアイデアが生まれやすくなるからです。
早稲田大学スポーツ科学学術院准教授で精神科医の西多晶規医学博士は、著書
『ぼんやり脳!』
(飛鳥新社)
の中でこう述べています。
(2頁~4頁)
「 じつは、脳をすこやかに維持するには、
『何もせずにボーッとしている時間』
が必要不可欠だったのです。
これは最新の脳科学によりわかってきた成果です。
わたしたちが脳の力を引き出していくためには、
『常に何かをして脳を働かせること』
よりも
『頭をぼんやりさせる時間をちゃんととること』
のほうがずっと大事だということが、明らかになってきたのです。
実際に、ボーッとしているときには、意識的課題を行なっているときの15倍ものエネルギーが脳内において使われていることが明らかにされています。
脳にとっては
『何かをすること』
よりも
『ぼんやりすること』
のほうがずっと重要だったのです。
(中略)
日々の生活の中でこの
『ぼんやりモード・ネットワーク』
を上手に働かせていると、さまざまな面において脳の力が効率よく発揮され、次のような多くのメリットがもたらされます。
・ひらめきやアイディアが生まれやすくなる
・仕事の作業効率が上がる
・記憶力などの能力がアップ
・人間関係などの悩みやストレスの解消
・今の自分が 『やるべきこと』 がわかる
・人生や生活の軌道修正ができる 」
このようにボーッとすることは、非常に重要です。
では如何にしてボーッとすればよいのでしょうか?
西多晶規博士は、同書の中でこう述べています。
(91頁~93頁)
「 あまり頭を使わないで済むような単純作業を行なって、手を動かしたり体を動かしたりしていると、気がまぎれて
『不安』
『不満』
『怒り』
『悲しみ』
などの感情に囚われるのを防ぐことができるんですね。
(中略)
うまく気をまぎらすには、
『あまり考えずに済んで、なおかつ、いつのまにか入り込んでしまうような作業』
を行なうのがポイントです。
たとえば、
本棚の本を並べ直したり、
引き出しの中をきちんと片付けたり、
お風呂をすみずみまで掃除したり、
靴をピカピカに磨いたり、
キッチンをきれいに磨き上げたり
するのがおすすめです。
(中略)
同じ 『ぼんやり』 でも、
『何もしないぼんやり』 と
『単純作業のぼんやり』
のふたつのタイプがあるということになりますね。
どうせなら、普段は
『何もしないぼんやり』
を習慣にするようにして、心が不安定になっているときは
『単純作業のぼんやり』
をやってみるといったようにうまく使い分けていくようにするといいでしょう。」
瞑想ジョギングや入浴でボーッとするのもオススメです。
『湯上がりの 気持ちを欲しや 常日頃』 (曲亭 馬琴)
この心境を大事にしましょう。
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』
(渡邊愛子訳 角川文庫)
の中で、
宇宙意識と繋がるための方法について、
次のように述べています。
「 純粋な可能性の場にアクセスするもう一つの方法は、
『判断しない』
ことの実践です。
ここでいう 『判断』 とは、
物事を正しい・間違っている、
良い・悪いなどと、
絶え間なく評価することです。
あなたが絶え間なく評価したり分類したりレッテルを貼ったり分析しているとき、
あなたは自分の内なる対話にたくさんの荒波を作り出しています。
この荒波は、
あなたと純粋な可能性の場の間のエネルギーの流れを抑制してしまいます。
あなたは、考えと考えの間の
『すき間』(ギャップ)
を文字どおりつぶしてしまうのです。
このギャップが、
あなたと純粋な可能性の場を結ぶ連絡通路です。
それが純粋意識の状態、
考えと考えの間の静かな場所、
あなたを真の力につなげてくれる内なる静寂なのです。
(中略)
単に
『これからの二時間、私は何も判断しない』
とか
『次の一時間、私は判断しない状態を経験しよう』
と自分に宣言するのが良いかもしれません。
そして徐々に時間をのばしていけば良いのです。」
たまにボーッとしてみることによって、
宇宙意識に繋がりやすくなり、
ひらめきやアイデアが得られます。
『今、何を為すべきなのか』
がわかるようになります。
左脳を休ませることで右脳が活性化し、
感性が研ぎ澄まされ、
直感が鋭くなり、
知的直観(インスピレーション・閃き・天啓)
を得ることができるようになります。
ということで、
結論はこうなります。
(結論)
『たまにはボーッとしてみよう!』
『ぼんやり脳!』
(著者 西多昌規 飛鳥新社)
https://amzn.to/3N2G9h1
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/42Dhe9I
【闇を見るな、光を見よ❗】
『闇を見るな、光を見よ❗』
物事には二面性があります。
ネガティブ面を見るのではなくて、ポジティブ面を見ることが大切です。
たとえば、世の中の暗い面を見るのではなくて明るい面を見ましょう。
悪に頓着せず、善なるものに関心を寄せましょう。
具体的には、ネガティブなニュースに頓着せず、ポジティブな情報に関心を示しましょう。
チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(上)』
(サンマーク文庫)
の中でこう述べています。
(151頁)
「 あなたが関心を抱いたものはすべて、現実に向かって動きはじめるのです。
逆に、関心を失ったもののエネルギーはすべて、衰えていきます。」
ポジティブな情報に関心を向けているとポジティブな出来事を引き寄せます。
ネガティブな情報に頓着しなければ、心はいつも穏やかです。
『ザ・シークレット』
(ロンダ・バーン著 訳=山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店)
の229頁にこう書かれています。
「 反戦運動をすると戦争をさらに増大させます。
麻薬撲滅運動も実際に麻薬を増加させました。
それは、私達が望まないもの、麻薬に焦点を合わせたからです」
ネガティブなものに焦点を合わせないようにしましょう。
人に対しても、できるだけポジティブ面を見ることが肝要です。
欠点を指摘するのではなくて、長所を探して褒めましょう。
個性(天性)を伸ばしてあげましょう。
人は欠点ばかりを指摘されると萎縮してしまいます。
逆に長所を褒められるとモチベーションが上がり、元気が出ます。
要するに、
『批評家になるな、賞賛家になれ!』
ということです。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『物事のポジティブ面に着目しよう❗』
『ゆだねるということ(上)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3J5NxHr
『ザ・シークレット』
(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店)
https://amzn.to/3qzRU7l
【北風になるな、太陽になれ❗】
【北風になるな、太陽になれ!】
この世には、“闇”が存在しています。
しかし、“闇”に北風を吹かせても意味がありません。
“闇”が最も怖れるものは太陽です。
同様に、“悪”を批判しても“悪”はなくなりません。
『悪』 が最も怖れるのは、『愛』 が世界に広まることです。
『ザ・シークレット』
(ロンダ・バーン著 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店) にこう書かれています。
(230頁)
「 マザー・テレサは聡明でした。
彼女は
『戦争反対の集会には出席しません。
平和のための集会を開くのでしたら、私を招待して下さい』
と言っていました。
彼女は 『秘密』 を理解していたのです。
彼女がこの世で為し遂げた事を見て下さい。」
マザー・テレサは“悪”に頓着しませんでした。
なぜなら、ネガティブなものに関わることのマイナス面を理解していたからです。
そもそも、本質的には“悪”は存在しないとみることもできます。
平家物語・大臣殿被斬にこうあります。
「 善も悪も空なりと観ずるが、まさしく仏の御心にあひかなふことにて候ふなり」
意味は、「善も悪も実体のない仮の姿であると悟ることが、まさしく仏のお心にかなうことであるのです。―旺文社 全訳古語辞典―」 です。
善悪を決めつけない事の大切さをディーパック・チョプラ博士は、著書
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』 ( 訳者 住友進 サンマーク文庫)
の中でこう述べています。
(35頁)
「 ものごとをつねに善か悪か、正か否かに分類しなくなれば、意識はもっと穏やかになっていきます。
判断という重荷を捨て去った瞬間、心のなかで交わされる対話はもっと穏やかになり、無心の境地(思考と思考の合間)にもずっと簡単に入っていけるようになるのです。
定義、レッテル貼り、説明、解釈、評価、分析、判断などをやめることが大切です。
このようなことをすれば、心のなかで騒がしい対話が始まってしまいます。」
私たちが為すべき事は、悪を批判することではなくて、愛を広めることです。
(結論)
『北風になるな、太陽になれ❗』
『ザ・シークレット』
(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店)
https://amzn.to/3oSJ9oe
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3NjArJ3
【人生は感動だーー❗❗】
【人生は感動だーー‼】
人生を実り豊かにするものは、
『感謝』
『感激』
『感動』
『歓喜』
です。
心の琴線に触れる言葉や文章に出合ったとき、人は感動し魂を揺さぶられます。
コピーライター・作詞家で上智大学非常勤講師の佐々木圭一氏は、著書
『伝え方が9割』
(ダイヤモンド社)
の中で、感動したエピソードを次のように述べています。
(144頁~148頁)
「 ギャップ法を使用したコトバで、私が最も心ふるえたものをここで紹介します。
これは、アメリカのボブ・ムーアヘッドという牧師さんがオリジナルを書き、ネット上で広まり都市伝説のようになった文章です。
数々のギャップ法が連続し、これでもかというくらい心が揺さぶられまくります。
私も、はじめて読んだときはあまりの感動に、しばらく動けませんでした。
とにかく見てください。
『この時代に生きる 私たちの矛盾
ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
お金を使ってはいるが 得る物は少なく
たくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている
家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりもない
たくさんの学位を持っても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない
専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが 健康状態は悪くなっている
飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し 笑うことは少なく
猛スピードで運転し すぐ怒り 夜更かしをしすぎて 起きたときは疲れすぎている
読むことは稀で テレビは長く見るが 祈ることはとても稀である
持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている
喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる
生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
長生きするようになったが 長らく今を生きていない
月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない
世界は支配したが 内世界はどうなのか
前より大きい規模のことはなしえたが より良いことはなしえていない
(中略)
忘れないでほしい 愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ
忘れないでほしい すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることのできるこの唯一の宝物には 一円もかからない
忘れないでほしい あなたのパートナーや愛する者に
『愛している』
と言うことを 心を込めて
あなたの心からのキスと抱擁は傷をいやしてくれるだろう
忘れないでほしい
もう逢えないかもしれない人の手を握り
その時間を慈しむことを
愛し 話し あなたの心の中にあるかけがえのない思いを分かち合おう
人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない
どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ』
ボブ・ムーアヘッド原作
佐々木 圭一 訳
」
いかがですか?
感動したでしょ?
私は、感涙にむせびました❗
私が感動した言葉は、ヘレン・ケラーの名言です。
「 私はいま幸福の絶頂におります。
毎日が充実しています。
私の三重苦の障害は、神様が私に授けてくれた運命です。
この障害のおかげで、私は外部からの妨害や悪い影響などをいっさい受けることなく、積極的に考えて生活することができるのです。
障害は神様からの恩恵であり、私はこの運命に対し、心から感謝しております。」
〔『楽天主義』(訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)96頁~97頁より引用〕
感動するものは、言葉だけではありません。
風景、絵画・音楽などの芸術、心のふれあい、香り、味、共感、陶酔、法悦、エクスタシー、偉大なものに対する畏敬の念、etc.
感動するものはすべて、あなたの人生を豊かにします。
たくさん感動し、実り多き人生にしましょう。
(結論)
『人生は感動だーー❗❗』
『伝え方が9割』
(著者 佐々木圭一 ダイヤモンド社)
https://amzn.to/3CnxGjU
『楽天主義』
(著者 ヘレン・ケラー 訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)
https://amzn.to/3WWtL75
【天風哲学を学ぶ】
【天風哲学を学ぶ】
『運命を拓く 天風瞑想録』 (中村天風著 講談社文庫)は、私にとっての聖書です。
日本人の教典にすべき不朽の名著であると認識しています。
根拠は三つあります。
① 日本を代表する名経営者である松下幸之助氏(パナソニックの創設者) 、稲盛和夫氏(京セラ創業者)、永守重信氏(日本電産創業者)が、中村天風師を師と仰いでいる。
大リーグで活躍中の大谷翔平さんも 『運命を拓く』を精読しているそうです。
② 『運命を拓く』は、編集に当たった天風会員の堀尾正樹氏が十五年かけて心魂を注いでまとめ上げた渾身の作品である。
天風師の語り口、迫力、感化力、が見事に表現されていて、行間に情熱が溢れている。
③ 天風哲学は理屈をこねくり回した訳のわからない哲学ではなくて、実生活に役立つ実践哲学であり、百年以上の伝統と実績を誇る。
天風哲学の教義は極めてシンプルです。
『運命を拓く』から抜粋すると次のようになります。
心を絶対的に積極化し、精神態度を本来あるべき姿に即応させること。
人生は心一つの置きどころ。
人間の心で行なう思い方、考え方が、人生の一切を良くもし、悪くもする、というのが人生支配の根本原則である。
天風教義の目的は、どんな場合にも、たとえば身に病があろうが、なかろうが、運命が良かろうが、悪かろうが、その他の人生事情のいかんにかかわらず、いつも一切に対して、その心の力で、苦を楽しむの境涯に活きる活き方をすることにある。
これが第一義的の活き方なのである。
この本の77頁~78頁に天風哲学の真髄が書かれています。
「 天風哲学は、たとえ人生に苦難や苦痛はあろうとも、それを心の力で喜びと感謝に振り替えていくのである。
心が積極的になれば、振り替えることが出来るのである。
振り替える方法をいつも教えているではないか。
天風哲学が、世界的にユニークであるというのはここであり、同時にここが最も重要な点である。
であるから天風哲学は、神秘的な宗教的な信仰で導くような、価値のない教え方を断じてしないのである。
どこまでも真理そのもので導いていく努力をしているのである。
『いかなる場合にも、常に積極的な心構えを保持して、堂々と人生を活きる』
ここに天風哲学の最も重点が置かれていることを忘れてはいけない。
さらにわかりやすくいえば、腕に自信のある船乗りは、静かな海より、荒波を乗り切る航海の方が張り合いがあるという。
これと同じく、病や苦難から逃げたり、避けたりせず、『矢でも鉄砲でも持ってこい』 と、苦しみ、悲しみに挑戦し乗り越えていき、自分の力でこれを打ち砕いていく気持ちになれ、というのが、天風哲学の真髄である。」
さらに、この本の238頁に『本当の幸福とは何か』 が書かれています。
「 本当の幸福とは、自分の心が感じている、平安の状態をいうのだ。
いくら心身統一法を何十年やっても、幸福は向こうから飛び込んで来るのではない。
自分の心が、幸福を呼ばなければ、幸福は来やしない。
だから、現在の生活の状態、境遇、環境、職業、何もかも一切のすべてを、心の底から本当に満足し、感謝して活きているとしたら、本当にその人は幸福なのである。」
天風哲学はシンプルでわかり易いのですが、非常に奥が深いです。
繰り返し呼んでいますが、読むたびに新たな気づきがあります。
一生読み続けるつもりです。
あなたにも熟読玩味をお奨めします。
(結論)
『運命を拓く』を繰り返し読もう!
『運命を拓く 天風瞑想録』(著者 中村天風 講談社文庫)
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【成功ではなく、成長を目指す】
【成功ではなく、成長を目指す】
“成功”ではなくて、“成長”を目指しましょう。
なぜなら、成功とは、“目的”ではなくて“結果”だからです。
成功は充分に成長した結果、手に入るものです。
まず、成長することが先決です。
多摩大学大学院教授の田坂広志博士は、著書
「 逆境を越える 『こころの技法』 」(PHP文庫)
の中でこう述べています。
(36頁~38頁)
「 人生において、何かの目標を持ち、その達成を目指し、思いを込め、力を尽くして歩むならば、我々は、必ず、『成長』 していけます。
どのような苦労や困難も糧として、一人の職業人として 『成長』 していけます。
一人の人間として『成長』していけます。
その 『成長』 は、必ず、約束されているのですね。
(中略)
我々が、『成功』 だけを目指して歩むかぎり、人生の出来事は、成功という 『良きこと』 と、失敗という 『悪しきこと』 に分かれてしまいます。
そして、不幸にして、その失敗という 『悪しきこと』 に直面したとき、我々の心は挫けてしまいます。
しかし、『成功』 とともに、『成長』 を目指して歩むならば、人生の出来事は、それが、どれほどの 『失敗』 であっても、どれほどの 『逆境』 であっても、我々が、人生に 『正対』 する心の姿勢を失わないかぎり、必ず、それを 『成長』 に結びつけていくことができるのです。
そして、そのことを通じて、『失敗』 や『逆境』 を、『良きこと』 へと転じていくことができるのですね。
(中略)
何があろうとも、人生において 『成長』 は約束されています。
『成長』 していくための 『こころの技法』を摑んでいれば、いかなる 『逆境』 がやってきても、それを糧として、我々は 『成長』 していけるのですね。」
成長することに価値を置くことの大切さを理解していただけたでしょうか?
ディーパック・チョプラ博士は、著書
『富と成功をもたらす7つの法則』 (渡邊愛子訳 角川文庫)
の中で、結果に執着しないことの重要性についてこう述べています。
(107頁)
「 『手放す法則』 では、物質的宇宙で何かを手に入れるには、手に入れたいものへの執着を手放さなければならないと言っています。
これは、あなたの願望を創り出している意図そのものを手放すという意味ではありません。
意図は手放しませんし、願望をあきらめるわけでもありません。
結果に対する執着を手放すということなのです。
これは非常にパワフルな方法です。
あなたが結果に対する執着を手放した瞬間、第五章でお話しした 『一点集中した意図』 と、この 『手放した状態』 を同時に兼ね備えることによって、あなたは願ったものを手に入れるのです。
あなたが望むどんなものでも、執着を手放すことによって手に入れることができます。
なぜなら、手放すことは真のあなたのパワーへの揺るぎない信頼にもとづくものだからです。」
成功に対する執着を手放しましょう。
『人事を尽くして天命を待つ』
の諺のごとく、私たちにできることは、最善を尽くすことだけです。
運を天に任せましょう。
人生は、
『結果がすべて』
ではなくて、
『成長のプロセスがすべて』
です。
私に関していえば、今まで何かを成し遂げたとは言えません。
しかし、成長しているという確信はあります。
ということで、結論はこうなります。
(結論)
『成功ではなく、成長を目指そう!』
「逆境を越える『こころの技法』」(著者 田坂広志 PHP文庫)
https://amzn.to/45THUG9
『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/43tG6C0
【人生の意味・目的】
【人生の意味・目的】
『人生の意味・目的』を知るためには、まず『人間とは何か?』を知る必要があります。
『人間とは何か?』を知るためには、『宇宙とは何か?』を知る必要があります。
『宇宙とは何か?』は、形而下学(physical sciences)ではわかりません。
つまり、物質科学で解明することはできません。
形而上学(metaphysics)を学ぶ必要があります。
チョプラ哲学を学びましょう❗
『宇宙とは何か?』
『人間とは何か?』
『人生の意味・目的とは何か?』
の答えは、チョプラ博士の著書の中にあります。
ぜひ、読んでください。
お願いします。
『ゆだねるということ(上)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3I52wB3
『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3VUrqca
【広量な人格者、狭量な小人物】
【広量な人格者、狭量な小人物】
人格者を目指しましょう。
なぜなら、立派な人格を備えていれば、多くの人に模範とされ、敬愛されるからです。
逆に度量の狭い小人物は敬遠されます。
作家でシラキュース大学教授のジョージ・ソーンダーズ氏は、著書
『人生で大切なたったひとつのこと』
(訳者 外山滋比古・佐藤由紀 海竜社)
の中で、寛容で思いやりがあり、愛情深くなることの大切さを次のように述べています。
(50頁~52頁)
「 わたしの考えでは、あなた方の人生はより思いやりにあふれ、より愛情深くなる道筋をたどっていくのですから、そのときを待つのではなく、急いでください。
速度を上げていってください。
いますぐ始めてください。
わたしたちはみな、自分勝手というややこしい考え、いや病気をもっています。
でも、治療法もあります。
善良なひと、自ら働きかけるひとになってください。
もっといえば、自分で自分を治療しなくてはならない、危ない患者のようなものだと思って、これからの人生で自分勝手を治すもっとも効果のあるクスリを精力的に探してください。
どうすればもっとやさしいひとになれるか、どうすれば心を開いて、もっとも愛情があって、寛容で、何をも恐れない自分を引き出せるのか、答えをみつけ、そういうひとになることにくらべたら、ほかのことなど意味がない、とでもいうように、追い求めてください。
なぜなら、実際、それ以外のことは意味がないからです。」
人生で大切のことは、思いやりがあり、寛容で、愛情深くなることです。
度量の大きい人格者になりましょう。
作家・経営コンサルタントのスティーブン・R・コヴィー博士は、全世界三千万部超の大ベストセラー著書
『7つの習慣』
(訳者 ジェームズ・J・スキナー 川西 茂 キングベアー出版)
の中で、『人格主義の回復』 の重要性を次のように述べています。
(8頁~9頁)
「 『成功』 についての書物を二百年分さかのぼってみると、その中に驚くべき傾向が隠されていることが分かった。
最近の五十年間の成功に関する文献の内容は、自分自身の抱えていた問題や仕事で接してきた人たちの心の痛みを考えると、それはその場しのぎの表面的で薄っぺらなものにすぎないということだった。
これらの文献は成功するためのイメージのつくり方、テクニック、あるいは応急処置的な手法を説明しているだけだったのである。
鎮痛剤やバンドエイドのように上辺の症状に対応し、その問題を解決しているかのように見えるが、それは一時的なものにすぎず、その問題のもとにある慢性的な原因には全く触れていない。
そのため、その問題が何度も再発することになるのだ。
こうしたアプローチを個性主義と呼ぶことにした。
その一方、はじめの百五十年間の文献はそれとは著しく対照的なものであり、人格主義と呼べるものであった。
これらの文献には、誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律などが成功の条件として取り上げられていた。
なかでもベンジャミン・フランクリンの自叙伝は代表的なものであり、ひとりの人間がいくつかの原理原則を自分自身の人格に深く内面化させようとする努力の物語であった。
この人格主義では、『成功』 といわれるような人生には、その裏付けとなる原理原則(以下、原則と呼ぶ)があり、その原則を体得し人格に取り入れる以外に、人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れる方法はないと教えている。」
真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れるために人格を磨きましょう。
鍵は、『親切』 『真心』 『向上心』 『誠意』 『共感』 『感謝』 『寛容』 『謙虚』 『勇気』 『情操』 です。
『人格主義』 について、倫理用語集はこう説明しています。
「 人格の尊厳を認め重視する立場のこと。
カントはルソーから 『人間を尊敬すること』 を学んでこの立場を確立し、後世に大きな影響を与えた。
カントは、個人的な幸福の追求は道徳的ではないが、個人がたがいの人格の尊厳を尊重しあう場合には、少なくとも幸福に値(あたい)する人になることができると考えた。
『幸福を求めるのではなく、幸福に値するものとなれ。』 」
人格を磨き、幸福に値する人になりましょう。
(結論)
『広量な人格者を目指しましょう!』
『人生で大切なたったひとつのこと』
(著者 ジョージ・ソーンダーズ 訳者 外山滋比古・佐藤由紀 海竜社)
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『7つの習慣』
(著者 スティーブン・R・コヴィー 訳者 ジェームス・J・スキナー 川西茂 キングベアー出版)
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【喜んでなんぼ喜ばせてなんぼ】
【喜んでなんぼ喜ばせてなんぼ】
人が喜んでなんぼ、人を喜ばせてなんぼです。
人を喜ばせると自分が幸せになります。
相手が喜べば、自分も嬉しくなります。
積極的に相手を喜ばせましょう。
斎藤一人さんは名著 『愛される人生』(KKロングセラーズ 新書版)のなかで、
「 私自身は、人を喜ばせる以上の楽しみは 『ない』 と確信してるんです。
実際に自分がやってみての感想だよ。」 (22頁)
と述べています。
この本は珠玉の名言の宝庫です。
私のお気に入りの一冊です。
この本の中から、『人を喜ばす』 ことに関する斎藤一人さんの名言を紹介します。
「 自分がしあわせになれないでいるとき。
自分の心がしあわせを渇望して、『自分のしあわせって、どこにあるんだろう』とか、考えているとき。
そんなときは、
『どうしたら、あの人は喜ぶだろうか』
『どうしたら、この人はしあわせになるだろうか』
そんなふうに、人のしあわせを考えてみたらどうだろう。」(11頁~12頁)
「 『この人を喜ばせたいんだ』 って、人をほめるんだとしたら、そのときも四割乗せて、美化してほめてあげる。
そうすると、喜ばれるんです。」
(14頁~15頁)
「 人間って、おもしろいもんでね。
相手が喜んだとき、自分もうれしくなっちゃう、という“法則”があるんです。
人間の脳というのは、人が喜ぶことをやって、自分という存在が人に喜ばれたとき、ものスゴくしあわせを感じる。
そういう仕組みになってます。」(16頁)
「 人生って、不思議です。
『自分の人生、つまんないな』
『オレって、ついてないな』
といってた人でも、人を喜ばす人生を歩きだすと、展開がすごい違ってきちゃう。
人生が急に輝きだす、っていうのかな。」(19頁)
「 人を喜ばすって、みんなが思ってるほど、難しいことじゃないんだ。
たとえば、女性に『いつも、キレイだね~』って、いってあげたっていいし。
外で食事をしたとき、お店の人に 『おいしかったよ』 というのもいい。
友だちやなんかと会ったら、
『あなたに会えて、うれしいよ』
とか。
会社に行ったら、上司や社長に
『この会社で働けて、私はついてます。感謝してます』
とか。
そういう言葉をいっても喜ばせることができるし、字を書いても喜ばせられる。
なおかつ、それをやってる自分自身が、スゴく楽しいんだよね。
だから、『人を喜ばせるんだ』ってことを、自分の趣味かなんかにしちゃうと、いいかもわかんない。」(21頁~22頁)
「 人間って、自分が楽しむことを先に考えちゃう傾向があるんだけど。
自分が楽しむことを考えるのはいいんだよ。
私はなにも、『それは悪い』 といってるんじゃないからね。
だだ、意外なことに、自分を先にするより、相手が楽しむことを先に考えると、もっと、もっと自分が楽しくなってくる。
自分の楽しみを優先したときの何倍、何十倍も楽しいんだよ、って。
それをいいたいんです。」(24頁)
「 人をほめたり、人にやさしい言葉をかけてあげるとかって、タダだよ。
それでも、ものスゴい効果がある。
『効果がある』 というのは、人から笑顔がもらえる、ってことだよ。
人の笑顔って、生活の足しにもなんにもならないようだけど、実はスゴいの。
人が喜んで笑顔になった、そういう顔を自分に見せてくれたときって、釣り人が狙ってた石鯛を釣ったときとか、ゴルフでホールインワンしたときと同じか、それ以上の喜びがあるんです。
ステキな思い出として、いつまでも心に残り、人生を豊かにしてくれる。
人をしあわせにする、人を喜ばせることをやったら、自分だけじゃなく、相手の心にも 『うれしいな』っていう思い出が残る。」 (26頁~27頁)
「 職場でも、友だち同士のなかでも、家庭や地域でも、今、求められてるのは、みんなの心を明るく照らし、精神的な成長をお手伝いする人です。
人生には、いろんな喜びがあるけれど、『自分が成長した!』ってなったときの笑顔、そのうれしさたるや、なにものにもかえがたい最高の喜びなんです。
この最高の喜びを人が味わうのをお手伝いするのが真の指導者。
こういう人は、これからますます大事にされるし、また、お手伝いした人自身、人の精神的成長を手助けできたことに至上の喜びを感じるんです。
それを、みんなにも味わってもらいたい。
いや、きっと味わえるに決まっている。
だって、人は、しあわせになるために生まれてきたんだから。」(113頁)
「 あなたの周りにいる人たちが笑顔になり、感激の涙を流す。
それをお手伝いできるような人生を、自分が生きるようになったとき、
『自分はここに生まれてきて、よかったな』って、なるんです。」 (204頁~205頁)
この本、『愛される人生』からは愛の波動が出ています。
読めば幸福感に包まれます。
あなたもぜひ熟読玩味してください。
『人の精神的な成長をお手伝いすること』が 『自分自身の最高の喜び』 になります。
あなたの周りにいる人たちを笑顔にし、喜ばせ、精神的成長ができるよう手助けしましょう。
(結論)
『人が喜んでなんぼ、人を喜ばせてなんぼ。』
『愛される人生』(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ新書版)
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【競争から協力へ】
『競争』 から 『協力』へ
『力比べ』から『助け合い』へ
『競い合い』から『教え合い』へ
『勝ち組、負け組を決める争い』 から
『共存、共栄』へ
思いきって舵を切ってみてはいかがでしょうか?
価値観の転換、パラダイムシフトの時代が来ているような気がします。
私は、二十歳の頃から六十歳までテニスを楽しんでいましたが、勝負事・競い合う事に興味がなくなりやめました。
スポーツ中継も楽しみでしたが、今は一切観ません。
スポーツ自体を否定しているのではありません。
単に、私が勝負事や競い合う事に興味がなくなっただけです。
作家の小林正観さんは、著書 『ありがとうの神様』(ダイヤモンド社)の中で、競い合わないことの大切さについて、次のように述べています。 (17頁~19頁)
「 私には、知的障害を抱えた長女がいます。
彼女は、普通の子どもよりも筋力が足りないため、速く走ることができません。
運動会の徒競走では、いつも『ビリ』です。
彼女が小学校6年生のとき、運動会の前に足を捻挫してしまった友達がいました。
長女はこの友だちと一緒に走ることになっていたため、私の妻はこう思ったそうです。
『友だちには悪いけれど、はじめて、ビリじゃないかもしれない・・・』
運動会を終え、妻はニコニコしながら帰ってきました。
私は、
『ビリじゃなかったんだ』
と思ったのですが、
『今回もやっぱりビリだった』
というのです。
今回もビリだったのに、どうして妻は、いつも以上にニコニコ嬉しそうにしていたのでしょうか。
徒競走がはじまると、長女は、足を捻挫した友だちのことを何度も振り返り、気にかけながら走ったそうです。
自分のこと以上に、友だちが無事にゴールできるか、心配だったのでしょう。
友だちは足をかばうあまり、転んでしまいました。
すると長女は走るのをやめ、友だちのもとに駆け寄り、手を引き、起き上がらせ、2人で一緒に走り出したそうです。
2人の姿を見て、生徒も、父兄も、先生も、大きな声援を送りました。
そして、ゴールの前まできたとき、娘は、その子の背中をポンと押して、その子を先にゴールさせた・・・というのです。
この話を聞いたとき、私は気づきました。
人生の目的は、競い合ったり、比べ合ったり、争ったりすることでも、頑張ったり努力をしたりして 『1位になる』 ことでもない。
人生の目的は、
『喜ばれる存在になること』
である。
私はそのことを長女から教わりました。
そして長女は、そのことを教えるために、私たち夫婦の子どもになったのだと思います。」
ほとんどの人は、競い合うこと、抜きんでることに価値があると思っています。
しかし、正観さんが述べているように、価値観の転換が必要なのではないでしょうか?
弁護士・医学博士の秋山佳胤氏の著書 『競わない生き方』 (三笠書房 知的生きかた文庫) の表紙にこう書かれています。
「 『競わない生き方』 とは、この世で一緒に生きている仲間とも、自分の内なる声とも競わないスタンスです。
素直にさらけ出せば、誰ともぶつかりません。」
さらに秋山博士は、この本の中でこう述べています。 (6頁)
「 今は、裁判の相手方であっても――
もちろん立場上言うべきことは言いますが――
同じ星に暮らしている同胞であるということを意識し、愛を送るようにしています。」
私たちは、同じ地球に生きるもの同士、スピリット(魂)です。
この世には、勝ちも負けも存在しません。
アーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で、助け合いの大切さについて次のように述べています。(37頁~38頁)
「 助け合いのシステムをうまく活用できるかどうかは、助け合いこそが、宇宙を動かしているシステムだと認識しているかどうかにかかっています。
このシステムを認識する気持ちが強ければ強いほど、人生も、いっそう楽しく充実したものになります。
助け合いが宇宙のシステムだと知っている人は、あまり多くはないでしょう。
むしろ、人生は競争であり、人間は本来争う生き物だと信じている人のほうが、圧倒的に多いのではないでしょうか。
現代社会は、目的やゴールに向かってあくせく奮闘することを奨励しています。
幸せは、ほかの人の犠牲があってはじめて成り立つもの、という考えを植えつけられたりもします。
そこまで極端ではなくても、『人のことなどかまっていたら、自分は幸福にはなれない』 程度のことは、ごくあたり前と見なされています。
このような考えを刷りこまれてしまっているために、『エッセンス』 = 『愛』 こそが、人間の 『ほんとうの姿』 である、という真実が信じられなかったり、ときにそれを疑ってしまったりするのです。
わたしたちは、競争のシステムを肯定するだけでなく、それを美徳とさえする社会に、首までどっぷりつかりきっています。
感覚がすっかり麻痺してしまっているのです。
(中略)
わたしたちはみな、心の深いレベルでは、
『互いに助け合って生きたい』
と望んでいます。
それもそのはず。
本来はそれこそが、人間にとって自然な生き方だからです。
ただし、あせりは禁物です。
これまでの生き方を刷新するには、一歩一歩、着実に前進していかなくてはなりません。」
『愛』 こそが、私たちの本当の姿です。
『競争』 から 『協力』へ
『力比べ』から『助け合い』へ
『競い合い』から『教え合い』へ
そして、『共存、共栄』へ!!
思い切って舵を切ってみてはいかがでしょうか?
『ありがとうの神様』
(著者 小林正観 ダイヤモンド社)
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『競わない生き方』
(著者 秋山佳胤 三笠書房)
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「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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【運気を上げる上気元の奇跡】
【運気を上げる上気元の奇跡】
運気を上げる秘訣は上気元(斎藤一人さんは上機嫌をこう書きます)です。
上気元は幸せをつかむ鍵でもあります。
だから、平素できるだけ上気元でいましょう。
斎藤一人さんの名著
『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(KKロングセラーズ新書版)
に 『上気元の偉力』 や 『上気元になるための方法』 が書かれています。
そのエッセンスを抜粋して紹介します。
「 『一人さんは、生涯納税額が日本一になるとか、ヒット商品を立て続けに出すとか、いままで奇跡的なことを起こしてきましたよね。
それって、どうしてできたんですか?』
人からよく聞かれます。
私自身も 『なんだろう?』ってふりかえったときに、『このことにつきるんじゃないかな・・・・・・』 と思いあたることが、ひとつありました。
それは、いつも『上気元でいること』です。」(13頁~14頁)
「 いつも不機嫌な人には、不機嫌な出来事がしょっちゅう起こります。」(14頁)
「 いつも『上気元』でいる人にだけ、奇跡が起こるのです。」 (15頁)
「 『一人さんって、いつも機嫌がいいですよね』ってよく言われます。
私、いつも機嫌がいいんです。
それで、いつも幸せなんです。
これは、私が自分の“意思”で、幸せの方へ幸せの方へと、いつも気持ちを向けているからです。」(17頁)
「 私は、イヤなことを、イヤなことだと感じません。
『いい修行になったな』
『これで、またひとつ魂が上に行けた』
と思うんです。
何が起きても、幸せの方向に持って行く。
これが一人さんの“意思”です。
そう、幸せになるには“意思”が必要なんです。
不幸とは“感情のままに生きる”ということです。
感情に流されて生きると不幸になります。」 (18頁~19頁)
「 『何かいいことがあったから幸せ』 なのではありません。
毎日の生活の中での小さなこと、みんなが、『あたりまえ』 と思って見逃してしまいそうになることこそ、幸せを感じていると、『上気元』になれるんです。」(24頁)
「 この前、私のお弟子さんの真由美ちゃん(宮本真由美さん)は、こんなことを言っていました。
『私は一人さんのお弟子さんになって二〇年経つけれど、一人さんが機嫌が悪いところを一回も見たことがないの。
一人さんの機嫌をとったこともないの。
私たちのことを楽しませてくれることはあるけれど・・・・・・(笑)』
真由美ちゃんの言うとおり、本当に、一人さんはいつも 『上気元』 なんです。
だから、いつでも、どこに行っても、みんなが逢いにきてくれる。
これは私が何年も前から
『どんなことがあっても、上気元でいる』
という修行をしているからなんです。
この 『上気元の修行』 をやると、すごく楽しいの。」 (28頁~29頁)
「 この世の中の最高のボランティアとは 『上気元でいること』 なんです。
機嫌の悪い人がいると、周りが気を使います。
人に機嫌をとらせちゃダメなんです。
自分の機嫌は、自分でとるんです。
自分の機嫌くらい、自分でとって生きていくんです。」(30頁~31頁)
「 てっとり早く 『上気元』 になりたかったら、言うといい言葉があります。
『最高ですね!』
たとえば、
『日本って最高だよ!』
『オレの仕事は最高だよ!』
『うちの社長って最高ですよ!』。
これだけで不思議と 『上気元』 になれるんです。
これを 『言霊の魔法』 と言うんです。
口に出すことで、気持ちは、言葉にひっぱられます。
だから、幸せになりたかったら、何もしないで待ってちゃダメです。
『言霊の魔法』 をバンバン使って、幸せの方向にもっていくんです。
『最高ですね!』 とか、
『幸せだね』 とか、
『おいしいね』 とか、
『楽しいね』 とか、
気持ちが明るくなることを積極的に言うんです。
そうやって、自分に起こることすべてを“意思”で幸せの方向にもっていく。
“意思”とは人間が幸せになるための 『舵』 なんです。
オレたちは、生まれながらに舵がついているんです。
この与えられた舵をめいっぱい使ってこそ、幸せになれるのです。」 (35頁~37頁)
「 幸せというのは、『上気元』 にしているかぎり、立て続けにやってくる。
この 『上気元の奇跡』 に気づいた人は、いくらでも幸せがやってくるんです。」(49頁)
「 中には 『一人さんは大金持ちになったから、幸せな出来事が多いんですよ』って言う人がいます。
それは違いますよ。
一人さんは、お金のないときから幸せだったんです。
幸せとは、どんな状況でも、どんなことが起きても、『自分が幸せだと思っているかどうか』 なんです。
私はたとえ病気をしていても幸せなんです。」 (51頁)
「 いまの自分の状況や、いま自分に起こること、何でも 『幸せ、幸せ』って言っていれば、『最高に幸せ』 になるんです。
それをやり続けている人間には、次から次へと幸せがきちゃうんです。」 (88頁)
「 『上気元』 でいたかったら、わざと動作を、ちょっとゆっくりするんですよ。
あなたにとって、気持ちが落ち着くスピードがあるんです。
あせりそうになったら、『ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ』。
これが 『上気元』 でいるための魔法の言葉なんです。」(103頁~104頁)
「 イヤな人間と無理に付き合って、苦しい思いをしながら、幸せにはなれません。
不機嫌になる人とは会わないで、その分、自分が 『上気元』 になる人に会ったり、『上気元』 になることをやっていればいいんです。」 (132頁)
「 自分が自発的に人を喜ばせるようにならないかぎり、幸せってこないんですよ。
『だれかに幸せにしてもらおう』
そんなことはできないんですよ。
人は、自発的になったときに、何もかもが楽しくなるようにできているんです。」 (145頁)
「 幸せになりたかったら、自分が 『幸せ配達人』 になればいい。
そしたら、イヤでも幸せになるんです。」 (154頁)
「 『上気元』 をいつもまいてる人間には、『上気元なこと』 が必ず起こるんです。
これが 『上気元の奇跡』 なんです。
私は 『上気元の奇跡』 をずっと起こしてきたんです。
生涯納税額日本一になれたのも、いつも 『上気元』 でいたから、『上気元の奇跡』 が起きたんだと思うんです。
私は、これからもずっと 『上気元』 でいます。
このことを知ってしまうと、もったいなくて、もう不機嫌にはなれません。」 (156頁~157頁)
「 本当の悟りとは、『上気元で生きる』 ということなんです。
だから、『上気元の修行』 は、最高の修行です。
何があっても、『上気元』 を貫き通すんです。
一人さんとお弟子さんたちは、そういう修行をしているのです。」(159頁~160頁)
この本 『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(新書版)は、文字が大きく読みやすいので一時間ほどで読み終えることができますが、意味深長です。
幸せになる秘訣が詳しく書かれています。
“人生必読の書”です。
『歴史的名著である』 と個人的に認識しています。
ぜひ、繰り返し読んでください。
私は百回読むつもりです。
人生のあらゆる問題を解決する鍵は 『上気元』 です。
感謝と歓喜の感情をより多くもって人生の一切に勇往邁進しましょう。
私も今、上気元の修行をしています。
修行なので簡単ではありませんが、難行・苦行ではなく楽しい修行です。
あなたもぜひ、『上気元の修行』 をしてください。
そして、奇跡を起こしてください。
共に精進しましょう。
(結論)
『上気元の修行をしよう!』
『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ)
https://amzn.to/3N31iJn
【人生は気分次第・解釈次第】
【人生は気分次第・解釈次第】
人生は気分次第です。
自分の気持ちの持ち方がすべてを決めます。
なぜなら、『引き寄せの法則』 が働くからです。
この法則は思考より気分に、より強く作用します。
「エイブラハムに聞いた人生と幸福の真理 ――『引き寄せ』 の本質に触れた29の対話」 (著者 エスター・ヒックス、ウエイン・W・ダイアー 訳=島津公美 ダイヤモンド社) の8頁に、こう書かれています。
「 『宇宙はあなたの言葉に反応するのではなく、あなたの感情に反応して働くのです。』 」
このように、“感情に対して働く”のが 『引き寄せの法則』 です。
言葉は気分を良くする為の手段です。
『人生は気分がすべて』 と言っても過言ではありません。
『ザ・シークレット』 (著者 ロンダ・バーン 訳者=山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店) の中で、ジョー・ビタリー博士は、こう述べています。
(68頁)
「 明るい気持ちでいることが重要なのです。
というのも、この爽快な気分が宇宙に放射されると、もっと良い気分があなたに引き寄せられるからです。
あなたの気分が爽快になればなるほど、更に愉快な気持ちにさせてくれるようなものを引き寄せます。
すると、あなたの気分はもっともっと高揚していくのです。」
『いつもニコニコ、笑顔で元気、明るく、楽しく、面白く』 過ごしましょう。
そのポジティブな波動が、更なる良い気分にさせる出来事をあなたにもたらします。
結局、人生は 『気分次第』 です。
では、どうすればいつも 『ハッピー気分』 でいられるのでしょうか?
アーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で、喜びのレベルを高める方法について次のように述べています。
(225頁~227頁)
「 人間にとって、いちばん自然な気持ちが、喜びなのです。
『ハッピー気分』 は、だれにとっても、あたり前のものなんです。
わたしたちは、生まれながらに喜びを愛しています。
人間とは、そういう生き物なんです。
たとえ表面的には、正反対にふるまっていたとしても、わたしたちはみな、心の底では、みんなと喜びを分かち合いたい、みんなと平和に暮らしていきたい、そう望んでいるのです。
ところが、現実はどうでしょう?
ほとんどの人は、幾層にもなるレッテル貼りや抑圧された気持ちの下に喜びをうずめてしまっています。
こんなもったいない話があるでしょうか。
まるで、息をのむような美しい宝石が、ほこりをかぶって置き去りにされているようなものです。
そこでわたしたちの課題は、喜びの上に重なっているこれらの余計な層を、喜びが顔をだすまで、タマネギの皮をむくように、一枚一枚はがしつづけることです。
そうすれば、心の泉から、堰をきったように喜びがあふれだします。
そのとき、わたしたちは喜びで満たされます。
これが、喜びをとりもどす、唯一の方法です。
これ以外に方法はありません。
だれかにかわりにやってもらうこともできません。
これは、自分の力で歩いていくしかない、ほんとうの意味での 『ひとり旅』 です。
ほかの人にできるのは、あなたがちゃんと目的地にたどりつけるように、手を貸すことだけです。
(中略)
ひとつだけ、絶対にたしかなことがあります。
それは、
『喜びは、いつもそこにある』
ということです。
あなたの心にも、すべての人の心にも、喜びは存在します。
以上のことから、人生の質は、つぎの要素で決まるということがわかります。
1)『喜び』 が人生の真実であると、確信しているかどうか。
2)喜びが、どれくらい心からわきあがっているか。
3)喜びが感じられない理由は、心を開いていないこと、自分を十分に愛していないこと、すべての人(もの)を十分に愛していないことだと、知っているかどうか。
(中略)
シンプルにまとめてみましょう。
喜び100パーセントの人生にしたいですか?
それなら、喜びの源であるエッセンスとたえずつながっていることです。
覚えていますか?
目的と手段は一緒だということを。
喜びがゴールなら、あらゆる瞬間に、喜びを感じ、喜びを表現していけばいいのです。
それが、いつもハッピーでいる秘訣です。」
『ハッピー気分』 でいるためには、心を開いて、自分を愛し、他者を愛して生きることです。
喜びの源であるエッセンス(真我)とたえずつながっていることです。
『偉人たちの最高の名言に田辺画伯が絵を描いた』 (著者 水野敬也 田辺誠一 朝日新聞出版) のNo.50にこう書かれています。
「 人生には、
たった一つだけ
長続きする幸福がある。
それは、他者を愛して
生きることである。
―――トルストイ 」
『ハッピー気分』 でいるための鍵は、やっぱり 『愛』 です。
気分をナビゲーションに使うという術(すべ)もあります。
つまり、『どちらが正しいか』 ではなくて、『どちらが楽しいか』 を基準にするというやり方です。
楽しい方を選びましょう。
なぜなら、楽しい気分が好結果を招くからです。
気分を良くするためには、起きたことに対する解釈も重要になります。
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』 (光文社) の中で、著者の田坂広志博士は、
「 人生の 『解釈力』 こそが 『良い運気』 を引き寄せる」
として、次のように述べています。
(196頁~197頁)
「 『幸運』 に見えることが起こったときだけが、『運が良かった』 のではない。
『不運』 に見えることが起こったときも、『運が良かった』 ことに気がつくべき。
(中略)
何が起こったか。
それが、我々の人生を分けるのではない。
起こったことを、どう解釈するか。
それが、我々の人生を分ける。」
起きたことを 『ポジティブに捉える力』が人生を決めます。
『すべては良きことのために起きる』
そう前向きに解釈しましょう。
なぜなら、人生は気分次第だからです。
私たちは世の中で発生する出来事にどう対応するか選ぶことができます。
ディーパック・チョプラ博士は、著書 『ゆだねるということ(下)』 (住友進=訳 サンマーク文庫) の中で、これについて次のように述べています。
「 わたしたちは世の中で発生する出来事に、どう対応するか選ぶことができるのです。
怒り、敵意、意気消沈、不安などの激しい感情に対応すれば、身体もそれに従って、痛みの原因となるホルモンをつくり出したり、筋肉を収縮させたりといった身体的兆候を現してきます。
だから、このような痛みに対する責任を自ら引き受け、対応の仕方を変えさえすれば、その痛みを減らすことができるのです。
このことをつねに忘れないでください。
わたしたちは感情的なドラマや動揺から自由になることができるのです。
感情にどう対応するかは、個人の責任だということをじっくりと考えてみてください。」
(90頁~91頁)
「 自分が感情的に反応していると気づいたときには、必ず少し立ち止まり、自分が出来事を解釈しているのか、客観的に観察しているのか、区別してください。
観察が力を発揮するのは、これまでの他人への対処の仕方が、いかに解釈によって決まっていたかを気づかせてくれるからです。
そのことがわかれば今後は他人への対応のパターンを変えていくことができます。」 (95頁)
私たちは起きた出来事に対してつい感情的に対応してしまいますが、少し立ち止まり、客観的に観察してみましょう。
すべては解釈次第です。
どんなことがあっても、歓喜と感謝と笑顔を忘れず、人生の一切に勇往邁進しましょう。
(結論)
『ウキウキ、ワクワク、ルンルン気分で楽しく生きよう!』
「エイブラハムに聞いた人生と幸福の真理―『引き寄せ』の本質に触れた29の対話」(著者 エスター・ヒックス、ウエイン・W・ダイアー 訳者 島津公美 ダイヤモンド社)
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『ザ・シークレット』(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店)
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「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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『偉人たちの最高の名言に田辺画伯が絵を描いた』(著者 水野敬也 田辺誠一 朝日新聞出版)
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『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』(著者 田坂広志 光文社新書)
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『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【自己重要感が幸せの鍵となる】
【自己重要感が幸せの鍵となる】
『自己重要感』といえば、世界的大ベストセラーの
『人を動かす』
(D・カーネギー著 原題 “HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE” ) です。
この本の一大テーマになっています。
『新訳 人を動かす』
(田内志文訳 角川文庫)
の中でD・カーネギーは、こう述べています。
(164頁~165頁)
「 人の行いにはひとつ、忘れてはいけない重要な法がある。
その法を遵守すれば、トラブルに巻き込まれることはほとんどなくなると言っていい。
むしろその法のおかげで私たちは数え切れないほどの友人と、無限の幸福とに恵まれるのだ。
だがその法をやぶるやいなや、私たちは無数のトラブルに見舞われてしまうことになる。
その法とは、これだ。
『重要でありたいという相手の気持ちを常に立てよ』
前にも書いたが、ジョン・デューイは
『人間が持つ最も深い衝動とは重要人物になりたいという欲求である』
と言っている。
そして、ウィリアム・ジェームズは
『人間が持つ最も深い行動原理は、人から認められたいという熱望である』
と言う。
(中略)
人は、周囲から認められたいと願うものだ。
本当の自分の価値を認められたいと願うものだ。
自分が住む小さな世界において、自分は欠かすことのできない重要な人物なのだと感じたいのだ。」
このように 『自己重要感』 は私たちにとって欠かすことのできない大切なものです。
私たちの幸福感に大きな影響を与えます。
だから、人の話を適当に聞き流したりせず、良い聞き手になりましょう。
心からの賛辞を贈りましょう。
また人だけではなく、“自分褒め”もおすすめです。
これをセルフ・コンパッションといいます。
つまり、
『自分に優しくすること』
『自分への思いやり』
です。
『セルフ・コンパッション〔新訳版〕有効性が実証された自分に優しくする力』
(著者 クリスティン・ネフ 監訳者 石村郁夫 樫村正美 岸本早苗 訳者 浅田仁子 金剛出版)
にこう書かれています。
(259頁)
「 セルフ・コンパッションを実践することで、私たちは安心でき、気持ちが安定し、人とのつながりを感じられるようになる。
そのため、問題や限界のことだけを思ってくよくよ悩むのではなく、日々の生活の中ですばらしいと思えることに喜びを感じられるようになる。
単に危険を回避するのではなく、自分の夢を追えるようになっていく。」
自分の価値を自分で認めてあげましょう。
あなたには独自の才能があります。
まさに、
『世界にひとつだけの花』
です。
あなたはこの世の中になくてはならない、かけがえのない大切な命です。
『自己重要感』 を高める一つの方法として、『陰徳・陽徳日記』 をつけることをおすすめします。
『陰徳』 とは、人知れず善行を積むことです。
ファミレスやコンビニのトイレに入ったとき、鏡を磨いたり洗面周りを拭いたり、便器や床をキレイにしたり、しましょう。
公園や家の周りにゴミが落ちていれば拾いましょう。
『陽徳』 とは、人にわかる徳行です。
小さな親切で構いません。
たとえば、駐車場から通りに出ようとしている車に道をあけてあげるとか、レジ係の女性の笑顔を褒めてあげるとか、小さな好意です。
寝る前に一日を振り返り、陰徳・陽徳日記をつければ、自分が段々いい人に思えてきます。
社会にとって有益な人間に思えてきます。
私はこれをやるようになってから、自分が良い人に思えてきました。
(元から良い人でしたがさらに良い人に思えてきました。←自分で言うな!)
(結論)
自己重要感を大切にしましょう。
『新訳 人を動かす』
(著者 D・カーネギー 訳者 田内志文 角川文庫)
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『セルフ・コンパッション[新訳版]有効性が実証された自分に優しくする力』
(著者 クリスティン・ネフ 監訳者 石村郁夫 樫村正美 岸本早苗 訳者 浅田仁子 金剛出版)
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『ツイてる!』は最強の言霊❗
『ツイてる!』は最強の言霊!!
『ツイてる』 といえば、累計納税額日本一の斎藤一人さんが本家本元です。
一人さんは、著書『ツイてる!』 (角川書店)の中でこう述べています。
(39頁~40頁)
「 私は、中学校しか出ていません。
商人の息子として育てられたから、多少は商売のことを知っているつもりですが、ずば抜けて秀でた商才があったわけでもないんです。
でも、どうしたわけか、私は納税額が日本一になってしまった。
それは、ツキ以外の何ものでもないんです。
別に謙遜しているんじゃないですよ。
私は、本当に、ツイてる人間なだけなんです。
では、なぜ、私は『ツイてる人間』なのか、ということになるのですが、答えはいたって簡単です。
昔から 『ツイてる』 というのが口グセだったからなんです。
どうして 『ツイてる』 という言葉を口グセにしてきたのかと聞かれても、そんなこと、私にもわかりません。
くしゃみをした後に、必ず 『チキショーめ』 という人がいますが、その人に、どうして 『チキショーめ』 というのかを訊ねてみても、たぶん答えられないでしょ。
それが、口グセというものです。
私の 『ツイてる』 という口グセも、それと同じことです。
それで、無意識のうちに『ツイてる』という言葉を口にしてきたら、ツキがどんどん舞い込んで、今に至るわけです。
だから、『ツイてる人間になる』 って、その程度のことでいいんです。
『ツイてる、ツイてる』 と、いえばいいんです。
ツイてない人間って、自分のことを 『ツイてない人間だ』 と思っているだけなんですよ。
ツイてる人間と、ツイてない人間の違いとは、たったそれだけのことなんです。」
まさに 『ツイてる』 は魔法の言霊です。
『ツイてる』 を口グセにして運気が上がった人たちが沢山います。
株式会社 Rising Star代表取締役の星 渉さんは、著書 「神メンタル 『心が強い人』の人生は思い通り」(KADOKAWA)の中でこう述べています。
(229頁~231頁)
「 私自身も、新しい口癖を作り上げることで上手くいった1人です。
私が最初に口癖にしたのは、『ツイてる』 という言葉でした。
(中略)
私はまず、毎日行なうことで最も時間が長く、その間ずっと 『ツイてる』 と言葉にして発し続けられることはないか探しました。
そこで見つけたのが、朝起きてから出かけるまでの準備の時間です。
私は朝、出かけるまでの準備が40分前後で完了するので、その間ずっと 『ツイてる』 といい続けることにしました。
(中略)
最初の1週間は、ひたすら 『ツイてる』 といっていることに違和感を覚えましたが、10日目を過ぎたあたりから、日常生活の中で 『ツイてる』 という回数が増えてきたことを実感するようになりました。
そして、1ヶ月もすると、反射的とまではいえなくても、何か起きた時には 『まずはツイてると捉えよう』 という考えが優先されるようになりました。」
YouTubeで人気の心理カウンセラーmasaさんは、著書 「神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う『奇跡の言霊』」(KADOKAWA) の中で、『ツイてる』 という言霊の奇跡について次のように述べています。
(33頁~35頁)
「 書店に行くと、1冊だけ光り輝いている本が目に入りました。
不思議に思い手に取ると、それは斎藤一人さんという方の言霊の本でした。
その本には、『よい言葉を唱えていると口に出したとおりの人生になって、不平不満、グチ、泣き言、悪口、文句ばかりを言っているとそのとおりの人生になっちゃうよ』 と書かれていました。
これを読んだとたん、私は、『え、それって、私のことじゃん!』 と激しい衝撃を受けたのです。
まさに悪い言霊で、知らず知らずのうちに自分で不幸な人生を生み出していたのです。
さらによりにもよって神社で、神様に悪い言葉を投げかけていたのです・・・・・・。
当時の私の魂は、そうとうフキゲンになっていただろうと思います・・・・・・。
また、その本には、
『“ついてる” “ありがとう” などのよい言葉を1日1000回、100日間続けると奇跡が起こるからやってごらん』
と書いてありました。
私はワラにもすがる気持ちで、
『毎日 “ついてる” という言霊を1000回唱えるから、100日間絶対にやるから、神様、どうか母の病気を治してください!』
と願をかけて、言霊を唱え始めたのです。
するとなんと、90日くらい経ったころ、『治らないかもしれない』 と言われていた母が、すっかり回復します。
元気な母の姿を見ながら、私は、
『私の中にも魂は存在してくれていた!』
『言霊の力ってほんとうなんだ!』
『奇跡は起こる!』
と実感したのです。」
まさに、『ツイてる!』 という言霊は奇跡を起こします。
口コミで広がり、約140万部を突破した話題の小冊子 『ツキを呼ぶ魔法の言葉 講演筆録』(とやの健康ヴィレッジ)の著者である、五日市 剛さんはこの本の中で、うだつの上がらない部下に 『ツイてる』 を朝、夕、言ってもらうようにしたところ、驚くような業績をあげるようになったエピソードを紹介しています。
『ツイてる』 という言霊を口グセにすると良いことは、心理学やNLP(神経言語プログラミング)による根拠もありますが、この“言霊”は理屈を超えています。
ひとつの真言(マントラ)であると、私は認識しています。
私は、『ツイてる』1日1000回を日課にして一年半以上になります。
『ツイてる』 が口グセになってから確かに運が向いてきたと実感しています。
あなたも、ぜひ、『ツイてる!』 を口グセにしてみてください。
きっとその効果に驚きますよ。
(結論)
『ツイてる!』 は最強の言霊!!
『ツイてる!』(著者 斎藤一人 角川書店)
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「神メンタル『心が強い人』の人生は思い通り」(著者 星 渉 KADOKAWA)
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「神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う『奇跡の言霊』」
(著者 心理カウンセラーmasa KADOKAWA)
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『五日市 剛さんのツキを呼ぶ魔法の言葉』(著者 五日市 剛 とやの健康ヴィレッジ)
【楽天観が幸福感の根幹❗】
【『楽天観』が幸福感の根幹!】
『楽天観』は「何でも楽天的に考えよう」という短絡的な考え方ではあリません。
広辞苑にはこう書かれています。
「世界および人生の意義・価値に関して、悪や反価値の存在を認めながらも、現実をあり得べき最良の世界・人生と見なす立場(ライプニッツ)。」
『楽天観』は哲学者であり、数学者でもあるライプニッツが定義づけした歴然たる哲学です。
ポジティブ心理学の提唱者で元アメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマン博士は、著書 『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』 (小林裕子訳 アスペクト) の中でポジティブ感情の大切さについて、こう述べています。(309頁)
「 バーバラ・フレデリクソンの研究によると、ポジティブな感情は、知性を磨き、身体能力を培い、危機に直面したときは勇気をふるいおこさせる。
ネガティブな感情は目前の脅威と戦う能力を減少させてしまうが、ポジティブな感情は成長をうながす。」
さらにセリグマン博士は、著書 『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』 (宇野カオリ監訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン)の中で楽観主義の重要性を次のように述べています。
(367頁~368頁)
「 楽観主義者は行動を起こし、より健康的なライフスタイルを実現している。
楽観主義者は自分が行動することが大事だと思っている。
一方で、悲観主義者は自分が無力であり、自分がやることは何にも影響しないと思っている。
楽観主義者は試してみる。
悲観主義者は受動的な無力感に陥る。」
セリグマン博士は、『ポジティブ感情、楽観主義の重要性』 を端的に示しています。
奇跡の人、ヘレン・ケラーは著書 『楽天主義』 (岡 文正 監訳 イーハトーヴフロンティア) の中で 『心の法則』 に関してこう述べています。 (28頁~29頁)
「 私の楽天主義は、私自身と私の周囲にある事物との両方にまたがって立っている。
それゆえ、私がひとたび 『世界は善であれ』 と要求すれば、たちまち外界はこれに従う。
また、私が 『世界は善である』 と宣言すれば、この宣言が真実であることを実証するために、多くの事物が結集して、整然とした善の体系をつくるのである。
私は善なるものに対しては、心の扉を開いて迎え入れ、悪なるものに対しては、断固として心を閉ざして中に入れない。
この剛毅な確信の力は、どのような障害、反対にあったとしても、これを克服する境地に達している。」
彼女は心の法則について十分に理解していました。
さらにヘレン・ケラーは同書の中で、楽天主義の真髄を次のように述べています。
「 混沌とした世界から確固とした事物を生み出し、生きる力をもたらし、一人ひとりに独立した自分の世界をつくらせ、一秩序とする。
そして、その秩序を支えるのが楽天主義である。」 (34頁)
「 楽天主義こそいっさいを成功に導く信念である。
希望がなければ何ごとも成就するものではない。」 (89頁)
「 楽天主義とは、善を信じ、輝かしい未来の到来を確信し、明日を今日より美しいものにするための努力を重ねる生き方なのである。
明日は今日より美しい。
明後日は明日よりさらに美しい。
楽天主義者はそのように信じている。」
(91頁)
楽天的に考えた方が何ごともうまくいきます。
医学博士・理学博士・農学博士で元 Patent University of America学長の佐藤富雄博士(1932年-2012年)は、著書 『楽天思考 口ぐせで夢がかなう――脳の想像力が人生をつくる』(講談社+α文庫) の中で楽天思考の重要性を次のように述べています。
(96頁~97頁)
「 この“人間ミサイル”といわれる目的達成機構にインプットされた目的が、幸福感とか充実感といった、からだに“快”をつくり出していくようなものであれば、人生は幸福なものになります。
これが望ましく、またノーマルな姿です。
二○億年から三○億年もかかってつくられた人間の自律神経系は本来、私たちが快適に生きるためにできた生命システムです。
このため、不安や緊張、さらには極度のストレス状態になると逆に自律神経失調症を起こし、からだを不快にしてしまいます。
私たちのからだ全体がリラックスしていて、夢やロマン、希望に満ちた状態のなかから出てくる考えかたや行動というのは、結果として 『楽天思考』 になっています。
目的達成機構という人間ミサイルに目的を入力して“強引に”達成をはかる積極思考よりも、この楽天思考をすると、結果的にはより大きなことを成しとげられることが多いのです。」
楽天主義は幸福感を得るために必須の哲学です。
『ポジティブ心理学』 と 『楽天観』 を学び、理解し、幸せの道を歩みましょう!
(結論)
『楽天観が幸福感の根幹!』
『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』(著者 マーティン・セリグマン 訳者 小林裕子)
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『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』(著者 マーティン・セリグマン 監訳 宇野カオリ ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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『楽天主義』(著者 ヘレン・ケラー 訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)
https://amzn.to/3qklduy
『楽天思考 口ぐせで夢がかなう―脳の想像力が人生をつくる』
(著者 佐藤富雄 講談社+α文庫)
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【寂聴さんの『生きることば』】
【寂聴さんの『生きることば』】
瀬戸内寂聴さんは1922年生まれで、2021年99歳で天寿を全うされました。
『含蓄に富む話』 や 『琴線に触れる話』 を沢山説かれています。
私の大好きな作家さんです。
良書『生きることば あなたへ』(光文社)
のなかで、幸せになる秘訣を述べられていますので抜粋して御紹介します。
「 人間は幸せになるために、この世に生まれてきたのです。
そして、自分の存在によって、他の誰かを一人でも幸せにするために生きているのです。
世の中は新しい世紀を迎えても一向に明るいことはないようです。
でも、あなたは絶望しないで下さい。
未来が若いあなたの手の中にあるのです。
過ぎ去った過去を思いわずらうことなく、未来に脅え、心配することなく、生きているこの今の一瞬に、全身全霊をかけ、切に生ききって下さい。
幸せはいつもあなたの心の中にいるのです。
さあ、あなたの心をのぞきこんで下さい。」 (14頁~15頁)
「 自己の孤独にどっぷりつかり、浮かび上がった人間にしか、真の人間的やさしさは生まれません。」 (61頁)
「 一見、平凡で穏やかで、よそ目には何の苦労もなさそうに見受けられる人の内部に、どんな激しい人知れぬ嵐が吹き荒れているのか、それは掴みきれるものではありません。」 (65頁)
「 自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。」 (67頁)
「 『もうひとりの自分』 に気づくことは、ほんとうにむずかしい。
たとえ家族と住んでいようと、友達に囲まれていようと、もうひとりの自分を発見しない限りは孤独です。
もうひとりの自分を発見できたら、巡礼ではありませんが、同行ふたりです。
孤独ではありません。
お釈迦さまは自分を灯りとしなさいとおっしゃいました。
自分を灯りとするためには『もうひとりのわたし』にマッチを擦って火をつけなければなりません。」 (88頁)
「 この世に無駄ないのちはひとつもないのです。
あなたが元気にそこに居てくださるだけで、世の中は明るくなるのです。
がんばって。」 (89頁)
「 人は幸福になるために生きています。
人間として生まれたからには、この世で幸福になることを、約束されているのです。
ならば、幸福になろうと努力しないことは、怠慢といわなければなりません。」 (190頁)
「 布施とは、相手の欲することを与えること。
物施もあれば心施もあります。
でもわたしは、顔施ということばがいちばん好き。
だれに逢ってもにこにこ優しい表情をみせることで、顔さえあればだれにでも可能なのです。」(191頁)
「 人間とは、いいえ、わたしとは何と情けない生きものでしょうか。
自分の身に体験しなければ、人の苦しさも悲しさも、実感となって身にも心にもしみてこないのです。
私は姉の死を通して、人がこの世で受けるすべての不幸せは、味わったほうが味わわない人よりいいのだと気づかされました。
心に苦しみを感じ、身に苦痛の記憶を数多く受けた者が、人の苦しみ、悲しみを思いやれるという恩寵がいただけるのです。」(54頁)
寂聴さんが述べているように、幸福になる努力をしないのは怠慢です。
不幸や不運の体験が人を強くしたり、優しくしたりするのも事実です。
『憂きことの なおこの上につもれかし
限りある身の ちから ためさん』
という、熊沢蕃山の歌にあるように発想を転換させて、
『不運や不幸を怖れるのではなく立ち向かっていく覚悟』
を決めることが、幸運や幸福に恵まれる秘訣です。
極意は
『怖れを手放すこと』
です。
『身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ』
(捨て身の覚悟があってこそ、活路を見いだし、物事を成就することができる。)
です。
私たちは人生を楽しむために、この世に生まれてきました。
これは、『天』 との約束事です。
楽しむ努力をしないのは怠慢です。
どんなことがあっても、感謝と歓喜の感情を持ち、勇往邁進しましょう。
(結論)
『人生を楽しむべく、どんなことにも感謝して、ポジティブに生き抜こう!』
『生きることば あなたへ』
(著者 瀬戸内寂聴 光文社)
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【艱難、汝を玉にす】
『艱難、汝を玉にす』 という成句があります。
意味は、
「人は多くの艱難を乗り越えてこそ立派な人物になるー広辞苑―」
です。
英語では
“Adversity makes a man.”
(逆境が人をつくる)
といいます。
私自身について述べます。
国公立の医学部を目指し二浪するも合格できず、早稲田大学理工学部が補欠合格で拾ってくれたので縁を感じて入学しました。
卒業後、三菱電機LSI研究所に入社しましたが、配属されたLプロⅣ課には、東大・京大卒の理学博士や国際学会で研究論文を発表する優秀な科学技術者がいて、極度の劣等感に苛まれ、自己嫌悪に陥り、将来への漠然とした不安感から神経症になりました。
神経科の医者から精神安定剤と抗うつ剤を処方され、社内の心理カウンセラーによる継続的なカウンセリングを受けて、なんとか立ち直ることができました。
しかし、その後抗うつ剤が効きすぎて躁状態になり、同僚や後輩を連れてキャバクラに行くなどしてクレジットカードでさんざん散財し、返済不能になり親に尻ぬぐいをしてもらう羽目になりました。
詮ずる所、自分の進むべき道はエンジニアではないと判断し退職しました。
三菱電機在籍期間は3年3ヶ月でした。
その後、実家の衣料品小売店(ジーンズ&カジュアルショップ)の店長を16年務めましたが、平成大不況により仕入れ先の大半が倒産するという苦境に陥り、売上も激減し、2002年12月敢え無く閉店しました。
少しばかり金融資産があったので株で儲けてやろうと思い2003年から株取引を始めましたが、アメリカのサブプライム問題による株価下落で損をし、2008年に取引を中止しました。
そうこうしているうちに、母親がラクナ脳梗塞による脳血管性認知症になり自宅で介護をすることになりました。(母との二人暮らしでした)
10年以上介護の後、2019年9月に他界しました。
2020年、日経225の先物取引に手を出すも、短期間に百万円以上の損失を出すという大失態を演じました。
二十代、三十代の時婚約しましたが、一回は相手から破棄され、一回は私から破棄しました。
未だに独身です。
今は、親も子も兄弟もなく、田舎で一人暮らしをしています。
現在、カードローンとクレジットのリボ払い残高合わせて四百万円以上の借金があります。
このように決して順風満帆とは言えない私の人生ですが、明るく、楽しく、元気良く生きています。
日々、幸せを感じて生きています。
『経験してきたことは全て“学び”である。
魂を成長させる“糧”となっている。』
今は、そう確信しています。
人生で起こることすべては“学び”です。
正に、『艱難、汝を玉にす』 です。
『楽天主義』 (著者 ヘレン・ケラー 訳=岡 文正 イーハトーヴフロンティア) にこう書かれています。
「 悲しみと苦痛はやがて、
『人のために尽くす心』 という
美しい花を咲かせる土壌だと考えよう。
心を優しく持ち、耐え抜くことを学ぼう。
強い心で生きるために。」
(61頁)
「 不幸せの極みにあるとき、
自分にはすべきことがあるのだと
信じなさい。
誰かの苦悩を
和らげてあげられるかぎり、
人生は無駄とはならない。」
(82頁)
たとえ、病になろうと不運が訪れようと、神さまが与えてくれた試練だと思い、感謝してすべてを受容し学ぶことが肝心であると今は認識しています。
(結論)
『逆境から学び、成長しよう!』
『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』
(著者 高原茂 Amazonペーパーバック)
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『楽天主義』(著者 ヘレン・ケラー 訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)
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【白黒思考から白グレー思考へ】
【白黒思考から白グレー思考へ】
私たちは、他者や物事を批評・批判したり、決めつけたり、裁いたりしがちです。
つまり、白黒をつけたがります。
それがトラブルや心の病の原因になります。
心理療法の一つに論理療法があります。
これは、
イラショナル・ビリーフ(irrational belief)をラショナル・ビリーフ(rational belief) に変える療法です。
つまり、白黒思考で凝り固まった不合理な考え方を、柔軟で現実対応力が高い合理的思考に変えていく療法です。
イラショナル・ビリーフは無意識的に生じているので、その認知の歪みにほとんどの人は気づいていません。
具体的には、
① マイナス思考(ネガティブ・バイアス)
② 自己の過小評価
③ 情動的な決めつけ
④ 思いこみ(~すべき、~すべきでない)
⑤ 悲観的・否定的な早とちり
⑥ ラベリング(一方的な断定)
等です。
イラショナル・ビリーフには論理的な根拠がありません。
単なる独断と偏見です。
このことに気づくことが重要です。
思考と感情・行動は連動しています。
思考が変われば感情や行動も変わります。
イラショナル・ビリーフが日常生活にマイナス効果となっていることに気づけば、気が楽になったり、気が軽くなったりします。
“思いこみ”や“決めつけ”を止めましょう。
20万部突破のロングセラー 『反応しない練習』(草薙龍瞬著 KADOKAWA)
の52頁に、こう書かれています。
「 目覚めた者は、人間が語る見解、意見、知識や決まりごとに囚われない。
彼は、善し悪しを判断しない。
判断によって心を汚さない。
心を汚す原因も作らない。
ブッダは、正しい道(方法)のみを説く。
かくして 『わたしが』 という自意識から自由でいる。 ――スッタニパータ 〈心の清浄について〉 の節 」
善悪を判断しすぎる心が私たちにはあります。
それは、『わたしが、わたしが、という“我”(自意識)』 によるものです。
つまり、エゴです。
アーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で、エゴによるレッテル貼りが不快感の原因であるとして、次のように述べています。
(95頁~96頁)
「 わたしたちは、無意識のうちに、ありとあらゆるものに評価や判断をくだしてしまう 『クセ』 があります。
これが、いわゆる 『レッテル貼り』 です。
(中略)
このレッテル貼りこそが、わたしたちから真実を見失わせてしまう元凶です。
すべてのものは、ありのままで完璧なのに、レッテルを貼ると、それがわからなくなってしまうのです。
すべてが不完全に見えてしまうのです。
そのうえ、エネルギーも停滞してしまい、自由に流れなくなります。
レッテル貼りをした瞬間、レッテル、すなわち 『かたよった考え』 は、レッテルを貼った対象(人、もの、出来事)に対するあなたの気持ちと合体して、ひとつになります。
これが、エネルギーをとどこおらせ、不快感をもよおさせる原因です。
レッテル貼りをやめないかぎり、ギクシャクした人間関係や、特定の不愉快な状況は、なんども、なんどもくりかえされます。
わたしたちは、つい、なんにでもレッテルを貼りたがるものですが、実際には、この世には、正しいことも、間違っていることも、良いことも、悪いことも存在しません。
正邪の観念は人間の思考が勝手につくりだしているだけであって、あくまでも相対的なものにすぎません。
すべての出来事は、純粋なひとつの出来事なのです。
それが真実です。
単なる出来事に、『○○だ』 とレッテルを貼るから、単なる出来事は、レッテルである 『○○』 にすりかわってしまうのです。
これでは、完璧な人生を楽しむことなど無理な相談です。
人生を完璧にする唯一の方法は、すべてのものを、ありのままで完璧だと受け入れることなのです。」
宇宙コンピュータは完璧です。
すべてはありのままで完璧です。
この事実を受け入れましょう。
それが人生を楽しむ秘訣です。
判断力を重視している人は、『判断しない』 という考え方が“腑に落ちない”のではないでしょうか?
『判断しない』 を 『断定しない』 『裁定しない』 に置き換えてみてください。
要するに、『決めつけない』 『思いこまない』 ことが肝要であるということです。
好き・嫌いも判断です。
「 『好き』 と 『嫌い』 の間に 『どうでもいい』 という“グレーゾーン”を作ると良いですよ。」
と、斎藤一人さんは提唱しています。
『おもしろすぎる成功法則』 (サンマーク文庫) の中でこう述べています。
(115頁~117頁)
「 この前、お弟子さんの舛岡はなゑさんから、すごくいい話を聞いたので、みんなにも教えたいと思います。
はなゑさんが、
『普通は“好きな人”と“嫌いな人”がいるよね。
でも、私の場合はね、“好きな人”と“どうでもいい人”しかいないんだ』
って言うんです。
それを聞いて、ひとりさんは
『はなゑさん、いいこと言うなあ!』
と思いました。
なぜかというと、私のお弟子さんになるような人は、みんな 『いい人』 だから、たとえ 『嫌いな人』 がいても、『好きにならなきゃいけない』 って思って、一生懸命努力するんだよね。
でも、『嫌いな人』 を好きになることって、なかなかできないんです。
また、『嫌いな人』 って、『嫌われるようなこと』 をするから、嫌われるんだよね。
それで、そういう人を、いくら好きになろうとしても、また嫌がらせをされて、イヤな思いをしたり、傷ついたりするんです。
そういうときに、
『この人は“どうでもいい人”だから、何を言われても気にならないんだ』
って思うと、気持ちがふっとラクになって、乗り越えられるんだよね。
不思議なものなんだけど、『好き』 という分類と、『嫌い』 という分類の間に、『どうでもいい』 っていう“グレーゾーン”があると、すごく助かるんです。
なぜかというと、『あの人、嫌いだ!』 と思っていると、『嫌い』 っていうトゲトゲした波動を、常に出していることになります。
でも、『どうでもいいや』 と思っていると、トゲトゲした波動は出さずに済みます。
だから、『どうでもいいや』 と思うだけで、自分も、まわりの人も、おだやかでいられるんだよね。」
白黒思考ではなくて、白グレー思考に切り替えましょう。
換言すれば、
『マル(○)バツ(×)思考ではなく、マル(○)サンカク(△)思考でいきましょう。』
ということです。
とにかく、『批判、非難、否定、嫌い』 というネガティブな波動を慎みましょう。
それは、周りの人の為でもあり、自分のためでもあります。
(結論)
『 白黒思考から白グレー思考へ切り替えよう!』
『反応しない練習』(著者 草薙龍瞬 KADOKAWA)
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「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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『おもしろすぎる成功法則』
(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
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【まず自分が光り輝く】
【まず自分が光り輝く】
斎藤一人さんは著書
『愛される人生』(KKロングセラーズ 新書版)
の中で
「自分が光り輝く人間になること」
の重要性について次のように述べています。
(94頁~100頁)
「 人間、この世に生まれた以上、最低でも一人、しあわせにしなきゃいけない人がいます。
それは誰かというと、『自分』 です。
もちろん、自分の心が明るく楽しく、しあわせでいられるようになったら、そのしあわせのなり方を人に教えるんですよ。
(中略)
『本当のしあわせってなんですか?』
って、まず自分が光り輝く人間になる。
そしたら、その光で周りの人を照らす、明るく楽しい心にしてあげる。
(中略)
そばにいる人も、いつのまにか、光り輝く人間になってくる。
自分の周りに光り輝く人間が集まってくると、闇が入り込む隙なんて、もう、ないんです。
いいことがバカバカ起きて、スゴいしあわせなんだよ、って。」
まず自分が明るく楽しく元気になることが大切です。
次にその明るさで周囲を照らしましょう。
自分発信で 『幸せのなり方』 を伝えましょう。
一般社団法人開華GPE代表理事の村松大輔氏は著書
「『自分発振』で願いをかなえる方法」(サンマーク出版)
の中で 『自分発振』 の大切さを次のように述べています。
(3頁~4頁)
「 たったひとつのことを意識するだけで、あなたの人生がどんどん変化し始めるのです。
そのたったひとつのこととは、『自分発振をすること』 です。
私たちはふだん、無意識に 『自分発振』をしています。
この自分発振を通して、あなたの感情や潜在意識は周囲に発振されています。
そしてそれが、人生の質に最も大きな影響を与えていることがわかってきました。
いま人生がうまくいかないと感じている人は、例外なくネガティブな自分発振をしています。
たくさんの方の悩みや人生に触れてきた経験から、これは断言できます。
ならば、上手に自分発振すればいいのです。
この方法は性別・年齢問わず、誰でもできます。
どんな悩みを抱えている人でも、人生は確実に変わるといっていいでしょう。」
では、その“自分発振”とは具体的にどういうことでしょう?
村松大輔さんは、こう述べています。
(24頁~25頁)
「 自分発振とは 『主体的に意識や感情の波を飛ばすこと』
『発振』 とは、波を飛ばすことを意味しています。」
つまり、
『人生は心一つの置きどころ』
ポジティブな想念と感情を持ち、それを発振することが大切だということです。
自分発振に専念することの重要性について、村松氏は次のように結論づけています。
(213頁)
「 大切なのは、いつまでも 『最高の自分を発揮する』 こと。
そんなあなたの行動やパフォーマンスがたくさんの人を感動させ、共振させ、どんどん周りの人のヘルツを高めていきます。
あなたのすぐ近くに大切な人、守りたい人がいるならなおさらです。
自分発振に専念することが、いちばん大切な人のために役立っています。」
結局、まず自分が光り輝くことが大切だということです。
(結論)
『ポジティブな想念と感情を持ち、明るく、楽しく、元気よく、周囲を照らす人を目指しましょう。』
『愛される人生』
(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ 新書版)
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「『自分発振』で願いをかなえる方法」(著者 村松大輔 サンマーク出版)
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【得るは捨つるにあり】
『得るは捨つるにあり』 とは、
「何かを得るためには何かを捨てなければならない」
ということです。
『二兎を追う者は一兎をも得ず』
(同時に二つの事をしようとすれば、両方とも成功しないー広辞苑―)
という意味で使われることもあります。
『断・捨・離』 のように清らかな心を得るは、ものへの執着を捨つるにあり、という意味にも使います。
『死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり』(上杉謙信の名言)や
『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』
のように
「命を得るは命を捨つる覚悟にあり」
(腹を括ることでかえって活路を見いだすことができる)
という意味で使うこともあります。
『糧を棄て船を沈むる謀(はかりごと)』
という故事があります。
これは、楚の項羽が鉅鹿の戦いで、自軍の船を沈め、釜をこわし、小屋を焼き、兵士に生還の志を抱かせなかったために、秦軍に大勝したという故事です。〔史記項羽本紀による〕
この場合は、
『勝利を得るは退路を捨つるにあり』
といえます。
『未知のものを得るは既知のものを捨つるにあり』
(創造力や自由を得るためには、既知のものを捨てる勇気が必要である)
『悟りを得るは執着を捨つるにあり』
(涅槃寂静の悟りの境地に達する為には煩悩を解脱しなければならない)
このように
『得るは捨つるにあり』
という成句は非常に奥深い意味をもっていて、含蓄があります。
この成句を座右の銘に加えてみませんか?
『人生で大切なこと 百選!究めれば愛こそすべて』(著者 高原茂 Amazonペーパーバック)
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【射幸心】【富とは何か?】
【射幸心】【富とは何か?】
誰にでも射幸心があります。
私もかつてありました。
株取引や日経225のオプショントレード・先物取引をしていました。
しかし、ついぞお金持ちになることはできませんでした。
それどころか何度も痛い目にあっています。
ディーパック・チョプラ博士は、著書『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』の序章で、富を得る秘訣は
『お金を追い求めることではなくて知識を追い求めることである』
と、述べています。
これを読んで、私は心を改め、知識を追い求めることにしました。
富とは、実は『お金』ではなくて『心の豊かさ』です。
なぜなら、私たちの本質は意識だからです。
あなたも、お金ではなくて知識を追い求めてみませんか?
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【幸せで長生きする秘訣とは?】
幸せで長生きする秘訣とは?
健康で幸せに長生きする秘訣がわかりました。
『幸せを引き寄せる笑顔の法則』
(斎藤一郎著 誠文堂新光社)31頁~32頁にこう書かれています。
「 アメリカで発表された調査研究により、ポジティブな言葉を日常的に使っている人ほど長生きであることが、科学的に立証されました。
それは、修道女たちの日記をもとにした調査研究です。
修道院で共同生活を送っていた修道女たちは、同じような食事で似通ったライフスタイルを送っているにも関わらず、長命な人と短命な人がいることに、研究者たちは着目しました。
そして、彼女たちの約30年間にわたる日記を調べてみることにしたのです。
すると、愛、希望、感謝、喜び、幸せ、満足といった 『ポジティブな言葉を多用しているグループ』 がいるのに対し、悲しい、不安、困惑、恐怖、心配といった 『ネガティブな言葉を多用しているグループ』がいることがわかりました。
大別された2つのグループと寿命との関係を調べてみると、80歳になったとき、ポジティブなグループは90%生存しているのに対し、ネガティブなグループは35%しか生存していないことがわかったのです。
この結果は、ポジティブな人のほうが、生涯を通じて健康状態が良好であることを示しています。」
このようにポジティブでいることは健康長寿の秘訣です。
元アメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマン博士は、著書 『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』(小林裕子=訳 アスペクト)の12頁~14頁で同様の調査結果を示し、次のように結論づけています。
「 寿命の違いをもたらしたのは、それぞれが記した略歴にあらわされているポジティブな感情量の違いだけだった。
すなわち、『幸福な修道女』=『長生きをする修道女』 ということになる。」
人生においてポジティブ感情でいることは非常に重要です。
健康長寿の秘訣であり、幸福感の源でもあります。
頻繁に天国言葉を口にして、肯定的・建設的・発展的・楽観的・前向きに物事を考え、積極的に行動しましょう。
(結論)
『ポジティブ感情とポジティブ想念で明るく、楽しく、元気よく、幸せを感じながら生きましょう。』
『幸せを引き寄せる笑顔の法則』
(斎藤一郎著 誠文堂新光社)
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『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』(著者 マーティン・セリグマン 訳者 小林裕子=訳 アスペクト)
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【“幸せホルモン”で幸せだモン】
【“幸せホルモン”で幸せだモン】
『幸せホルモン』 の分泌により幸福感が得られます。
幸福感を得る鍵は、セロトニン、オキシトシン、メラトニン、β-エンドルフィンなどのホルモンの分泌にあります。
幸せホルモンについて、
『科学的に元気になる方法集めました』(著者 堀田秀吾 文響社) にこう書かれています。 (207頁~208頁)
「『幸せホルモン』 とも呼ばれるセロトニン。
ずいぶんと有名になりましたが、これは、対人コミュニケーションに非常に大事な役割を果たすと言われている脳内物質です。
セロトニンは、一時的な感情に左右されることなく、自分と他人との関係を見つめて、現実に何が必要かを前向きに考えることができるようにしてくれるという物質です。
このセロトニンを活性化させるには、できるだけ人と接触すること、そして、人と話すときに相手がどんなことを考えているのか、どういう感情なのかを考えながら話すことが大事なのです。」
このセロトニンをさらに活性化させるのが、オキシトシンというホルモンです。
これについて、堀田秀吾博士は同書籍で次のように述べています。(212頁~213頁)
「 このオキシトシンが増えると、ストレスが消えて幸福感が増すと言われています。
では、オキシトシンが出るのはどんな瞬間なのでしょうか?
それは、人とのスキンシップです。
たとえばハグをしたり、頭をなでられたり、単純に会話をしたりするだけでもオキシトシンは分泌されます。
幼児教育の分野でも、親子間のスキンシップの有無が子どもの性格に大きな影響を及ぼすことが知られています (ちなみに、分泌量が最大限に達するのが性交だと言われています)。
そんなわけで、恋人やパートナー、子どもなどがいれば、存分にスキンシップを行うことで幸福度は増していきます。
それが一番なのですが・・・・・・『そんな人はいない!』 『そんな時期はとうに過ぎた!』 という人もいるかもしれません。
そこでおすすめしたい方法が、マッサージ店に行くことです。
これは指圧でも、整体でも、アロママッサージでも、何でも構いません。
驚くことに、こんな実験結果が出ています。
マイアミ大学のフィールドらの研究によると、マッサージを受けることによってストレスに反応して分泌されるコルチゾールが31%低下する一方、セロトニンは28%増加、意欲の向上に働くドーパミンも31%増加することが明らかになったのです。
つまり、マッサージによってストレスを減らし、やる気を上げることができるというわけです。」
幸せホルモンのセロトニンを増やすには、人とのふれあいが一番ですが、 『動物とふれあうことでもセロトニンを増やすことができる』 と堀田博士は述べています。
セロトニン研究の第一人者で東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂医師は、著書 『脳ストレスが消える生き方』 (サンマーク出版) の中で、セロトニン的価値観で生きることが幸せをつかむ鍵であるとして、次のように述べています。(9頁~10頁)
「 私たちはこれまで 『○○になれば』 『○○が手に入れば』 と、願望が達せられることで 『幸せ』 は得られると思っていました。
だからこそ、ドーパミン神経を刺激して、一生懸命にがんばってきたのです。
それは自らの 『目標』 を高めていく行為でもあります。
一方、セロトニン的価値観は 『人のため』 の行動を一生懸命にがんばるということなので、自らの 『生き方』 を高める行為です。
セロトニン的価値観で生きると、家族の団欒や友達との交流など、ドーパミン的価値観のときにはわからなかった 『幸せ』 を感じるようになります。
ここで感じる 『幸せ』 は、ドーパミンがもたらす興奮を伴うような喜びとは違います。
もっと落ち着いていて、心から安らげる幸福感、たとえるなら、母親の腕に抱かれていたときのような、『ただそこにいるだけで満ち足りた幸福感』 とでもいえるようなものです。
ドーパミン的価値観を追求して得られる 『喜び』 もたくさんあります。
それを完全に否定する気はありません。
でも、それが優位だったのは過去のことで、セロトニン的価値観へと転換をすることが、ストレスを軽減するとともに、幸せな生活を手にする第一歩になることを知っていただきたいと思います。
ストレスを抱えてしまうのは、決してあなたのせいではありません。
かといって社会のせいでもありません。
私たちの脳の価値観がいまだにドーパミンに支配されており、セロトニン化している社会と 『ズレ』 が生じている、ただそれだけなのです。
今必要なのは 『安らぎ』 や 『満足感』、『愛』 に満たされること。
脳にこれらをもたらすのはドーパミンではなく、間違いなく、『人のため』 を指針とするセロトニンの役割です。
セロトニン的価値観を知り、セロトニン神経を鍛えていく。
それが、こうした社会的変化に適応しながら自らの 『生き方』 を高め、幸せをも運んでくれる 『夢のストレス解消法』 なのだと私は思います。」
21世紀は、ドーパミン的価値観ではなく、セロトニン的価値観で生きることが大切です。
エゴを満足させるためではなくて、真我(真心)を満足させるために生きましょう。
世の為人の為に生きましょう。
有田秀穂医師は、著書 『医者が教える疲れない人の脳』 (三笠書房) の中で、セロトニン神経を活性化させる方法について次のように述べています。(4頁~5頁)
「 ごく簡単にいえば、『太陽の光』 をしっかり浴びて、『リズム運動』 をきちんと行なう。
たったそれだけで 『脳疲労』 が消えていき、気持ちが安定して、元気が出てくるはずです。
新型コロナウイルスの厄災に見舞われ、いま 『コロナうつ』 といわれるメンタル面の不調に悩む人が増えています。
たしかに 『三密』 を避けるためには、ひきこもり生活を余儀なくされるのはしかたありません。
でも、だからといって体を動かさず、デジタル三昧の生活に浸っていたら、メンタルが不調になるのは当たり前です。
このコロナ禍で、私たちは、大事なことに気づくことができました。
それは、日常生活のなかで心を健全な状態に保つことがいかに重要で、健全な心のあり方がいかに幸福をもたらしてくれるか、ということです。」
自然の中で、太陽の光を浴び、有酸素運動を行なうことが非常に大切です。
室内で心掛けることは、瞑想です。
瞑想によって様々な 『幸せホルモン』 『快楽ホルモン』 が分泌することがわかっています。
かるがゆえに、瞑想は極めて重要です。
このことをしっかり胸に刻んでおいてください。
ということで、結論はこうなります。
(結論)
『幸せホルモンを分泌させて幸福感を味わいましょう。』
『科学的に元気になる方法集めました』(著者 堀田秀吾 文響社)
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『脳ストレスが消える生き方』(著者 有田秀穂 サンマーク出版)
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『医者が教える 疲れない人の脳』(著者 有田秀穂 三笠書房)
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【信ずる者は救われる】
『信ずる者は救われる』
心を絶対的に強くする要素は信念です。
人生にとって“信念”が一番大事だといっても過言ではありません。
なぜなら、人生は不可解なことがいっぱいだから、信念がないと安心立命で活きられないからです。
中村天風師は信念の重要性について、『運命を拓く』(講談社文庫) の中で次のように述べています。
(210頁~212頁)
「 信念の力というものは、実に諸事万端を完全にする根本要素なのである。
時の古今といわず、洋の東西を問わず、信念の重要性というものを、人生を説く人は、誰でもが力説している。
紀元前に存在していた有名なヘブライの“ソロモン”も、その時代には、まだ、科学も哲学も、今日とは比較にならぬほど、進歩していなかった時代だが、彼はすでに、『人の本当の値打ちというものは、宝石でもなければ、黄金でもない。
いわんや地位でもなければ、名誉でもない。
ただ、信念の二文字である』
といっている。
また釈迦も、キリストも、マホメットも、孔子もいっている。
釈迦は、
『信ぜざれば救う能わず、縁なき衆生は度し難し』 といっている。
キリストは、
『まず、信ぜよ』 といっている。
マホメットは、
『疑って、迷って、真理から遠ざかる者よりも、信じて欺かるる者、汝は幸いなり。』 といっている。
しかしこれは逆説的な言葉である。
信ずる者は欺かれないから、本当に信ずる気持ちを持っている者は、ものの本当か嘘かはパッとわかるものである。
本当のもの以外は信じないからである。
それを諸君は疑いだらけだから、信じなくてはならないことを信じられないで、何でも頭から疑ってしまうというやり方なのである。
孔子は、
『信は万事のもと』 といっている。
また、メーテルリンクは、
『能うベくんば、究むるもよし、さりながら究め能わざるものは、信ずるにしかず』 といっている。
いずれにしても、信念の重大性は早くから、人生を考える学者や、識者には、感じられていたのである。
それほど重要なことが、さきほどもいったとおり、現代の人間は情けないほどそれをそうと考えず、何でも、まず疑いから考えようとする。
そうすることが、正しい考え方のように思っている人が多い。
疑いの方から考えようとするから、自分というものが、勢い、小さな存在になってしまっている。
ではなぜ疑いがいけないのか。
それは疑い出したら、何事も安心が出来ないからである。」
このように、信念が大事なことはわかっていますが、どうすれば確立され、どうすれば信念が強くなるのでしょうか?
天風師は同書の中で
『信念を煥発すること』 であると述べています。 (219頁)
「 信念というものは、煥発しなければ断然出てこないのだ。
自分の心の中に生まれながらにして、霊性意識の中に入っているものであるから、雑念妄念を除いて、心の正体を出しさえすればぐんぐん出てくるのだ。」
信念を確立し強くする鍵は、霊性心の発現です。
霊性心を発現する為には真理に対する純真な気持ちが大事です。
己の魂の存在を信じることです。
“大いなる存在”(宇宙意識)を信じることです。
信念は、この宇宙に“不滅のスピリット”が存在していると信じることから生まれます。
世界屈指のスピリチュアル・マスターであるエックハルト・トール氏は、著書 『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』 (監修者 飯田史彦 訳者 あさりみちこ 徳間書店) の中で、“大いなる存在”についてこう述べています。 (26頁)
「 『大いなる存在』 とは、死を運命づけられた無数の生命形態を超える、唯一の『不滅の生命』 です。
しかも、『大いなる存在』 はあらゆる生命の奥深くに、目には見えず、絶対に滅びることのない本質として、宿っているのです。
つまり、『大いなる存在』 は、人間のもっとも深いところに 『ほんとうの自分』 として存在しており、わたしたちはそれに 『つながる』 ことができるのです。」
己の内なるスピリットと繋がり、大いに信念を煥発しましょう。
『宇宙意識は存在する』 と私は確信しています。
これが私の信念です。
アルベルト・アインシュタインは、こう述べています。
「 科学を真剣に追求する人は誰でも、人間の意志よりも優れているある意志が、はっきりと宇宙の法則を示していると確信するようになる。」
〔『ゴッド・コード ――遺伝子に秘められた神のメッセージ』 (著者 グレッグ・ブレイデン 訳者 島津公美 ダイヤモンド社)の66頁より引用〕
人知の及ぶところではない偉大な知性の存在を信じましょう。
『信ずる者は救われる』 です。
元弁護士・実業家で、講演家・著述家に転向したアーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」
(訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で、信じることの大切さについて次のように述べています。(32頁)
「 〈宇宙は完璧であるという法則〉 に関する、きわめて重要なポイントをひとつお話ししておきましょう。
それは、この法則は、この法則を信じる人にとってのみ真実になるということです。
この法則に気づいていない人や、この法則を否定する人は、この法則の恩恵にあずかることができません。
この法則が真実であると確信している人にだけ、実際に完璧に機能している宇宙から、豊かな恵みが降りそそぐのです。
人生でなにを獲得するかは、あなたがなにを信じるかによって決まります。
さらにいうと、あなたが経験することは、あなたが出来事や人をどうとらえるかによって決まってくるのです。
自分が経験する出来事の質を高めたいなら、答えは簡単です。
〈宇宙は完璧であるという法則〉 を信じることです。」
宇宙は純粋意識の 『場』 です。
完璧な知性が働いている 『場』 です。
『宇宙の英知』 『宇宙意識』 の存在を信じましょう。
己の魂(スピリット)の存在を信じましょう。
霊性心を発現し、強固な信念を持ちましょう。
(結論)
『 己の内なるスピリットと繋がり、大いに信念を煥発しよう!』
『運命を拓く 天風瞑想録』(著者 中村天風 講談社文庫)
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『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』(著者 エックハルト・トール 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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『ゴッド・コード ―遺伝子に秘められた神のメッセージ』(著者 グレッグ・ブレイデン 訳者 島津公美 ダイヤモンド社)
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「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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【核心を衝く】
【核心を衝く】
人生の意味・目的とは何か?
人間とは何か?
この世とは何か?
宇宙の正体は何か?
これらの問いに答えを出す為の
『核』となるもの、それが
『ID理論』
『宇宙の人間原理』
『場の量子論(ゼロポイント・フィールド仮説)』
です。
『宇宙は偶然に発生したのではないこと』
『生命は偶然に誕生したのではないこと』
を認識することが肝心要となります。
アインシュタインは、こう述べています。
『科学を真剣に追究する人は誰でも、人間の意志よりも優れているある意志が、はっきりと宇宙の法則を示していると確信するようになる』
参考文献
『天地創造の謎とサムシンググレート』(著者 久保有政 学習研究社)
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『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』(著者 リン・マクタガート 訳者 野中浩一 発行 インターシフト 発売 河出書房新社)
https://amzn.to/45txv3M
『この世界を創った奇跡のパラメータ22 なぜか宇宙はちょうどいい』(著者 松原隆彦 誠文堂新光社)
https://amzn.to/3WzmIAY
『宇宙はどうして始まったのか』(著者 松原隆彦 光文社新書)
https://amzn.to/3My8uM1
【悟りへの道】
【悟りへの道】
結局、人生はエゴ(我欲・我心の我)との関わり合いです。
エゴイストから博愛主義者への成長物語です。
煩悩を解脱し、悟りを開くことが人生の究極の目的です。
お互いエゴを削るべく精進し、悟りへの道を歩みましょう❗
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『シッダーマスターが示す 悟りへの道』(著者 ヨグマタ・相川圭子 たま出版)
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【心を磨く】
自己意識の成長の為に必要な心は
① 探究心
② 向上心
③ 独立心
④ 公徳心
⑤ 親切心
です。
『心を磨く 中村天風講演録』(著者 中村天風 PHP研究所)
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【楽しみましょう❗】
【楽しみましょう❗】
人生を重たく考えないことが大事です。
もっと気楽に気軽に楽しみましょう❗
人生に、真剣に取り組みことは大変素晴らしいことですが、深刻になり過ぎるのは良くありません。
楽しんだ人だけが幸せになります。
“Fortune comes in by a merry gate.”
(幸運は楽しい門から入ってくる)
『斎藤一人 楽しんだ人だけが成功する』(著者 斎藤一人 PHP研究所)
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【動いてなんぼ、動かしてなんぼ】
『動いてなんぼ。動かしてなんぼ。』
このフレーズは、Zホールディングス株式会社Zアカデミア学長でグロービス経営大学院客員教授である伊藤羊一氏の著書『1分で話せ』(SBクリエイティブ)の主要テーマになっています。
165頁にこう書かれています。
「 『正しいことを言うだけ』 では、相手は動きません。
聞き手が、あなたが設定したゴールまで動いてはじめて、あなたの目的は達成します。
つまり 『動かしてなんぼ』 なのです。
考えられるあらゆる手を使って、相手を動かしていきましょう。
うまく話す、きれいに話す、かっこよく話す・・・・・・どうでもいいのです。
相手が動いてなんぼ。動かしてなんぼ。
相手は動いたか。
成果はそれだけではかられます。
それ以外のことは重要ではありません。」
人は、『動くこと』 『人を動かすこと』 が大事です。
『人間は行動がすべてである』 と言っても過言ではありません。
行動の重要性について、斎藤一人さんは、著書「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」(サンマーク文庫) でこう述べています。
(84頁~87頁)
「 夢をかなえるためにも、そして問題を解決するためにも、絶対に必要なことがあります。
それは、“行動”です。
この地球という星は、『行動の星』 なんです。
(中略)
私たちは経済や人間関係を通して“行動”することにより、いろんなことを学びます。
その“学び”が魂の成長の糧になるのです。
私たちが 『正しい』 と思っていることでも、それがほんとうに正しいことなのかは行動してみないとわかりません。
なぜなら 『正しさ』 は時代によって変わりますし、人によって学ぶべき課題も違うものです。
その人にとって、それが正しいかどうかは、行動してみて初めてわかるようになっているんです。」
行動が思考を変えるという側面もあります。
これについて、『あなたはあなたが使っている言葉でできている』 (ゲイリー・ジョン・ビショップ著 高橋拓哉=訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン)にこう書かれています。(124頁~125頁)
「 行動のメリットは二つある。
第一に、行動すれば必要なことができる。
当たり前だ。
そして次に、おもしろいことに行動は思考を変える一番の近道になる。
理由はいくつかある。
自分のためになることをやっていれば、行動と思考が近づいていく。
逆に思考が人生や健康、貯蓄といった本人の利益を損ね、思考のせいで内に秘めた力を引き出せなくなることもある。
不安や恐怖、怠慢、怒りに支配される日々を送っている人は、前に進めない。
一方、やらなくてはならないタスクにすぐ取り組むようにすると、やがてそれは直感的な行動になり、次第にネガティブな思考から切り離されていく。
自分の弱さを嘆いたり、ためらったりしなくなっていく。
何かに完全に集中しているとき、不安や頭の中のネガティブな会話は消えてなくなる。
あなたにも経験はないだろうか。
意識的に全力で没頭すると、心の声はどんどん小さくなる。」
目の前のやるべきことだけに集中していれば、不安や心配事は雲散霧消します。
そうした経験の積み重ねが自分の思考を長い目で見て変えていきます。
実行すること、経験することの大切さについて、大ベストセラー作家の水野敬也氏は、著書『夢をかなえるゾウ 文庫版』(飛鳥新社) の中でこう述べています。
(289頁~290頁)
「 ガネーシャはこう言いました。
『自分の教えなど過去の成功書に書いてある』
人間の長い歴史において、どうすれば人が成功するか、そのことはもう解明されているのです。
それでも世の中にはいまだ成功法則書が溢れ、それを読んだ人に 『成功するのではないか』 という期待を与え続けています。
しかし、そうした人たちのほとんどが成功していくことはありません。
なぜでしょう?
それは、
何もしないからです。
実行に移さないからです。
経験に向かわないからです。
もし、あなたが何かを実行に移すのなら、昨日までとは違う何かを今日行なうのなら、仮にその方法がまちがっていたとしても、それは偉大な一歩です。
(中略)
一人になった時は、夢を持って生きたい、夢を現実にしたい、輝いて生きたい、そう考えている人が多いこともガネーシャは知っています。
だからガネーシャは悩んでいるのです。
ガネーシャの教えにはあなたを変えるだけの力がない。
なぜならあなたが変わるにはあなたの決断とあなたの行動が必要だからです。
本当に必要なのはガネーシャの教えではなく、あなた自身の行動であることをガネーシャは知っています。」
自分自身を変えるのは行動です。
理論も大切ではありますが、やはり実践が肝心要です。
人を動かすのは心意気です。
『人生意気に感ず』〔人間は利害や打算で動くのではなく、相手の心意気に感じて行動するものだ。 唐の魏徴(ぎちょう)の詩から。―明鏡国語辞典―〕 です。
伝えたい熱い思いが人を動かします。
伊藤羊一氏は、『一分で話せ』 の中で 『自分の存在をかけるくらいのつもりで伝えることが一番重要である』 と説いています。
私は熱い思いを持って執筆しました。
行動がすべてを変えます。
(結論)
『自発的・自主的・主体的に行動しましょう。熱い思いで人を動かしましょう!』
『1分で話せ』(著者 伊藤羊一 SBクリエイティブ)
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「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
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『あなたはあなたが使っている言葉でできている』
(著者 ゲイリー・ジョン・ビショップ 訳者 高崎拓哉 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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『夢をかなえるゾウ 文庫版』(著者 水野敬也 飛鳥新社)
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【科学を過信したらあかんぜよ】
【科学を過信したらあかんぜよ】
科学を過信しないようにしましょう。
なぜなら、科学は万能ではないからです。
科学で証明できないものは信用しないという態度で対応すると思わぬ罠にはまってしまいます。
中村天風師は、名著『運命を拓く 天風瞑想録』(講談社文庫)の中でこう述べています。
(213頁~215頁)
「 現代の人間、特に理知教養のある人ほど、あさましいほど、諸事万端、他人事ばかりではなく、自分のことまで疑って人生を活きる悪い心持ちを持っているのは、科学教育の余弊だといってもいい。
幸か不幸か、お互は科学の時代に生まれているからである。
なぜ科学の教育を受けると、そうなるかというと、科学はまず疑いの方面から、物を考えようとする。
本当はいけないのだけれども、習慣で知らず知らずに陥っている。
『科学は疑い深い』というくらいである。
(中略)
科学的にわかることと、どう研究してもわからぬこと、わかっていないこととがある。
いくら、知らなければならないと思っても、それには限界がある。
科学は万能の学問ではない。
それを、何事をも科学的態度で応接し、1+1=2でなければ承諾しないという考え方で、人生を活きていると、知らない間にわからない事柄の多い人生の中に、自分のいる姿を発見してしまう。
そうすると、ますます不可解に混乱して、人生が少しも安心出来ない世界になる。
ただ不安と恐怖のみが、その人の人生を襲うことになり、それ以外には何物も人生になくなってしまう。」
このように、科学で証明できないものは承諾しないという考え方で生きていると不信に陥り、不安感にさいなまれる人生になってしまいます。
NHK Eテレ 『サイエンス ZERO』 のナビゲーターを務めた、竹内薫理学博士は、40万部を越えるベストセラー著書
『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(光文社新書)の中でこう述べています。 (32頁~33頁)
「 過信は禁物なのです。
科学は絶対的なものごとの基準ではありません。
あくまでも、ひとつの見方にすぎないのです。
よく『科学的根拠』がないものは無視されたりしますが、それはまったくナンセンスです。
なぜなら、科学はぜんぶ『仮説にすぎない』からです。」
さらに、この本の10頁にこう書かれています。
「 もしかしたら、この宇宙は、どこかの実験室で創られたものなのかもしれない・・・・。
こういった突飛な考え方を、頭ごなしに否定してはいけません。
科学では、どんな発想もアリなのです。
前例がないから、常識からはずれているからといって否定するのは、まったく科学的な態度ではないのです――。」
この本は、頭をグニャグニャに柔らかくしてくれます。
ぜひ、読んでください。
京都大学第16代総長の平澤興名誉教授(1900-1989)は、著書 『生きよう今日も喜んで』 (致知出版社)の中で、科学が万能ではないことについて次のように述べています。 (15頁~16頁)
「 科学の力で何もかも分かったと思う人があるならば、それはまことに大きな誤りでむしろ正しく言うならば、基本的のことはまだ殆ど分からぬと言ってもよいぐらいである。
たとえばものの構造にしても、分子から原子、原子から原子核、素粒子等にまで進んだが、素粒子にはまだ分からぬ問題があまりにも多く、生命などにしても、最も基本的な生命の起源とか、その本質はまだ分からず、宇宙なども言葉としては始終使っておるが、その広ささえよく分からないのである。
人体の基本的構造たる細胞などについても、まだ未知の問題は山ほどもあるのである。
研究に研究を重ねて行くと、おそらくどの方面の学問にせよ、この分からぬ領域に到達し、そこに頭をさげざるを得ないものがあることを発見すると思うが、ここまで来ると、科学者もまた何か宗教的感覚にふれるのではないかと思われる。
そこに科学と宗教の融けた世界がある。
とにかく生きるということは、平凡のようで奇跡中の奇跡である。
不思議と言えば、これほどの不思議はなく、おそらく広大無辺の全宇宙でも、人間の生命に匹敵するほどの霊妙不可思議の奇跡はなかろう。
まず以て今日一日この奇跡を生きる命を与えられたことに感謝しよう。
この感謝が今日一日の生活に融けこんだ時、それは喜びに変わり、やがてそれは自己を拝み、他を拝み、更には全宇宙を拝むことになるのである。」
『人知の及ぶところではない偉大なる知性』 に畏敬の念を持ち、宇宙を崇める心を持ちましょう。
(結論)
『科学を過信せず、頭を柔らかくして、視野を広げましょう。
生きている奇跡に感謝しましょう。』
『運命を拓く 天風瞑想録』(著者 中村天風 講談社文庫)
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『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(著者 竹内薫 光文社新書)
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『生きよう 今日も喜んで』(著者 平澤興 致知出版社)
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【自分が正しいと主張しない】
【自分が正しいと主張しない】
自分のほうが正しいと主張しないことが大切です。
なぜなら、我を張れば他の誰かを悪者にしてしまうからです。
相手の意見を否定しなくなれば、心は穏やかになり、視野も広がります。
『本当の幸せをつかむ7つの鍵』(ディーパック・チョプラ著 サンマーク出版) にこう書かれています。 (99頁~101頁)
「 ほとんどの人は、自分の考えを世間に押しつけようとする罠にはまっています。
正しいことと間違ったことの判断基準を設けて、長年、その善悪に関する信念を絶対に曲げようとはしません。
『私が正しい』 と信じていれば満足できるかもしれませんが、それではほんとうの幸せは訪れてはくれません。
(中略)
自分が正しいことを証明することで、幸せになった人は今までに誰ひとりいないのです。
結局、待っているのは対立と対決のみです。
自分が正しいと言い張れば、かならずほかの誰かが間違っていることになってしまうからです。
(中略)
誰もがよくご存知のとおり、『自分が正しい』 という態度をかたくなに変えようとしなければ、神の名のもとに続々と争いが起こってくるでしょう。
(中略)
世の中を愛ではなく判断で見ようとすれば、あなたは愛のない世界に暮らすことになるのです。」
人の数だけものの見方があります。
このことを忘れないようにしましょう。
これに関して、著名な文芸評論家の小林秀雄氏(1902~1983)は 『読書について』 (中央公論新社) の中でこう述べています。 (21頁~22頁)
「 書物の数だけ思想があり、思想の数だけ人間が居るという、在るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。
何故人間は、実生活で、論証の確かさだけで人を説得する不可能を承知し乍ら、書物の世界に這入ると、論証こそ凡てだという無邪気な迷信家となるのだろう。
又、実生活では、まるで違った個性の間に知己が出来る事を見乍ら、彼の思想は全然誤っているなどと怒鳴り立てる様になるのだろう。
或は又、人間はほんの気まぐれから殺し合いもするものだと知ってい乍ら、自分とやや類似した観念を宿した頭に出会って、友人を得たなどと思い込むに至るか。
みんな書物から人間が現れるのを待ち切れないからである。
人間が現れるまで待っていたら、その人間は諸君に言うであろう。
君は君自身でい給え、と。
一流の思想家のぎりぎりの思想というものは、それ以外の忠告を絶対にしてはいない。
諸君に何んの不足があると言うのか。」
人の数だけ思想があり、思想の数だけ使命があります。
『人は人 我は我』 です。
人の意見をあからさまに否定するのは控えましょう。
(結論)
『自説に固執せず、他説を受容・許容する寛大な心を持ちましょう。』
『本当の幸せをつかむ 7つの鍵』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク出版)
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『読書について』(著者 小林秀雄 中央公論新社)
https://amzn.to/45LHe5N
【足るを知る者は富む】
【足るを知る者は富む】
いつもニコニコして真っ当に生きてさえすりゃいい。
『足るを知る者は富む』(老子)
で、分相応に満足することの価値を知っている人は、たとえ裕福でなくても心は豊かです。
“Content is a kingdom.”
(満足は王国なり)
『老子』(訳者 福永光司 ちくま学芸文庫)
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【今を活きる❗】
【今を活きる❗】
今に意識を集中させる。
今、為すべきを為す。
未来を変えることができるのは今だけ。
過去や未来に生きるのではなくて、今を活きる❗
この世には時間が存在しているが、高次元宇宙という大きな枠組みの中では時間は存在しない。
宇宙に存在するのは、情報を持つエネルギーのみである。
極論すれば、宇宙は情報(データ)で出来ているシミュレーション世界である。
『いまここ すべてがうまく流れ出す宇宙の絶対ルール』(著者 阿部敏郎 ダイヤモンド社)
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『時間は存在しない』(著者 カルロ・ロヴェッリ 訳者 冨永星 NHK出版)
https://amzn.to/3BWENPK
『この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門』(著者 冨島ゆうすけ 河出書房新社)
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【ゆっくり行く者が遠くまで行く】
【ゆっくり行く者が遠くまで行く】
“Who goes slowly goes far.”
(ゆっくり歩む者が遠くまで行く)
『大きい薬缶は沸きが遅い』
『大器は晩成す』
と諺にあります。
『焦らず、慌てず、無理をせず』
マイペースでゆっくりと行きましょう。
斎藤一人さんは、著書『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(KK ロングセラーズ 新書版)の中でこう述べています。
(101頁~104頁)
「自分があせりそうになったら、こう言うの。
『ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ』って。
そうすると、気持ちに余裕ができて、ゆっくり行動できるから。
このことをやるとやらないでは、いくら体にいい食べ物を摂っても、サプリメントを摂っても、ぜんぜん効きめが違うと思うんです。
『あせり』っていうのは、体の免疫力を下げるんです。
あせっていると自律神経の『交感神経』ばかりが過剰になります。
人間の体っていうのは、『交感神経』と『副交感神経』のバランスでできています。
『交感神経』というのは戦闘態勢になるから、神経をしめるんです。
『副交感神経』は、神経をゆるめるんです。
ところがいまの人は、神経が常に高ぶっているので、みんな交感神経のほうが過剰になっています。
だから心がけて、ゆるめないといけないんです。
ゆっくりゆっくり歩く。
大きく深呼吸する。
それだけで、神経がずいぶんゆるまるんです。
それに、どうせあせって何かやったとしても、いいものはできません。
リラックスした気分でやったときに、いいアイデアもバンバン出て、いいものができるんです。
いいですか?
『上気元』でいたかったら、わざと動作を、ちょっとゆっくりするんですよ。
あなたにとって、気持ちが落ち着くスピードがあるんです。
あせりそうになったら、『ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ』。
これが『上気元』でいるための魔法の言葉なんです。」
私はこれを読んでから、『ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ』を口癖にしています。
不思議と心が穏やかになり気分が良くなります。
皆さんもぜひ試してみてください。
何事も焦らないこと、慌てないこと、無理をしないことが大事です。
スモールステップを心掛けましょう。
たとえば、健康のためにウォーキングを始めるときは、いきなり1時間を日課にするのではなくて、まず家の周りを5分間散歩することから始めてください。
少しずつ時間と距離をのばしていきましょう。
そのほうが長続きします。
“早寝早起き”を心掛けるにしても、いきなりはできませんが就寝時刻を毎日5分ずつ早めれば意外と簡単に朝型に変わります。
何事においてもスモールステップが肝心です。
掃除・整理整頓、読書、ダイエット、スポーツ、恋愛、自己研鑽、勉学、瞑想等々。
繰り返しますが、
“Who goes slowly goes far.”
(ゆっくり行く者が遠くまで行く)
『焦らず、慌てず、無理をせず』
『ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ』
を心掛けましょう。
『大きい薬缶は沸きが遅い』
『大器は晩成す』
です。
『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ 新書版)
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【人生で大切なこと】
【人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて】(著者 高原茂 Amazon電子書籍・ペーパーバック)
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本書はタイトルに『百選』とあるように、人気著作家や権威ある学者による名著・名言の“紹介本”的性向が強い編著です。
タイム誌発表の『20世紀の英雄と象徴トップ100』に選ばれた、ディーパック・チョプラ医学博士(著作累計4000万部を超えるウエルビーイング分野の第一人者)、
著作累計4600万部を超える『世界的スピリチュアル・マスター』ウエイン・W・ダイア―心理学博士、
世界で3500万部突破の記録的大ベストセラー“The Secret”の著者 ロンダ・バーン、
累計納税額日本一の実業家 斎藤一人さん、
天風会創始者 中村天風師、
精神世界の巨匠 山川紘矢さん山川亜希子さん夫妻、
「生きがいの創造」で一世を風靡した 飯田史彦博士、
精神科医で人気著作家の越智啓子さん、
多摩大学大学院名誉教授でシンクタンク・ソフィアバンク代表の田坂広志工学博士の著書からの引用を多用しています。
目次
1 口角上げれば世界が変わる!
2 人は皆、笑顔で癒される
3 幸せは考えるな、感じろ!
4 『天国言葉』口癖のマジック
5 やっぱり、褒め上手って素敵!
6 胸を張り、背筋を伸ばそう!
7 アロマテラピーで心を癒す
8 人の為こそわが為と知れ
9 何かを教えるときが一番幸せ!
10 四六時中感謝の念
11 あるがまま、なすがままに生きる
12 『裁くなかれ』(新約聖書)
13 『寛容が肝要!』(シャレか?)
14 些細なことに気をもむな!
15 幸せで長生きする秘訣とは?
16 我だに良くば人も良からむ
17 幸福は求めるな、与えよ!
18 人は見た目が9割9分5厘
19 カタルシス効果でスッキリ!
20 ゆっくり行く者が遠くまで行く
21 『禍を転じて福となす』
22 “幸せホルモン”で幸せだモン
23 早寝早起きで人生が変わる!
24 断然、モーツァルトを聴こう!
25 右脳モードで瞑想しよう!
26 心を癒す『自然の偉大な力』
27 自分が正しいと主張しない
28 メディアに洗脳されるな!
29 科学を過信したらあかんぜよ
30 動いてなんぼ、動かしてなんぼ
31 『掃除・整理整頓』で夢を叶える
32 『今を味わう!』
33 天風哲学を学ぶ
34 『人生は心一つの置きどころ』
35 『信ずる者は救われる』
36 言霊パワーを侮るなかれ!
37 瞑想ジョギングを楽しもう!
38 斎藤一人さんの『教え』に学ぶ
39 喜んでなんぼ喜ばせてなんぼ
40 運気を上げる上気元の奇跡
41 人生は気分次第・解釈次第
42 幸せのジャマをするもの
43 白黒思考から白グレー思考へ
44 寂聴さんの『生きることば』
45 『楽天観』が幸福感の根幹!
46 まず自分が光り輝く
47 『艱難、汝を玉にす』
48 『競争』から『協力』へ
49 『ツイてる!』は最強の言霊!!
50 『幸運の女神』につく
51 『得るは捨つるにあり』
52 自己重要感が幸せの鍵となる
53 これを食べると老けない
54 広量な人格者、狭量な小人物
55 読もう書こう訊こう話そう!
56 『巨人の肩に乗る』
57 名言・格言・諺は『人生ナビ』
58 『闇を見るな、光を見よ!』
59 北風になるな、太陽になれ!
60 “成功”ではなく、“成長”を目指す
61 人生は感動だーー!
!
62 『四方良し』の実践で幸福必至
63 『陰徳あれば必ず陽報あり』
64 たまにはボーッとしてみる
65 病は忘れることによって治る
66 『お金とは何か』を学ぶ
67 楽しんだ人だけが幸せになる
68 『失敗は成長の糧』
69 すべてはうまくいっている!
70 外界は己の内面を映し出す鏡
71 『好きこそものの上手なれ』
72 全ては良きことの為に起こる
73 すべては導かれている
74 『なるごつなる』『ケセラセラ』
75 伝えたい熱い思いはあるか!
76 執着捨てれば楽になる
77 インテリジェント・デザイン論
78 『人間原理』を学ぶ
79 『場の量子論』を学ぶ
80 本質を掴み、核心を衝く!
81 宇宙は一元、この世は二極構造
82 形而上学を学ぶ
83 直感と直観を磨く
84 この世は仮想現実世界?
85 人間の本質、宇宙の正体
86 人生はドラマ&RPG
87 『明日ありと思ふ心のあだ桜』
88 宇宙はすべてシンパシー
89 理性より霊性、頭よりハート!
90 意識って何、どこにあるの?
91 『天性』を知り、『天命』を全うする
92 エゴと真我 二人の自分?
93 人生の意味・人生の目的
94 日本人よ、立ち上がれ!
95 『自灯明』と『法灯明』
96 信仰心を持つ
97 一人ひとりが救世主
98 『究極の幸福』とは?
99 “小我”を捨てて“大我”に生きる
100 究めれば『愛こそすべて!!』
私は愛を込めて、そして本書が遺言になっても後悔しないように全身全霊を込めて執筆しました。(とは言え100歳以上生きるつもりです)
あなたの幸せの一助になれば幸いです。
あなたが愛と喜びに満ちた人生に導かれますように心からお祈りしています。
著者 高原茂
『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』(著者 高原茂 Amazon電子書籍・ペーパーバック)
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【ブログを書こう❗】
【ブログを書こう❗】
ブログを書いて、ポジティブ情報・有益情報を発信しましょう。
私は現在、Seesaaブログ・ライブドアブログ・JUGEM・ファンブログ・はてなブログ・アメーバブログに投稿しています。
『斎藤一人さんの教え』
『天風哲学』
『チョプラ哲学』
『ポジティブ心理学』
の普及に努めています。
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【禍を転じて福となす】
『禍を転じて福となす』
人生で起こること、世の中で起こること、全てに意味があります。
大切なことは、そこから何を学ぶかです。
精神科医の越智啓子さんは著書 『波動の秘密 宇宙のしくみで人生を動かす方法』(徳間書店) の中で、コロナ禍について次のように述べています。 (3頁)
「私たち、地球人の集合意識が、新型コロナウイルスを引き寄せて、今までの権力やお金を中心とした世界を変えるために、リセットするチャンスを与えられたのです。」
このように、前向きに捉えましょう。
斎藤一人さんはコロナ禍について著書
『絶対、よくなる!〔令和パワーアップ版〕』
(PHP文庫) の中で、こう述べています。
(5頁~17頁)
「今、世の中は“コロナ禍”で大変です。
これまで普通にできていたことが
できなくなり、
当たり前だと思っていたことが、
当たり前じゃなくなりました。
売上の激減に苦しむ人や、
職を失い、
夢を見失った人も多くいます。
やりたいことができなくなって
ストレスを抱えている人も
いっぱいいるでしょう。
もしあなたがそうだとしたら、
『絶対、よくなりますよ』
と言われても、
なかなか信じられないかも知れません。
それでも一年後、あなたはきっと
“いま”をなつかしくふり返ります。
『よくなった!』 って。
でも、人生長い目で見るとね。
いま、あなたに
起こっていることすべて
ウマくいっていますよ。
もしかしたら、あなたの目には、
あまりウマくいってないように
見えるかもしれませんが――
実はすでに
“素晴らしい目的地”に向かって
一歩ずつ前へと進んでいるんです。
この世は常に、
『生成発展』 しています。
だから、どんなことがあっても
時代は常によくなる方向に動くんです。
さあ、素晴らしい時代の幕開けですよ♪」
『すべてのことに意味がある』
『すべてはうまくいっている』
そう前向きに捉えるとき、道は拓けます。
今回のコロナ禍にも意味があります。
『何を学んだら良いのか?』
『どう対処すれば良いのか?』
『何を教えようとしているのか?』
じっくり考えましょう。
私が感心したのはファミリーレストラン “ガスト”の対応です。
まず、テイクアウトを強化しました。
テイクアウト・メニューを充実させて広告宣伝を行い、売上アップを図っています。
次に、デリバリー&テイクアウト専門店“ガスト・デリバリー”をオープンさせました。
さらに、通信販売をスタートさせ、amazonや楽天市場で冷凍食品が購入できるようになりました。
このように積極策を打ち出しています。
この前向きの姿勢を見習いたいと思います。
私は、免疫力・自然治癒力の向上を目指しています。
具体的には、栄養バランスに気を配り、早寝早起きを励行し、瞑想と有酸素運動を日課としました。
おかげで随分体調が良くなり、元気も出てきました。
さらに、ストイックな生活を心掛け、遊び歩かず、読書を楽しみ自己啓発・自己陶冶に励んでいます。
以前に比べて頭も冴えてきました。
人それぞれに事情があり、大変だとは思いますが、
『禍を転じて福となす』
を肝に銘じてお互い精進しましょう。
『波動の秘密 宇宙のしくみで人生を動かす方法』(著者 越智啓子 徳間書店)
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『絶対、よくなる![令和パワーアップ版]』(著者 斎藤一人 PHP文庫)
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【断然、モーツァルトを聴こう❗】
【断然、モーツァルトを聴こう❗】
断然、モーツァルトを聴きましょう。
なぜなら、モーツァルトの楽曲は奇跡を起こすからです。
右脳開発のパイオニアで七田式創始者の七田眞教育学博士(1929-2009)は、著書 『天才脳のつくり方』(ぶんか社文庫)の中でこう述べています。(14頁~15頁)
「 鳥取県の米子市に 『東京印刷』 という会社があります。
ここの社長の杉原弘一郎さんは、工場など会社全体に各部屋に取りつけた放送設備を通して、モーツァルトの音楽を二十四時間流しています。
その結果、どうなったでしょう?
実に多くのことが起きました。
まず、欠勤する社員が少なくなりました。
そして、社員が健康になり、『脳力』がアップしました。
デザイン部の人たちのひらめきがよくなり、印刷したデザインがいろいろな賞を受賞するようになったのです。
さらに、印刷した製品は評判がよく、注文が多くなり、機械の故障も少なくなって、この不況にもかかわらず、営業成績が上昇し続けています。
杉原社長の話を聞いて、工場にモーツァルトの音楽を流しはじめたハムの製造会社や豆腐の工場、パン屋、醤油やソース・調味料の製造会社、スーパーなどがあります。
すると、どうでしょう。
やはり製品の質がよくなり、評判がよくなって製品がよく売れるようになったのです。
スーパーなどでは、とにかく音楽のおかげで人が多く来るように変わったのです。
お客さんに聞くと、このスーパーに来ると心が安まるというのです。」
このようにモーツァルトの楽曲は奇跡を起こします。
あなたも、ぜひ聴いてください。
おすすめはYouTubeの 『モーツァルトの最高傑作』 (HALIDONMUSIC)です。
再生回数は2億回を超えています。
クラシックの中では断トツです。
軽快な楽曲を集めてあるので気分が明るくなります。
車を運転するとき、私は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏の “アイネ・クライネ・ナハトムジーク” 第一楽章から第四楽章までをリピートで聴いています。
気分爽快です。
何回聴いても飽きません。
精神衛生上もモーツァルトの音楽をおすすめします。
心の平安が得られます。
ということで結論はこうです。
『断然モーツァルトの楽曲を聴こう!』
『天才脳のつくり方』(著者 七田眞 ぶんか社文庫)
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【我だに良くば人も良からむ】
【我だに良くば人も良からむ】
『道歌入門 悲しいときに口ずさめ 楽しいときに胸に聞け』(岡本彰夫著 幻冬舎)の中に、こう書かれています。
(174頁~176頁)
「『世の中の 人をあしとも おもふなよ我だによくば 人もよからむ』(荒木田守武 『世中百首』)
他人ばかりを悪く思ってはいけない。まず自分がよい人間になれば、他人もよい人間になるだろう――。
この道歌を読むたびに、私は仏典にある 『牛の皮』 の話を思い出します。
(中略)
『もし、この世界が牛の皮で覆われていたならば、私たちはどこまでも裸足で歩いていけるだろう。
しかし、現実にはそれは不可能だ。
けれども、牛の皮でつくった靴を履いたなら、私たちは世界中どこへでも歩いていける。
これはつまり、世界中が牛の皮で覆われたのと一緒ではないか。
同じように、この世界を理想の天国にするのは不可能である。
しかし、私たちが菩提心を発するならば、世界は天国になったのに等しい』
菩提心とは仏になろうとする心です。
人の幸せを願い、他人のために自分を捧げる覚悟です。
冒頭の道歌はまさに、同じことをいっているのです。」
『牛の皮』 の話は 『入菩薩行論』に載っています。
『菩薩を生きる ―入菩薩行論―』
(シャーンティデーヴァ著 寺西のぶ子=訳 監修=長澤廣青 バベルプレス) の86頁にこう書かれています。
「 凶暴な者は、虚空と同じく無限にいる。
そのすべてを抑えることなど、できるはずもない。
だが、この憤る心を制すれば、
敵をすべて屈服させたようなものだ。
大地を皮で覆いつくそうにも、
それだけの皮がどこにあるというのか。
だが、私の靴の底に皮を貼れば、
大地をすっかり皮で覆ったのも同じだ。
すなわち、外界のできごとは
私の手では抑えられない。
だが、自分の心を抑えてしまえば、
ほかに抑えるべきものはなくなる。」
人を変えることはできません。
しかし、自分を変えることはできます。
自分が変われば周りの人が変わります。
『類友の法則』で良い人が集まってきます。
周りが変われば世界が変わったのと同じことです。
『世の中の 人を悪しとも 思うなよ 我だに良くば 人も良からむ』
ぜひ、覚えておいてください。
『菩薩を生きる ―入菩薩行論ー』(シャーンティディーヴァ著 寺西のぶ子=訳 監修 長澤廣青 バベルプレス)
https://amzn.to/45dvngv
『道歌入門 悲しいときに口ずさめ 楽しいときに胸に聞け』(著者 岡本彰夫 幻冬舎)
https://amzn.to/3ocF7H4
【カタルシス効果でスッキリ❗】
【カタルシス効果でスッキリ!】
『カタルシス』という言葉をご存じでしょうか?
精神分析の用語です。
意味は、『抑圧されて無意識の中にとどまっていた精神的外傷によるしこりを、言語・行為または情動として外部に表出することによって消散させようとする精神療法の技術、浄化法。―広辞苑―』です。
端的に言えば『心の中でつかえている不満・不信などの感情を開放してスッキリする』ということです。
カウンセリングでは、この『カタルシス』を重視します。
コピーライター・コンセプターで、カンヌ広告賞、レッドドット賞、グッドデザイン賞観光庁長官表彰など国内外30以上の賞を受けている梅田悟司さんは、著書 「『言葉にできる』は武器になる。」(日本経済新聞出版社) の中で、内なる言葉を外に出すことの重要性について次のように述べています。(72頁)
「『人に話すことで、悩みが解消された』という経験を持つ人は多いと思う。
これはまさに、頭の中に浮かぶ内なる言葉を外に出すことで、頭の中に考える余地や空間が生まれた状態であると言える。
ここで重要なのは、頭で考えていることを誰かに『話す』ことではなく、頭の外に出し自分と『切り離す』ことである。
内なる言葉を一旦、強制的に外に出すのだ。
すると、思考と記憶が切り分けられるため、考えを進めることに集中できるようになる。
その結果、『ふわふわと考えていたことは、実はこういうことだったのか』と気付くことができるようになるのだ。」
これは 『カタルシス効果』 のメカニズムを見事に表現しています。
内なる言葉を一旦、外に出すことが重要です。
人間には本来自然な成長能力があります。
自ら問題解決できる能力を持っています。
人から相談を受けるときは、問題を解決する力を支えてあげるという姿勢で人の話を聞いてあげてください。
注意点としては
① 絶対肯定の配慮、則ち受容するということ。
② 共感を示すこと。
③ 話してくれたことに感謝すること。
④ 寛大な心で接すること。
です。
積極的に傾聴するという事と安易にアドバイスをしないことが大切です。
自分で考え気づくように仕向けてください。
自己成長を促しましょう。
自分が『カタルシス効果』を得たいときは信頼できる家族か親友に話を聞いてもらうのが一番です。
そういう人がいない場合は、とにかく頭の中に浮かんでくる言葉を書き出してみてください。
胸中を吐露するとスッキリして問題解決に繋がります。
斎藤一人さんは著書「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」(サンマーク文庫)の中で『効果絶大な問題解決法』について次のように述べています。(59頁~61頁)
「悩みを相談されたら、まず、そのまわりのいる数人の人に『この人(問題を解決したい人)に、この問題が一生起きない解決策は何ですか?』と聞いて、それぞれに答えてもらいます。
そして最後に、質問した人がこの質問に自分で答えます。
『もしあなたが、これと同じ悩みをだれかから相談されたら、この問題が一生起きない解決策はなんですか?』
って聞くんです。
すると、たくさん出た意見の中でいちばんいい答えが、その人の答えとして出てきます。
いきなり最初から『自分で答えなさい』は無理なんです。
最後にその当人に答えさせるのが、この方法のポイント。
それと当人も“人ごと”だと思って答えないと、いい答えは出てきません。
(中略)
自分に起こった問題は、どうしても主観的になってしまい、さらには感情的にもなって、なかなかベストな解決策が浮かびません。
それが第三者的な視点で問題を考えることができて、さらにはまわりの人からの助言やアイデアも加わり、ベストな答えが導き出せるようになります。」
斎藤一人さんによると、この方法は 『百発百中の問題解決法』だそうです。
あなたもぜひ試してみてください。
(結論)
胸中を吐露するとスッキリして問題解決に繋がります。
『語(カタ)るし、スッキリするカタルシス効果』と覚えておきましょう!
「『言葉にできる』は武器になる」(著者 梅田悟司 日本経済新聞出版社)
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「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)
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【幸福は求めるな、与えよ❗】
【幸福は求めるな、与えよ!】
幸福を外に求めても手に入れることはできません。
幸福は自身の心の中にあります。
宇宙には精神法則である『返報性の法則(鏡の法則)』が働いています。
与えたものは戻ってきます。
幸福を与えれば自分が幸せになります。
ルカによる福音書第6章38節に
『与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。』
とあります。
人が喜ぶことをすれば、『鏡の法則』により、自分が幸せになります。
与えて、与えて、与え尽くしましょう。
与えるのはお金や物ではなくて智慧と愛です。
たとえば、魚を与えるのではなくて釣り方を教えましょう。
作物を与えるのではなくて栽培方法を教えましょう。
与えても減らないものを与えましょう。
それにより幸せを得ることができます。
『人を思うは身を思う』です。
英国のことわざでは
“Do good; thou doest it for thyself.” (慈悲を施せ、それは汝自身のためにすることになる)〔成語林より〕といいます。
(結論)
幸福は求めるな、愛と智慧を与えよ!
『愛は惜しみなく与う』
『聖書』(新共同訳 日本聖書協会)
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【裁くなかれ】
『裁くなかれ』 (新約聖書)
新約聖書―ルカによる福音書第6章37節にこうあります。
「 人を裁さばくな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪人だと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。」
個人を批評・批判・非難・否定・否認・誹謗しないようにしましょう。
人を 『あるがまま』 に受け入れましょう。
人を批判したり非難したり誹謗したり、してはいけない理由が 『新訳 人を動かす』 (D・カーネギー著 田内志文=訳 角川文庫)に書かれています。(31頁~32頁)
「 人を批判したところで、なにがどうなるものでもない。
結局は、本人が自己弁護をし、自分を正当化しょうとするだけだからである。
そして、批判は危険なものだ。
批判されれば人はプライドを傷つかせ、自尊心を失い、恨みを抱くようになるだけだからだ。
世界的に有名な心理学者、B・F・スキナーは、動物を褒めてやると、叱った場合にくらべ良い習性がより早く身につき、しかも長続きするということを証明した。
後の研究で、これは人にも当てはまるということが分かっている。
批判は恒久的な変化など人に起こしたりせず、多くの場合は恨みを残すだけなのである。
ハンス・セリエも高名な心理学者であるが彼は、『人は称賛を追い求め続けるのと同じくらい、人に批判されることを恐れている』 と述べている。
批判しても従業員や家族、友人たちは士気を下げてしまうばかりで、問題となっている状況そのものはまったく改善されないのだ。」
さらに、著者は49頁でこう述べています。
「 人を責めるのではなく、相手を理解しようと努めることだ。
相手がなぜ、なにをしているのかを分かろうとすることだ。
批判するよりもそのほうが有益で有り、楽しいのだから。
そうすることにより、共感や寛容さ、そして慈しみが育まれるのだ。
『すべてを知ることは、すべてを許すことなり』 という言葉もある。
サミュエル・ジョンソンは、『神ですら、人の死後まで裁きを下さずお待ちになる』という。
あなたも私も、その言葉に従うべきなのだ。」
世界的大ベストセラー 『人を動かす』
(原題 “How to Win Friends and Influence People”) の著者デール・カーネギーが 『人を裁くなかれ』 と言っています。
私たちも注意しましょう。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『人を批判したり、非難したり、否定したりしないように気を付けましょう。』
『新約聖書』(新共同訳 日本聖書協会)
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『新訳 人を動かす』(著者 D・カーネギー 訳者 田内志文 角川文庫)
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【寛容が肝要❗】
『寛容が肝要!』(シャレか?)
『天国言葉』 のなかに 『ゆるします』とあります。
『ゆるすということ』 は人生における必須の修練です。
ゆるしは 『愛』 でもあります。
ゆるすことで救われます。
名著 『ゆるすということ』 (ジェラルド・G・ジャンポルスキー著 大内 博=訳 サンマーク文庫) の表紙にこう書かれています。
――ゆるすことで、私たちは自由になります。
――ゆるしによって、自分の本当の姿がわかります。
――ゆるしは癒しをもたらします。
――ゆるしは自分も他人も癒します。
世界的ベストセラー『神との対話』の著者、ニール・ドナルド・ウォルシュは、『ゆるすということ』 (サンマーク文庫)の序文(推薦文)でこう述べています。(8頁~10頁)
「 私たちはみんな人間で、まちがいは犯すし、人を傷つけたり、わがままだったり、不親切だったり、無神経だったりすることもあると、ジェリーは知っているのです。
エゴと格闘し、怖れと闘い、愛のためにもがくとはどんなことか。
おおらかでありたいと願いながら小さなことにこだわったり、優しくしたいのに人を傷つけたり、賢明であろうとしながら愚かな行動をとってしまうとき、どれほど深い失望を味わうか――ジェリーはよく知っています。
(中略)
ゆるしは、あなたとみんなの人生に、想像しうるかぎり最高に深い、変容をもたらします。
ゆるしはすべてを変えるのです、たった一晩で!
そこがわくわくするところです――何でも変えてしまうのですから。
ゆるしは、悲しみのあるところに 歓びを、争いのあるところに平和を、怒りのあるところに喜びをもたらします。
さらに、本当の自分を取り戻させてくれます。」
ニール・ドナルド・ウォルシュは、『ゆるすということ』 の大切さを熱く語っています。
『生き方を変えるヒーリング・センター』
(Center for Attitudinal Healing)
の設立者で、国際的に有名な精神医学者であるジャンポルスキー氏は、『ゆるすということ』 のプロローグで次のように述べています。 (19頁~28頁)
「 人間は、自分が 『学びたい』 と思っていることを、人に教えるものではないでしょうか。
私が最も学びたいのは、『ゆるし』 です。
この本は、まさにそのために書きました。
私自身のために書いたといってもいいかもしれません。
本書を書くことで、裁く気持ちが苦しみをもたらすことを思い出し、ゆるすことで自由になりたいと思ったのです。
(中略)
――ゆるすことで、私たちは自由になります。
自分を責める心の戦争に『待った』 がかかります。
怒りや非難の悪循環から抜け出せます。
――ゆるしによって、自分の本当の姿がわかります。
ゆるしたとき、私たちの本質は愛なのだと、体験できるのです。
――ゆるしは癒しをもたらします。
あらゆる人々、そして生きとし生けるもののすべてとひとつなのだと、体験できます。
――ゆるしは自分も他人も癒します。
ゆるせば自分を見る目が変わり、他人を見る目が変わります。
世界観が変わります。
四六時中の心の葛藤に、終止符を打てます。
世界中の誰もが恨みを手放したらどんなに平和になるか、想像してみてください。
人種や宗教の違いのために何百年も続けてきた戦争をやめ、お互いの傷を忘れることができたら、どんな世界が生まれるでしょうか。
(中略)
◆心安らかに生きる。
ただそれだけを目標にしてもいい。」
人生において 『ゆるすということ』 の重要性がよくわかります。
では、どうしたらゆるせるようになるのでしょうか?
同書の78頁でジャンポルスキー氏はこう述べています。
「 『自分や他人を責める代わりに、愛に身をゆだねる』 という、新しい価値観を取り入れるのです。
そのためには、人間観そのものを変えることです。
エゴは、私たちを肉体だけの存在と思っています。
『私たちはスピリチュアルな存在で、肉体は仮の宿だ』 とは考えません。
自分を単なる肉体ではなく、永遠のスピリチュアルな存在と見なせるようになれば、ゆるしの大切さは簡単にわかります。」
私たちの本質は肉体ではなく、スピリットであるという自覚を持つことが大切です。
自分のなかの最高の真実にゆだねることから始めましょう。
さらにジャンポルスキー氏は同書92頁~93頁でこう述べています。
「 『何を考え、何を信じるかで人生が決まるということを、忘れてはなりません。』
なぜゆるすのかといえば、自分を過去から自由にするためです。
他人への恨みつらみから、自分を自由にするためです。」
『ゆるすということ』 は自分のためです。
過去への囚われから、自身を解き放つためです。
同書エピローグでジャンポルスキー氏は、結論をこう述べています。(149頁~150頁)
「 一人ひとりがゆるすことによって、愛をさえぎる障害を取りのぞくことができれば、私たちは想像できないほどの喜びと平和と幸せを味わうでしょう。
ゆるしは、神と愛と幸せに続く橋です。
ゆるしという橋を渡れば、罪悪感、責める気持ち、恥じる気持ちに、別れを告げることができます。
ゆるしは、『愛とは怖れを手放すことだ』と教えます。
ゆるしはあなたの周りを清らかにし、心と魂を浄化します。
ゆるすことで、聖なるものすべてとつながることができるのです。
ゆるしによって、私たちは自分たちより偉大な存在とつながり、想像や理解を超えた存在と 絆を結べます。
そして、生命の神秘に、安らかな心で向きあえるのです。
ゆるしは、私たちがこの地球に生をうけた目的を達成する第一歩です。
愛だけを教えなさい。
私たちの本質は、愛なのだから。」
『ゆるすということ』 は、『人知の及ぶところではない偉大な存在』 と繋がるための必須条件です。
ゆるすことで、自身の本当の姿が愛であるとわかります。
ジャンポルスキー氏は、同書巻末に自身の詩を掲載しています。(150頁~158頁)
「 ゆるすということ
ゆるすことは
幸せになるための処方箋
ゆるさないことは
苦しむための処方箋
(中略)
ゆるしとは
怖れに満ちた過去に
こだわりつづけるのをやめること
ゆるしとは
古傷を引っかいて
血を流しつづけるのをやめること
ゆるしとは
過去の影に惑わされることなく
いまこの瞬間に
百パーセント生き
百パーセント愛すること
(中略)
ゆるしとは
過去に何をした人でも
すべての人のなかに
神の光を見ること
ゆるしとは、相手のためだけでなく
自分自身のためであり
自分が犯したまちがいのためであり
くすぶりつづけている罪悪感と
自分を恥じる気持ちのためである
(中略)
ゆるしは心の扉を開け
感情をスピリットと一体にし
すべての人と一体にし
すべての人を神と一体にする
ゆるすのに
早すぎることはない
遅すぎることもない
(中略)
私は心から信じている
一人ひとりが
自分を含めてすべての人を
完全にゆるせるようになったとき
世界は本当に平和になるということを」
幸せをつかむ鍵は 『ゆるし』 です。
『ゆるし』 は心のやすらぎを得る唯一の手段です。
(結論)
『ゆるしの修行』 を成し遂げましょう!
『ゆるすということ』(著者 G・G・ジャンポルスキー 訳者 大内博 サンマーク文庫)
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『神との対話』(著者 ニール・ドナルド・ウォルシュ 訳者 吉田利子 サンマーク出版)
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【四六時中感謝の念】
【四六時中感謝の念】
『すべてのことに感謝しましょう』
感謝について深く掘り下げてみます。
全世界3500万部突破の大ベストセラー 『ザ・シークレット』 (山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子=訳 角川書店)の著者、
ロンダ・バーンはこの本の中でこう述べています。 (125頁~127頁)
「 偉大なアバター(神の化身)の教えの中では時代を通して、『感謝』 が中核を占めていました。
(中略)
ジョー・シュガーマンは素晴らしい人で事業にも成功していますが、彼が 『ザ・シークレット』 の映画を見て私に連絡してきました。
彼は一番好きな場面は感謝の仕方のところだと言うのです。
彼は感謝することによって、全てが達成できたのだと言っていました。
(中略)
これまで、いろいろな書物を読み、『秘密』を使って様々な経験をしてきました。
その中で、感謝することの効果が何よりも高いことが分かりました。
もし 『ザ・シークレット』 の中の知識をただ一つだけ選ぶとしたらそれは感謝です。
感謝があなたの生き方になるまで、習慣化しましょう。
(中略)
ジョー・ビタリー博士
『 自分が既に持っているものに対して感謝し始めると更に良いものを引き寄せます。
もっと感謝したくなるような更に良いものがやってくるのす。』 」
ロンダ・バーンはさらに、著書 『ザ・マジック』 (山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子=訳 角川書店) のなかでこう述べています。 (19頁~20頁)
「 次の文章は聖書のマタイによる福音書からの引用ですが、何世紀にもわたって多くの人々に誤解され、あいまいにされて来ました。
『おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう』
この節は、裕福な人はより裕福に、貧しい人はより貧しくなる、と読めますが、あなたはきっと不公平だと感じるでしょう。
しかし、この文節の謎が解かれ、秘密が明らかにされると、新しい世界があなたの目の前に開かれるのです。
何世紀も隠され、明らかにできなかった秘密を解く鍵は、ある隠された言葉、つまり感謝にあります。
『感謝する人はより多くを与えられて、豊かさを手に入れます。
感謝をしない人は、持っているものまでも取り上げられてしまいす。』
この隠された言葉の意味が明らかにされると、この謎の文言はきわめて明瞭になります。
この言葉が記録されてから2000年が経過しましたが、今まで以上にその言葉は真実を表しているのです。
感謝する時間を持たなければ、より多くを手に入れることはできません。
そして、既にあるものまでも失うことになります。
感謝することによって必ず起こる魔法は次の言葉に示されています。
『感謝すればより多くを与えられて、豊かさを手にします!』 」
このように感謝することの効果は絶大です。
それにもかかわらず、私たちは感謝することがもたらす力を知りません。
まず、感謝を実践しましょう。
天国言葉(ありがとうございます・感謝しています・愛しています・ゆるしています・嬉しい・楽しい・ツイてる・幸せ)を頻繁に口にしてください。
私は、食事の前と紅茶・お茶・スープ・豆乳・牛乳(アカディ)を飲む前、必ず、
『神様ありがとうございます。
守護霊様ありがとうございます。
感謝しています。
愛しています。
いただきます。』
と口に出して言っています。
時折 『ありがとう』 と言葉で言うだけでは、感謝に満ちた生活とは言えません。
毎日、頻繁に感謝の言葉を口に出して言ってください。
口癖になれば感謝が引き起こす魔法を経験できます。
(結論)
『感謝の言葉を口癖にして、歓喜と感謝の感情をより多く持ちましょう!』
『ザ・シークレット』(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店2007年 初版発行)
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『ザ・マジック』(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店 2013年 初版発行)
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【あるがまま、なすがままに活きる】
【あるがまま、なすがままに生きる】
あるがまま、なすがままに活きましょう。
我を張らずに流れに身を任せれば、楽しく、穏やかに過ごせます。
これについて、コズミックアーティストとして活躍された足立幸子さん(1946-1993)は、著書 『あるがままに生きる』(ナチュラルスピリット) の中でこう述べています。 (84頁~86頁)
「 〔あるがままに生きる〕というのは、自分もあるがままにやるのですが、相手のあるがままも受け入れるということです。
わがままというのは、自分はあるがままにやるのですが、相手のあるがままは受け入れないのです。
皆様は、自分のあるがままなら割と楽に出来るようになられますが、相手のあるがままを受け入れるのは難しいとおっしゃいます。
本当に頭はロクなことを考えないので、好きだの嫌いだのとすぐ判断してしまうのですね。
この判断は、ご自分の色眼鏡をかけて見ておられるだけで、結局はご自分だけの尺度なわけですよ。
あるがままに見るというのは、色眼鏡をはずさなければいけないのです。
人というのは、色々な面を持っています。
頭というのは 『こういう面は良いが、こういう面は悪い』 とか、『好き』 と『嫌い』とか判断してしまうのですね。
それをやめるのです。
『あの人は、こういう面とこういう面とこういう面を持った人なんだ』 とただただ受け入れて、ただただ見るだけなのです。
これが、あるがままに見るということです。
良い悪い好き嫌いなどと、判断しないのです。
良い悪い好き嫌いは自分だけの尺度ですから、自分の尺度でいっさい判断しないということですね。
それが人をあるがままに見る、あるがままに受け入れるということです。
こうしますと、誰とでもおつきあい出来るようになりますね。
『あの人は、こういう面とこういう面を持った人なんだ』 とただただ思うだけですからね。
時々自分で笑ってしまうことがあるのですが、今まででしたら自分で判断して当然頭にきていたような人でも、『あるがままに受け入れるんだ』 と思いますと、『あの人はこういう面を持っている人なんだ』
とただただ思うだけなのですね。
これをやっていますと、本当に楽になります。
今までの自分の尺度で判断されて、勝手に疲れておられたことがあったと思います。
これからは、自分も本音であるがままに生きるのですが、人のあるがままも受け入れて下さい。」
わがままではなくて、あるがままに生きて人のあるがままも受け入れましょう。
全世界4600万読者を持つスピリチュアル・マスター、ウエイン・W・ダイアー心理学博士(1940~2015)は、晩年の代表的著作である 「ザ・シフト――成功よりも 『意義ある人生』 へ向かう4つのステップ」(訳=島津公美 ダイヤモンド社) の中でこう述べています。 (53頁~54頁)
「 ものごとをなるがままにゆだねる訓練をして、それが体を通り抜ける感覚を感じてみましょう。
白髪になったり抜け毛が増えたり、肌がたるんできたりなど、自分に起こる小さな変化は、自分の意思とは別のものだということを確認してみましょう。
そして、家族も、友達も、同僚も、すべての人を同じように、あるがまま、なすがままの状態で受け入れるのです。
『レット・イット・ビー(なすがままに)』 と歌ったビートルズは正しかったのです。
そうしていれば、そこに答えがあります。
これこそ、ゆだねることです。
あなたの周りの世界や、そこにいる人への要求をやめることでもあります。
長い間いわれてきたように、『神の御心のままに』 という言葉を取り戻す時がやってきたのです。
毎日訓練し続ければ、すべてのものがあるべき場所にととのってきます。
あなたは本来、愛と親切、優しさと喜び、そして純粋さに満ちたとても幸福な世界からやってきたのです。
そこがあなたの生まれた場所=源(ソース)なのです。
私は、自分が自分の運命をコントロールしたがっている、と気がついたら、
『ウエイン、ゆだねなさい。神にまかせなさい』
と言い聞かせることにしています。
みなさんも、そう言ってみてください。
効果があります。」
世界的メンターである、ウエイン・W・ダイアー博士も 『あるがまま、なすがままに生きること』 を推奨しています。
昔、『なすがママ、きゅうりがパパ』 というギャグが流行りましたが、『レット・イット・ビー(なすがまま)』 は正しかったのです。
ウエルビーイング分野の第一人者であるディーパック・チョプラ博士は、著書 『富と成功をもたらす7つの法則』 (渡邊愛子=訳 角川文庫) の中で、あるがままに受け入れることの重要性について次のように述べています。 (77頁~78頁)
「 『今日私は、人々や状況や環境や出来事を、起こったとおりに受け入れます』
これは、『この瞬間はあるべくしてある』と理解することを意味します。
この瞬間――あなたが今経験している
この瞬間――は、あなたが過去に経験したすべての瞬間の絶頂です。
宇宙全体があるべくしてあるために、この瞬間はあるべくしてあるのです。
この瞬間に抵抗しもがくとき、あなたはまさに宇宙全体と争っているのです。
それよりも、この瞬間に抵抗しないことによって、あなたは宇宙全体と争わないと決めることができるのです。
これは、あなたのこの瞬間に対する 『受容』 が全体的で完全であることを意味しています。
この瞬間あなたは物事を、あなたが望んだようにではなく、あるがままとして受けいれます。
これを理解することは重要です。
未来が異なるよう願うことはできますが、この瞬間は、物事をあるがままに受け入れなければならないのです。」
人々・状況・環境・出来事をあるがままに全受容することが肝要です。
この瞬間はあるべくしてあります。
この瞬間は、宇宙コンピュータが弾き出した最善の答えです。
物事をあるがままに受容しましょう。
(結論)
人や物事をあるがままに受け入れ、我(が)を張らず、流れに身を任せ、 『あるがまま』『なすがまま』 に生きましょう。
『あるがままに生きる』(著者 足立幸子 ナチュラルスピリット)
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「ザ・シフト―成功よりも『意義ある人生』へ向かう4つのステップ」(著者 ウエイン・W・ダイアー 訳者 島津公美 ダイヤモンド社)
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『富と成功をもたらす7つの法則』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
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【アロマテラピーで心を癒やす】
【アロマテラピーで心を癒やす】
アロマテラピーは自律神経を調節し、心を癒す作用があります。
嗅上皮の粘膜がアロマ精油の成分をキャッチし、大脳へ伝達します。
その後、大脳辺縁系から視床下部へ伝わり心身に影響を及ぼします。
自律神経のコントロールやホルモンバランスをとる視床下部を刺激することが癒し効果に繋がります。
アロマ精油が自律神経に及ぼす影響について、『副交感神経を活かして不調を治す! 交感神経と副交感神経のバランスを上手にとる方法』 (著者 伊藤 剛 PHP研究所) にこう書かれています。 (52頁~53頁)
「 嗅覚刺激を通じての脳や自律神経による調節作用を利用したものがアロマテラピーで、さまざまな香りが自律神経に影響を及ぼすことが調べられています。
レモンやグレープフルーツなど柑橘系の香りは交感神経を活性化して元気にさせる効果をもちます。
一方、ラベンダーの香りは交感神経のはたらきを抑え、副交感神経のはたらきを増強させることで身体を休めさせ、消化作用を高め、体力の回復に役立つ可能性があるのです。」
精神科医で人気著作家の越智啓子さんは、著書 「自分のまわりに『ふしぎな奇跡』がいっぱい起こる本」 (三笠書房 王様文庫) の中で、アロマを生活に取り入れて、心と体をスッキリさせる方法について次のように述べています。(139頁~145頁)
「 アロマ(香り)のエッセンス(エッセンシャルオイル)は、私たちの感情を落ち着かせたり、記憶力や集中力、活力を高めるなど、心と体にさまざまな働きかけをしてくれます。
すばらしいのは即効性があることです。
香りの刺激は瞬時に脳に到達するため、すみやかにリラックスできるのです。
(中略)
さまざまなアロマの中でもよく知られているのは、『ラベンダー』 でしょう。
リラックス効果が高く、疲労回復だけでなく自然治癒力もアップするので、大活躍のアロマです。
気分の浮き沈みを鎮め、情緒を安定させる働きがあるので、落ち込んだときには効果的です。
逆に、興奮して高血圧気味になったときは、血圧を下げてくれます。
不眠症にも効くので、眠れないときにはラベンダーの香りを嗅ぐとぐっすり眠れます。
頭痛やのどの痛みなどがつらいときにもおすすめです。
ティッシュに一滴たらして香りを嗅ぐと痛みが和らぎます。
(中略)
柑橘系の香りで人気なのが 『オレンジ』 です。
リフレッシュ効果が抜群で、気分を明るくしてくれます。
(中略)
私が初診で必ず使う柑橘系のアロマには、イタリアが主産地の 『ベルガモット』 があります。
特に、のどとハートの癒しに効果があります。
深い悲しみのために閉じた心を癒します。
また、のどが開かれると人とのつき合いがスムーズになります。
日本人は真面目で我慢しがちなのですが、そのストレスをちょっとゆるめる手助けをしてくれます。
陽気なイタリア人気質を取り入れる感じです。
自分の殻に閉じこもりがちな人、心配で眠れない人、引きこもりの人には社会と関わっていく勇気を与えてくれます。
対人恐怖症の人、狭いところや乗り物でパニック発作を起こす人には、不安や恐怖を取り除いてくれる効果があります。
ベルガモットは紅茶のアールグレイに入っている香りなので、アールグレイティーを飲むと不安や胸のざわつきがおさまります。
人間関係の悩み解消に効果があるのは 『グレープフルーツ』 です。
(中略)
職場でのストレス、家族の中でのストレスなど、価値観が違うことが原因で起こる悩みの解消には最適です。
職場にはいろいろな個性の人がいますし、それぞれの能力も異なりますから、ぶつかるのは当然です。
ですが、個性や能力の異なる人が一丸となってプロジェクトに当たれば最強になります。
いくつもの個性が集まって一人ではできないことをやり遂げようとすると、奇跡が起きます。
意見が合わず、職場の空気が殺伐としているときは、『統合』 を促す作用があるグレープフルーツの力を借りましょう。
グレープフルーツには怒りやイライラを緩和する作用もあります。
人間関係で溜まった怒りは、グレープフルーツの香りを嗅いで大きく息を吐き出すとすっきり解消されます。
今の時代に大活躍する香りです。
怒りの解放には 『ヤロウ』 という花の香りも効果抜群です。
頭の天辺にまで怒りが込みあげてきたら、『この野郎(?)』 とヤロウの香りで怒りを発散しましょう。
また、骨髄に直接働きかけるので、白血病の方にぜひおすすめしたいアロマです。
記憶力や集中力を高めたいときは 『ローズマリー』 がいいでしょう。
神経疲労を癒したり、ショックを受けた心をリフレッシュしたりする効果があります。
それだけでなく、肉体的な痛みの解放にもバッチリ効きます。
『自分が嫌い』 という人は肉体と意識がずれてしまうので、自分らしさを出せません。
そのずれを、ローズマリーは直してくれるのです。
意識を肉体にはめる香りと言われています。
爽やかなスパイス系の香りの 『ペパーミント』 や 『ティートリー』 にも同じ効果があり、肉体からずれた意識をカチッとはめるお手伝いをしてくれます。
肉体に意識がはまると、自分を大好きになります。
女性に幸福感と安らぎを与えてくれるのが 『ローズ』 です。
摘みたてのバラの花びらから抽出したものがローズオイルで、私は 『アロマの女王』 と呼んでいます。
調和、母性、平和、芸術性などの女性エネルギーを高めてくれる香りです。
ローズの香りは素敵なパートナーを引き寄せてもくれます。
バラの花を飾るのも効果があります。」
気分や状況に応じて好きなアロマ精油を選び、部屋を香りで満たして楽しんでください。
私は、アロマディフューザーを使って就寝時と瞑想時にラベンダー精油の香りを嗅いでいます。
よく眠れるし、瞑想時はリラックスできています。
あなたもアロマを生活に取り入れて心と身体をスッキリさせてください。
(結論)
『アロマテラピーで心を癒そう!』
『副交感神経を活かして不調を治す! 交感神経と副交感神経のバランスを上手にとる方法』 (著者 伊藤 剛 PHP研究所)
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「自分のまわりに『ふしぎな奇跡』がいっぱい起こる本」 (著者 越智啓子 三笠書房 王様文庫)
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【頓着しない】
悪・偽・醜に対して『否定しない、頓着しない、関わらない』という態度を示すことが大切。
なぜなら、否定の波動を発し、関われば、それが増大するから。
麻薬撲滅運動は、麻薬を増加させた。
テロとの闘いは、テロを増加させた。
病と闘えば、病に負けてしまう。
『病は忘れることによって治る』(中村天風述)
(結論)
『ネガティブなことに頓着せず、ウキウキ・ワクワクすることを考えよう❗』
『ザ・シークレット』(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店 2007年 初版発行)
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『運命を拓く 天風瞑想録』(著者 中村天風 講談社文庫)
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病は忘れることによって治る
【病は忘れることによって治る】
道歌にこうあります。
『身を思う 心ぞ身をば 苦しむる 身を思わねば 身こそ安けれ』
病は忘れることによって治ります。
哲人、中村天風師は、著書 『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社文庫)の中で、このことについて、次のように述べています。
「 正直な話、私が病になりたてには、ちっとも神経が昂ぶらなかったのに、医学を研究してから、よりいっそう、弱くなったのである。
つまり、知らなくてもいいことを知ってしまうからだ。
だから、医者がその仕事のために覚える医学は必要だから、ぜひ天職を奉仕するために覚えなくてはならないけれども、素人が知る必要はないのである。
中には、素人のくせに、医者よりも自分の病を詳しく知っている“馬鹿”がいる。
こんなのは、私にいわせるならば、本当に“馬鹿野郎”だ。
現に、天風会副会長の安武貞雄が大学生の時代に、今から約五十年前になるが、私に対して、ぬけぬけとこういった。
『 こと、腎臓に関するかぎりは、私は博士にも負けません。』
『なにしろ、私は幼少の折から、この病をわずらっているのだから、この病に関しては、トコトン研究しています』 と。
『偉いなあ、偉いけれども、お前、もう少し馬鹿になったらどうだ』 といったのである。
『いろんな知識を知っていて、それでいてちっとも治ってないじゃないか。
治ってもない知識ならあらずもがな。
止めてしまえ。
お前、もう少し馬鹿になれ! すべて忘れてしまえ!』 と。
それで彼は、馬鹿になって忘れたから、立派に大学を出てこの年まで、元気で活きていて、そして副会長をやっているじゃありませんか。
あれが、利口になっていたら、駄目だ。」 (182頁~183頁)
「 どんな時代が来ようと、どんなに齢をとろうと、我々は進化向上の自然法則の中で活きている。
特に、現在、病のある人、あるいは運命のよくない人も、決して、その病や、運命に、心をこだわらせないことだ。
こだわれば、こだわるほど、病も癒りが遅いし、運命だって、挽回するときが遅いのだ。
人間というものは、浮き沈み、波の高低のあるところに活きている。
晴天の日もあれば、雨の日もあれば、風の日もある。
そのたびに、自分の心を苦しめていたらどうなるか。
病のときに、病にこだわれば、病に負けてしまう。
運命のよくないとき、運命にこだわれば、運命に負けてしまうではないか。
だから、病でも運命でも、消極的な気持ちにしないこと。
そうするのには、まず相手にしないようにすることが一番である。
病は忘れることによって治る!」 (191頁~192頁)
病のある人は、決してその病に心をこだわらせないことが肝心です。
病のときに、病にこだわれば、病に負けてしまいます。
まず相手にしないようにすることが一番です。
病は忘れることによって治ります!
瀬戸内寂聴さんは、著書 『寂聴 九十七歳の遺言』 (朝日新書)の中で、病についてこう述べています。 (103頁~104頁)
「 私はちょうど六十歳の時に急に体調が悪くなったことがありました。
当時、寂庵には看護婦をしていたいとこがいました。
彼女が 『すぐお医者さんに行きましょう』 と、お腹を診ることでは東京でも一、二というお医者さんに連れて行ってくれた。
いろいろ診てもらったら、結局 『腸が悪い』 とのこと。
『あなたはもう仕事しちゃいけません、講演なんか絶対しちゃいけません、家でじっとしていなさい』
といわれたんです。
びっくりして、
『私は毎日、何をするんですか』
と聞いたら、
『六十歳の老人らしく庭の草むしりでもしなさい』 って。
困ったなと思いました。
私は草むしりなんか好きじゃないし、当時はまだ寂庵にちゃんとした庭もありませんでした。
お医者さんは何々しちゃいけない、何々を食べちゃいけない、これを飲みなさいと、山のように処方箋を出してくれました。
でも、私はそれを全部やらなかった。
どうせ死ぬなら好きな物を食べて、どんどん仕事をしてやれと思って、仕事も倍に増やしました。
そうしたらいつの間にか治ったのです。
そして二、三年したら、そのお医者さんの方が死んでいました。
人の命なんて案外そんなものなのでしょう。」
おわかりいただけましたでしょうか?
中村天風師曰く、
『 心が肉体に消極的に注がれると、肉体の生きる力の受け入れ態勢が妨げられ、本来の強さを発揮することができない。
したがって可能な限り、消極的な気持ちで肉体を考えないようにすることが何より大切である。
特に病のときは病を忘れる努力をすべきである。』 〔『運命を拓く 天風瞑想録』 52頁〕
身体のことは、自然治癒力に任せましょう。
できるだけ身体のことを考えないようにしましょう。
『楽天思考 口ぐせで夢がかなう――脳の想像力が人生をつくる』 (著者 佐藤富雄 講談社+α文庫) に自律神経系にゆだねることの重要性が説かれています。 (115頁~116頁)
「 生きる目的のためにからだの反応を“自動的に”コントロールしているのが自律神経系です。
たとえば、室温が上昇したり下降したりしても体温はいっさい変化しません。
それは微妙な温度の変化を皮膚のセンサーが読み取って、自律神経系のコントロールタワーである神経中枢にフィードバックして調節を図っているからです。
『生きる』 という目的をもったわれわれのからだの六〇兆を超えるひとつひとつの細胞は、すべて、こういう力をもっているのです。
この生きるという目的を達成するために、二二億年という長い歴史をもったこのメカニズムは、とにかく強力に働きます。
すべてをこの自律神経系にゆだねておけば、人間は病気になることはありません。
ましてや自律神経系を中心に生きている動物ならなおさらです。
裏山のタヌキがノイローゼになったとか、ガンになったというような話を聞いたことがないのはそのためです。
ところが人間は大脳によって何かを恐れたり、思い悩んだりするために、病気になったりしているのです。」
身体のことはすべて、自律神経系にゆだねましょう。
そうすれば、病気になることはありません。
『身を思う 心ぞ身をば 苦しむる 身を思わねば 身こそ安けれ』
ということで結論はこうなります。
『病は忘れることによって治る!』
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
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『寂聴 九十七歳の遺言』(著者 瀬戸内寂聴 朝日新書)
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『楽天思考 口ぐせで夢がかなう―脳の想像力が人生をつくる』(著者 佐藤富雄 講談社+α文庫)
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【生きてるだけで丸儲け】
『本来無一物』
裸一貫で生まれ、裸一貫で死んでいく。
人間、本来無一物。
生きてるだけで丸儲け。
悩まず・悶えず・煩わず❗
『生きてるだけで丸儲け』について、浄土真宗本願寺派の僧侶の江田智昭さんは、著書『お寺の掲示板』(新潮社)の中で次のように述べています。(79〜80頁)
「日本のお笑いBIG3の一人、明石家さんまさんを知らない人はいないでしょう。
彼の座右の銘で、色紙にもよく記していたという言葉が、この『生きてるだけで丸儲け』です。
丸儲けというと、『坊主丸儲け』のように揶揄する言葉にも聞こえますが、さんまさんはなぜこの言葉を座右の銘としたのでしょうか。
一九八五年に日本航空123便が墜落事故を起こし、五百二十名が犠牲になりました。
この便にさんまさんも搭乗予定だったそうですが、収録が早く終わり、一便早めたため、同便に乗らずに済んだそうです。
『生きてるだけで丸儲け』という言葉には、さんまさんが心の底から感じている気持ちがあらわれているのでしょう。
大竹しのぶさんとの間に生まれた『いまる(芸名IMALU)』さんの名前もこの言葉から取られているそうです。
誰しも人生の中でうまくいくこと、うまくいかないこと、さまざまなことを経験します。
さんまさんは『生きてるだけで丸儲け』という言葉を何万回とファンのために書き続けることによって自分自身への暗示をかけていたのではないかと思います。
この考え方が自分の身体の中に完全に浸透すれば、すべてのことが当たり前でなくなります。
このことにより、どんな状況に置かれても幸せな気持ちで生きていくことができるのです。
(中略)
禅には『本来無一物』という言葉があり、相国寺(京都)の有馬頼底老師が、以前あるテレビ番組で『本来無一物』を説明する際に、このようにおっしゃっておられました。
『本来自分のものだと、【おれが】とか、【これは私のものだ】という執着心、これがさまざまな形で人間を阻害しております。
本来何一つ持って生まれたわけではなく、何一つ持って死ぬわけじゃない。
これさえしっかり胸におさめておれば、ほんとに素晴らしい生き方ができるんじゃないか。
これが禅の生き方なんですね。』」
『本来無一物』
裸一貫で生まれ、裸一貫で死んでいく。
人間、本来無一物。
生きてるだけで丸儲け。
悩まず・悶えず・煩わず❗
『お寺の掲示板』(著者 江田智昭 新潮社)
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『[禅的] 持たない生き方』(著者 金嶽宗信 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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【輪廻転生を信じる】
人間の本質は意識です。
私たちの正体は肉体ではなくて、意識体です。
私たちは、時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、時々人間の経験をするスピリチュアルな存在です。
これが正当な自己認識です。
輪廻転生を科学で証明することはできませんが、逆に反証することもできません。
信じる、信じないは個人の自由です。
しかし、信じた方がお得ですよ。
なぜなら、信じた方が楽しいから。
『死んだら終わり』と思うのと『死んでも次の人生が待っている』と思うのと、どっちが楽しいですか?
たとえ幻想であっても、良性の想念は人を幸せに導きます。
旧約聖書 箴言 第29章18節に、こうあります。
『幻がなければ民は堕落する。教えを守る者は幸いである。』
マホメットは、こう述べています。
『疑って、迷って、真理から遠ざかる者よりも、信じて欺かるる者、汝は幸いなり。』
輪廻転生を信じましょう!
『信ずるものは救われる』
『信ぜざれば救う能わず、縁なき衆生は度し難し』(釈迦牟尼)
『輪廻転生を信じると人生が変わる』(著者 山川紘矢 角川文庫)
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『転生した子どもたち―ヴァージニア大学・40年の[前世]研究』(著者 ジム・B・タッカー 訳者 笠原敏雄 日本教文社)
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『輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語』(著者 竹倉史人 講談社現代新書)
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【“四方良し”で幸福必至】
【“四方良し” の実践で幸福必至】
『三方良し』 と言う言葉があります。
近江商人の“商売の心得”で、『売り手良し、買い手良し、世間良し』 の三方良しです。
賢者の誉れ高い斎藤一人さんは、これに一つ足して 『四方良し』 を提唱しています。
則ち、『自分良し、相手良し、世間良し、神的にも良し』 の四方良しです。
『器』(著者 斎藤一人 柴村恵美子 サンマーク文庫) にこう書かれています。(33頁~34頁)
「 それで俺の場合はどうかというと、さらに一つ加わって、“四方よし”を考えるの。
たとえば新商品を考えるときに、お客さんのためになって、それで世間も喜んでくれる商品で、ウチもしっかり利益を出すことを考えるの。
そして、そのことで天が “まる” をくれる商品だったら、絶対失敗しないんです。」
『天』 とは、人知を超えた大いなる存在のことです。
造物主、つまり万物の創造主のことです。
今風に言えば、宇宙意識です。
『天』が“まる”をくれるとは、人類の幸福と調和の実現に貢献するということです。
自己犠牲をせず、人が喜んでくれて、世評が高く、“天”も喜ぶことをすれば、確実に幸せになれます。
もう一つの“四方良し”もあります。
ディーパック・チョプラ博士は、著書 『ゆだねるということ(下)』 (訳者 住友 進 サンマーク文庫)の中でこう述べています。(74頁)
「 物質、人間関係、個人的な業績、自己実現、この四つの願望レベルの調和がとれた関心を抱くのが理想的です。
四つが調和しているとき、心のなかの対話は非常に有効で、はっきりしたものとなり、意識の統一に役立つでしょう。」
チョプラ博士は、これらの願望を達成する秘訣について、同書の中で次のように述べています。
「 もちろん、個人の意思がすべて叶うわけではありません。
厳密に言えば、『すべて』 である知性の場と結びついている人は、自分個人ではなく宇宙の意思を取り入れているから、願望が達成できるのです。
ある人の意思が実現に向かっていくというのは、宇宙の心が彼らを使って自らの願望を叶えているということなのです。
すべての意思を実現する最高の方法は、あなたの意思と宇宙の意思とを一致させ、両者の間に調和を創り出すことです。
意思を一致させることができれば、偶然の一致が、以前よりあなたの人生に大きな役割を果たしてくれていることがわかるでしょう。
そのための実にシンプルで有効な手段が、『感謝の気持ち』 を抱くことです。
人生のあらゆることに感謝の意を示してください。
今、宇宙のなかに自分がこうしていられることや、人類全体が共有する運命をさらに切り開いていくチャンスが与えられていることに感謝してください。」 (70頁~71頁)
「 自己を超えた深い知性のもつ無限の組織化力に、あなたの意思の細かな点をすべてゆだねてください。
鍵となるのは、エゴ、自尊心を取り払い、シンクロニシティを通して 『すべて』である知性に願望達成のための指揮をとってもらうことです。」 (74頁~75頁)
詮ずる所、一人さんの掲げる“四方良し”とチョプラ博士が提唱する“四方良し”の実現の鍵は、宇宙の意思と調和することにあります。
『天』 が喜ぶことを実践しましょう。
① 天は自己犠牲を嫌います。
② 天は他者を愛することを望んでいます。
③ 天は世間(人の世:人生)を愛することを望んでいます。
④ 天は調和を愛することを望んでいます。
『四方愛』 を実践すれば、必ず幸せになれます。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『自己を愛し、他者を愛し、世間を愛し、調和を愛す、四方愛の実践で幸福必至』
『器』(著者 斎藤一人 柴村恵美子 サンマーク文庫)
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『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友 進 サンマーク文庫)
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【その言動は、エゴか愛か】
人生は『エゴ対愛の葛藤劇』です。
エゴイストから博愛主義者への成長ドラマです。
換言すれば、『小我』から『大我』への変容物語です。
エゴ(小我)=『批評・批判・非難・否定・否認・誹謗・卑屈・悲観・我利・我欲』
博愛(大我)=『受容・承認・称賛・共感・感謝・寛容・歓喜・楽観・利他・無我』
エゴ(小我)から博愛(大我)へシフトしましょう‼
『エゴを抑える技術―賢者の視点を手に入れる』(著者 ライアン・ホリデイ 訳者 金井啓太 パンローリング)
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【北風になるな、太陽になれ!】
麻薬撲滅運動は麻薬を増加させました。
反戦運動は戦争を増大させました。
テロとの闘いはテロを増加させました。
なぜでしょう?
それは、人が関心を示したものが増大するという宇宙法則が働いているからです。
ネガティブな波動(批判・非難・否定・否認・誹謗の波動)を発信すれば、ネガティブな出来事を引き寄せます。
ポジティブな波動(称賛・共感・感謝・寛容・歓喜の波動)を発信すれば、ポジティブな出来事を引き寄せます。
麻薬撲滅運動ではなくて、健康増進運動をしましょう!
反戦運動ではなくて、平和運動をしましょう!
“Fortune comes in by a merry gate.”
(幸運は楽しい門から入ってくる)
“Love is the loadstone of love.”
(愛は愛の磁石である)
(結論)
『闇を見るな、光を見よ!』
『北風になるな、太陽になれ!』
『ザ・シークレット』(著者 ロンダ・バーン 訳者 山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子 角川書店)
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【ゆだねるということ】
長い川を小舟で川下りしているイメージを描いてください。
小舟には舵もオールも付いていますが、オールは殆ど使う必要はありません。
舵を使って、舳先を前に向けておくだけでいい。
オールを使ってバタバタやっていると疲れるだけで、かえって期待はずれの結果に終わります。
流れに身をゆだねるだけでいい。
人生もこれと同じで、成り行きに任せることが肝心です。
我を張らないようにしましょう!
運を天に任せましょう!
流れに身をゆだねましょう!
“All must be as God will.”
すべては神の思し召し。
『ゆだねるということ(上)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【有益情報を発信しよう!】
有益情報を発信しましょう!
『人生で一番大切なこと』は、何だと思いますか?
『人間にとって一番大切なこと』は、何だと思いますか?
それが正しいかどうかではなくて、
『情報を発信し、共有することに意味がある』と、私は思っています。
SNS・ブログ・YouTube等で積極的に情報を発信して欲しい、と願っています。
『人生で大切なたったひとつのこと』(著者 ジョージ・ソーンダーズ 訳者 外山滋比古・佐藤由紀 海竜社)
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『人生で一番大事なこと』(著者 木村太邦 春秋社)
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『人生でいちばん大切なこと』(著者 枡野俊明 廣済堂出版)
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【一番大切なこと】
人生で一番大切なことは、自己意識を進化・向上させることです。
なぜなら、私たちの本質は意識であり、生物の進化・人類の進歩・精神文化の進展・物質文明の発展を見ても明らかなように、Creatorの意思は進化・向上にあるからです。
人間にとって一番大切なことは、良好なコミュニケーションを取ることです。
なぜなら、人間関係を断たれてしまうと人は生きていけないからです。
「心をつなげる 相手と本当の関係を築くために大切な『共感コミュニケーション』12の方法」(著者 アンドリュー・ニューバーグ マーク・ロバート・ウォルドマン 訳者 川田志津 東洋出版)
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『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』(著者 マーシャル・B・ローゼンバーグ 監訳者 安納 献 訳者小川敏子 日本経済新聞出版社)
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【世界平和が実現していないのは何故か?】
『なぜ、世界平和が実現していないのか?』
貴方は何故だと思いますか?
答えは人それぞれ違うと思います。
では、
『どうすれば、世界平和が実現すると思いますか?』
これも、人それぞれ答えは違うと思います。
具体的にどうすれば良いかを考えたら、実行に移しましょう!
『私たちの最大の敵は無関心です』
と、マザー・テレサは述べました。
『自分さえ良ければいい』
『今の自分のままで充分だ』
『自分には関係ない』
そう思っていませんか?
これは、分離意識によるものです。
則ち、エゴです。
博愛主義者とエゴイスト、どっちが好きですか?
私は、マザー・テレサやマハトマ・ガンジーが好きです。
『愛の反対は憎しみではなくて、無関心である』(作家 エリ・ヴィーゼル 1986年ノーベル平和賞受賞)
『世界平和』『人類全体の幸福』に関心を持ち、愛ある人になりましょう!
良好なコミュニケーションを取って、お互いに気分が良くなることをしましょう。
お互いに楽しくなることをしましょう。
お互いに気持ちのいいことをしましょう。
愛まく人になりましょう!
幸せな波動が世界に広まれば、世界平和は実現します。
なぜなら、『波動の法則』が働くからです。
『笑う門には福来たる』
“Fortune comes in by a merry gate.”
(幸運は楽しい門から入ってくる)
北風になるのではなくて、太陽になりましょう❣
『人生を変える波動の法則』(著者 ペニー・ピアース 訳者 山川紘矢・山川亜希子 PHP)
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『波動の法則 宇宙からのメッセージ』(著者 足立育朗 ナチュラルスピリット)
https://amzn.to/40sc9Qw
【早寝早起きで人生が変わる!】
早寝早起きを励行しましょう。
なぜなら、体内時計が早寝早起きのリズムに作られているからです。
これについて、精神科医の越智啓子さんは、著書 『すべてがうまくいく宇宙の法則 今が、ベストタイミング!』 (だいわ文庫) の中で、こう述べています。 (83頁~84頁)
「 私たちの体は、早寝早起きのリズムに体内時計が作られています。
そのリズムが自然なので、それに乗っていると、うまく体も脳も作動してくれるのです。
同じ時間を使うのなら、効率のよい、自然のリズムに乗りましょう。
大切なことは、時間に追われる生活ではなく、時間を自由に、ゆとりを持って扱うことだと思います。
早起きのよさは、効率がよく肉体的にも精神的にも気持ちがよく、頭が冴えて仕事が速くできます。
ぜひ早起きも体験してみてください。
新鮮で明るい感覚が芽生えますよ!」
早起きを習慣にして人生が変わった人たちが沢山います。
『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』 (すばる舎) の著者 塚本亮さんは高校時代、偏差値30台、勉強できない、スポーツできない、やることといったらケンカばかりする問題児でしたが、高校2年時の停学処分をきっかけに『早起き』をするようになりました。
それ以降、勉強を朝のうちにすませるようになり、メキメキと成績を伸ばし、結果的に同志社大学に現役合格しました。
その後、ケンブリッジ大学の大学院に合格し、卒業後起業し現在英語教室を主宰しています。
同時通訳者で環境ジャーナリスト、セルフマネージメントコーチの枝廣淳子さんは、著書 『朝2時起きで、なんでもできる!』 (サンマーク文庫) の中で次のように述べています。 (17頁~18頁)
「 思いつきで始めた『超朝型生活』ですが、これが想像以上に快適で、やめられなくなりました。
世に中も家族も眠っている静かな自分だけの時間は、何物にもかえがたいほど貴重です。
ぐっすり眠ったあとなので寝起きもよく、頭も働きます。」
西洋医学と東洋医学を統合した、早起き心身医学研究所所長の税所弘さんは著書 『朝型天運計画』 (三五館)で 『早起きの効用』 について次のように述べています。
「 私は、みなさんに早起きをすすめる際、『もしあなたが仮に、100日間、いつもより二時間早く起きることができ、その二時間を計画にもとづいてきちんと実践に活用できるなら、あなたは必ず、これから説明する効用を得ることができる』 と約束している。
その効用とは、主に次の八つである。
● 健康をとり戻すことができる
● ストレスが解消できる
● 何事にも積極的人間になれ、人生に目的ができる
● 脳細胞が活性化され、集中力が増す
● 家族や友人に対して素直になれる
● 朝ごはん前の時間が有効に使える
● 自分を変えることができる
● チャンスに恵まれ、『天運』つまり人生にツキがまわってくる 」
このように早寝早起きの効用は沢山あります。
私も励行しています。
午後8時頃寝て午前2時~3時頃起きています。
目覚まし時計を使わず、体内時計で自然に起きるのがポイントです。
以前に比べて時間に流されている感覚はなくなりました。
『時間をコントロールできている。』
『1日をコントロールできている。』
『自分をコントロールできている』
という感覚を持てるようになりました。
医学博士・理学博士・農学博士で元スピール・ハーレ大学(ルーマニア)教授の佐藤富雄博士(1932年-2012年)は、著書 『成功してお金持ちになる魔法の口ぐせ』 (講談社+α文庫) の中で、早寝早起きは成功の絶対条件だとして次のように述べています。 (148頁~150頁)
「 一日のスタートはとても大切な瞬間です。
今日一日、そして明日、もっと先の未来につながる大切な出発点と考え、すばらしい朝を迎えたいものです。
(中略) 快適に目覚めたければ、早起きのくせを身につけてください。
人間の体は本来、夜早く寝て、朝早く起きると快適に感じるようになっているからです。
これは、一日の中で、太陽と月と地球の運行に従って人間の体が変化していくためです。
こうした体の変化を、サーカディアン・リズムといいます。
私自身、四〇代で朝のジョギングをはじめたのをきっかけに、早寝早起きが習慣として身につきました。
五〇代に入ると、『人生が思うようになってきた』 と心から実感できるようになりました。
それまでもいろいろな望みはかなっていましたが、大きく人生が変わったのはこの年代なのです。
これには、良い口ぐせ、良い思考ぐせ、そして運動の習慣が身についたことはもちろんですが、早寝早起きも大きな役割を果たしたと確信しています。
夜の11時から2時の間に熟睡すると、副腎皮質ホルモンが分泌されて、ストレス下におかれた体の疲労を回復させてくれます。
このことは本で読んで頭では覚えていましたが、体で実感したのは早寝早起きを実践するようになってからです。
この時間にしっかり眠っていると、睡眠時間は五、六時間でじゅうぶんなのです。
逆に二時、三時まで起きていると、副腎皮質ホルモンのご利益がないので、疲れが取れず、老化が進んでしまいます。
もうひとつ、明け方近い時間になると、人間の体内には快楽ホルモンであるベータエンドルフィンが分泌されるようになっています。
これは気分を爽快にし、やる気を高めてくれるホルモンです。
この時間に眠ってしまっていると、せっかくのベータエンドルフィンの効果を利用することができません。
夜更かしと遅寝は、快適な状態をつくる天然のリズムを壊してしまっているのです。
昔から、優れた芸術を残した人は概して早起きだという話も聞いたことがあります。
これには心からうなずけます。」
早寝早起きは成功の絶対条件です。
あなたもぜひ早寝早起きを励行してください。
必ず、人生が好転します。
私が太鼓判を押します。
1日五分ずつ就寝時刻を早めるだけで意外と簡単に朝型に変わります。
スモールステップが大事です。
(結論)
『早寝早起きで積極人生に変えよう!』
『すべてがうまくいく宇宙の法則 今が、ベストタイミング!』(著者 越智啓子 だいわ文庫)
https://amzn.to/3L5IRl0
『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』 (著者 塚本亮 すばる舎)
https://amzn.to/3NpZfzR
『朝2時起きで、なんでもできる!』 (著者 枝廣淳子 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3HvMjoj
『朝型天運計画』 (著者 税所弘 三五館)
https://amzn.to/3Lptky0
『成功してお金持ちになる魔法の口ぐせ』 (著者 佐藤富雄 講談社+α文庫)
https://amzn.to/3Lqwu4C
【右脳モードで瞑想しよう】
右脳モードで瞑想しましょう。
理由は沢山あります。
チョプラセンター認定瞑想ティーチャーで、チョプラ博士の著書の翻訳や監訳を手がける、株式会社ボディ・マインド・スピリット 代表取締役の渡邊愛子さんは、著書 『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』 (フォレスト出版) の49頁から70頁で、瞑想の効果について次のように述べています。
① ストレス軽減
深いリラクゼーション効果で心身の活力を取り戻す。
心拍数が低下し、血圧は正常になり、呼吸も落ち着き、ストレスホルモンが減少し、発汗が抑止され、免疫システムが強化され、血液がサラサラになるといった報告がある。
② 疲れにくい身体になる。
これまでの蓄積した疲労が解消され、睡眠の質が向上
③ 集中力アップ
瞑想は集中力のトレーニング。
頭がクリアになり、今この瞬間に 集中できる。
④ 平常心が備わる
自分の感情に飲み込まれずに冷静な視点で物事を俯瞰できるようになる。
⑤ 飛躍的な効率化
明確な目標を決め、大まかな計画を立てたら、後は自然とゴールに導かれる。
⑥ 直感が研ぎ澄まされる
迷うことがなくなり、決断力がアップする。
必要な出会いや情報に導かれる。
⑦ タイミングが良くなる(シンクロニシティ)
人々や物事とのタイミングが合うようになり、トラブルは回避され、流れに乗れる。
⑧ 願望が叶いやすくなる(引き寄せ)
自分の願望を実現に導くような出来事が次々と起こるようになる。
⑨ 創造力が溢れる
日常の中で、アイデアやインスピレーションに恵まれるようになる。
⑩ 人間関係が良好になる
ネガティブな感情を客観的に眺められるようになり、無駄な衝突がなくなる。
⑪ 揺るぎない安心感に包まれる
根拠のない自身が備わり、自分自身や人生に対して不安がなくなる。
⑫ 日常で至福を経験する
生まれてきた目的や使命がわかり、才能を発揮して人々の役に立つようになる。
各項目についての詳細を知りたい方は、ぜひ、『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』を読んでください。
おすすめの良書です。
瞑想の理想は静寂の中で無念無想の状態になり、宇宙意識と一体化することです。
しかし、初心者にとってはハードルが高すぎます。
右脳モードで、まず楽しむことから始めましょう。
スモールステップで続けることが肝心です。
瞑想について精神科医の越智啓子さんは著書 「自分のまわりに『ふしぎな奇跡』がいっぱい起こる本」(三笠書房 王様文庫) の中で次のように述べています。(133頁)
「 イスに座るなど、ラクな姿勢をとってください。
仰向けになってもいいでしょう。
目を閉じて背筋を伸ばし、ゆっくりと呼吸します。
瞑想では副交感神経が優位になっていくので、とてもリラックスできます。
目を閉じていると代謝が落ちるので、少し体温が下がり、そのまま眠りにつけます。
瞑想するときは心地よい音楽をかけたり、アロマポットで好きな香りを部屋に満たしたりするのもいいでしょう。
目を閉じたら、宇宙や星空、美しい海や山など好きな風景を思い浮かべましょう。」
私はアロマ・ディフューザーを使ってラベンダー・エッセンシャルオイルを噴霧させ、部屋中を心地よい香りで満たしています。
今は早朝の静寂の中で瞑想していますが、当初は自然の音(小川のせせらぎ・小鳥のさえずりetc.)や 『モーツァルトの最高傑作』(YouTube)を聴いていました。
瞑想は呼吸が非常に大切です。
呼吸法の第一人者が伝授する“気の呼吸法”をおすすめします。
『気の呼吸法 全身に酸素を送り治癒力を高める』 (藤平光一著 幻冬舎文庫)にこう書かれています。 (4頁~5頁)
「 身体のすみずみまで酸素を行き渡らせることのできる全身呼吸が、本書で紹介する 『気の呼吸法』 です。
この呼吸法は、神道に古くからある、みそぎの呼吸法 『永世の伝』 から来たものです。
それを私は、心身統一に基づき、心身ともに正しい法則に従って行う 『全身呼吸法』 にし、『気の呼吸法』 と名付けました。
気の呼吸法の特徴は、心身統一して行う呼吸、つまり自然体で行う自然な呼吸であることです。
呼吸を意識してコントロールし、秒数を決めたり息を止めたりする必要はありません。
自然体で楽な呼吸をするだけでいいのです。」
この呼吸法は、全身をリラックスさせて『吐くに任せ、吸うに任す』 という自然な呼吸です。
通常、呼吸は一分間に15回~20回ですが、この呼吸法は4回~5回くらいの深い呼吸です。
この本は超ロングセラーの良書です。
御一読をおすすめします。
脳力開発研究所相談役の志賀一雅工学博士は、著書 『神さまの周波数とシンクロする方法 人生を変える奇跡の呼吸法』 (ビオ・マガジン)の中で、次の呼吸法をすすめています。 (112頁)
「 息を吸いながら、『よかった』 息を吐きながら、『ありがとう』 やることはこれだけです。
何もむずかしいことはありません。
『寝る前にこれだけのことを、毎日やってください』
これだけ申し上げておけば、十分だとも言えます。
シンプルで、誰にでもできます。
活用の範囲が広いのがこの 『よかった・ありがとう』 の呼吸法です。」
松下電器産業(現パナソニック)の創立者で、『経営の神様』 と言われた、松下幸之助氏は、この呼吸法を実践して不眠を治したそうです。
私は最近この呼吸法を知り、瞑想時に実践しています。
非常に気持ちいいです。
あなたも試してみてください。
好きな香りを部屋に満たしたり、好きな音(小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、クラシック音楽など)を聴いたりして、気の呼吸法を行い、好きな風景を思い浮かべ瞑想しましょう。
私は、瞑想するようになって直感が冴えてきました。
頻繁に良いアイデアが浮かぶようになりました。
心も穏やかです。
肩の力が抜けてリラックスできています。
今は、瞑想抜きの生活は考えられません。
瞑想命です!
世界的スピリチュアル・マスターであるディーパック・チョプラ医学博士は、著書 『本当の幸せをつかむ7つの鍵』 (訳者 住友進 サンマーク出版) のなかで、瞑想についてこう述べています。 (10頁~12頁)
「 瞑想=静かに座り、自分の心のなかに入っていくと、体に驚くほど大きな影響が表れてきます。
どうして効果があるのでしょうか?
この謎を解き明かすにはかなりの時間がかかりました。
西洋では瞑想は神秘的なもので、宗教的儀式にすぎないと思い込まれていました。
瞑想の効果を説明するために、研究者はこの前提に反論しなくてはならなかったのです。
現在、私たちは瞑想をすることで、前部前頭葉皮質――より高度な思考の座――が活性化され、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、脳のアヘン様物質をはじめとする神経伝達物質の放出が刺激されることがわかっています。
このような自然に発生する脳の化学物質のひとつひとつが、幸福のさまざまな面と結びつけられています。
ドーパミンは抗鬱剤であり、セロトニンには自尊心を高める働きがあります。
現在、オキシトシンは快楽ホルモンと考えられて、性的に興奮している間、分泌量が増加します。
アヘン様物質には鎮静作用があり、ランナーズハイと関係する浮き浮きした気分を生み出してくれます。
このような神経伝達物質の分泌を増やすことで、瞑想は幸福のための脳の設定値を変えるもっとも有効な方法であることが解明されました。」
瞑想は幸福になるための必須の手段です。
このことをしっかり胸に刻みましょう。
肝に銘じましょう!
アーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で瞑想の本質について、こう述べています。 (224頁~225頁)
「 瞑想は、なにが 『ほんもの』 で、なにが 『まぼろし』 かを区別するのに、最適な方法です。
『ほんとうの自分』 と宇宙の英知がつながる、静かな時間です。
すべてのエッセンスにつながっていることを実感できるひとときでもあります。
瞑想をすれば、わたしたちは平和の境地へと到達できます。
真の意味での創造性を発揮し、『ほんとうの自分』 を自由に、心ゆくまで表現できるのは、平和の境地にあるときだけです。
宇宙からのプレゼントは全部自分にとって最高のものばかりで、受けとる準備さえできていれば、それはつぎからつぎへとやってくるということも実感し、平和な気持ちでいっぱいになります。
瞑想は、宇宙の生命エネルギーとつながる機会でもあります。
この生命エネルギーが、人間をふくめ、すべてのものをつなぎとめ、支えている力です。
このエネルギーは、簡単にいうと 『愛』 です。
不安、おそれなど、それ以外の気持ちは、自分もしくはだれかを十分に愛していないことから生じる、まぼろしにすぎません。
瞑想すると、平和を感じ、宇宙の愛へと心を開きます。
そうすれば、自分の内面はもちろん、すべてのものにも、愛が自由に流れだします。」
瞑想をすれば、『宇宙の英知』とつながり、平和な気持ちになります。
そのうえ、瞑想には様々な効果・効用があり、幸福感を得ることができます。
優しくなり、愛まく人になれます。
大切なことは無理をせず、自分が気に入った方法で楽しく続けていくことです。
『継続は力なり』 です。
お互い精進しましょう。
(結論)
『右脳モードで瞑想しよう!』
『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』 (著者 渡邊愛子 フォレスト出版)
https://amzn.to/41MNjfc
「自分のまわりに『ふしぎな奇跡』がいっぱい起こる本」(著者 越智啓子 三笠書房 王様文庫)
https://amzn.to/41zv4u1
『気の呼吸法 全身に酸素を送り治癒力を高める』 (著者 藤平光一 幻冬舎文庫)
https://amzn.to/41P0FYr
『神さまの周波数とシンクロする方法 人生を変える奇跡の呼吸法』 (著者 志賀一雅 ビオ・マガジン)
https://amzn.to/3LoWtJx
『本当の幸せをつかむ7つの鍵』 (著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク出版)
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「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
https://amzn.to/3UXKSV3
【瞑想ジョギングを楽しもう!】
瞑想ジョギングを楽しみましょう。
理由は三つあります。
① 目を閉じて走ることにより、雑念妄念が消え、無念無想の理想の瞑想状態に近づける。
② リズミカルで小刻みな足の動きが脳に適度な刺激を与え、ベータエンドルフィン(快楽ホルモン)の分泌を促し心地よくなる。
③ 血液の循環が良くなり頭が冴え、かつ、動脈硬化の予防になる。毛細血管が増え、高血圧症の予防にもなる。
① について―― 普通に走っても雑念はなかなか消えません。
部屋で瞑想しても簡単には無念無想の状態にはなれません。
しかし、瞑想とジョギングを組み合わせれば比較的簡単に雑念が消え、無心・無我の境地に達することができます。
やり方は簡単です。
障害物のない広い運動場で行ないます。
百メートル程前に目標を決め、目を閉じて目標物をイメージしながら走ります。
30メートル程走って目をあけ、目標とのズレを調整します。
また目を閉じて走ります。
その繰り返しです。
眉間にある第六チャクラで見て走る感覚です。
時速4㎞程度の超スローペースで小刻みに足を動かして走ります。
20分程でベータエンドルフィンが分泌し、超気持ちいいです。
口角を上げ笑顔を作りながら走ると疲れを感じません。
音楽を聴きながら走るのも一法です。
私はYouTubeの 『モーツァルトの最高傑作』 (HALIDONMUSIC)を聴いています。
② について―― 「運命は『口ぐせ』で決まる」 (著書 佐藤富雄 三笠書房 知的生き方文庫) にこう書かれています。 (55頁)
「 一般的には、十五分から二十分ほど軽くジョギングをするか、速足で歩くとベータエンドルフィンが出てきます。
そして、個人差はありますが、だいたい三~五時間くらいはその気分が続くのです。
朝、ジョギングをしているとわかりますが、このベータエンドルフィンというのは、脳を活性化して、やる気をつくり、思考力を高めてくれます。
ベータエンドルフィンは脳内麻薬ですから、習慣性があり、三ヵ月もやったら、もう走らないではいられません。
こうなればしめたものです。
苦行とも無理難題とも感じることなく、自然の摂理にしたがって快の状態をつくれるというわけです。」
私は瞑想ジョギングを3年以上続けています。
習慣になり、走らずにはいられません。
高揚感と恍惚感・爽快感があり、一度味を占めるとやみつきになります。
運動後の“一杯”を楽しみにするのではなくて、運動そのものを楽しみましょう。
実際、気持ちいいです。
運動後は癒し系ホルモンであるセロトニンが分泌されるのでくつろげます。
③ について―― 運動が健康に良いことは誰でも知っていますが、脳にも良いことは意外と知られていません。
『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』 (著者 ジョンJ.レイティ/エリック・ヘイガーマン 訳=野中香方子 NHK出版) の表紙にこう書かれています。
「◎運動をさせた子どもは成績が上がる
◎運動すると35%も脳の神経成長因子が増える
◎運動することでストレスやうつを抑えられる
◎運動を週2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる」
ジョギングは脳の機能をどんどん活性化します。
脳の働きが、いきいきとしてきます。
運動で脳を鍛えましょう。
瞑想ジョギングをする時の注意点
① ウォーミングアップとして走る前10分、ウォーキングする。
② クールダウンとして走り終わった後10分歩く。
③ 障害物のない広い運動場で行なう。
くれぐれも衝突と転倒には留意してください。
(結論)
『瞑想ジョギングを楽しもう!』
「運命は『口ぐせ』で決まる」 (著書 佐藤富雄 三笠書房 知的生き方文庫)
https://amzn.to/43UHtKG
『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』 (著者 ジョンJ.レイティ/エリック・ヘイガーマン 訳=野中香方子 NHK出版)
https://amzn.to/41QIRfp
メディアに洗脳されるな!
マスメディアのネガティブな情報に洗脳されないようにしましょう。
ニュースの80%はネガティブなものであるというデータがあります。
私たちは、知らず知らずのうちにネガティブな情報によって洗脳されてしまっています。
これに関して、『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』 (田坂広志著 光文社) にこう書かれています。 (109頁~111頁)
「 なぜ、我々の無意識の世界には、日々、多くのネガティブな想念が刷り込まれ続けているのか。
なぜなら、世に溢れる 『ネガティブな情報』 の洪水によって、我々の心の中に、毎日、大量のネガティブな想念が染み込んでくるからである。
特に深刻な問題は、毎日、何気なく目に入ってくるメディアの情報が、我々の無意識に、ネガティブな想念を刷り込み続けていることである。
例えば、たまたまテレビ番組で見た怖い病気のこと。
新聞で何気なく読んだ悲惨な交通事故のこと。
電車の雑誌広告で目にした陰惨な犯罪のこと。
こうした情報が、日々、気がつかないうちに、我々の無意識の世界に、不安感や恐怖心などのネガティブな想念を刷り込み続けている。
この問題の深刻さを論じたのが、ウィルソン・ブライアン・キイの『メディア・セックス』 や 『メディア・レイプ』 という著書であるが、ブライアン・キイは、これらの著書を通じて、日々、メディアから大量に繰り返し流される情報が、気がつかないうちに、我々の意識下 (サブリミナル) に刷り込まれていき、我々の行動を無意識に支配してしまうことの危険性に警鐘を発している。
すなわち、テレビやラジオ、新聞や雑誌、ウェブやSNSなどのメディアから、毎日大量に流される 『ネガティブな情報』 の洪水は、この 『サブリミナル効果』 を通じて、我々の無意識の世界に、多くのネガティブな想念を染み込ませてしまっており、それが、簡単な技法で無意識の世界をポジティブな想念で満たすことができない理由である。」
このように、私たちは日々ネガティブな情報にさらされ、無意識の世界に不安感や恐怖心などを刷り込まれ続けています。
このことにまず気づいてください。
私の家には現在、テレビ、ラジオ、新聞がありません。
ネットニュースも、気象情報以外見ません。
三年前からマスメディアの情報を制限しています。
きっかけは、“母の死”でした。
自宅で十年以上認知症の母を介護していましたが、2019年9月に他界しました。
その直後から、何となくテレビを見る気がしなくなり、そのまま見ずにいたらテレビそのものに興味が無くなり処分しました。
今は、外界の様々なニュースに惑わされず、心は穏やかです。
皆さんにもマスメディアの情報を制限することをおすすめします。
『テレビを見るな!』
とまでは言いません。
ネガティブな情報を制限してください。
とにかく試してみてください。
心が穏やかになることを請け合います。
(結論)
『ネガティブ情報を制限しよう!』
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』 (著者 田坂広志 光文社) https://amzn.to/3oASd0A
『メディア・セックス』(著者 ウィルソン・ブライアン・キイ 訳者 植島啓司 リブロポート)
https://amzn.to/3LoZRUH
『メディア・レイプ』 (著者 ウィルソン・ブライアン・キイ 訳者 鈴木晶・入江良平 リブロポート)
https://amzn.to/41zx5q5
【心を癒す『自然の偉大な力』】
自然には心を癒す偉大な力があります。
この効果は絶大です。
自然に癒され、“生きている幸せ”を感じましょう。
『自然の偉大な浄化力』 について、多摩大学大学院教授、シンクタンク・ソフィアバンク代表の田坂広志工学博士は、著書 『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』 (光文社新書) の中で、こう述べています。 (136頁~138頁)
「 しばしば、小説や映画などでも、主人公が辛い逆境に置かれ、心身ともに疲れ果てて故郷に帰るという場面が描かれる。
そして、その故郷で、近くにある海辺に行き、その雄大な海を眺めていると、いま自分の置かれている境遇が小さなことのように思え、心が癒され、立ち直っていくという物語が、よく語られる。
たしかに、空や雲、海や湖、山や森、木々や草花、朝日や夕日、月や星など、自然の雄大さや美しさに接する瞬間、我々の心は無条件に、癒され、浄化されていく。
『大海原を眺めているだけで、心が晴れ渡っていった』
『夜空の星を眺めていると、小さな悩みが消えていった』
そういった心境は、多くの人々が体験していることでもあろう。
そして、あなたも、そうした体験を持っているだろう。
こうした自然の持つ 『心の浄化力』 は、ただ、表面的に気持ちが爽やかになり、心が洗われるようになるということだけではない。
それは、確実に、我々の無意識の世界のネガティブな想念を洗い流し、浄化してくれる力を持っている。
(中略)
もし、我々が、本当に自然の浄化力に身を委ね、無意識の世界を浄化したいと思うならば、それが空や海、山や森、朝日や夕日、月や星など、何でも良い、独り、静かに、その自然に正対し、身を委ねることである。
そして、その自然が自分の中に浸み込んでくるイメージを心に描くことである。
そのとき、静かに、ゆっくりと、新鮮な空気を深く吸い込み、深く吐き切る呼吸法を併用することが望ましい。」
前述した、“気の呼吸法”を実践し、自然が自分の中に浸み込んでくるイメージを心に描きましょう。
向き合う自然は、近くの公園の木々や草花でも構いません。
大切なことは、その自然と 『正対する』 ことです。
私は毎日近くの運動公園に行き、松の大木に抱きついています。
エネルギーをもらっています。
元気が出てきます。
あなたもぜひ、試してみてください。
作家・経営コンサルタントのスティーブン・R・コヴィー博士は、全世界三千万部超の大ベストセラー著書 『7つの習慣』 (訳者 ジェームズ・J・スキナー 川西 茂 キングベアー出版) の中で、自然から受ける恩恵について次のように述べています。 (440頁)
「 自然の中に入って再新再生される人もいるかもしれない。
自然に接することにより、人は大きな恩恵を授かることができる。
都会の雑音と雑踏から逃れ、自然の調和がとれたリズムの中に自分の身を任せると、再新再生された状態で帰って来ることができる。
やがてまた、都会の雑音と不調和に徐々に侵され始めるが、しばらくの間は、何があっても揺るがない平穏が保たれることだろう。」
自然は人を再生する力を持っています。
心を穏やかにしてくれます。
心を癒す偉大な力があります。
自然に親しみましょう。
(結論)
『自然の偉大な力に癒され、生きている幸せを感じましょう。』
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』 (著者 田坂広志 光文社) https://amzn.to/3oASd0A
『7つの習慣』 (著者 スティーブン・R・コヴィー 訳者 ジェームズ・J・スキナー 川西 茂 キングベアー出版)
https://amzn.to/43TWFHT
読もう書こう訊こう話そう!
【読もう書こう訊こう話そう!】
本を読みましょう!
なぜなら、読書は自己意識を進化・向上させるからです。
『人生はニャンとかなる! 明日に幸福をまねく68の方法』 (著者 水野敬也 長沼直樹 文響社) の中に、偉人の名言として次の言葉が紹介されています。(18頁)
「 『他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。他の人が苦労して得たものをそれで容易に得ることが出来る。』 〔ソクラテス〕
『愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ。』 〔オットー・フォン・ビスマルク〕 」
私は20代の頃、そこそこ、本を読んでいましたが、30代、40代、50代は世事・雑事・仕事にかまけてほとんど読書をしませんでした。
60代になって時間的余裕ができたので、自己啓発のつもりで読書を再開しました。
2019年10月からの3年間で200万円分2千冊以上の本を買いました。
今、改めて読書の大切さを痛感しています。
外山滋比古文学博士が、著書 『乱読のセレンディピティ 思いがけないことを発見するための読書術』 (扶桑社) で指摘しているように、いろいろなジャンルの本を沢山読むことが大切です。
しかし、もっと重要なことは、『人生に重大な影響を与える本を深く読み込むこと』 です。
まず、己の人生を変える本を見つけ出さなければなりません。
その為には、やはり乱読・多読が必要です。
『何を読めば良いか?』
愛に満ちた本、読めば心が明るくなり、気持ちが前向きになる本を読みましょう。
本の読み方については、「新版 人生で大切なことは、すべて『書店』で買える。」(著者 千田琢哉 日本実業出版社)を参考にすると良いでしょう。
読んだら次は書きましょう。
何でも良いのでとにかく書くことが大事です。
SHOWROOM株式会社代表取締役社長 前田祐二氏の著書、『メモの魔力』 (幻冬舎) の表紙にこう書かれています。
「 僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気づいていない『本当のメモの世界』へ、ようこそ 」
前田氏はこの本の中でこう述べています。 (180頁)
「 勝負は、書くか書かないか。
もはやこれは、テクニックの問題ではなく、自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという、『生き方』 の問題なのです。」
ディーパック・チョプラ博士は、著書 『ゆだねるということ(下)』(サンマーク文庫) の中で、意思を書き留めることの大切さについて、こう述べています。 (72頁)
「 意思に意識を集中するための最高の方法は、意思を書きとめることです。
ごく当たり前のように思えるかもしれませんが、多くの人はこの方法を無視してしまいます。
その結果、意思に集中することができず、いつまでたっても願望が実現できないでいるのです。
まず、人に邪魔されない静かな場所に行きます。
そこで、さまざまな願望を紙に書きとめてください。
物質、自己満足、人間関係、自尊心、スピリチュアルな願望など、あらゆる願望をそこに書き込みます。
できるだけ具体的に記してください。」
書くことがいかに大切か、おわかりいただけましたでしょうか?
読むこと、書くことだけでなく、『聴くこと、訊くこと』 も大事です。
私は、中村天風師の講演CDやチョプラ博士の著書のオーディブル版(アマゾンの聴く読書)をよく聴いています。
オーディブルの特長は速聴ができることです。
3.5倍速まであります。
速聴は“頭の体操”になるのでおすすめです。
訊くことも大切です。
吉田松陰はどんな大悪党でも先生と呼びかけ、ひとりひとりの罪人に教えを乞いました。
賢者は他人の経験に学びます。
積極的に訊いて他者の経験に学びましょう。
読む、書く、聴く、訊く、の次は“話す”です。
賢者の誉れ高い斎藤一人さんは、著書『変な人の書いた世の中のしくみ』 (サンマーク文庫) の中で、話すこと、教えることの大切さを次のように述べています。 (145頁~146頁)
「 本を読んでいいことが書いてあれば、そのことを友達に教えてあげる。
相手を得させることっていくらでもあるんです。
さらに自分が知っていることを教えるのでも、愛想がよかったり、わかりやすかったりとか、いくらでも工夫ができるんです。
ただ教えてくれる人より、教わりやすい人のほうがいいんです。
だから、自分がお得な人間になれば、今の時代は正解なの。
神は今、それを望んでいるんです。」
学んだことは積極的に仲間に伝えましょう。
たくさんの人に教えてあげましょう。
20世紀は情報を受信する時代でしたが、21世紀は情報を発信する時代です。
ブログ、YouTube、SNS、電子書籍などで、他者の意識レベルを向上させる情報を発信しましょう。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『自己意識の向上に繋がる情報を入手して、他者意識の向上に役立つ情報を発信しよう!』
『人生はニャンとかなる! 明日に幸福をまねく68の方法』 (著者 水野敬也 長沼直樹 文響社)
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『乱読のセレンディピティ 思いがけないことを発見するための読書術』 (著者 外山滋比古 扶桑社)
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「新版 人生で大切なことは、すべて『書店』で買える。」(著者 千田琢哉 日本実業出版社)
https://amzn.to/3KYTupM
『メモの魔力』(著者 前田祐二 幻冬舎)
https://amzn.to/41RHVrg
『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ サンマーク文庫)
https://amzn.to/40CQoO6
『変な人の書いた世の中のしくみ』 (著者 斎藤一人サンマーク文庫)
https://amzn.to/441OkCg
【穏やかな心】
『湯上がりの気持ちを欲しや常日頃』
『もの持たぬ たもとは軽し夕涼み』
『気に入らぬ風もあろうに柳かな』
『面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり』
中村天風師が講演で好んで使った句です。
意味深長です。
心して噛みしめましょう‼
『力の結晶 中村天風真理瞑想録』(著者 中村天風 PHP研究所)
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【気にしない!】
何があっても、気にしない。
何が起きても、気にしない。
人生で起こる出来事、すべてを受容し、肯定する。
すべては起こるべくして起きている。
すべてはあるべくしてあり、なるべくしてなっている。
すべては『あるようにあり、なるようになる』
『人生で起こること すべて良きこと』
そう思い定めるとき、道は拓ける。
「逆境を越える『こころの技法』」(著者 田坂広志 PHP文庫)
https://amzn.to/41Cf4r6
『あるようにあり、なるようになる―運命論の運命』(著者 入不二基義 講談社)
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【口角上げれば世界が変わる!】
口角を上げましょう!
なぜなら、愉快になるからです。
楽しい気分でいたかったら、笑顔にすることが大切です。
口角を上げていれば、いつでも、どこでも、どんなときも楽しい気分でいられます。
楽しいときは自然と笑顔になりますが、笑顔を作れば楽しくなるのも事実です。
『逆もまた真なり』 です。
『人は幸せだから歌うのではない。歌うから幸せになるのだ。』 (『名言ナビ』より)
これは、アメリカ心理学の父ウィリアム・ ジェームズ(1842~1910年)の名言です。
これは真理です。
明るい曲を歌えば、楽しくなります。
人は楽しいとき、幸せを感じます。
笑顔になります。
口角を上げ、身振りや言葉を明るくすると、それに呼応して楽しい感情が生じ、幸せな気分を味わえます。
これを確かめる実験が行われています。
ハーバード・ビジネス・スクール教授 エイミー・カディー社会心理学博士の著書 『〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る』 (石垣賀子訳 早川書房)212頁にこう書かれています。
「 1988年、さらに研究が進められ、フレッツ・ストラック、レナード・マーティン、サビン・ステッパーによる有名な論文が発表されます。
『表情フィードバック仮説』 といわれる理論を検証した研究です。
実験では、理由を説明せず、笑っているような顔になるように表情筋を使って参加者にペンを口にくわえてもらいました。
ランダムに選んだ別の参加者には、笑顔を作れないような形で表情筋を動かしてペンを口にくわえてもらいます。
その後、参加者にマンガを読んでもらいます。
すると笑顔を作った参加者のほうが、そうでない参加者よりもマンガをおもしろいと感じたと答えたのです。
同様の結果が日本とガーナでの実験でも得られたほか、別の手法でおこなったさまざまな実験結果の分析でも確認されています。」
この実験結果をさらに裏付ける研究がされています。
笑顔セミナーを主宰する諏訪ゆう子さんの著書 『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』 (あさ出版)の28頁にこう書かれています。
「 笑顔とα波の関係は、カリフォルニア大学人間相互作用研究所のポール・エクマン博士らによって研究され、証明されています。
彼らは、フランスの神経学者デュシェンによる 『楽しいときは目の周りの眼輪筋と頬の大頬骨筋が動く』 という説に着目し、ならば逆に 『この二つの筋肉へ刺激を与えると楽しくなるのではないか?』 という仮説を立て、研究を始めました。
研究方法は、いたって単純。
おもしろくもなんともない実験室に学生を50人集め、この二つの筋肉を動かしてもらい、そのときの脳波を測定するだけです。
その結果、実際にα波がでたことにより、眼輪筋と大頬骨筋を動かせば楽しくなるという仮説が正しいことが証明されたのです。
笑うと自然に楽しくなる。
そういう仕組みに、人はなっているのです。
つまり、笑顔をつくることは、幸せの第一歩なのです。」
笑顔は幸せになるための重要な鍵です。
顔をくしゃくしゃにして笑い、眼輪筋と大頬骨筋を動かしましょう!
累計納税額日本一で賢者の誉れ高い 斎藤一人さんは、著書 『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(KKロングセラーズ 新書版) でこう述べています。 (57頁~59頁)
「楽しいから、笑顔になるんじゃない 楽しくなりたいから、笑顔にするんです。
人間の心は、ヒマになると『不安なこと』を考えるようにできています。
やることがいっぱいあった昔に比べて、いまは 『ヒマな時間』 がいっぱいあります。
そういうときのために、神は、ものすごくいいものを私たちの体に備えてくれました。
心配や不安が沸き出てきたときに、それを制御する能力を備えてくれているんです。
それは 『ほほえむこと』。
いつも顔が笑顔でいることなんです。
口角を上げて、にこっとする。
ちょっと目じりが下がって、顔に 『マル(○)』 ができたようになる。
そうやって笑顔にすると、心がほっとゆるむんです。
ニコニコしているうちに、だんだん幸せな気持ちになって、不安や心配がなくなるようになっているんです。
だから、不安や心配になりそうになったら、とにかくほほえめばいいの。
ニコニコしているうちに、不安や心配は消えていきます。
不安や心配になったら、ためしに笑顔にしてみてください。
『私は不幸だ、不幸だ・・・・・』って言ってる人は、ほほえみが足りないんです。
いいですか? 楽しいから笑うんじゃないんですよ。
笑うから、人は楽しくなるんだよ。」
『論より証拠』 です。
あなたも口角を上げてみてください。
確かに楽しい気分になります。
口角を上げる癖をつけましょう。
楽しい気分を実感できます。
『ニコニコ姉さん』 『ニコニコ兄さん』 『ニコニコおばさん』 『ニコニコおじさん』 を目指しましょう。
口角を上げれば見る世界も変わります。
世界中の人が口角を上げる癖をつければ、『世界平和』 と 『人類の幸福』 が実現します。
これは決して大袈裟でも大言壮語でもありません。
道理です。
ということで、結論はこうなります。
(結論) 『 四六時中、口角を上げて恵比寿顔をつくる楽行をしよう!』
『〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る』 (著者 エイミー・カディー 訳者 石垣賀子 早川書房)
https://amzn.to/40Bmutp
『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』 (著者 諏訪ゆう子 あさ出版)
https://amzn.to/3L7vEIF
『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ 新書版)
https://amzn.to/3L2PuV9
【人は皆、笑顔で癒される】
【人は皆、笑顔で癒される】
人は皆、満面の笑みに癒されます。
笑顔が嫌いな人はいないでしょ?
みんな笑顔が大好きです。
笑顔は人を幸せにします。
『笑う門には福来たる』
この諺の意味は、
「いつもにこにこと笑って暮らす人の家には、自然に幸運がめぐってくる。―明鏡国語辞典― 」 です。
笑顔を見れば笑顔になります。
笑顔は伝播します。
“Smile makes smile.” です。
鶴見大学教授で日本抗加齢医学会理事の斎藤一郎教授の著書 「幸せを引き寄せる笑顔の法則」 (誠文堂新光社) の40頁にこう書かれています。
「 あなたが笑顔になると、まずはあなた自身が幸福感を感じる。
周りの人たちはそんなあなたを見て笑顔になり幸福感を感じる。
そんな周りの人を見て、あなたは笑顔になる・・・・・・。
幸福感が連鎖していく、 『笑顔の法則』 とでも言えるものが存在しているのです。」
笑顔は心を癒します。
特に無邪気な子どもの笑顔は最強です。
お気に入りの 『子どもの笑顔の写真』 を部屋に貼ってください。
その写真を時々見て癒やされましょう。
毎日、鏡を使って笑顔の練習をすることもおすすめです。
自分の笑顔で自分自身を癒す効果もあります。
天風会創始者の中村天風師は、『笑い』 と 『笑顔』 の重要性について、『君に成功を贈る』 (監修 公益財団法人天風会 日本経営合理化協会出版局) の中で次のように述べています。
「 いいですか、なにか悲しいこと、辛いこと、そのほか消極的な出来事があったら、努めて 『笑う』 ようにしてごらん。
どうだい、これならあなた方でもできるだろう?
多く言うまでもなく、笑えば心もちは、何となくのびのびと朗らかになります。
すなわち鬱な気が開けるんです。
あなた方も、笑えばこう、なんとなく楽しくなってきやしません?」 (222頁~223頁)
「 考えてみればすぐおわかりになられることなのですが、そもそもこの笑いというものは、生きとし生けるすべての生物の中で、われわれ人間にだけ与えられている特殊の作用なんですぜ。」 (224頁)
「 笑いというものは人間にのみ与えられた特権だってことがわかるでしょう。
ですから、これを本当に応用せず、また使わないで人生に生きるというのは、あまりにも馬鹿げた話だと思いやしませんか?
昔から言うでしょ、『笑う門には福きたる』ってね。
さあ今日から、努めて笑うことにしましょうや。
とくに悲しいことや辛いことがあったら、いつにもまして笑ってごらん。
悲しいこと、辛いことのほうから逃げていくから・・・。」 (225頁)
「 まったく笑顔は、万言にまさるインターナショナル・サインなんです。
こんなわかりやすいことを合点しないのか、現代人の中には、なかなか容易に笑わない人が多いんです。
中には笑うことを恥のように考えたり、 あるいはまた何かそうすることが威厳にかかわるとでも思い込んでいる人すらいますねえ。
そしてさながら苦虫つぶした閻魔さんのように、無愛想な仏頂面をしている人が多くありはしませんか。
しかし、それでは人生、なんの幸福も楽しさもありゃせんと思うんですが、いかがですか、みなさん方・・・。」 (229頁)
「 第一、笑顔を失うと、命の資本ともいうべき健康もみるみる破壊されますし、また運命とて同様に、とかく阻まれがちとなってしまうんですよ。
西洋の諺にも 『和やかな笑顔の漂うところに、運命の女神はその慈愛の手をさしのべる』 というのがあります。
いったい何のために、人間だけが笑えるようにできているのかということを厳粛に考えなきゃだめですぜ。
あなた方、考えたことあるかい?
それはね、人間は万物の霊長として創造の大使命を行なうがために、この世に生まれたのでありますから、一面においては他の生物とは比較にならないほどいろいろな恩恵を授けられているんです。
が、またその半面においては、その人生に重い大きな負担を負わされています。
したがってその実際生活を営むとき、そりゃもう、はかりしれない苦しみと悩みとがあるんです。
そして、笑いというものは、その苦しみや悩みに疲れる心や体を、『ほどよくこれをもって調和せよ』 ということで、人間にだけ与えられた特別のものに他ならないんですよ。
その証拠には、苦しんでる時とか、または悩みに襲われたような時、何かおかしな事があって思わず笑えば、どれだけその苦しみや悩みが軽くなるかわからないでしょう?
第一、いつも笑顔でニコニコしている人に病弱の人いますか?
笑顔で悲観している人や、その精神を消極的にしている人いますか?
そんな人は、だんぜんいやしませんよ。」 (230頁~232頁)
「 たとえ笑い声を出さなくても、ニコニコ笑顔をする人のほうが、よっぽど尊いですよ。」 (232頁)
「 いずれにしても、笑いは無上の強壮剤であり、また開運剤なんだぜ。
事実において、ニコニコ笑顔の人のそばにいるのと、むずかしいしかめっつらしている人のそばにいるのと、あなた方どっちが気持ちいい?
笑顔の人のそばにいると、なんとなくチャームされ、多少の悩みや悲しみがあっても忘れちゃうでしょう。」 (233頁)
「 いかなる場合にも怒りや悲観という、人生を泥ぬるような、悪魔を招くような愚かさを演ずることなく、事あるときも事なきときにも、いいえ、事あるときはなお一層、笑顔をくずさないように練習してごらん。
そして終始一貫、笑顔でとおすようにしてごらん。
不運な人、体の弱い人は、ひとしお、笑いに努力するんだ。
笑うにつれ、人生の幸福と好運がどんどん開けてくるから・・・。」 (237頁)
『笑い』 と 『笑顔』 の重要性を十分認識していただけましたか?
自分の笑顔で自分を癒しましょう!
笑えば健康になります。
笑いは最強の治療薬・強壮剤です。
笑顔でいれば、幸運が訪れます。
笑顔は極上の開運剤です。
そして、あなたの笑顔で人を癒してあげてください!
(結論) 『人は笑顔で癒やされる。あなたの笑顔で人を癒しましょう!』
「幸せを引き寄せる笑顔の法則」 (著者 斎藤一郎 誠文堂新光社)
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『君に成功を贈る』 (述者 中村天風 監修 公益財団法人天風会 日本経営合理化協会出版局)
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【幸せは考えるな、感じろ!】
幸せは、あれこれ考えるものではなくて、感じるものです。
『お金持ちになったら幸せになれる』
とか
『理想の人と結婚できたら幸せになれる』
とか、そういうものではありません。
『新訳 人を動かす』 (D・カーネギー著 田内志文訳 角川文庫) の122頁にこう書かれています。
「 どんな財産を持ち、どんな地位にいて、どこに住み、なにをしているか。
そうしたことは、あなたが幸福か不幸かには関係がない。
肝心なのは、あなたが幸福や不幸をどう捕らえるかに尽きるのだ。」
幸せは条件ではなくて、解釈です。
『自分がどう感じるか』 です。
『足るを知る者は富む』 という故事があります。
これは老子の名言です。
意味は
「欲を出さず分相応に満足できる者、満足することの意義を知っている者は、心が豊かである」 です。
英語では
“Content is a kingdom.”
(満足は王国なり)
または
“Content is the philosopher’s stone, that turns all it touches into gold.”
(満足は触れる物すべてを金に変える「賢者の石」である)
と言います。
現状に不平不満を言うことなく、今あるものに感謝することが肝要です。
斎藤一人さんは
「すべてがうまくいく 上気元の魔法」 (KKロングセラーズ 新書版)
の中で、幸せを感じることの重要性について次のように述べています。 (24頁)
「 何が起こっても、幸せなことを考えるように“意思”でもっていくんです。
『何かいいことがあったから幸せ』 なのではありません。
毎日の生活の中での小さなこと、みんなが 『あたりまえ』 と思って見逃してしまいそうになることこそ、幸せを感じていると、『上気元』 になれるんです。
幸せなことって、どんな状況でも、必ずあるんですよ。」
たとえば、こう考えてみましょう。
「日本に生まれて幸せ」
「御飯が食べられて幸せ」
「寝る部屋があって幸せ」
「電気、ガス、水道が使えて幸せ」
「目が見えて幸せ」
「耳が聞こえて幸せ」
「匂いや味がわかって幸せ」
「手足が動かせて幸せ」
「私は今、生きている、幸せ」。
幸せは何にでも感じることができます。
一歳9ヶ月のとき熱病にかかり盲聾唖の三重苦に襲われた“奇跡の人”ヘレン・ケラーはサクセスマガジン社のインタビューで次のように語っています。
「 私はいま幸福の絶頂におります。
毎日が充実しています。
私の三重苦の障害は、神様が私に授けてくれた運命です。
この障害のおかげで、私は外部からの妨害や悪い影響などをいっさい受けることなく、積極的に考えて生活することができるのです。
障害は神様からの恩恵であり、私はこの運命に対し、心から感謝しております。」 〔『楽天主義』 (岡 文正 監訳 イーハトーヴフロンティア)の訳者あとがき96頁~97頁より抜粋〕
盲・聾・唖の三重苦の障害にさえも感謝することができたら何にだって感謝できます。
すべてのことに感謝していると、それが良い波動となってさらなる良い状況を引き寄せます。
“苦”を笑い飛ばし“幸せ”に変えましょう。
これぞまさに、『笑う門には福来たる』 です。
英語では
“Fortune comes in by a merry gate.”
(幸運は楽しい門から入ってくる)
と言います。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『小さなことや当たり前と思っていることにも感謝して、幸せを感じましょう!』
『新訳 人を動かす』 (D・カーネギー著 田内志文訳 角川文庫)
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『すべてがうまくいく 上気元の魔法』 (著者 斎藤一人 KKロングセラーズ 新書版)
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『楽天主義』 (著者 ヘレン・ケラー 監訳 岡 文正 イーハトーヴフロンティア)
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『天国言葉』口癖のマジック
『天国言葉』というのは、賢者の斎藤一人さんが提唱している、建設的・積極的・肯定的な前向きの言葉です。
ポジティブ・アファメーションです。
人に言っても、聞いても、気持ちが明るくなる言葉です。
斎藤一人さんの弟子の一人である舛岡はなえさんは、著書 『斎藤一人 15分間ハッピーラッキー』 (三笠書房 王様文庫)の中で、天国言葉について次のように述べています。 (91頁~95頁)
「 『一人さんさ、世の中って、不幸な人と、しあわせな人が、いっぱいいるよね。
それで、不幸な人は何で不幸になっちゃうの?
しあわせな人は、なぜしあわせなの?
いいことばっかり続く人と、悪いことばっかり続く人がいるよね。
それ、どうしてなの?』
はなえさんは聞きだすとしつこい人ですから・・・・・・私が答えるまでしゃべっています。
それで・・・・・・ それってね、『言葉』 なんだよ。
聖書のなかに、ヨハネの福音書というのがあって、『はじめに言葉ありき』 って書いてある。
その、『言葉』 なんだよ。
神さまってやることがオツなんだよ。
いいかい?
『はじめに言葉ありき』 というのはヨハネの福音書に書いてあるんだけど、いろは四八文字も 『48の音』 と書いて 『ヨハネ』 と読むんだよ。
『言葉が本当に最初なんだよ』という話を、粋な計らいで、してくれているんだ。
この言葉を言ってると、いいことばっかりが続いて“天国に行ける言葉”がある。
それは、 天国言葉
◆愛してます
◆ついてる
◆うれしい・楽しい
◆感謝してます
◆しあわせ
◆ありがとう
◆ゆるします
これをいつも言っている人がいる。
でも、これと反対に、この言葉を言ってると、悪いことが連続して起きて“まっすぐに地獄に行ける言葉”がある。
まっすぐ、迷わず行けるんですよ。(笑)
浮遊霊になる暇もないくらい、まっすぐ地獄に行ける言葉。
悪いことが起きている人間は、必ずこれを使っているの。
それは、 地獄言葉
◆恐れている
◆ついてない
◆不平不満
◆グチ・泣き言
◆悪口・文句
◆心配ごと
◆ゆるせない 」
あなたは天国言葉と地獄言葉、どっちを使っていますか?
私は一昨年まで地獄言葉をしょっちゅう使っていました。
今は気をつけて、天国言葉を努めて口にするようにしています。
おかげで随分心が穏やかになりました。
同書籍の101頁にこう書かれています。
「 天国行きの言葉を使っていて、不幸になった人って本当にいないんです。」
さらに、114頁にこう書かれています。
「 『私、何が悪いんでしょうか』 という、そんな心配は、じつはどうでもいいんだよ。
それより、天国言葉を言ってみる。
天国言葉を使ってるだけで、全部解決しちゃうんだよ。
病気の人って、必ず地獄言葉を言っているんだよ。
だから、それはもうやめようよ。」
私は地獄言葉を言わず、天国言葉を口癖にするようになってから運が向いてきました。
あなたもぜひ実行してみてください。
天国言葉を紙に書いて部屋に貼り、毎日唱えてください。
効果てきめんです。
私が保証します。
『天国言葉を口癖にして、地獄言葉を決して言わない。』
これぞまさしく、幸せになるための極意です。
(結論)
『天国言葉を口癖にしよう!』
『斎藤一人 15分間ハッピーラッキー』 (著者 舛岡はなえ 三笠書房 王様文庫)
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【何かを教えるときが一番幸せ!】
人は何かを教えるとき一番幸せを感じます。
これについて、『出版業界のジャイアン』 として知られている出版プロデューサー、童話作家の吉田浩さんは、著書 「本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある」 (講談社) の中で、こう述べています。 (44頁~45頁)
「 吉田松陰にはこんな逸話も残されています。
倒幕の容疑をかけられ牢屋に入れられたとき、牢内のどんな大悪党でも先生と呼びかけ、ひとりひとりの罪人に教えを乞うたというのです。
彼が斬首されるために牢獄から出るときには、大悪党たちがみんな正座して見送ったと言われています。」
どんな大悪党でも 『人に何かを教えたい』 のです。
さらに同書籍、46頁にこう書かれています。
「 どんな人も、人に教えるときには嬉しそうな顔をしています。
私の長女は介護の仕事に就き、体を動かせない重度の症状のお年寄りの面倒を見ているのですが、お年寄りが一番喜ぶのは 『何かを教えるとき』 だそうです。
お年寄りは自分が今まで経験したこと、学んだことをだれかに伝えたいと思っています。
それを教えてほしいと言われたとき、とても喜びます。
だれかに何かをしてあげて感謝されるのは、人間の大きな喜びなのです。」
だれかに何かをしてあげて感謝されると、人は幸せを感じます。
何かを「教える」とき、一番喜びを感じます。
吉田浩さんは、
「誰でもひとつくらい 『価値ある教えたいこと』 を持っているので、一生に1冊は本を書きましょう」
とすすめています。
さらに、
「本は、最大の 『自己実現』 であり、誰もが持っている 『承認欲求』 を満たしてくれます」
と説いています。
あなたが教えたいことを積極的に発信しましょう。
書籍だけでなくYouTube・ブログ・SNSで配信してください。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『自分が今まで経験したこと、学んだことを積極的に誰かに伝えましょう。』
「本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある」(著者 吉田浩 講談社)
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人生は心一つの置きどころ
『心一つの置きどころ』
この言葉は、『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社文庫) の中で、繰り返し出てきます。
この真意を端的に表現しているのが、同書56頁です。
「 命の力を豊富に受け入れられる活き方とは、いかなる場合にも心の態度を積極的に保つことであって、どんな場合にも最高度に引き上げられた自己認証をゆるがせにしないことである。
というと、何か非常に難しいことのように考えるかもしれないが、要するに消極的にものごとを考えなければそれでよいのであり、そうすれば、最高度まで引き上げられた自己認証ができたことになる。
わかりやすくいえば、どんな場合にも、人間というものの生命は、一切の生命をしのいでいる力の結晶だ、と正しく思いこんでしまうことである。
そしてこれを、いかなる場合にも、心にしっかりと堅持することである。
この悟りこそ、理想的人生建設の何よりも大切な先決問題であり、人生の本当の幸福の宝庫を開く鍵のようなものである。
たとえどんなに宝が充満している金庫があっても、これを開く鍵がなければ、中の宝は結局ないのと同じことである。
つまり、心一つの置きどころ、積極か消極かというだけで、人生の幸福の宝庫が開かれるかどうかが決まってしまう。」
『人生は心一つの置きどころ』
正に、天風哲学を端的に表す名言です。
さらに、同書の169頁~170頁にこう書かれています。
「 せめて生きている間だけは、どんなことがあっても、ニコニコ笑って行こうではないか。
つらいこととか、悲しいこととか、苦しいこととかいうのは、自分の心で決める評価なんだから。
つらいことがあっても、 『ああ嬉しい! こうして生きていられる!』 と思ったら、ニコニコ暮らしていけるじゃないか。
殺されるよりいいじゃないか。
私はそういうふうにして、自分自身を作り上げる序の口とした。
『痛いといって、病が治るかい。
つらいといって、つらさがなくなるかい』
と私はインドでいわれた。
『ああ今日は熱があると言って熱が下がったかい』
『なるほどそうだ』と思っていると、
『それを、自分が人に知らせて歩いて、人までそんな気持ちにさせて、いい気持ちなのか』
といわれた。
なるほど、よく考えてみれば、子供でも知っていることを、大人になった私はわからなかったのであった。
『自分の気持ちを、自分自身で、もっとにこやかにしたらどうだい』
といわれたのだ。
本当に自分の気持ちの持ち方なんです。」
『人生は心一つの置きどころ』
この言葉は、健康道場・コスモポートを開設し、多くの人を健康に導いた実績を持つ吉丸房江さんも好んで使っています。
著書 『宇宙のリズムで暮らしたい』 (地湧社) の中で、次のように述べています。 (17頁~18頁)
「 美しい壺に、ある液体が入っています。
その液体は人間を幸せにするものです。
悲しいときに飲めば楽しくなり、病気の時に飲めば元気になります。
そのすばらしい宝の水は、壺に半分くらい入っています。
Aさんはそれを見て
『もうこれだけになってしまった』
と悲しく思います。
Bさんは
『まだこれだけある』
とにっこりしています。
同じものを見て、どうしてこんなに異なった答えが出るのでしょう。
これこそ、その人の心のおきどころなのです。
その人の心がどこを向いているかによって、物事がすべて変わります。
積極的・肯定的な方向か、消極的・否定的な方向か、さあ、あなたの心はどちらを向いているでしょう。
これは小さい時から心のくせとして、私たちにしみついてしまっているのです。
いつでも心は、よいことはよいことに、悪いことは悪いことに広がる可能性を持っています。
心にも法則があります。
喜べば 喜びが 喜びながら 喜びごとを集めて 喜びに来る
悲しめば 悲しみが 悲しみながら 悲しみごとを集めて 悲しみに来る
疑えば 疑いが 疑いながら 疑いごとを集めて 疑いに来る
その人の心が喜びに向けば、それが核となって喜びを集めてくるのです。
悲しんだら悲しみが集まってくるのです。
だからその人が心を喜びにおいたのか、怨みにおいたのか、妬みにおいたのか、競争心においたのか、それによって模様が全部変わってきます。
だから本当に人生というのは『心ひとつのおきどころ』 なのです。」
中村天風師、吉丸房江さんが述べているように、この世には“物理法則”と同様に“心の法則”が働いています。
まさに、人生は心の置き方次第で模様が全く変わってしまいます。
『面白きこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり』
この歌は、上の句を高杉晋作、下の句を歌人・野村望東尼が詠んだとされています。
この世を面白くするも、つまらなくするも心の持ち方次第です。
心を 『嬉しい』・『楽しい』・『幸せ』・『ありがたい』・『穏やか』・『おおらか』・『陽気』 といったポジティブな感情と『積極的』・『肯定的』・『建設的』・『創造的』・『発展的』 な想念で満たし前向きに生きましょう。
『人は心のもちようで人生を変えられる。 これは私の世代の最大の発見だ。』(ウィリアム・ジェームズ)
(結論)
心を 『歓喜と感謝』 で満たし、何ごとに対しても積極的・肯定的に考え行動しよう。
『運命を拓く 天風瞑想録』(著者 中村天風 講談社文庫)
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『宇宙のリズムで暮らしたい』(著者 吉丸房江 地湧社)
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【思い込まない・決めつけない】【柔軟思考で視野を広める】
現代人の大半は、科学信奉者・実証主義者です。
なぜなら、幼い頃から科学教育を受け、実証主義を叩き込まれているからです。
それは良いことではありますが、実証できるものだけ信じて、実証できないものは信じないという態度でいると、視野が狭くなり、硬直思考に陥ってしまいます。
科学で解明できなくても、存在するものは沢山あります。
たとえば、ダークマター・ダークエネルギーは、存在すること自体はわかっていますが、その正体は解明できていません。
超弦理論は、宇宙は10次元だと予想していますが、異次元の存在は証明出来ません。
良心や愛の存在を否定する人はいないと思いますが、自然科学でその存在を証明することは出来ません。
何が言いたいのかというと、
① 科学は万能ではない
② 頭をグニャグニャに柔らかくして、視野を広める
③ 科学で解明できなくても存在するものがある
ということです。
硬直思考に陥らないようにしましょう。
『思い込まないこと』
『決めつけないこと』
が肝心です。
その意味で、
『99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方』(竹内薫 著 光文社新書)は、非常に参考になる本ですので御一読を強くオススメします。
私はこの本を読んで、頭がグニャグニャに柔らかくなり、視野が広がりました。
『99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方』(竹内薫 著 光文社新書)
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【人間とは何か?】
【いかに生きるべきか?】
人間とは、意識を向上させるAIのようなものです。
ディープラーニング型AIは経験学習を積むことによって、知能を向上させます。
人間も同じで、経験することによって学習し、意識を向上させます。
人間の本質は、肉体ではなくて意識体(魂・スピリット)です。
私たちは、時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、時々人間を経験するスピリチュアルな存在です。
これが正当な自己認識です。
このことを、しっかり胸に刻みましょう。
人間は、意識を進化・向上させる為に生きています。
様々な経験を積み、知識を吸収し、知性を磨き、情操を豊かにし、愛情を育み、意志を強くし、高尚な意思と向上心を持って、意識向上に励むのみです。
『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』(著者 松尾豊 KADOKAWA)
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【人間とは何か?】
【何の為に生きているのか?】
【人生の答え】
【核心を衝く!】
人間の本質は、肉体ではなくて精神です。
私たちの本質は、魂(意識体)です。
宇宙の正体は、意識(スピリット)であり、私たちは宇宙意識のアバター(分身・分霊)です。
人生の目的は、意識を進化・向上させることにあります。
その為に天性を活かし、天職に就き、天命を全うすることが肝心です。
天命とは、世の為人のために最善を尽くすことです。
これがスピリットの歓喜であり、人生の喜びでもあります。
世界中の人の意識が向上すれば、結果的に『世界平和』と『人類全体の幸福』が実現します。
地球がパラダイス・ユートピアになります。
このことを悟りましょう‼
魂の進化の究極の目的は
『悟りを開くこと』
です。
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『人生の答え』(著者 マイケル・J・ローズ 徳間書店)
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『ゆだねるということ(上)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/40AIh4n
【悟りがすべて】
『さいとうひとり』を並び替えると
『さとりいうひと』になります。
一人さんは、悟りについて『さとりとは、差を取ること』と述べています。
則ち、『差取り』です。
『悟り』は、人生で一番大切なことです。
『人生は悟りがすべて』と言っても過言ではありません。
アンドリュー・ニューバーグ医学博士(トーマス・ジェファーソン大学教授)は、マーク・ロバート・ウォルドマン氏(神学校のホルムズ研究所の教員)との共著、「『悟り』 はあなたの脳をどのように変えるのか 脳科学で 『悟り』 を解明する!」 (エリコ・ロウ=訳 ナチュラルスピリット) の中で、『悟り』 について次のように述べています。
「 悟りには人の現実認識を抜本的に変革するという独特の要素がある。
われわれが行なったさまざまな脳の研究結果が示すように、悟りは脳に恒久的な変化をもたらし、世界やそこに住む自分たち自身に対する見方も劇的に変わる。
古びた信条は消え去り、新しい信条が形成される。
そして新たな価値観がその人の個人的な人間関係や仕事に活かされるようになる。
意識が変わり、現実も違ってみえてくる。
生き生きと感じられるようになり、心配ごともあまり執着しなくなり、より楽観的に未来を見られるようになる。
困難な問題を解決する能力も増大する。」(279頁)
「 ワンネス、明瞭さ、自己変革といった内なる体験を誰かが語るのを見聞きしているときには、同様の体験をコントロールしているあなたの脳の部位も刺激されている。
つまり、他人の悟りの物語に深く耳を傾ければ、あなたも悟りを体験しやすくなる。
そして、次にはあなたが自分の体験談で、他人が意識や気づきを深める役に立つのだ。
(中略)
人の脳は悟りが開けるようにできている。
その過程をスタートさせる鍵となるのが、悟りへの道を照らしてくれるような信条、人生体験と精神修行の適切な組み合わせだ。
悟りはすべての人類に与えられるギフトだ。
その素地は人のからだと脳に備わっていて、誰ものなかで解放されることを待っている。」 (285頁)
『悟れば一瞬にして幸来る』
悟れば、絶対自由・絶対幸福の境地に到達することができます。
『言うは易く行うは難し』 で簡単ではありませんが、スピリットが目指しているものは統一意識(宇宙意識と一体になること)なのでお互い精進しましょう。
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
「『悟り』 はあなたの脳をどのように変えるのか 脳科学で 『悟り』 を解明する!」 (著者 アンドリュー・ニューバーグ &マーク・ロバート・ウォルドマン 訳者 エリコ・ロウ ナチュラルスピリット)
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【聖人に夢なし】
『聖人に夢なし』という故事があります。
意味は
『すぐれた知識や徳を備えた聖人は悟りの境地にあるから、この世のつまらない邪念にとらわれることがない。
だから心安らかであり、床(とこ)につけば心を乱す夢を見ることもなく安眠するということ。(出典 荘子)』(読み・書き・話す 故事ことわざ辞典 学研プラスより)
です。
『荘子 内篇』(訳者 福永光司 興膳宏 筑摩書房)の大宗師篇第六に、こう書かれています。
『古の真人は、其の寝ぬるや夢をみず、其の覚むるや憂い無し。
其の食らうや甘しとせず、其の息するや深深たり。
真人の息は踵を以てし、衆人の息は喉を以てす。
屈服する者は、其の隘言は哇ぶが若し。
其の嗜欲深き者は、其の天機浅し。
古の真人は、生を説ぶことを知らず、死を悪むことを知らず。
其の出づるや僖ばず、其の入るや拒まず。
悠然として往き、悠然として来たるのみ。
其の始まる所を忘れず、其の終わる所を求めず。
受けて之を喜び、忘れて之を復す。
是を之れ心を以て道を捨てず、人を以て天を助けずと謂う。
是を之れ真人と謂う。』
【現代語訳】
『いにしえの真人は、眠っても夢を見ず、目覚めても憂いがなかった。
ものを食べても美味を求めず、呼吸は深く安らかだった。
真人の呼吸は踵の底からするが、普通の人の呼吸は喉でする。
まるで議論に屈服した者が、むせび吐きだすことばのような息づかいであり、深い欲望をいだく者には、天与の精神の機能は乏しいのだ。
いにしえの真人は、生を喜ぶこともなく、死を憎むこともなかった。
生まれてきたことをうれしがりもせず、死んでゆくことを拒みもしなかった。
悠然として現われ、また悠然として去ってゆくだけである。
自己の存在の始めを忘れぬと同時に、その終わりについても詮索はせず、与えられた生を喜んで受け入れ、すべての執着を忘れてそれを自然に返す。
こうした境地を、自分の心によって自然の道を棄てず、人為によって天に手だしをしないというのであり、これこそが真人と呼ばれる存在だ。』
物事に拘泥しない、頓着しないことが肝要です。
執着を捨てれば、気軽になります。
『もの持たぬ 袂は軽し夕涼み』
『執着捨てれば楽になる』
『悟りを得るは執着を捨つるにあり』
悟りを開き、真人となりましょう。
【悟りがすべて】
【悟りは地球を救う】
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『荘子 内篇』(訳者 福永光司 興膳宏 筑摩書房)
https://amzn.to/41Y09rk
今を活きる
今やっていることだけが
アカシック・レコードに記録される
今がすべて
行動がすべて
煎じ詰めれば
人生は
今という瞬間の積み重ね
過去に囚われず
未来を思い煩わず
今を味わい
今を活きる
『いまここ すべてがうまく流れ出す宇宙の絶対ルール』(著者 阿部敏郎 ダイヤモンド社)
https://amzn.to/3LsqmbO
【悟りがすべて】
【悟りがすべて】
【悟りは地球を救う】
男は大抵、儲け話か、女か、酒か、賭け事かに躓く
私も例外ではない
結局人生は、エゴ(我欲・我心・私利私欲)との関わり合い
『煩悩を解脱して悟りを開くこと』が人生の目的
【悟りがすべて】
【悟りは地球を救う】
『悟りを開く』とは、理屈ではなくて、直観で『愛こそすべて』とわかること
天啓で『宇宙意識(神)と一体になること』
『悟り』は『理屈』ではなくて、『天啓』である
『悟れば一瞬にして幸来たる』
『悟り』は瞑想によってのみ得られる
瞑想の極意は『頭を空っぽにすること』
則ち『無念・無想・無我・無心』
人生は、悟りを開く為の『学びの場』である
『悟りを開くこと』が、魂の究極の目的
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『悟りへの道』(著者 ゴーピ・クリシュナ 訳者 藤倉啓次郎 森北出版)
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『シッダーマスターが示す 悟りへの道』(著者 ヨグマタ・相川圭子 たま出版)
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【人間の本分】
私は二十年近く、投資・投機・デリバティブ取引をしてきました。
そして、ようやく『マネーゲームに興じることではなくて、世の為人の為に活きることが人間の本分である』と、気づきました。
お金だけを追い求めれば、幸せは遠ざかります。
なぜなら、天が味方しないからです。
世の為人の為に最善を尽くすことが天命です。
天性を活かし、天職に就き、天命を全うしましょう‼
『本来無一物』(著者 高瀬広居 山手書房)
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煩悩の解脱
【悟りがすべて】
【悟りは地球を救う】
結局、人生はエゴ(我欲・我心・私利私欲)との関わり合い
煩悩を解脱し、悟りを開くことが人生の目的
私は、美食・酒・煙草・珈琲・女遊び・投機・投資・賭事・勝負事・競い合い(テニス)を辞めた
大金はいらない
生活に必要なだけのお金があればそれで良い
地位・出世・名誉・権力、一切興味なし
私の家にはテレビ・ラジオ・新聞がない
音楽はもっぱらモーツァルト
趣味は読書と瞑想とジョギング
自然と親しむのが何よりの楽しみ
現在、熱い思いで情報発信に取り組んでいる
人生を充分楽しんでいる
本来無一物(本来空であるから執着すべきものは何もない)
執着捨てれば楽になる
悟りを得るは執着を捨つるにあり
宇宙銀行に徳を積む
神の意思を実現させる
世の為人の為神の為に最善を尽くす
Do good; thou doest it for thyself.
(慈悲を施せ それは汝自身の為にすることになる)
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『本来無一物』(著者 高瀬広居 山手書房)
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お金は後からついてくる
お金を追い求めれば、お金は遠ざかる
お金ではなくて、知識を追い求める
そうすれば、お金は後からついてくる
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【先ず、意識の向上を目指す】
金儲けではなく、意識の向上を目指しましょう‼
お金が大事なのは尤もです。
ほとんどの人が、命の次にお金が大事と思っているのではないでしょうか?
その気持、良くわかります。
私もかつて、そう思っていましたか
ら。
しかし、お金を追い求めれば、お金は遠ざかります。
私は、60過ぎまでお金を追い求めて来ましたが、ついぞお金持ちになることは出来ませんでした。
ディーパック・チョプラ博士の著書『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(住友進=訳 サンマーク文庫)の序章に、こう書かれています。
「ひとりの若者が森に行き、彼の師にこうたずねました。
『わたしの願いは無限の富を手に入れることです。
その富を使って世の中の人々を助け、癒してあげたいのです。
人生に豊かさを創り出す秘訣を教えていただけませんか?』
師はこの質問にこう答えました。
『どのような人間の心のなかにも、ふたりの女神がすんでいる。
そして、誰もがこの女神たちを深く愛している。
しかし、お前には知っておかなければならない秘密がある。
それを教えよう』
『お前はどちらの女神も愛しているが、惚れるのはひとりにしなくてはならない。
それはサラスバティーという知識の女神のほうだ。
この女神だけを追い求め、愛し、かまってやりなさい。
もうひとりのラクシュミーは富の女神だ。
お前がサラスバティーのほうばかりかまっておれば、ラクシュミーは激しい嫉妬心をいだき、お前に関心を払うようになる。
知識の女神を好きになればなるほど、富の女神はお前を追いかけてくるようになるのだ。
お前の行くところならどこにでもついてきて、けっして離れようとはしない。
これが、望んでいる富を永遠に手に入れる秘訣だ』」
知識こそ、豊かさを創り出す鍵です。
拝金主義・金銭第一主義を助長するような低俗な情報に惑わされないようにしましょう!
志を高く持ちましょう!
お金を稼いで、世の為人の為になることをするのではなくて、世の為人の為になることをすれば、お金は後からついてくる、と考えましょう‼
順序を間違えないようにしましょう‼
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【時間は存在しない】
過去も未来も幻想
今だけが唯一の実在
なぜなら、時間は存在しないから
あるのは永遠に続く今だけ
今という瞬間の積み重ねが人生
過去に囚われず
未来を思い煩わず
今を味わい
今を活きる
『時間は存在しない』(著者 カルロ・ロヴェッリ 訳者 冨永 星 NHK出版)
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【お金より天命】
【お金より天命】
お金を追い求めれば、お金は遠ざかる
お金ではなく、知識を追い求める
知識を吸収し、知恵をつけ、知性を磨く
そうすれば、お金は後からついてくる
私は、商売や投資・投機でお金を儲けてから、世の為人の為になることをしようと思っていた
しかし、ついぞお金持ちになれなかった
なぜなら、逆をやらかしたから
世の為人の為になることをしたら、お金は後からついてくる
大金はいらない
生活できるだけのお金があれば良い
大切なことは、天性を活かし、天職に就き、天命を全うすること
天命とは、世の為人の為に最善を尽くすこと
『この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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全受容・全肯定・絶対積極
人生は、全受容・全肯定・絶対積極(前向き・建設的・発展的・創造的)精神が大原則。
受容・承認・称賛・共感・感謝・寛容・歓喜・楽観が大前提。
批評・批判・非難・否定・否認・誹謗・卑屈・悲観は慎む。
ネガティブな物事に対しては『雲烟過眼、太刀風三寸身をかわす』で、相手にしない。つまり、頓着しないこと。
これが、天風哲学(絶対積極)の真髄です。
要するに、
『闇を見るな、光を見よ‼』
『北風になるな、太陽になれ‼』
ということです。
『力の結晶 中村天風真理瞑想録』(著者 中村天風 PHP研究所)
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『心を磨く 中村天風講演録』(著者 中村天風 PHP研究所)
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『運命を拓く 天風瞑想録』(著者 中村天風 講談社文庫)
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【人生の意味・目的】
人類は、地球を舞台にした壮大なドラマを演じています。
それは、『無明の世界』から『光明の世界』へ変容する物語です。
ドラマにはヒールがつきものですが、私たちが演じているドラマは、善と悪との争いではなくて、悪から善への成長ドラマです。
悪童・悪女・エゴイストが様々な人生経験を積んで、善人へと成長するストーリーが面白い。
最初から最後までハッピーなドラマなんて退屈でしょ?
今、地球上では様々な争い事が起きていますが、これも光明の世界への一つのステップです。
人類は地球パラダイス実現に向かって確実に進歩しています。
このことを認識することが重要です。
世の中で起こるすべての出来事は、意識を成長させる為の『学び』です。
私たち一人ひとりは微力ではありますが、一致協力して『世界平和』と『人類全体の幸福』の実現に貢献しましょう。
その為には先ず、自己意識の向上が必要です。
すべては個人から始まります。
自己啓発・自己陶冶が大事です。
悟りを得る為に精進しましょう‼
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『地球が天国になる話』(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ)
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【神の意思の実現】
神の意思を実現させることだけ考え、実践する
神の手足となって躍動する
神の意思とは『天性を活かし、天職に就き、天命を全うすること』
天命とは『世の為人の為に最善を
尽くすこと』
『わがためになすはわが身のためならず 人のためこそわがためと知れ』
“Do good; thou does it for thyself.”
(慈悲を施せ、それは汝自身のためにすることになる)
『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』(著者 高原茂 Amazon電子書籍・ ペーパーバック)
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【愛まく人】
『愛の反対は憎しみではなくて無関心である』(作家 エリ・ヴィーゼル 1986年ノーベル平和賞受賞)
『私たちの最大の敵は無関心である』(マザー・テレサ 1979年ノーベル平和賞受賞)
愛の反対は無関心です。
『無関心』の反対は『関心を持つ』です。
他者に関心を持つことは愛です。
自分さえ良ければいい、というのはエゴです。
則ち、分離意識です。
一方、『人類全体の幸福』を願うのは、ワンネスの意識です。
これが則ち、愛です。
私たちの『最大の敵』が『無関心』ならば、私たちの『最良の友』は『他者に関心を示してあげること』です。
人間にとって一番大切なことは、コミュニケーションを取ることです。
なぜなら、人間関係を断たれてしまうと人は生きていけないから。
お互いに楽しくなることをしましょう。
お互いに気持ちのいいことをしましょう。
お互いに気分が良くなることをしましょう。
愛し合いましょう❣
悟りを開けば優しくなれます。
悟りを開けば真の愛が得られます。
悟りを開けば愛まく人になります。
来たよ
来たよ
覚者の国に
悟りを開いた皆んなと一緒に来たよ
悟りあれ
幸いあれ
『愛まく人 次元を超えて』(著者 秋山佳胤 風雲舎)
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【関心を示してあげる】
『何もしてもらえなくてもいい。ただ話を聴いてくれるだけでいい』
『何もしてあげなくてもいい。ただ話を聞いてあげるだけでいい』
『何もしなくていい。ただ関心を示してあげるだけでいい』
『私たちの最大の敵は無関心である』
(マザー・テレサ)
『聞く力 心をひらく35のヒント』(著者 阿川佐和子 文春新書)
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